JPS5930285B2 - 流体輸送制御方法 - Google Patents

流体輸送制御方法

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JPS5930285B2
JPS5930285B2 JP10760378A JP10760378A JPS5930285B2 JP S5930285 B2 JPS5930285 B2 JP S5930285B2 JP 10760378 A JP10760378 A JP 10760378A JP 10760378 A JP10760378 A JP 10760378A JP S5930285 B2 JPS5930285 B2 JP S5930285B2
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JP
Japan
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power failure
pressure
discharge pressure
constant
control method
Prior art date
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JP10760378A
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English (en)
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JPS5534746A (en
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重夫 山田
章 宮本
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Control Of Fluid Pressure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は流体輸送制御方法、特に瞬停対策を施してなる
流体輸送f51計方法に関する。
浄水場に水を供給するには、大口径で且つ10Km以上
にもおよぶ長距離の管路を使用している。
浄水場側にはろ過装置等が備えられており、このろ過装
置用の供給水として輸送されてきた水を、使用している
。管路の送水側には送水昇圧ポンプが備えられており、
このポンプにより例えば、水頭2Om)即ち2に’/c
w■の水圧に昇圧して送水している。かかる転送装置の
構成を第1図に示す。以下ポンプ台数を2台として説明
する。遮断器1と接触器2を通して電源に電動機4を接
続し、同様に接触器3を通して電源に電動機5を接続す
る。電動機4に連結機9を通してポンプTが接続されて
おり、電動機5には連結器8を通してポンプ6が接続さ
れている。ポンプ6、Tは送水管12へ吐出弁10及び
11を通して水を圧送し末端弁14を経て着水Φ18に
送る。さらに着水゛18より浄水場の流過装置に送つて
いる。圧送した水量は流量検出器13により検出され、
流量に比例した信号が台数制御装置16へ送られる台数
制御装置16はこの流量検出器13の信号を受け、流量
に対応する必要なポンプを稼動させるために前記の接触
器2及び3を必要に応じて入切する制御装置である。目
的地が末端弁14の吸込口であるので、目的地の圧力(
以下末端圧と呼ぶ)を末端圧検出器15にて検出し、末
端圧に比例した信号が揃速制御装置ITに送られる。揃
速制御装置ITは末端圧の設定値が外部から設定されて
おり、末端圧検出器15からの信号との偏差eを計算し
、この偏差eを元にしてポンプ6及びTの回転数(ポン
プ1台の時も2台の時も同様に)を制御し、末端圧を一
定に近づける。尚、30はセルビウス装置である。かか
る構成下で、瞬停が発生した場合の動作を説明しよう。
電源の系統の送電線上に落雷した時などは電源は一時的
に停電する。この一時的な停電を瞬停と称している。一
般に瞬停時間は数秒(1秒以内の時間を含む)から10
数秒と称しており、これより長い時間を要する場合は、
停電と称している。第1図の構成下での瞬停処理の様子
を第2図に示す。
横軸は時間、縦軸は圧力を示している。瞬停(T,時間
)が発生すると台数制御装置16にて、遮断器2,3の
遮断は行なわず、電動機4,5の回転数は、瞬停中は無
電源と同一となるため、急激に低下する。しかし瞬停回
復后は電動機4,5はセルビウス装置30により回転数
の低下はあるが停止しないので、すぐさま制御を再開す
る事が出来る0第2図の如く、瞬停にて、電動機4,5
の回転数が低下することにより吐出圧も急激に減少する
0しかし流量は吐出圧の如く急激に減少しないため流量
