JPS5929291B2 - 酸化エチレン製造用銀担持触媒の製造方法 - Google Patents

酸化エチレン製造用銀担持触媒の製造方法

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JPS5929291B2
JPS5929291B2 JP52042703A JP4270377A JPS5929291B2 JP S5929291 B2 JPS5929291 B2 JP S5929291B2 JP 52042703 A JP52042703 A JP 52042703A JP 4270377 A JP4270377 A JP 4270377A JP S5929291 B2 JPS5929291 B2 JP S5929291B2
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  • Catalysts (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は酸化エチレン製造用銀担持触媒の製法に関する
ものであり、さらにこの触媒を使用してエチレンを分子
状酸素含有ガスと共に接触気相酸化反応せしめて酸化エ
チレンを高水準で製造する方法を提供するものである。
工業的にエチレンを分子状酸素により接触気相酸化して
酸化エチレンを製造する際に使用される触媒には、高活
性であること、高選択性であることと共に長寿命である
ことが要求される。
これらの性能を改善する目的で、数多くの銀担持触媒が
提案され、たとえば特公昭40−4605号、特公昭4
1−1095号、特公昭49−22314号、特公昭4
9−7798号また特開昭47−11467号、特開昭
49−30286号、特公昭50−74589号などの
各公報明細書記載の発明が知られている。
これらは、適当な無機質担体に被覆または含浸法により
銀あるいは銀化合物また反応促進剤としてのアルカリ金
属、アルカリ土類金属その他の金属化合物を担体上に付
着させ、これを還元または熱分解せしめることにより酸
化エチレン製造用銀担持触媒とする方法を開示するもの
であるが、これら公知の触媒はエチレンの転化率および
酸化エチレンヘの選択率について工業的に要求される水
準には達しているものの、まだ不十分な点や改良すべき
点が多い。たとえば以下に述べるように銀あるいは銀化
合物の担持方法、反応促進剤の選定およびその添加方法
、さらに担体の選定などが挙げられる。すなわち、触媒
作用において担持された金属銀の持つ活性は、その活性
銀を調製する方法、その担持のさせ方などにより著しく
影響を受けるものであるが、これらの方法として上記文
献中に提案される25()℃以上、場合によつては30
0℃を越える環元処理、熱分解処理は決して安定した高
活性銀を与えるものではなく、またその調製工程上爆発
、燃焼などの危険性にも十分対処しておくなど、欠点が
指摘される。そして反応促進剤に関しても、採用する化
合物により、その触媒調製工程における添加時期または
添加方法により、えられた触媒活性に与えるそれぞれの
影響は著しく大きいものであり、さらに用いる担体の材
質、比表面積、細孔分布などもえられる触媒の活性や選
択性に与える影響が大きい。さらにまた、上記欠点を改
善する目的をもつて、すでに本発明者らにより低温(5
0〜200てC)下での銀塩の還元熱分解方法が開発さ
れ、特公昭46−19606号として提案されている。
この発明は、硝酸銀とアルカノールアミンとの錯塩を2
00℃以下の低温で加熱還元処理して担体上に活性銀を
析出せしめる方法を開示するものであり、銀担持触媒は
微細な活性銀粒子が強固に担体し付着したものとしてえ
られると報告されている。確かにこの特公昭46−19
606号発明にもとづく銀担持触媒は、2,000〜7
,000人(0.2〜0.7μ)の微細な銀粒子を担体
に付着せしめうるものであるが、本発明者らの知見によ
ると、まだ十分に微細とはいえずまた粒径分布が巾広く
不揃いな傾向が見られ、工業的規模でのエチレン酸化反
応用触媒に要求される空時収率(単位時間当りの生産量
)も本発明が目的とする水準には達していない。本発明
は、これらの従来公知発明に対し種々の特徴点を有する
触媒を提供するものである。
まず第1の特徴は、きわめて微細な活性銀粒子を担体内
外面に分散性よく堅牢に付着担持せしめることにより、
高い耐久性を有する高選択性の銀担持触媒がえられたこ
とである。第2の特徴は、上記触媒を、従来にない工業
的に安全なかつ経済的なプロセスにより製造することに
