JP2001300348A - 集塵装置 - Google Patents

集塵装置

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JP2001300348A
JP2001300348A JP2000123816A JP2000123816A JP2001300348A JP 2001300348 A JP2001300348 A JP 2001300348A JP 2000123816 A JP2000123816 A JP 2000123816A JP 2000123816 A JP2000123816 A JP 2000123816A JP 2001300348 A JP2001300348 A JP 2001300348A
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filter
dust collector
electric field
casing
dust
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JP2000123816A
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English (en)
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Kazutaka Tomimatsu
一隆 富松
Katsuosa Masui
克修 桝井
Yasutoshi Ueda
泰稔 上田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集塵装置において、装置の小型化及び低コス
ト化を図ると共に集塵処理効率の向上を図る。 【解決手段】 ケーシング13内に電気集塵機14とバ
グフィルタ15とを直列に配設し、このバグフィルタ1
5に対して、交流高電圧供給装置25により各フィルタ
20の濾過面に対してほぼ直交する方向に約2〜7kv/
cmの電界を常時生成可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業用ボイラ、発
電プラント、ごみ焼却炉などからに適用され、排ガスな
どの気体中に含まれる固体または液体の粒子を捕集する
集塵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、排ガスを処理するための集塵装
置としては、電気集塵機、遠心力集塵機、ろ過式集塵機
などがあり、処理する排ガスの種類や各集塵機の特性に
よって最適なものが用いられている。例えば、電気集塵
機は、排ガスの通路に集塵電極板と放電極とを設け、両
者の間に高電圧をかけることでイオンを発生させ、帯電
したガス中の粒子(ダスト)を電気力によって対向する
集塵電極板へ引きつけて捕集するものである。そのた
め、排ガスの圧力損失が少なく、メンテナンスが容易で
あるなどの長所がある。また、ろ過式集塵機は、代表例
として排ガスの通路に袋状のバグフィルタを複数設け、
排ガスがこのバグフィルタを通過するときにダストを捕
集するものである。そのため、非常に微細な粒子のダス
トまで捕集することができ、小型で捕集効率が高いとい
う長所がある。
【0003】ところが、電気集塵機は、上記のような長
所がある反面、装置が大型化してしまうと共に微細な粒
子のダストを捕集することができないというという問題
がある。また、ろ過式集塵機では、ダストの目詰まりに
より圧力損失が高く、フィルタの交換などのメンテナン
スが面倒であるという問題がある。
【0004】そこで、電気集塵機とろ過式集塵機を併用
したものとしては、例えば、特公昭56−3101号公
報に開示されたものがある。この公報に開示された「集
塵装置」は、一端部に含塵ガス導入口が形成されると共
に他端部に清浄ガス出口が形成されたケーシング内に、
電気集塵部とバグフィルタ部を設けものである。従っ
て、電気集塵部は集塵作用及びダスト帯電作用を兼ね備
え、電気集塵作用とろ過集塵作用とを重ねて得ることが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の「集塵装置」にあっては、電気集塵部で排ガス中の
ダストの粗粒子を捕集し、バグフィルタ部で微粒子を捕
集することて排ガスを適正に清浄化することができる。
ところが、バグフィルタ部は排ガスを通過させることで
表面に微粒子を捕集するものであり、長期間にわたって
使用すると、目詰まりにより圧力損失が早期に上昇発生
