JPS593003Y2 - 油圧ブレ−キ装置 - Google Patents
油圧ブレ−キ装置Info
- Publication number
- JPS593003Y2 JPS593003Y2 JP1979069977U JP6997779U JPS593003Y2 JP S593003 Y2 JPS593003 Y2 JP S593003Y2 JP 1979069977 U JP1979069977 U JP 1979069977U JP 6997779 U JP6997779 U JP 6997779U JP S593003 Y2 JPS593003 Y2 JP S593003Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic
- piston
- diaphragm
- cylinder
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Braking Systems And Boosters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、マスターシリンダのペダル踏込みによってホ
イールシリンダ作動用のハイドロリックシリンダに液油
を圧送するとともに、該液油をリレーバルブの油圧ピス
トンに作用させて該ピストンを作動し、該ピストンによ
ってダイヤフラムを作動するとともに、該ダイヤフラム
によって弁体を作動して圧力エアーをパワーシリンダに
供給させ、該パワーシリンダで倍力させた出力で゛−上
記/’%イドロリツクシリンダのピストンを作動させる
ようにした油圧ブレーキ装置に関する。
イールシリンダ作動用のハイドロリックシリンダに液油
を圧送するとともに、該液油をリレーバルブの油圧ピス
トンに作用させて該ピストンを作動し、該ピストンによ
ってダイヤフラムを作動するとともに、該ダイヤフラム
によって弁体を作動して圧力エアーをパワーシリンダに
供給させ、該パワーシリンダで倍力させた出力で゛−上
記/’%イドロリツクシリンダのピストンを作動させる
ようにした油圧ブレーキ装置に関する。
さらに詳しくは、上記タイプの油圧ブレーキ装置であっ
て、該装置に付設したペダルショック防止装置を改良し
て戊る油圧ブレーキ装置に関する。
て、該装置に付設したペダルショック防止装置を改良し
て戊る油圧ブレーキ装置に関する。
この種の油圧ブレーキ装置は、マスターシリンダによっ
て圧送される液油をホイールシリンダ作動用のハイドロ
リックシリンダへ供給するとともに、その液油をリレー
バルブにも供給している。
て圧送される液油をホイールシリンダ作動用のハイドロ
リックシリンダへ供給するとともに、その液油をリレー
バルブにも供給している。
したがってハイドロリックシリンダ内における油圧の異
常変化による影響を直ちにリレーバルブの油圧ビスl〜
ンで受けてしまう。
常変化による影響を直ちにリレーバルブの油圧ビスl〜
ンで受けてしまう。
たとえば、パワーシリンダのピストンか゛作動し、倍力
された出力がノ・イドロリツクシリンダのピストンに作
用すると、該ピストンが瞬間的に移動し、該ピストンに
よって隔離されているマスターシリンダ側の油圧室の油
圧が急激に低下する。
された出力がノ・イドロリツクシリンダのピストンに作
用すると、該ピストンが瞬間的に移動し、該ピストンに
よって隔離されているマスターシリンダ側の油圧室の油
圧が急激に低下する。
したがってリレーバルブの油圧ピストンに作用している
油圧も低下し、該ピストンはリレーバルブの非作動状態
にまで復帰して倍力作用を停止する。
油圧も低下し、該ピストンはリレーバルブの非作動状態
にまで復帰して倍力作用を停止する。
しかし、マスターシリンダのペダルは依然として踏み続
けられているので、ハイドロリックシリンダにおけるマ
スターシリンダ側油圧室の油圧は再び上昇し、リレーバ
ルブの油圧ピストンに作用し、該ビスl−ンを押込んで
再び倍力作用を開始する。
けられているので、ハイドロリックシリンダにおけるマ
スターシリンダ側油圧室の油圧は再び上昇し、リレーバ
ルブの油圧ピストンに作用し、該ビスl−ンを押込んで
再び倍力作用を開始する。
この間、運転者はマスターシリンダのペダルを介してシ
