JPS5850120B2 - ドウキハツデンキノレイジセイギヨソウチ - Google Patents

ドウキハツデンキノレイジセイギヨソウチ

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JPS5850120B2
JPS5850120B2 JP50135156A JP13515675A JPS5850120B2 JP S5850120 B2 JPS5850120 B2 JP S5850120B2 JP 50135156 A JP50135156 A JP 50135156A JP 13515675 A JP13515675 A JP 13515675A JP S5850120 B2 JPS5850120 B2 JP S5850120B2
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JP
Japan
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excitation
synchronous machine
voltage
load
underexcitation
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JP50135156A
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康 百地
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は同期発電機の励磁制御装置に係り、特に不足励
磁制限装置を備えた励磁制御装置に関する。
一般に同期発電機の運転では、その端子電圧を検出し、
これに対応する設定電圧とを比較することにより偏差電
圧を求め、この偏差電圧で同期発電機の励磁電流を自動
的に増減する方法が最も簡単であるが、このままの状態
で運転したのでは急激な負荷変動等により脱調管種々の
不安定状態が生じ同期発電機の安定な運転は不可能であ
る。
そこで従来から第1図に示すように不足励磁制限装置を
設け、上述の偏差電圧が所定値になった時点で不足励磁
制限装置の出力により励磁電流を制御し、これによって
同期発電機の運転を行なっていた。
ここで第1図に示す従来例を簡単に説明する。
図において、1は同期発電機、2は励磁装置、3は励磁
電源変圧器、4は電圧変成器、5は偏差電圧検出器、6
は信号演算増巾器、7は励磁装置制御回路、8は電流変
成器、9は不足励磁制限装置である。
次にその動作を説明すると、まず同期発電機(以下同期
機という。
)1の端子電圧は電圧変成器4を介して偏差電圧検出器
5に入る。
この偏差電圧検出器5は、その内部に基準電圧が設定さ
れており、上記端子電圧を比較して偏差電圧を検出し、
信号演算増巾器6に出力する。
また不足励磁制限装置9は同期機1の電圧・電流を電圧
変成器4・電流変成器8により検出することにより有効
電力および無効電力を求め、同期機が規定の進相負荷運
転を越えた場合に励磁増加の信号を信号演算増巾器6に
出力するものである。
信号演算増巾器6は上述の不足励磁制限装置9および偏
差電圧検出器5の出力によ7り励磁装置制御回路7を電
圧調整し励磁装置2を制御する。
実際には第4図に示すような不足励磁制限特性UEを目
安として制御する。
第4図において横軸は有効電力P1縦軸は無効電力Qを
示し、図中の丸みを帯びた台形状曲線は同期機1の定態
安定限界曲線を示すものであるが、同期機1が不足励磁
運転となるとこの限界曲線を越えることとなり、同期機
は脱調することになる。
したがって同期機1の励磁が、上述のように不足励磁制
限特性UE以下に下がろうとしたときに不足励磁制限装
置9の出力が生じ、信号演算増巾器6より信号を入力し
た励磁装置制御回路7は同期機1を増磁制御する方向に
制御し安定運転を保つ。
しかし最近の大電力長距離送電、例えば第3図に示され
る送電系統などにおいては、負荷側しゃ断器24が開放
されたとき同期機1の負荷は非常に大きな線路キャパシ
タンスのみとなることがある。
したがって500’kV、200IaIlの送電線の例
では1、線路キャパシタンスのため同期機1の容量性負
荷Qcは第4図に示すように定格不足励磁容量QSとほ
ぼ等しくなり、Qcが不足励磁制限特性曲線UE以下に
なる。
この場合、つまり第3図のしゃ断器24が開放されると
、同期機1の有効電力はほぼ零となり(同期機が発電所
内の負荷あるいはローカル負荷を背負っている場合には
、その負荷分のみの有効電力となる)、容量性負荷Qc
と不足励磁制限特性曲線UEとの関係はQO,l>1U
Elとなって同期機は不足励磁制限装置9の働きにより
増磁制御となる。
この時、同期機1は容量性負荷のみでの単独運転となる
ため、増磁制御により同期機の端子電圧が上昇し負荷電
流が増加するので、不足励磁制限領域より脱出できず、
ますます端子電圧が上昇し過電圧保護装置の動作に至る
という不都合がある。
本発明の目的は、従来技術の欠点を除き同期機の励磁制
御を良好に行ない得る不足励磁制御装置を提供するにあ
る。
本発明は要するに、同期機1が線路キャパシタンスを負
荷とする進相負荷運転となる条件は送電線の負荷端のし
ゃ断器が開放されたときに発生する、ということに着目
したもので、同期機の有効電力を検出し、その有効電力
があらかじめ定めた値、例えば発電所内の負荷を供給す
る必要のある場合にはその負荷を僅かに上まわる値以下
になった時のみ不足励磁制限装置9の機能を除外するこ
とにより、同期機の進相運転時における不足励磁制限装
置の動作による過電圧の防止を図るものである。
以下詳細に述べることにする。
第3図は同期機を含む系統構成図の一例であり、21は
励磁制御装置、22は昇圧用変圧器、23は電源側しゃ
断器、24は負荷側しゃ断器、・25は無限大母線、2
6は線路キャパシタンスである。
いま負荷しゃ断器24が閉路しているとき、第5図にお
いて同期機の負荷がA点であったとする。
例えばこの時、系統側の保護リレーが動作し負荷側しゃ