し、逆洗などのクリーニング処理を定期的に行う必要が
ある。産業用ボイラや発電プラントなどでは排ガスを連
続的に処理する必要から、圧力損失上昇速度を低減して
濾過能率を向上することが望まれている。そのため、圧
力損失上昇速度を低減して濾過能率を向上するために
は、バグフィルタ部における濾過面積を大きくする必要
があり、これにより装置が大型化してしまうと共に製造
コストが上昇してしまうという問題がある。
【0006】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、装置の小型化及び低コスト化を図ると共に集塵
処理効率の向上を図った集塵装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの請求項1の発明の集塵装置は、ガス導入口及びガス
排出口を有する中空形状をなすケーシングと、該ケーシ
ング内に配設されて前記ガス導入口側と前記ガス排出口
側とを区画する濾過フィルタと、該濾過フィルタの濾過
面に対してプラズマが発生しない程度の電界を生成する
電界生成手段とを具えたことを特徴とするものである。
【0008】また、請求項2の発明の集塵装置は、ガス
導入口及びガス排出口を有する中空形状をなすケーシン
グと、該ケーシング内におけるガス流路の上流側に配設
された電気集塵機と、前記ケーシング内におけるガス流
路の下流側に配設された濾過フィルタと、該濾過フィル
タの濾過面に対してプラズマが発生しない程度の電界を
生成する電界生成手段とを具えたことを特徴とするもの
である。
【0009】また、請求項3の発明の集塵装置では、前
記電界生成手段は、前記濾過フィルタの濾過面に対して
ほぼ直交する方向に電界を生成することを特徴としてい
る。
【0010】また、請求項4の発明の集塵装置では、前
記電界生成手段は、前記濾過フィルタの濾過面に対して
約2〜7kv/cmの強度を有する電界を生成することを特
徴としている。
【0011】また、請求項5の発明の集塵装置では、前
記濾過フィルタを前記ケーシングの上部から垂下された
複数のバグフィルタとし、前記電界生成手段を該複数の
バグフィルタの間に配設された電極及び該電極に接続さ
れた交流電源としたことを特徴としている。
【0012】また、請求項6の発明の集塵装置では、前
記濾過フィルタを前記ケーシングに支持されて導電性の
リテーナに濾布を被覆した複数のバグフィルタとし、前
記電界生成手段を該複数のバグフィルタのうちの一つお
きのバグフィルタのリテーナ間に接続された交流電源と
したことを特徴としている。
【0013】また、請求項7の発明の集塵装置では、前
記濾過フィルタをハニカム形状をなすセラミックフィル
タとし、前記電界生成手段を該セラミックフィルタの間
に配設された電極及び該電極に接続された三相交流電源
としたことを特徴としている。
【0014】また、請求項8の発明の集塵装置では、前
記濾過フィルタをハニカム形状をなすセラミックフィル
タとし、前記電界生成手段を該セラミックフィルタの中
央部に配設された電極及び該電極に接続された交流電源
としたことを特徴としている。
【0015】また、請求項9の発明の集塵装置では、前
記電界生成手段は、前記電界を生成するための交流電源
と、該交流電源により発生する電圧から前記濾過フィル
タの濾過表面近傍で発生する火花を検出する火花検出手
段と、該火花検出手段により火花の発生が検出されたと
きに前記交流電源のピーク電圧を一時的に下げる電圧制
御手段とを有することを特徴としている。
【0016】また、請求項10の発明の集塵装置は、ガ
ス導入口及びガス排出口を有する中空形状をなすケーシ
ングと、該ケーシング内におけるガス流路の上流側に配
設された電気集塵機と、前記ケーシング内におけるガス
流路の下流側に配設されて形状保持性を有する導電性の
網部材の外側に濾布を装着したバグフィルタと、該バグ
フィルタの濾過面に対向して配設された電極と、前記網
部材と該電極との間に結線された交流電源を具えたこと
を特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0018】図1に本発明の第1実施形態に係る集塵装
置の概略構成、図2に本実施形態の集塵装置におけるバ
グフィルタの概略正面視、図3にバグフィルタの概略平
面視、図4にバグフィルタ単体の概略、図5にバグフィ
ルタの集塵原理を表す概略、図6に電界強度に対する圧
力損失上昇速度を表すグラフ、図7に火花発生に対する
電圧波形を表すタイムチャート、図8に火花発生に対す