成功したことである。すなわち、本発明は以下の内容を
構成するものである。
エチレンを分子状酸素で接触気相酸化して酸化エチレン
を製造する際に使用される、多孔性無機質担体の外表面
および多孔内壁面に微細銀粒子を分散付着させた銀担持
触媒の製造方法において、硝酸銀と、アルコール性水酸
基を1分子中に1〜3個有する炭素数2〜6の低級脂肪
族アルコール類から選ばれた1種以上またはアルコール
性水酸基を1分子中に1〜3個有する炭素数2〜6の低
級脂肪族アルコール類から選ばれた1種以上および水と
、さらに炭素数1〜4の低級酸アミド類の少なくとも1
種とを含有する混合溶液中に多孔性無機質担体を含浸し
、ついでこれを加熱することにより金属銀を該担体上に
付着担持せしめ、さらに加熱して有機物を除去せしめる
ことを特徴とする酸化エチレン製造用銀担持触媒の製造
方法。
以下、さらに詳細に本発明を説明していくが、これによ
り本発明の他の特徴点も明らかにされるだろう。まず本
発明にかかる触媒の製法について詳細に説明する。
硝酸銀を溶解すべき溶媒として、本発明においては水お
よびアルコール性水酸基含有の低級脂肪族アルコール類
よりなる群から選ばれる。
具体的には、水、エチレングリコール、ジエチレングリ
コール、トリエチレングリコール、トリメチレングリコ
ール、プロピレングリコール、メチルセロソルブ、エチ
ルセロソルブ、メチルカルビトール、エチルカルビトー
ル、グリセリンなどが有利に使用される。とくに好まし
い溶媒としては、水、モノエチレングリコール、ジエチ
レングリコール、トリメチレングリコール、メチルセロ
ソルブおよびメチルカルビトールが挙げられる。そして
これら溶媒を2種以上混合して使用することも可能であ
り、適当に組合わせ混合使用することにより、完成触媒
に担持された銀粒子の大きさを調節することができる。
溶媒としての使用量は、担体への銀の担持量、担体の持
つ吸水率などの物性ならびに使用する還元剤(後述)の
量によつて決定されるが、銀イオン濃度として5〜50
重量%の範囲内に溶媒量は調節される。
本発明において使用される還元剤は、上記低級酸アミド
類であり、とくにホルムアミド、アセトアミド、プロピ
オン酸アミド、グリコール酸アミ門 ド、ジメチルホル
ムアミドが好適である。
もちろんこれら還元剤は2種以上を混合使用してもよく
、還元剤としての使用量は、硝酸銀1モルに対して0.
5〜5モル、好ましくは1〜3モルである。なお、還元
剤として前記以外のもの、たとえばホルノマリンの如き
物質も使用することはできるが、効果は上記還元剤より
も小さく、またアルカリ性の強い還元剤の使用も好まし
くないことも明らかとなつた。つぎに本発明で使用され
る多孔性無機質担体は、従来公知担体のいずれも採用し
うるが、アルミナおよび/またはシリカよりなる担体使
用が好ましい。
とくにα−アルミナ含量の高い担体の使用は好結果を与
える。また用いる担体の物性について好ましいのは、比
表面積が10m″/7以下、とくに0.01〜1m゛/
V1見掛けの多孔率が40〜60容量%、細孔容積が0
.1〜0.5cc/7のものが採用される。
そして本発明者の知見したところによると、担体の細孔
径に関しては、比較的小さい径のものと、比戟的大きい
径のものとを有するいわゆる二重構造型の担体が有利に
使用しえることが明らかとなつた。このような担体につ
いてはすでに本発明者らが特願昭46−6781号(特
開昭47一20079号)明細書で開示した通りである
さらに、本発明において、触媒活性物質構成上従来公知
とされてきた多くの反応促進剤も使用され、とくにアル
カリ金属、アルカリ土類金属の各種化合物、周期律表第
,,V,族元素の各種化合物が挙げられる。
とくに好ましい元素化合物としては、本発明者らがすで
に特公昭51−36245号明細書において開示した、
バリウム、スズ、アンチモン、タリウム、カリウム、セ
シウムの各種化合物が挙げられる。これらの元素化合物
は、個々に加えても、組合せて使用しても有効であり、
それぞれの化合物の添加範囲としては、触媒中金属銀1
グラム原子に対しいずれも0.0001〜0.01グラ
ム原子である。
これら反応促進剤は、水または低沸点有機溶媒に溶解し
て添加使用するかあるいは前記含浸用銀溶液中に添加溶
解せしめて使用される。より具体的に本発明にかかる銀
担持触媒の製造方法を以下に記す。
硝酸銀を2〜20重量倍、とくに2〜10重量倍量の溶
媒中に溶解する。
この際溶解を助けるために50〜80℃に加熱してもよ
い。この溶液に銀成分に対し0.5〜5倍モル、とくに
1〜3倍モルの還元剤を加えよく撹拌後、この溶液に所