に起因する末端圧も、ほぼ瞬停前の状態を保つている(
T2時間)。このため、瞬停の回復后末端圧と設定値と
の間にはほとんど偏差eが発生しないため、電動機4及
び5の回転数は変化しない。つまり瞬停直後の回転数を
維持することとなり、この回転数に見合う吐出圧をポン
プ6及び7は出力することになる。瞬停回復後、送水管
12の特性から決る時間後に流体は序々に減少し、これ
により末端圧す減少するため末端圧設定値と末端圧検出
器15の出力の偏差eが大きくなり、揃速制御装置17
は電動機4及び5の回転数を上昇させる(T,時間)。
これに併いポンプ6,7の吐出圧も上昇し、最終的には
瞬停発生前の状態に復帰する。しかし、浄水場の済過装
置等は末端圧及び流量の変化により性能が低下し、この
ために断水も考えられる。本発明の目的は、瞬停回復后
すみやかに吐出圧を瞬停前の状態に復帰させ、末端圧及
び流量に外乱を与える前に外乱の根本原因をなくし、末
端圧の外乱をなくしてなる流量輸送制御方法を提供する
ものである。
本発明の要旨は、正常時は末端末一定制御を行い、瞬停
時には吐出圧一定制御を行うようにしたものである。
以下、図面により本発明を詳細に説明しよう。第3図は
本発明の実施例を示す図である。
第1図と異なる点は、瞬停検出器24、吐出圧記憶装置
19、吐出圧検出器23、切換スイツチ20,21,2
2を設けた点にある。切換スイツチ20,21,22の
切換えは瞬停検出器24によつて行われる。先ず、正常
時は、スイツチ21の接点は21b側、スイツチ22の
接点は22a側にオンしている。
スイツチ20もオンしている。吐出圧記憶装置19は吐
出圧検出器23で常時或いは随時、検出されてなる吐出
圧を記憶するものである。この記憶装置19は1個のデ
ータに対するリフレツシユ形であり、その形態はアナロ
グメモリでもデイジタルメモリでもよく、データとして
は最新検出時の1個のみである。か7))る構成下では
、全体の動作は第1図と同じである。次に、瞬停時には
、瞬停検出器24が積極的な役割を果す。
即ち、瞬停検出器24で瞬停が検出されると、瞬停検出
器24は、スイツチ21の接点を21a側に、スイツチ
22の接点を22b側に切換え、且つスイツチ20をオ
フする。この結果、先ず、記憶装置19には瞬停検出時
の吐出圧が記憶保持されることになる。かかる状態下で
、揃速制御装置17では、瞬停発生時の吐出圧(吐出圧
初期値)と、瞬停発生後の吐出圧との比較がなされ、そ
の結果に応じてポンプ制御がなされる。この制御は吐出
圧一定制御である。このことを第4図の説明図を用いて
詳細に説明する。瞬停が発生すると台数制御装置16に
て、遮断器2,3の遮断は行なわず、電動機4及び5は
セルビウス装置30により電動機4,5の回転数は、瞬
停中は無電源と同一となるため急激に低下する。
しかし瞬停回路后は電動機4,5はセルビウス装置によ
り回転数の低下はあるが停止しないので、すぐさま制御
を再開する事が出来る。第4図の如く、瞬停にて、電動
機4,5の回転数が低下することにより吐出圧も急激に
減少する。又、瞬停が発生すると瞬停検出器24が動作
し、スイツチ20,21,22の接点を動作させる。こ
のことによりポンプ6及び7の吐出圧を記憶している吐
出圧記憶回路19は瞬停直前の吐出圧の記憶を保持する
。この瞬停前の吐出圧を、瞬停前の制御の設定値である
末端圧の設定値とスイツチ21を用いて切替え、同様に
、制御の帰還信号を末端圧検出器15の出力から吐出圧
検出器23の出力にスイツチ22を用いて切替る。この
ように、瞬停が発生後、瞬停前の吐出圧になるように吐
出圧制御を行なう。吐出圧が瞬停前になつた時(T4時
間後)、スイツチ20,21,22を再度瞬停前の状態
に切替え、瞬停前の末端圧制御を行なう。この状態を第
4図で説明すると、A部が瞬停前の末端圧一定制御を行
つていた時と瞬停が発生して吐出圧が急減した所、B部
が吐出圧制御を行つて瞬停前の吐出圧に制御をかけてい
る所、C部が再度、末端圧一定制御に切替えられて制御
を行つている所となる。以上の実施例における瞬停検出
器24の構成例を第5図に示す。
瞬停検出器24は、変成器240.変流器241,24
2、論理回路243、比較器245,248、アンドゲ
ート246、フリツプ・フロツプ(FF)249より成
る。FF249のQ出力249a,249bが各スイッ
チ20,21,22の切替信号となる。瞬停の検出は、
モータへの励磁電流11とセルビウス装置30から系統
に帰還される電流12との大小関係、及びモータに加わ
る電圧Vの減少の規模とによつてなされる。
このことはよく知られていることである。正常時には、
1〉12の関係にあり、瞬停時には11く12の関係に
なる。変流器241,242で11,12を検出し、そ