ョックを感じる。
ョックを感じる。
出願人は、上記タイプの油圧ブレーキ装置に生じるこの
ような不具合を解悄するべく、先に第1図に示したよう
な油圧ブレーキのペダルショック防止装置を提供した(
実開昭52−97387号参照)。
ような不具合を解悄するべく、先に第1図に示したよう
な油圧ブレーキのペダルショック防止装置を提供した(
実開昭52−97387号参照)。
この装置は、マスターシリンダ1のペダル2の踏込みに
よってホイールシリンダ3を作動さぜるハイドロリック
シリンダ4に液油を圧送するとともに、該液油をリレー
バルブ5の油圧ピストン6に作用させて該ピストンを作
動し、該ピストンによってダイヤフラム7を作動すると
ともに、該ダイヤフラムによって弁体8を作動して圧力
エアーをパワーシリンダ9に供給させ、該シリンダで倍
力させた出力で゛ハイドロリックシリンダ4のピストン
10を作動させるようにした油圧ブレーキ装置を設置す
るものである。
よってホイールシリンダ3を作動さぜるハイドロリック
シリンダ4に液油を圧送するとともに、該液油をリレー
バルブ5の油圧ピストン6に作用させて該ピストンを作
動し、該ピストンによってダイヤフラム7を作動すると
ともに、該ダイヤフラムによって弁体8を作動して圧力
エアーをパワーシリンダ9に供給させ、該シリンダで倍
力させた出力で゛ハイドロリックシリンダ4のピストン
10を作動させるようにした油圧ブレーキ装置を設置す
るものである。
なお、第1図におけるリレーバルブ5において、11は
油圧室で、通路12を介してハイドロリックシリンダ4
の油圧室13と連通している。
油圧室で、通路12を介してハイドロリックシリンダ4
の油圧室13と連通している。
また14は排気ポート15を備えた排気室、16は管路
17を介してパワーシリンダ9の空気室18と連通した
出力圧室、19はニアリザーバ20に連通させた供給圧
室、21は弁体8に形成した第1弁座、22は同じく第
2弁座、23はダイヤフラム7に穿設され、排気室14
と出力圧室16とを連通ずる通気孔、24はその周囲の
出力圧室16側に配設した弁座、25は出力圧室16と
供給圧室19とを分割する隔壁、26は鉄壁に穿設され
、出力圧室16と供給圧室19とを連通ずる通気孔、2
7はその周囲の供給圧室19側に配設した弁座、28は
ダイヤフラム7を排気室14側に付勢しているバネ、2
9は供給圧室19内に介装され、弁体8をダイヤフラム
7方向に付勢しているバネ、30は油圧ピストン6とダ
イヤフラム7とを連結しているロッドである。
17を介してパワーシリンダ9の空気室18と連通した
出力圧室、19はニアリザーバ20に連通させた供給圧
室、21は弁体8に形成した第1弁座、22は同じく第
2弁座、23はダイヤフラム7に穿設され、排気室14
と出力圧室16とを連通ずる通気孔、24はその周囲の
出力圧室16側に配設した弁座、25は出力圧室16と
供給圧室19とを分割する隔壁、26は鉄壁に穿設され
、出力圧室16と供給圧室19とを連通ずる通気孔、2
7はその周囲の供給圧室19側に配設した弁座、28は
ダイヤフラム7を排気室14側に付勢しているバネ、2
9は供給圧室19内に介装され、弁体8をダイヤフラム
7方向に付勢しているバネ、30は油圧ピストン6とダ
イヤフラム7とを連結しているロッドである。
また、第1図におけるパワーシリンダ9において、31
はパワーピストン、32は該ピストンを空圧室18側に
付勢しているバネ、33はパワーピストン31とハイド
ロリックシリンダ4のピストン10とを連結しているロ
ッドである。
はパワーピストン、32は該ピストンを空圧室18側に
付勢しているバネ、33はパワーピストン31とハイド
ロリックシリンダ4のピストン10とを連結しているロ
ッドである。
さらにまた、第1図におけるハイドロリックシリンダ4
において、34はホイールシリンダ3と連通している出
力側油圧室、35はボール弁、36は突出棒である。
において、34はホイールシリンダ3と連通している出
力側油圧室、35はボール弁、36は突出棒である。
先に出願人が提供したペダルショック防止装置は第1図
に示したように、上記した油圧ブレーキ装置のハウジン
グ37に蓄圧器38を附設したものである。
に示したように、上記した油圧ブレーキ装置のハウジン