る電圧制御を表すタイムチャート、図9に従来と本実施
形態の集塵装置による圧力損失上昇速度を比較するグラ
フを示す。
【0019】本実施形態の集塵装置は、図1に示すよう
に、産業用ボイラからの排ガスが導入されるガス導入口
11とガス排出口12とを有するケーシング13内に、
電気集塵機(EP:electrostatic precipitator)14
とバグフィルタ(濾過フィルタ)15とが該流動方向に
沿って直列に配設されて構成されており、ケーシング1
3内に導入される排ガスに対して電気集塵作用とろ過集
塵作用とを重ねて得ることができるようになっている。
【0020】即ち、ケーシング13は中空形状をなし、
一側部にガス導入口11が形成されて他側部にガス排出
口12が形成され、下部にホッパ16が設けられてい
る。ケーシング13内の一側部に配設された電気集塵機
14は、所定間隔で並設されることで複数のガス通路を
有する集塵極17と、この集塵極17の各ガス通路に沿
って設けられた放電極18と、放電極18に接続された
図示しない荷電装置とから構成されている。一般に、こ
の荷電装置は高圧変圧整流器とコントローラとからなっ
ている。そして、この電気集塵機14には、集塵極17
に付着したダストを剥離する図示しない槌打装置が設け
られており、この槌打装置はハンマによって集塵極17
を槌打することで、付着したダストを振動によって剥離
除去することができる。
【0021】一方、ケーシング13内の他側部に配設さ
れたバグフィルタ15は、このケーシング13の上部に
固定された取付板19に袋状のフィルタ20が多数垂下
されて構成されている。そして、このバグフィルタ15
の上部には、フィルタ20の表面に付着したダストを払
い落とすための逆洗装置21が設けられている。この逆
洗装置21は、図示しないコンプレッサからの圧縮エア
を取付板19の上方に配設された空気配管を介して各フ
ィルタ20内に噴射することで、表面に付着したダスト
を払い落とすことができる。
【0022】また、このバグフィルタ15には、フィル
タ20の濾過面に対してほぼ直交する方向に所定強度の
電界を生成する電界生成手段が設けられている。即ち、
図1乃至4に示すように、バグフィルタ15の各フィル
タ20は、導電性を有する針金により楕円筒形状に形成
されたリテーナ22の外表面に濾布23を被覆して構成
されている。この場合、リテーナ22は濾布23が適正
な形状に保持されるような形状保持性を有しており、金
属製の網部材から構成されている。そして、この各フィ
ルタ20の外側及びその間には多数の放電極24が配設
され、各放電極24に交流高電圧供給装置(交流電源)
25が接続される一方、リテーナ22にアース26が接
続されている。
【0023】従って、交流高電圧供給装置25が各放電
極24に通電することで、図5に詳細に示すように、放
電極24間、つまり、各フィルタ20の濾過面に対して
ほぼ直交する方向に電界を生成することができる。この
場合、図6に示すように、フィルタ20の濾過面に対し
て生成する電界の強度は、プラズマが発生しない程度が
望ましく、具体的には、約2〜7kv/cm(常温)である
ことが望ましい。この範囲の電界強度を付与すること
で、フィルタ20の圧力損失上昇速度を4mmAq/min程度
に低減することができる。この原因の一つとして、約2
〜7kv/cmの電界強度を付与することで、フィルタ20
の表面に付着しているダストの圧密化を防ぐことがで
き、これによってフィルタ20をガスが通過しやすくな
ることが考えられる。なお、この場合の試験条件は、ケ
ーシング13のガス導入口11に導入される排ガスは粒
径が10ミクロンのフライアッシュであって、このガス
導入口11での密度が1.5g/cm3 となっている。
【0024】また、前述したように、バグフィルタ15
では、交流高電圧供給装置25によりフィルタ20に約
2〜7kv/cmの電界強度を付与することで圧力損失上昇
速度を低減することができるものであり、この電界強度
より大きな電界強度(プラズマ電界)では、フィルタ2
0の濾過表面の近傍で火花が発生するために圧力損失上
昇速度を低減することができない。そのため、フィルタ
20の濾過表面の近傍で火花が発生したら電圧を下げる
ことでこの火花の発生を防止している。
【0025】即ち、図1に示すように、バグフィルタ1
5の各放電極24の間に高電圧プローブ27を設けて検
出した電圧波形を制御装置28に出力するようにし、こ
の制御装置28が検出した電圧波形に基づいて交流高電
圧供給装置25による発生電圧を制御するようにしてい
