JPS5930231B2 - 音波送受波法 - Google Patents

音波送受波法

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JPS5930231B2
JPS5930231B2 JP51142503A JP14250376A JPS5930231B2 JP S5930231 B2 JPS5930231 B2 JP S5930231B2 JP 51142503 A JP51142503 A JP 51142503A JP 14250376 A JP14250376 A JP 14250376A JP S5930231 B2 JPS5930231 B2 JP S5930231B2
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waves
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wave
oscillator
transmitting
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JP51142503A
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JPS5366760A (en
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哲志 野瀬
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Canon Inc
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10KSOUND-PRODUCING DEVICES; METHODS OR DEVICES FOR PROTECTING AGAINST, OR FOR DAMPING, NOISE OR OTHER ACOUSTIC WAVES IN GENERAL; ACOUSTICS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G10K11/00Methods or devices for transmitting, conducting or directing sound in general; Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general
    • G10K11/18Methods or devices for transmitting, conducting or directing sound
    • G10K11/26Sound-focusing or directing, e.g. scanning
    • G10K11/34Sound-focusing or directing, e.g. scanning using electrical steering of transducer arrays, e.g. beam steering
    • G10K11/341Circuits therefor
    • G10K11/346Circuits therefor using phase variation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は音波送受波法、特に、位相制御された複数の振
動子を含む電子的フォーカス型音波送受波装置を使用し
た音波送受波法に関するものである。
従来、複数個の振動子を一次元アレイ状に並べ、それら
の振動子に対して切換駆動を電動的に行なうことによっ
て高速で被検部位の断層像を得るという方法が行なわれ
ている。
その際、個々の振動子が出すビームの広がりのため、振
動子の並べられた方向に関する空間的な分解能が劣化す
る。
このため、振動子の各々に遅延時間を与えることによっ
て信号の位相を制御し、ある特定の位置もしくは領域に
全振動子からの波面の合成が収束送波されるようにして
、分解能の劣化を防いでいる。
更に、被検部位からの反射波を受けるときも、送波され
た位置もしくは領域に対して収束性を持つように各振動
子に遅延時間を与えて信号の位相を制御し受波すること
によって、送波・受波の両操作における振動子群の指向
性を向上させている。
本発明はこのような収束性を与えて送受波を行なう複数
個の振動子を使用した音波送受波法に関するものであり
、分解能を向上させるために、送波と受波との間で空間
的な収束位置をわずかにずらせることを行なう方法であ
る。
送波・受波の両操作における振動子群の空間的な広がり
は、送波における空間的な収束分布と受波における空間
的な収束分布との相乗作用の結果もたらされるものであ
る。
したがって、送波と受波の間で空間的な収束位置をわず
かにずらせることによって、送波・受波を同一位置に収
束させる場合に比べて波の空間的な広がりをより小さく
することができる。
換言すれば振動子群の空間的な分解能が向上することに
なる。
以下、原理的な説明を図によって行なう。
第1図は従来から通常行なわれている電子的フォーカス
型トランスジューサーの一例であり、複数個の振動子1
から構成され、個々の振動子に対して遅延手段2によっ
である遅延特性をもたせて駆動することによって音波の
位相を制御し、全振動子1から出された波の重ね合わせ
の結果、点Pを中心とした音波の空間的な収束分布が与
えられていることを示した図である。
この電子的フォーカスの原理は波動物理においてよく知
られているハイゲン(Huygens)の原理によって
説明することができる。
即ち、第2図において、波源Oより波が送り出されて、
ABという円形の波ができたとする。
この上の各点A、R,Q、・・・・・・、Bはそれぞれ
自分を中心とした円形の波(正確には球面波)を送り出
す。
ある時間後それらかa′Aa″。r’R’r’+ q’
Q’q″2m++*、 b’B’b“となったとすれば
、そのときこれらの波の合成はこれらの円群の包絡線A
/R/Q/、・・・・・B′となる。
(この場合はやはり円)。このハイゲンスの原理と同様
にして、各々の振動子に対し、ある遅延時間を設けて発
信波の位相を制御するように駆動すれば、それらの波の
合成波面が形成され、波面の収束、発散あるいは平面性
を任意に持たせることが可能である。
かようにして、第1図にみられるように送波もしくは受
波もしくはその両方に対して電子的な収束を行なわせる
ことによって、列に並んだ振動子の列方向の分解能の向
上がなされてきた。
例えば、従来性なわれてきた方法の1つとして送波・受
渡とも収束性を持たせて操作を行なう場合にグ、・て第
3図に示す。
この場合、点Pは収束中心を示し、送波・受波とも同一
点Pを中心として収束作用を持たせている。