グ37に蓄圧器38を附設したものである。
この蓄圧器38はダイヤフラム39によって隔離されて
空気圧室40と油圧室41とを形成し、該油圧室をリレ
ーバルブ5の油圧室11に連通させている。
空気圧室40と油圧室41とを形成し、該油圧室をリレ
ーバルブ5の油圧室11に連通させている。
このようなペダルショック防止装置を備えた油圧ブレー
キ装置の作動は以下のようである。
キ装置の作動は以下のようである。
ブレーキペダル2を踏込むと、マスターシリンダ1に油
圧が発生し、その圧油がハイドロリックシリンダ4の油
圧室13に流入する。
圧が発生し、その圧油がハイドロリックシリンダ4の油
圧室13に流入する。
この圧油はハイドロノックシリンダ4のピストン10に
配設されたボール弁35が突出棒36によって押されて
いるため、出力側油圧室34に流入し、ホイールシリン
ダ3に作用する。
配設されたボール弁35が突出棒36によって押されて
いるため、出力側油圧室34に流入し、ホイールシリン
ダ3に作用する。
一方、油圧室13に流入した洗油は通路12を通ってリ
レーバルブ5の油圧室11に流入するとともに、該油圧
室と連通している蓄圧器38の油圧室41に入り、ダイ
ヤフラム39を図において上方に押し、空気圧室40内
の空気を圧縮する。
レーバルブ5の油圧室11に流入するとともに、該油圧
室と連通している蓄圧器38の油圧室41に入り、ダイ
ヤフラム39を図において上方に押し、空気圧室40内
の空気を圧縮する。
リレーバルブ5の油圧室11に流入した洗油はピストン
6に作用し、該ピストンと共にロッド30を介してダイ
ヤフラム7をバネ28の付勢力に抗して右方に移動させ
る。
6に作用し、該ピストンと共にロッド30を介してダイ
ヤフラム7をバネ28の付勢力に抗して右方に移動させ
る。
ダイヤフラム7は、この右方向への移動によって、該ダ
イヤフラムの弁座24を弁体8の第1弁座21に当接し
、通気孔23を閉成する。
イヤフラムの弁座24を弁体8の第1弁座21に当接し
、通気孔23を閉成する。
さらにダイヤフラム7が右方向に移動すると、それによ
って押込まれた弁体8の第2弁座22は隔壁25の弁座
27から離反し、通気孔26を開成する。
って押込まれた弁体8の第2弁座22は隔壁25の弁座
27から離反し、通気孔26を開成する。
これによりニアリザーバ20の圧縮エアーが供給圧室1
9、通気孔26、出力圧室16、管路17を経てパワー
シリンダ9の空気室18に流入し、パワーピストン31
をバネ32の付勢力に抗して図において右方に移動する
。
9、通気孔26、出力圧室16、管路17を経てパワー
シリンダ9の空気室18に流入し、パワーピストン31
をバネ32の付勢力に抗して図において右方に移動する
。
パワーピストン31の移動に伴い、ロッド33を介して
ハイドロリックシリンダ4のピストン10が右方に移動
し、出力側油圧室34内の洗油をホイールシリンダ3に
圧送する。
ハイドロリックシリンダ4のピストン10が右方に移動
し、出力側油圧室34内の洗油をホイールシリンダ3に
圧送する。
この間、蓄圧器38の油圧室41にリレーバルブ5の油
圧室11の洗油が流入し、空気圧室40の体積を縮少さ
せる方向にダイヤフラム39を押圧する。
圧室11の洗油が流入し、空気圧室40の体積を縮少さ
せる方向にダイヤフラム39を押圧する。
パワーシリンダ9によってイ合力された出力で゛ハイド
ロリックシリンダ4のピストン10が作動すると、ハイ
ドロリックシリンダ4の油圧室の容積は急激に拡張され
るが、それによって不足する油液量はマスターシリンダ
1から圧送される油液量に加え、蓄圧器38から流出す
る油液量によって補充され、リレーバルブ5の油圧ピス
トン6にはほとんど影響を及ぼさない。
ロリックシリンダ4のピストン10が作動すると、ハイ
ドロリックシリンダ4の油圧室の容積は急激に拡張され
るが、それによって不足する油液量はマスターシリンダ
1から圧送される油液量に加え、蓄圧器38から流出す
る油液量によって補充され、リレーバルブ5の油圧ピス
トン6にはほとんど影響を及ぼさない。
したがって運転者はブレーキ操作中にペダルショックを
感じることがない。
感じることがない。
本考案に係る油圧ブレーキ装置は、上記の如きペダルシ