る。この火花はフィルタ20そのものに導通するもので
はなく、フィルタ20表面近傍の空間にて局部的に発生
するものであり、火花が発生してもアース26に至らず
にフィルタ20の表面の電圧が放電極24の電位と同等
になったレベルで自己消滅する特性を有している。その
ため、火花検出としては、電圧波形を定期的に微小時間
ごとにサンプリングし、急速な電位降下、つまり、dv
/dt(v:電圧、t:時間で単位時間当たりの電圧変
化の度合)が一定の閾値を越えた場合を火花発生として
検出している。
【0026】具体的には、図7に示すように、制御装置
28は、高電圧プローブ27が検出した電圧波形にて、
ピーク電圧設定値VP1(点線)に対して低いピーク電圧
(実線)になると、ここでエネルギを消費したために火
花が発生したと判定する。すると、次の周期のピーク電
圧設定値VP2をVP1よりも調整可能なΔVR だけ低く設
定して火花が発生しないようにしている。その後、更に
次の周期のピーク電圧設定値VP3はVP2よりも調整可能
なΔVI だけ高く設定して電圧を増加させていく。この
ピーク電圧設定値の時間的な変化をマクロ的に表すと、
図8に示すようになり、火花放電の近傍のできるだけ高
い領域(火花放電が発生する電圧設定値VP1を上限とし
てΔVR だけ低い領域)Aで運転することが可能とな
り、フィルタ20の圧力損失上昇速度を低い領域で維持
することができる。この場合、火花放電の近傍の高い領
域Aは、図6にて6〜7kv/cm程度の領域である。
【0027】なお、ケーシング13内には電気集塵機1
4とバグフィルタ15との間に多孔の整流板30が配設
されており、電気集塵機14を通過したガスに抵抗を付
与して流速を下げ、ガスが下方からバグフィルタ15に
流動するようにしている。この場合、整流板30はガス
をバグフィルタ15の下方に流動する偏流板であっても
よい。
【0028】このように構成された集塵装置の定常運転
時では、図1に示すように、排ガスがガス導入口11を
通してケーシング13内に入り、電気集塵機14では、
集塵極17と放電極18との間に高電圧が作用すること
でイオンが発生しており、帯電したガス中のダストの粗
粒子が電気力によって対向する集塵極17へ引きつけら
れて捕集される。そして、ダストの粗粒子が捕集された
ガスは整流板30により下方に流動し、バグフィルタ1
5に下方から導入される。このバグフィルタ15では、
排ガスが多数のフィルタ20を通過することで、排ガス
中のダストの微粒子が捕集される。この場合、電気集塵
機16では捕集できなかったミクロン単位の微小の粒子
を捕集できる。そして、電気集塵機16及びバグフィル
タ15でダストが捕集されて清浄化されたガスはガス排
出口12から排出される。
【0029】この場合、バグフィルタ15では、交流高
電圧供給装置25が各放電極24に通電して各フィルタ
20の濾過面に対してほぼ直交する方向に約2〜7kv/
cmの電界を生成しており、バグフィルタ15の圧力損失
上昇速度を低減しており、排ガスはフィルタ20を通過
しやすくなる。
【0030】なお、本実施形態の集塵装置を産業用ボイ
ラや発電プラントなどに適用する場合には、この集塵装
置を2つ以上並設し、排気管の下流端部を各ケーシング
13に分岐してガス導入口11にそれぞれ連結すると共
に、ここに開閉ダンパを設け、集塵装置の定常運転時に
は各開閉ダンパを開放して排ガスを全ての集塵装置のケ
ーシング13内に導いてダストの捕集を行い、バグフィ
ルタ15の逆洗時には逆洗する集塵装置の開閉ダンパを
閉止して他の集塵装置を稼働することで、ダストの捕集
処理を連続して実行することができる。
【0031】このように本実施形態の集塵装置にあって
は、ケーシング13内に電気集塵機14とバグフィルタ
15とを直列に配設したことで、排ガスに対して電気集
塵作用と濾過集塵作用とを重ねて得ることができる。即
ち、電気集塵機14にて排ガス中のダストの粗粒子が捕
集され、続いて、バグフィルタ15にて電気集塵機16
では捕集できなかった微粒子が捕集されることとなり、
排ガスは適正に清浄化できる。この場合、バグフィルタ
15がミクロン単位の微粒子を捕集するため、電気集塵
機14ではそれよりも大きい粗粒子のみを捕集すればよ
いため、電気集塵機14を通過する排ガスの流速を上げ
ることができ、その結果、排ガスの処理速度を上げて処
理効率を向上できる。また、電気集塵機14を通過した
ダストの微粒子は帯電しているため、バグフィルタ15
で捕集されたとき、微粒子同志が凝集して目詰まりを防
止できる。