送波・受波ともに収束性を持たせるこのメリットとして
は、送波のみあるいは受波のみに収束性を持たせて送波
・受波を行なう場合に比べて、波の空間的な分布が、送
波と受波の空間分布の相乗作用として与えられるために
より狭くなり、送受波通してのトランスジューサーの指
向性が増すことにある。
尚、第3図で実線は送波のみあるいは受波のみの場合の
音波の収束分布を示し、一点鎖線は送波・受波両方に収
束性を持たせる場合の送受波通しての収束分布を示して
いる。
また、音波の収束分布の示し方は、横方向が空間的な横
座標を示し、縦方向は波の振幅強度を示している。
第3図に示した円弧は点Pを中心とした円の一部である
このように送波と受波の収束分布が同じ位置を中心とし
ている従来の方法に対して、本発明の方法は第4図にみ
られるように、送波の音波の収束分布の中心P1と受波
の音波の収束分布の中心P2とを空間的にわずかにずら
せることによって、一点鎖線で示されたような送受波を
通して得られる収束分布の空間的な広がりをより小さく
することをねらった方法である。
ただ、第4図の一点鎖線からもわかるように、送波と受
波の収束位置を空間的にずらせることによって、受信し
た音波の振幅強度が第3図で代表されるような従来方式
に比べてより小さくなる。
ただし、装置の総合的な感度の点からして、送受波の収
束位置の間で極端な横ずらしをしない限りさしつかえな
い。
次にこのような収束位置をずらす方法についての実施例
を説明する。
第5図に示すように、平面上に間隔dでもってn個の振
動子を並べ、振動子列の中心n laの位置から直角
な線上に一点P1を決め、この点を中心に振動子列の中
心を通る半径fの円弧を描(。
この中心P1から各振動子0番、1番・ 2番・・°。
・・・n −2番、n−1番と結ぶ線と前記円弧との交
点をA 。
* A 1t =・・An−2p An−1とする。今
0番目の振動子に注目すると、この振動子から点P1に
向かって発射される波は振動子列の中心から発せられる
波に対して AoO/υ =(f2+(n−1)2d2
/4−f)/υだげ遅れて収束点P、に達する。
ここにυは音の速さである。
したがって振動子列の中心から発射される波は0番目の
振動子に対し収束点P1に到達する時間の遅れ分だけ遅
延させて振動子を駆動すれば0番目および振動子列の中
心に配置しである振動子からの波は同じ位相で収束点P
1に達し収束される。
他の2番、・・・・・・、n−1番も同様に振動子列の
中心に配置している振動子に対しての各々の遅れ時間A
11.A22.・・・・・・、An−1(n−1)を上
述の式から得、この遅れ時間を前記中心振動子の遅延時
間から引いた各々の値を各振動子の遅延時間とすること
により、各振動子から発せられる波も同様に中心から出
される波に対して同じ位相で収束点P1に到達し、第5
図の実線に示すように収束される。
第6図は0番からn−1番までの振動子と各々の振動子
の遅延時間との関係を示したグラフで、曲線Aは振動子
の数を9個、焦点距離fを5Crrlとしたときの各振
動子に与えられる遅延時間の1直を前述の式に数置代入
して算出することにより得たグラフである。
但し、この場合振動子間のピッチdを2tmnとして計
算しである。
次に受波の際送波のとき点P1に収束させるように駆動
したのに対し、Plに対して横方向にδの距離だけ離れ
た点P2に収束するように各振動子に遅延を与える。
このとき、前記送波のときと同様、B2を中心にfの半
径の円を描き、B2と振動子0.1・・・・・・、n−
1との各交点をB。
、B1゜・・・・・・tBnlとすると、振動子列の中
心から発射される波に対して0番目の振動子は \
tだけ遅て収束点P2に達する。
同様に1番目、2番目・・・・・・、n−1番目の振動
子について振動子列の中心からの遅延時間を求めること
ができる。
ちなみに、n〜1番目の振動子は だげ振動子列の中心に対して遅延時間を持つように設定
する必要がある。
これらの遅延時間を数値代入して算出しグラフに描いた
のが第6図のBである。
ここでも、送波のときと同様振動子の数は9個、焦点距
離fは5/772で、振動子の間隔は2rIunとし、
横ずらし量δは1mmとして計算しである。
第6図からもわかるように、収束位置の横ずらしは、各
振動子に送波と受波の間である特定の振動子からの距離
に比例した遅延時間の変化を与えてやることにより任意
に設定することができる。
こうして送波と受波の間に遅延時間の分布を与えた状態
に更に例えば振動子列の中心からの距離に比例した遅延
時間を加えれば扇状走査を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電子的フォーカス型トランスジューサー
の説明図で第2図は・・インゲンスの原理の説明図、第
3図は送波・受波とも同一位置に収束性を持たせた場合
の音波の広がりについての説明図、第4図は送波・受波
の間で収束位置をずらした本発明の方法の場合の音波の
受波分布についての説明図。 第5図は収束位置をずらす本発明の方法の具体例につい
ての図、第6図は送波と受波の間で収束位置をずらした
場合の送受波間の遅延時間の差についてのグラフ図であ
る。 図中、1・・・・□・・振動子、2・・・・・・遅延回
路、P・・・・・・収束中心位置、Pl・・・・・・送
波の収束中心位置、P2・・・・・・受波の収束中心位
置、である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数個の音波送信用振動子からの音波にそれぞれ所
    定の位相差を与えることによって物体の所定の位置もし
    くは領域に収束させ、前記物体からの音波を複数個の受
    信用振動子によって受信する音波送受波法において、前
    記複数個の受信用振動子を位相制御し、前記物体の前記
    所定位置もしくは領域に対してわずかに異なる位置もし
    くは領域からの音波を受信することを特徴とする音波送
    受波法。
JP51142503A 1976-11-27 1976-11-27 音波送受波法 Expired JPS5930231B2 (ja)

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JPS5366760A JPS5366760A (en) 1978-06-14
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US10488656B2 (en) 2017-03-31 2019-11-26 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Display device, and mobile body having same
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