ョック防止装置における蓄圧器38のダイヤフラム39
をリレーバルブ5の油圧ピストン6に共用させ、空気圧
室40のバネ作用を、油圧ピストン6とダイヤフラム7
との間に介装させたバネ42によって行なわせるべく構
成して成るものである。
ョック防止装置における蓄圧器38のダイヤフラム39
をリレーバルブ5の油圧ピストン6に共用させ、空気圧
室40のバネ作用を、油圧ピストン6とダイヤフラム7
との間に介装させたバネ42によって行なわせるべく構
成して成るものである。
即ち、かく構成することにより、上記の如き従来別個に
設けていたペダルショック防止装置をリレーバルブ内に
組込み、もって油圧ブレーキ装置のコンパクト化を図る
とともに、さらに該バネ42が一定置換んだ際に油圧ピ
ストン6とダイヤフラム7とが互に当接するようにして
ブレーキ特性を直接的にし、かつロス油液量を少なくし
たものである。
設けていたペダルショック防止装置をリレーバルブ内に
組込み、もって油圧ブレーキ装置のコンパクト化を図る
とともに、さらに該バネ42が一定置換んだ際に油圧ピ
ストン6とダイヤフラム7とが互に当接するようにして
ブレーキ特性を直接的にし、かつロス油液量を少なくし
たものである。
以下、第2図に示す実施例を参照しながら本考案を詳細
に説明する。
に説明する。
なお、本考案に係る油圧ブレーキ装置は、上記した様に
マスターシリンダによって圧送される洗油をホイールシ
リンダ作動用のハイドロリックシリンダへ供給するとと
もに、その洗油をリレーバルブにも供給するタイプのも
のであり、その基本構成はペダルショック防止装置を除
いて第1図に示すものと同様であるので、第2図におい
ては本考案の特徴部であるペダルショック防止装置を組
込んだリレーバルブ部のみを示す。
マスターシリンダによって圧送される洗油をホイールシ
リンダ作動用のハイドロリックシリンダへ供給するとと
もに、その洗油をリレーバルブにも供給するタイプのも
のであり、その基本構成はペダルショック防止装置を除
いて第1図に示すものと同様であるので、第2図におい
ては本考案の特徴部であるペダルショック防止装置を組
込んだリレーバルブ部のみを示す。
第2図に示した実施例は、油圧ピストン6のダイヤフラ
ム7側の面に大径凹部43および該凹部の頂面に小径凹
部44を形威し、該凹部にダイヤフラム7に突設したロ
ッド30の端部を着脱自在に嵌合させ、大径凹部43に
内装させかつロッド周囲に巻回させたバネ42を配設し
ている。
ム7側の面に大径凹部43および該凹部の頂面に小径凹
部44を形威し、該凹部にダイヤフラム7に突設したロ
ッド30の端部を着脱自在に嵌合させ、大径凹部43に
内装させかつロッド周囲に巻回させたバネ42を配設し
ている。
この実施例では、油圧ピストン6とダイヤフラム7とが
、リレーバルブ5の非作動状態において、一定の間隔δ
を保つようにダイヤフラム7をハウジング37に嵌入し
てシリンダを形成するライナ45の段部46に当接させ
てダイヤフラム7か′油圧ピストン6の方向に移動する
のを制限している。
、リレーバルブ5の非作動状態において、一定の間隔δ
を保つようにダイヤフラム7をハウジング37に嵌入し
てシリンダを形成するライナ45の段部46に当接させ
てダイヤフラム7か′油圧ピストン6の方向に移動する
のを制限している。
本考案に係るペダルショック防止装置を備えた第2図の
リレーバルブ5を第1図に示したリレーバルブ5と置換
させて以下にブレーキ装置の作用を説明する。
リレーバルブ5を第1図に示したリレーバルブ5と置換
させて以下にブレーキ装置の作用を説明する。
ブレーキペダル2を踏込むと、マスターシリンダ1に油
圧が発生し、その洗油がハイドロリックシリンダ4の油
圧室13に流入する。
圧が発生し、その洗油がハイドロリックシリンダ4の油
圧室13に流入する。
この洗油はハイドロリックシリンダ4のピストン10に
配設されたボール弁35が突出棒36によって押されて
いるため、出力側油圧室34に流入し、ホイールシリン
ダ3に作用する。
配設されたボール弁35が突出棒36によって押されて
いるため、出力側油圧室34に流入し、ホイールシリン
ダ3に作用する。
一方、油圧室13に流入した洗油は、通路12を通って
第2図に示したリレーバルブ5の油圧室11に流入し、