【0032】また、本実施形態のバグフィルタ15にあ
っては、交流高電圧供給装置25により各フィルタ20
の濾過面に対してほぼ直交する方向に約2〜7kv/cmの
電界を常時生成することで、バグフィルタ15の圧力損
失上昇速度を低減することができる、濾過能率を向上で
きる。
【0033】本実施形態の集塵装置による圧力損失上昇
速度の低減効果を図9に示すグラフで説明する。この図
9に示すグラフにて、Aはバグフィルタのみ(従来)、
Bは荷電バグフィルタ(本実施形態のバグフィルタ)、
Cは電気集塵機+バグフィルタ(従来)、Dは電気集塵
機+荷電バグフィルタ(本実施形態集塵装置)である。
このグラフによれば、従来のバグフィルタのみ(A)に
比べて、本実施形態の荷電バグフィルタ(バグフィルタ
15)は、圧力損失上昇速度が著しく低減していること
がわかる。また、従来の電気集塵機+バグフィルタ
(C)に比べて、本実施形態の電気集塵機+荷電バグフ
ィルタ(D)も圧力損失上昇速度が著しく低減している
ことがわかる。
【0034】なお、上述した実施形態のバグフィルタ1
5にて、楕円筒形状をなす複数のフィルタ20の外側及
びその間に多数の放電極24を並列に配設して交流高電
圧供給装置25を接続したが、真円筒形状をなす複数の
フィルタ20の外側及びその間に多数の放電極24を格
子状に配設して交流高電圧供給装置25を接続してもよ
い。
【0035】図10に本発明の第2実施形態に係る集塵
装置を構成するバグフィルタの概略正面視、図11にバ
グフィルタの概略平面視を示す。
【0036】本実施形態の集塵装置において、図10及
び図11に示すように、バグフィルタ(濾過フィルタ)
31は、ケーシング32内の他側部に配設されており、
このケーシング32の上部に固定された取付板33に袋
状のフィルタ34が絶縁部35を介して多数垂下されて
構成されている。そして、このバグフィルタ31の各フ
ィルタ34のうちの一つおきのフィルタ34のリテーナ
に交流高電圧供給装置(交流電源)36が接続される一
方、他の一つおきのフィルタ34のリテーナにアース3
7が接続されている。
【0037】従って、交流高電圧供給装置36が各フィ
ルタ34に通電することで、フィルタ34間に約2〜7
kv/cm(常温)の強度の電界を生成することができる。
この場合、図11に斜線で表すフィルタ34にのみ荷電
することで、各フィルタ34の濾過面に対してほぼ直交
する方向に電界を生成できる。そのため、前述の実施形
態と同様に、バグフィルタ31の圧力損失上昇速度を低
減することができ、濾過能率を向上できる。
【0038】図12に本発明の第3実施形態に係る集塵
装置を構成するセラミックフィルタを示し、図12(a)
はセラミックフィルタの正面視、図12(b)はセラミッ
クフィルタの側面視、図12(c)はセラミックフィルタ
ユニットの概略平面視である。
【0039】図12(a)(b)(c)に示すように、セラミ
ックフィルタ41はハニカム形状をなし、多数の濾過通
路42が形成されており、基端部が図示しないケーシン
グの取付板43に固定されている。そして、このセラミ
ックフィルタ41の外周辺にはそれぞれ放電極44,4
5,46,47が配設され、対向する放電極44,45
に三相交流電源48のT極とR極が、放電極46,47
にS極とアース49が接続されている。そして、このセ
ラミックフィルタ41が複数並列することで、セラミッ
クフィルタユニット50が構成されている。
【0040】従って、三相交流電源48が各放電極4
4,45,46,47に通電することで、放電極44,
45,46,47間、つまり、各セラミックフィルタ4
1の濾過通路42に直交して約2〜7kv/cm(常温)の
強度の電界を生成することができる。この場合、三相交
流電源48であるために生成される電界は濾過通路42
の長手方向の軸線に対して揺動することで、セラミック
フィルタ41の濾過通路42の前面に作用することとな
る。そのため、前述の実施形態と同様に、セラミックフ
ィルタ41の圧力損失上昇速度を低減することができ、
濾過能率を向上できる。
【0041】図13に本発明の第4実施形態に係る集塵
装置を構成するセラミックフィルタを示し、図13(a)
はセラミックフィルタの正面視、図13(b)はセラミッ
クフィルタの側面視、図13(c)はセラミックフィルタ
ユニットの概略平面視である。
【0042】図13(a)(b)(c)に示すように、セラミ
ックフィルタ51はハニカム形状をなし、多数の濾過通
路52が形成されており、基端部が図示しないケーシン