の検出電流の大小関係を比較器245で比較する。比較
器245でI,〈12が検出されると、出力が発生し、
ゲート246の入力となる。一方、変成器240で検出
した電圧を取り込んでなる論理回路243では電圧Vを
常時監視し、基準許容範囲で変化している間は容認して
いる。基準許容範囲を越えた減少が生ずると、直ちにそ
の状態を検出しゲート246に送る。ゲート246では
両入力が“1″になつた時、出力を発生する。この出力
は瞬停表示出力であり、この出力によりFF249をセ
ツトし、出力249aを発生させる。出力249aは、
各スイツチ20,21,22に対する瞬停切替信号であ
り、従つて、スイツチ20,21,22を吐出圧制御用
に切替える。一方、この出力249aが出力された状態
で瞬停が回復してもFF249はセツトされたままであ
り、吐出圧制御状態はそのまま維持され続ける。
この過程で、比較器248では出力249aの出力の指
令のもとに記憶装置19の瞬停時の吐出圧と変化しつつ
ある吐出圧検出器23の検出値との比較を行う。この比
較の過程で両者の偏差が許容値になつた時点で、比較器
248は一致信号248aを出力し、FF249をりセ
ツトする。この結果、Q出力249bが発生する。この
出力249bは正常時のための制御信号であり、これに
よつて、各スイツチ20,21,22は正常時側に切替
わる。尚、この実施例で比較器248は揃速制御装置内
部に設けられた偏差用比較部を利用してもよい。以上の
実施例によれば、水の輸送時に、瞬停が発生しても円滑
に流量制御が可能になつた。
尚、上記実施例では、揃速制御装置として、末端圧と吐
出圧とで同一のものを使用しているが、それぞれ独自の
揃速制御装置を設けて制御するようにすることもできる
0特に、末端圧と吐出圧とでは応答特性が異なり、それ
に応じて異つた時定数を持つことがある。例えば、浄水
場の事例では、浄水能力は一定給水流量の条件下で浄水
能力が発揮するようになつている。従つて、給水流量の
時間軸での変動は極力ないようにすることが必要となる
。従つて、応答性は速いことが要求され、時定数は小さ
くとつている。一方、吐出圧の場合には、管路内通過に
際しての流体上の遅れ、及びポンプ特性を考慮して時定
数が決定される。
この場合も時定数は小さい程よいが、上記の末端末の場
合とは異つた時定数となる。かかる実施例を第6図に示
す。17Aは末端圧用揃速制御装置、17Bは吐出圧用
揃速制御装置、31は出力切替用スイツチである。
スイツチ31は正常時は制御装置17Aの出力を選択し
、瞬停時は制御装置17Bの出力を選択するようになつ
ている。動作説明は前述の説明で明らかな故、省略する
。更に、上記実施例では2台のポンプの事例を説明した
が、2台以上であつてもよい。
また、ポンプ制御を揃速Fbll(nとしたが、ポンプ
相互間の容量が異なる場合には揃速制御ではなくなるこ
とは云うまでもない。更に、末端側は浄水場以外の一般
家庭用であつてもよい。本発明によれば、瞬停に伴う回
復制御を円滑に行うことができるようになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例図、第2図はその説明図、第3図は本発
明の実施領図、第4図はその説明図、第5図は本発明の
部分的実施例図、第6図は本発明の他の実施領図である
。 17・・・・・・揃速制御装置、19・・・・・・吐出
圧記憶装置、20,21,22・・・・・・スイツチ、
24・・・・・・瞬停検出器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポンプにて昇圧した流体を管路を介して送水し末端
    側に輸送するようにした流体輸送制御方法に於いて、平
    常時には上記末端側の末端圧を一定制御するようにポン
    プ制御を行い、瞬停時にはポンプ出口側の瞬停時吐出圧
    をもとに吐出圧一定制御するようにポンプ制御を行うよ
    うにした流体輸送制御方法。 2 上記ポンプ制御は揃速制御をもつて形成した特許請
    求の範囲第1項記載の流体輸送制御方法。 3 上記末端圧一定制御と吐出圧一定制御とはそれぞれ
    時定数の異なる系統を通じて行うようにした特許請求の
    範囲第1項記載の流体輸送制御方法。
JP10760378A 1978-09-04 1978-09-04 流体輸送制御方法 Expired JPS5930285B2 (ja)

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JPS5534746A JPS5534746A (en) 1980-03-11
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