ピストン6を図において右方に押送する。
第2図に示したリレーバルブ5の油圧室11に流入し、
ピストン6を図において右方に押送する。
ピストン6が右方向に移動すると、バネ42は徐々に撓
みながらダイヤフラム7を右方に移動させる。
みながらダイヤフラム7を右方に移動させる。
ピストン6とロッド30との間隙δが零となったとき、
ダイヤフラム7の弁座24が弁体8の第1弁座21に当
接する。
ダイヤフラム7の弁座24が弁体8の第1弁座21に当
接する。
その後は、ピストン6とダイヤフラム7が一体となって
弁体8を右方向に押送し、該弁体8の第2弁座22を隔
壁25の弁座27から離反させ、通気孔26を開成する
。
弁体8を右方向に押送し、該弁体8の第2弁座22を隔
壁25の弁座27から離反させ、通気孔26を開成する
。
これにより、ニアリザーバ20の圧縮エアーが供給圧室
19、通気孔26、出力圧室16、管路17を経てパワ
ーシリンダ9の空圧室18に流入し、パワーピストン3
1をバネ32の付勢力に抗して図において右方に移動す
る。
19、通気孔26、出力圧室16、管路17を経てパワ
ーシリンダ9の空圧室18に流入し、パワーピストン3
1をバネ32の付勢力に抗して図において右方に移動す
る。
パワーピストン31の移動に伴い、ロッド33を介して
ハイドロリックシリンダ5の油圧ピストン10が右方に
移動し、出力側油圧室34の洗油をホイールシリンダ3
に圧送する。
ハイドロリックシリンダ5の油圧ピストン10が右方に
移動し、出力側油圧室34の洗油をホイールシリンダ3
に圧送する。
パワーシリンダ9によって倍力された出力でハイドロリ
ックシリンダ4のピストン10が作動すると、ハイドロ
リックシリンダ4の油圧室13の容積は急激に拡張され
、マスターシリンダ1から補給される油液量がそれに追
従できなくなるが、しかし、その間リレーバルブ5のピ
ストン6が瞬間的に左行し、油圧室11の容積を縮少す
ることによって解消される。
ックシリンダ4のピストン10が作動すると、ハイドロ
リックシリンダ4の油圧室13の容積は急激に拡張され
、マスターシリンダ1から補給される油液量がそれに追
従できなくなるが、しかし、その間リレーバルブ5のピ
ストン6が瞬間的に左行し、油圧室11の容積を縮少す
ることによって解消される。
その際、ピストン6とダイヤフラム7とはそれぞれ独立
させ、かつその間にバネ42を介在させているので、ピ
ストン6が瞬間的に左行してもダイヤフラム7は直ちに
追従することなく、シたがって倍力作用が停止されるこ
とはない。
させ、かつその間にバネ42を介在させているので、ピ
ストン6が瞬間的に左行してもダイヤフラム7は直ちに
追従することなく、シたがって倍力作用が停止されるこ
とはない。
やがて、マスターシリンダ1から充分な油液量が補給さ
れると、再びリレーバルブ5の油圧ピストン6は右行し
、ダイヤフラム7と一体になる。
れると、再びリレーバルブ5の油圧ピストン6は右行し
、ダイヤフラム7と一体になる。
なお、上記油圧ピストン6とダイヤフラム7との間に介
装されるバネ42の強さは、ダイヤフラム7の弁座が弁
体8の第1弁座21は当接したとき、ピストン6とダイ
ヤフラム7との間隙δを零とするように撓むようにする
ことが好ましく、バネ42の取付長において少なくとも
油圧ピストン6に配設したシールリングによる摩擦抵抗
に打勝つ程度でなくてはならない。
装されるバネ42の強さは、ダイヤフラム7の弁座が弁
体8の第1弁座21は当接したとき、ピストン6とダイ
ヤフラム7との間隙δを零とするように撓むようにする
ことが好ましく、バネ42の取付長において少なくとも
油圧ピストン6に配設したシールリングによる摩擦抵抗
に打勝つ程度でなくてはならない。
本考案に係る油圧ブレーキ装置は、ペダルショック防止
装置を組込んだ上記の如き構成のリレーバルブを備えて
成る。
装置を組込んだ上記の如き構成のリレーバルブを備えて
成る。
従って、ペダルショックを防止できると共に油圧ブレー
キ装置全体がコンパクトであり、かつダイヤフラムによ
って弁体を作動させる状態においては油圧ピストンとダ
イヤフラムとが一体的に結合するので、ブレーキ特性は
直線となり、ロス油液量が少ない。
キ装置全体がコンパクトであり、かつダイヤフラムによ