グの取付板53に固定されている。そして、このセラミ
ックフィルタ51の中心部に放電極54が配設されると
共に、外周辺にアース極55が配設され、放電極54に
交流高電圧供給装置56が接続されている。そして、こ
のセラミックフィルタ51が複数並列することで、セラ
ミックフィルタユニット57が構成されている。
【0043】従って、交流高電圧供給装置56が放電極
54に通電することで、放電極54とアース極55との
間、つまり、各セラミックフィルタ51の濾過通路52
に直交して約2〜7kv/cm(常温)の強度の電界を生成
することができる。そのため、前述の実施形態と同様
に、セラミックフィルタ51の圧力損失上昇速度を低減
することができ、濾過能率を向上できる。この場合、セ
ラミックフィルタ51の中心部の放電極54から外側に
向かって電界が作用するためにセラミックフィルタ51
の外周側の電界強度が低下するため、放電極54を複数
設けてもよい。
【0044】なお、上述の各実施形態では、ケーシング
内に電気集塵機とバグフィルタあるいはセラミックフィ
ルタを横方向に配設したが、上下に配設してガスの流れ
方向を上向きとしてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上、実施形態において詳細に説明した
ように請求項1の発明の集塵装置によれば、中空形状を
なすケーシングにガス導入口とガス排出口を設け、ケー
シング内に濾過フィルタを配設し、電界生成手段により
この濾過フィルタの濾過面に対してプラズマが発生しな
い程度の電界を生成するようにしたので、濾過フィルタ
の圧力損失上昇速度が低減してガスが通過しやすくな
り、集塵処理効率を向上することができる一方で、装置
の小型化及び低コスト化を可能とすることができる。
【0046】また、請求項2の発明の集塵装置によれ
ば、ガス導入口及びガス排出口を有する中空形状をなす
ケーシング内に電気集塵機と濾過フィルタを直列に配設
し、電界生成手段によりこの濾過フィルタの濾過面に対
してプラズマが発生しない程度の電界を生成するように
したので、電気集塵機で排ガス中のダストの粗粒子が捕
集され、濾過フィルタで微粒子が捕集されることとな
り、排ガスを適正に清浄化することができ、また、濾過
フィルタが微粒子を捕集するため、電気集塵機ではそれ
よりも大きい粗粒子のみを捕集すればよく、電気集塵機
を通過する排ガスの流速を上げることで集塵処理速度を
上げて処理効率を向上することができると共に、濾過フ
ィルタでは電気集塵機で帯電した微粒子を捕集するため
に微粒子同志が凝集して目詰まりを防止することがで
き、また、濾過フィルタの圧力損失上昇速度が低減して
ガスが通過しやすくなり、集塵処理効率を向上すること
ができる一方で、装置の小型化及び低コスト化を可能と
することができる。
【0047】また、請求項3の発明の集塵装置によれ
ば、電界生成手段が濾過フィルタの濾過面に対してほぼ
直交する方向に電界を生成するようにしたので、濾過フ
ィルタの濾過面に対して適正な電界が生成されることと
なり、濾過フィルタの圧力損失上昇速度を低減してガス
を通過しやすくすることができる。
【0048】また、請求項4の発明の集塵装置によれ
ば、電界生成手段が濾過フィルタの濾過面に対して約2
〜7kv/cmの強度を有する電界を生成するようにしたの
で、火花の発生を防止することで低い圧力損失上昇速度
を安定して維持することができ、ガスを通過しやすくす
ることができる。
【0049】また、請求項5の発明の集塵装置によれ
ば、濾過フィルタをケーシングの上部から垂下された複
数のバグフィルタとし、電界生成手段を該複数のバグフ
ィルタの間に配設された電極及び該電極に接続した交流
電源としたので、簡単な構成で濾過フィルタの圧力損失
上昇速度を低減して集塵処理効率を向上することができ
る。
【0050】また、請求項6の発明の集塵装置によれ
ば、濾過フィルタをケーシングに支持されて導電性のリ
テーナに濾布を被覆した複数のバグフィルタとし、電界
生成手段を複数のバグフィルタのうちの一つおきのバグ
フィルタのリテーナ間に接続された交流電源としたの
で、別途電極などを配設する必要がなく、装置の小型化
及び低コスト化を可能とすることができる。
【0051】また、請求項7の発明の集塵装置によれ
ば、濾過フィルタをハニカム形状をなすセラミックフィ
ルタとし、電界生成手段を該セラミックフィルタの間に
配設された電極及び電極に接続された三相交流電源とし
たので、セラミックフィルタを用いたことで、装置の小
型化及び低コスト化を可能とすることができる。