断器24が開放されたとすると、同期機1にかかる負荷
は線路キャパシタンス26のみとなり、この影響により
同期機電圧は第6図A点からB点に移動する。
第7図は、上述のように負荷しゃ断が起きた場合の同期
機電圧■Gおよび界磁電流■fの時間的変化を示したも
のであり°、図中■。
Lは負荷しゃ新前の同期機電圧、■GNL1.■GNL
2および■GNL3はそれぞれ負荷しゃ断後の同期機電
圧で■GNL1は一定励磁時、vGNL2は不足励磁制
限装置動作時、■GNL3は自動電圧調整装置動作時の
特性である。
また図中■fお、■fNL1.IfNL2およびIfN
L3は界磁電流であり、それぞれ同期機゛電圧がVGL
、VGNLt +VGNL 2およびVGNL3の時に
対応している。
第7図かられかるように、同期機の負荷しゃ断後の電圧
変動(VGNLI )は界磁電流が一定(■fNLt
)であった場合には、負荷しゃ断の時点で同期機の内部
リアタンスによって定まる値だけ上昇し、その後は時間
の経過とともに上昇する。
もしこの時、すなわち同期機の負荷が第6図A点からB
点に変化した時、同期機運転が不足励磁制限装置の制限
特性UE内に至れば、励磁装置は同期機の界磁電流を増
加させる方向に動作する。
このため同期機電圧は第7図1fNLsの如く急速に上
昇する。
このように同期機電圧が上昇すれば、線路キャパシタン
スに流れ込む進相分電流はますます増大し不足励磁制限
特性UEから外れることなく、最終的には発電機の過電
圧保護装置の動作電圧(例えば第7図中のVFR)まで
上昇することとなる。
したがって本発明では第5図に示すように有効電力Pが
電力下限設定値Psに達した時点で不足励磁制限を解除
し、自動電圧調製装置により同期機の端子電圧を一定に
制御するもので、(の場合界磁電流は第7図1fNLs
に示す如く急速に減衰する。
る。
第2図は本発明の一実施例であり、同図において1乃至
9は第1図の各符号に対応するもので、さらに10は電
流変成器、11は有効電力下限検出器および12はスイ
ッチである。
ここで同期機1は励磁装置2によって界磁電流が制御さ
れる。
この励磁装置2は励磁電源変圧器3よりその電源をとる
一方、同期機の端子電圧を電圧変成器4により検出し、
端子電圧と設定電圧との偏差を偏差電圧検出器5により
求め、信号演算増巾器6により信号増巾した上、励磁装
置制御回路7−によりその励磁装置2に内蔵されたサイ
リスクの点弧位相が制御される。
そこで負荷しゃ断後、同期機が進相負荷運転に入り前述
の規定値、すなわち不足励磁制限特性値を越えた時点で
不足励磁制限装置9を動作させ、同期機1の励磁を増加
させる。
能力有効電力下限検出器11は同期機有効電力を検出し
、その値が電力下限制限特性UP値を起えた時点で、い
ままで働いていた不足励磁制限装置9の機能をスイッチ
12により除外し、この状態では偏差電圧検出器5の出
力により同期機1の端子電圧を一定制御する。
以上のように有効電力が小なる領域において不足励磁制
限装置の機能を除外する本発明によれば負荷しゃ断後の
不足励磁制限装置による同期機端子電圧の異常上昇を防
止することができ、同期機の良好な励磁制御を行なうこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の励磁制御装置の一例図、第2図は本発明
の一実施例、第3図は送電系統構成図の一例、第4図は
従来の不足励磁制限装置の特性説明図、第5図は第4図
に有効電力制限特性を加えた特性説明図、第6図は同期
機の負荷しゃ断による負荷移動説明図、第7図は同期機
電圧および界磁電流の時間的変化図である。 符号の説明、P・・・・・・有効電力、Ps・・・・・
・電力下限設定値、Q・・・・・・無効電力、Qc・・
・・・・容量性負荷Qs・・・・・・同期機定格不足励
磁容量、UE・・・・・・不足励磁制限特性曲線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 同期発電機の端子電圧と設定電圧との偏差電圧によ
    り励磁電流を制御し、かつ上記同期発電機の有効電力及
    び無効電力が同期発電機の安態安定限界曲線の不足励磁
    制限領域に入ったとき上記偏差電圧に無関係に励磁電流
    を制限する不足励磁制限機能を有する励磁制御装置にお
    いて、上記有効電力がこの発電所の所内負荷あるいはロ
    ーカル負荷程度のものとなったとき偏差電圧に無関係に
    励磁電流を制限する上記不足励磁制限機能を無効にする
    ことを特徴とする同期発電機の励磁制御装置。
JP50135156A 1975-11-12 1975-11-12 ドウキハツデンキノレイジセイギヨソウチ Expired JPS5850120B2 (ja)

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JPS5259807A JPS5259807A (en) 1977-05-17
JPS5850120B2 true JPS5850120B2 (ja) 1983-11-08

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ID=15145112

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5550000A (en) * 1978-10-04 1980-04-11 Toshiba Corp Exciting device of synchronous machine
JPS57180398A (en) * 1981-04-28 1982-11-06 Toshiba Corp Excitation controller

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JPS5259807A (en) 1977-05-17

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