って弁体を作動させる状態においては油圧ピストンとダ
イヤフラムとが一体的に結合するので、ブレーキ特性は
直線となり、ロス油液量が少ない。
第1図は従来のペダルショック防止装置を備えた油圧ブ
レーキ装置の縦断面図、第2図は本考案に係るペダルシ
ョック防止装置を組込んだリレーバルブの縦断面図であ
る。 1・・・・・・マスターシリンダ、2・・・・・・ペダ
ル、3・・・・・・ホイールシリンダ、4・・・・・・
ハイドロリックシリンダ、5・・・・・・リレーバルブ
、6・・・・・・油圧ピストン、7・・・・・・ダイヤ
フラム、8・・・・・・弁体、9・・・・・・パワーシ
リンダ、10・・・・・・ピストン、30・・・・・・
ロット、42・・・・・・バネ、43・・・・・・大径
凹部、44・・・・・・小径凹部、46・・・・・・段
部。
レーキ装置の縦断面図、第2図は本考案に係るペダルシ
ョック防止装置を組込んだリレーバルブの縦断面図であ
る。 1・・・・・・マスターシリンダ、2・・・・・・ペダ
ル、3・・・・・・ホイールシリンダ、4・・・・・・
ハイドロリックシリンダ、5・・・・・・リレーバルブ
、6・・・・・・油圧ピストン、7・・・・・・ダイヤ
フラム、8・・・・・・弁体、9・・・・・・パワーシ
リンダ、10・・・・・・ピストン、30・・・・・・
ロット、42・・・・・・バネ、43・・・・・・大径
凹部、44・・・・・・小径凹部、46・・・・・・段
部。
Claims (1)
- マスターシリンダのペダル踏込みによってホイールシリ
ンダ作動用のハイドロリックシリンダに液油を圧送する
とともに、該液油をリレーバルブの油圧ピストンに作用
させて該ピストンを作動し、該ピストンによってダイヤ
フラムを作動するとともに、該ダイヤフラムによって弁
体を作動して圧力エアーをパワーシリンダに供給させ、
該パワーシリンダで゛倍力させた出力で゛上記ハイドロ
リックシリンダのピストンを作動させるようにした油圧
ブレーキ装置において、上記リレーバルブの油圧ピスト
ンとダイヤフラムとを互に独立させて配設し、かつその
間にバネを介在させるとともに、該バネが一定置換んだ
際に、上記油圧ピストンとダイヤフラムとが互に当接す
るように構成したことを特徴とする油圧ブレーキ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979069977U JPS593003Y2 (ja) | 1979-05-24 | 1979-05-24 | 油圧ブレ−キ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979069977U JPS593003Y2 (ja) | 1979-05-24 | 1979-05-24 | 油圧ブレ−キ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55170160U JPS55170160U (ja) | 1980-12-06 |
JPS593003Y2 true JPS593003Y2 (ja) | 1984-01-27 |
Family
ID=29303750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979069977U Expired JPS593003Y2 (ja) | 1979-05-24 | 1979-05-24 | 油圧ブレ−キ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS593003Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS584750Y2 (ja) * | 1979-05-15 | 1983-01-27 | 自動車機器株式会社 | 油圧ブレ−キ装置用リレ−バルブ |
-
1979
- 1979-05-24 JP JP1979069977U patent/JPS593003Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55170160U (ja) | 1980-12-06 |
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