【0052】また、請求項8の発明の集塵装置によれ
ば、濾過フィルタをハニカム形状をなすセラミックフィ
ルタとし、電界生成手段をセラミックフィルタの中央部
に配設された電極及び電極に接続された交流電源とした
ので、セラミックフィルタを用いると共に電極の数を減
少することで、装置の小型化及び低コスト化を可能とす
ることができる。
【0053】また、請求項9の発明の集塵装置によれ
ば、前記電界生成手段を、電界を生成するための交流電
源と、交流電源により発生する電圧から濾過フィルタの
濾過表面近傍で発生する火花を検出する火花検出手段
と、火花検出手段により火花の発生が検出されたときに
交流電源のピーク電圧を一時的に下げる電圧制御手段と
で構成したので、火花の発生を防止することで低い圧力
損失上昇速度を安定して維持することができると共に、
火花放電が発生しない高い領域で運転することが可能と
なり、濾過フィルタの圧力損失上昇速度を低い領域で維
持することができる。
【0054】また、請求項10の発明の集塵装置によれ
ば、ガス導入口及びガス排出口を有する中空形状をなす
ケーシング内に電気集塵機とバグフィルタを直列に配設
し、このバグフィルタを形状保持性を有する導電性の網
部材の外側に濾布を装着して構成し、この網部材とバグ
フィルタの濾過面に対向して配設された電極との間に交
流電源を結線したので、電気集塵機で排ガス中のダスト
の粗粒子が捕集され、バグフィルタで微粒子が捕集され
ることとなり、排ガスを適正に清浄化することができ、
また、バグフィルタが微粒子を捕集するため、電気集塵
機ではそれよりも大きい粗粒子のみを捕集すればよく、
電気集塵機を通過する排ガスの流速を上げることで集塵
処理速度を上げて処理効率を向上することができると共
に、バグフィルタでは電気集塵機で帯電した微粒子を捕
集するために微粒子同志が凝集して目詰まりを防止する
ことができ、また、バグフィルタの圧力損失上昇速度が
低減してガスが通過しやすくなり、集塵処理効率を向上
することができる一方で、バグフィルタの形状保持性網
部材と電極との間に交流電源を設けたことで、装置の小
型化及び低コスト化を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る集塵装置の概略構
成図である。
【図2】本実施形態の集塵装置におけるバグフィルタの
概略正面図である。
【図3】バグフィルタの概略平面図である。
【図4】バグフィルタ単体の概略図である。
【図5】バグフィルタの集塵原理を表す概略図である。
【図6】電界強度に対する圧力損失上昇速度を表すグラ
フである。
【図7】火花発生に対する電圧波形を表すタイムチャー
トである。
【図8】火花発生に対する電圧制御を表すタイムチャー
トである。
【図9】従来と本実施形態の集塵装置による圧力損失上
昇速度を比較するグラフである。
【図10】本発明の第2実施形態に係る集塵装置を構成
するバグフィルタの概略正面図である。
【図11】バグフィルタの概略平面図である。
【図12】本発明の第3実施形態に係る集塵装置を構成
するセラミックフィルタの概略図である。
【図13】本発明の第4実施形態に係る集塵装置を構成
するセラミックフィルタの概略図である。
【符号の説明】
11 ガス導入口 12 ガス排出口 13,32 ケーシング 14 電気集塵機 15,31 バグフィルタ(濾過フィルタ) 20,34 フィルタ 22 リテーナ 23 濾布 24,44,45,46,47,54 放電極 25,36,56 交流高電圧供給装置(交流電源) 27 高電圧プローブ(火花検出手段) 28 制御装置(電圧制御手段) 41,51 セラミックフィルタ(濾過フィルタ) 42,52 濾過通路 48 三相交流電源(交流電源) 50,57 セラミックフィルタユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 泰稔 兵庫県高砂市荒井町新浜二丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 Fターム(参考) 4D054 AA02 BA03 BC02 BC06 BC11 CA17 CA18 EA22 4D058 JA04 JB06 KC04 QA01 QA05 QA30 SA20 UA12 UA25

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス導入口及びガス排出口を有する中空
    形状をなすケーシングと、該ケーシング内に配設されて
    前記ガス導入口側と前記ガス排出口側とを区画する濾過
    フィルタと、該濾過フィルタの濾過面に対してプラズマ
    が発生しない程度の電界を生成する電界生成手段とを具
    えたことを特徴とする集塵装置。
  2. 【請求項2】 ガス導入口及びガス排出口を有する中空
    形状をなすケーシングと、該ケーシング内におけるガス
    流路の上流側に配設された電気集塵機と、前記ケーシン
    グ内におけるガス流路の下流側に配設された濾過フィル
    タと、該濾過フィルタの濾過面に対してプラズマが発生
    しない程度の電界を生成する電界生成手段とを具えたこ
    とを特徴とする集塵装置。
  3. 【請求項3】 請求項1あるいは2記載の集塵装置にお
    いて、前記電界生成手段は、前記濾過フィルタの濾過面
    に対してほぼ直交する方向に電界を生成することを特徴
    とする集塵装置。
  4. 【請求項4】 請求項1あるいは2記載の集塵装置にお
    いて、前記電界生成手段は、前記濾過フィルタの濾過面
    に対して約2〜7kv/cmの強度を有する電界を生成する
    ことを特徴とする集塵装置。
  5. 【請求項5】 請求項1あるいは2記載の集塵装置にお
    いて、前記濾過フィルタを前記ケーシングの上部から垂
    下された複数のバグフィルタとし、前記電界生成手段を
    該複数のバグフィルタの間に配設された電極及び該電極
    に接続された交流電源としたことを特徴とする集塵装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1あるいは2記載の集塵装置にお
    いて、前記濾過フィルタを前記ケーシングに支持されて
    導電性のリテーナに濾布を被覆した複数のバグフィルタ
    とし、前記電界生成手段を該複数のバグフィルタのうち
    の一つおきのバグフィルタのリテーナ間に接続された交
    流電源としたことを特徴とする集塵装置。
  7. 【請求項7】 請求項1あるいは2記載の集塵装置にお
    いて、前記濾過フィルタをハニカム形状をなすセラミッ
    クフィルタとし、前記電界生成手段を該セラミックフィ
    ルタの間に配設された電極及び該電極に接続された三相
    交流電源としたことを特徴とする集塵装置。
  8. 【請求項8】 請求項1あるいは2記載の集塵装置にお
    いて、前記濾過フィルタをハニカム形状をなすセラミッ
    クフィルタとし、前記電界生成手段を該セラミックフィ
    ルタの中央部に配設された電極及び該電極に接続された
    交流電源としたことを特徴とする集塵装置。
  9. 【請求項9】 請求項1あるいは2記載の集塵装置にお
    いて、前記電界生成手段は、前記電界を生成するための
    交流電源と、該交流電源により発生する電圧から前記濾
    過フィルタの濾過表面近傍で発生する火花を検出する火
    花検出手段と、該火花検出手段により火花の発生が検出
    されたときに前記交流電源のピーク電圧を一時的に下げ
    る電圧制御手段とを有することを特徴とする集塵装置。
  10. 【請求項10】 ガス導入口及びガス排出口を有する中
    空形状をなすケーシングと、該ケーシング内におけるガ
    ス流路の上流側に配設された電気集塵機と、前記ケーシ
    ング内におけるガス流路の下流側に配設されて形状保持
    性を有する導電性の網部材の外側に濾布を装着したバグ
    フィルタと、該バグフィルタの濾過面に対向して配設さ
    れた電極と、前記網部材と該電極との間に結線された交
    流電源を具えたことを特徴とする集塵装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015178530A1 (ko) * 2014-05-22 2015-11-26 오동진 집진 장치용 집진판
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EP3095520A1 (en) * 2015-05-20 2016-11-23 General Electric Technology GmbH Method for monitoring the signal quality of an electrostatic precipitator and electrostatic precipitator
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