望書、すなわち、銀担持量として1〜20重量%、とく
に3〜15重量%、より好ましくは5〜12重量%とな
るような量の担体を浸漬し、場合により溶媒を切り、さ
らに100〜150℃で1〜10時間加熱処理して銀を
還元させつつ同時に金属銀として担体上に分散付着せし
め、ついで150〜250℃、好ましくは180〜23
0℃の温度に昇温加熱して溶媒その他の有機化合物を蒸
発除去せしめる。この場合、使用する溶媒が高沸点化合
物である場合でも、加熱温度は250℃を越えることは
好ましくないので、減圧下での蒸発処理をせねばならな
い。かくして本発明にかかる触媒は製造される。
上記方法でえられた触媒に担持付着された活性銀粒子は
従来公知方法でえられる銀粒径がほとんど2000λな
いしそれ以上の大きさのものであるのに対し、大部分が
2000A以下の粒径であり、本発明における高活性、
高選択囲ある触媒を構成する因をなすものである。本発
明方法によつてえられる銀担持触媒は、その粒子径が微
細でかなり揃つているためもあり、従来にない低温でも
十分にその空時収率高くエチレン酸化反応に供しうる利
点を有する。また、本発明にかかる触媒の製造方法は、
従来方法において支配的である高温下での熱処理を採用
しないため、微細銀粒子の安定な分散担持に有利に作用
するだけではなく、常に爆発という危険性の大きい銀化
合物の取扱い上にも、その工業的規模での採用の面で有
利となる。
本発明でえられた触媒を使用して、酸化エチレンを製造
するために採用される反応条件は、反応温度が150〜
300℃、好ましくは180〜250℃、反応圧力2〜
40kg/d1好ましくは10〜30k9/CTiLl
空間速度3,000〜10,000hr−1、好ましく
は5000〜8500hr−1である。
触媒を通過せしめる原料ガス組成は、エチレンが0.5
〜30モル%、酸素3〜10モル%、二酸化炭素5〜3
0モル%、残部30〜91.5モル%を窒素、アルゴン
などの不活性ガスやメタン、エタンなどの低級炭化水素
よりなる。
またこれに反応抑制剤として、二塩化エチレン、塩化ジ
フエニルなどのハロゲン化合物0.1〜10ppmの添
加使用することも好結果を与える。本発明において使用
される分子状酸素源としては、空気、純酸素および富化
空気が挙げられる。
なお、以下に実施例および比戟例を示して、本発明をさ
らに詳細に説明するが、本発明はその主旨に反しない限
りこれらの実施例に限定されるものではない。また、本
文および実施例、比較例の記載中、転化率および選択率
は次式によつて算出されたものである。実施例 1 硝酸銀150Vをモノエチレングリコール250tに常
温下溶解した。
この溶液にホルムアミド60yを添加しよく撹拌混合し
た。この液を、見掛けの気孔率57%、平均細孔径7ミ
クロン(μ)、BET法による比表面積0.30m’/
V)粒径4〜6mmの球状α−アルミナ担体11に含
浸させた。ついでゆるやかに撹拌しながらこの混合物を
145〜150℃に2時間加熱し、硝酸銀を還元し金属
銀として担体に付着担持せしめた。常温に冷却後風乾し
た。この触媒を内径18.5mm)管長500mmのス
テ→ンレス製反応管に充填し、その外側を「タウサムA
」により150℃〜220℃に徐々に加熱しながら24
時間空気を触媒層に導入し、残余の有機物を除去した。
かくしてえられた触媒には、9.1重量%の銀が担持さ
れていた。ついでエチレン20容量%、酸素8容量%、
二酸化炭素7容量%、残余が窒素、メタン、エタン、ア
ルゴンなどの不活性ガスであり、さらに1ppmの二塩
化エチレンを添加してなる原料混合ガスを触媒層に導入
し、反応圧力23k9/(V7IG,.空間速度650
0hr−1 (STP)、反応温度(熱媒「タウサムA
」温度)231℃にて反応を行なつた。
240時間後における結果を第1表に示す。
実施例 2〜9実施例1においてモノエチレングリコー
ルの代りに、第1表中溶媒の欄に示す化合物を使用し、
ホルムアミドの代りに第1表中還元剤の瀾に示す化合物
を使用する以外は実施例1と同様に行ない第1表に示す
結果をえた。
比戦例 1 90〜95℃に加熱した50重量%の乳酸銀水溶液38
0ゴ中に実施例1で使用したのと同じ担体11を浸漬し
、ゆるやかに90−100℃で加熱撹拌し乾燥した。
ついでこれを180〜200℃の温度で3時間焼成し銀
担持触媒をえた。このようにしてえられた触媒を内径1
8.5mm)長さ5000nのステンレス製反応管に充
填し、空気流通下250℃に加熱して触媒中に残余の有
機物を完全に分解除去した。この触媒は銀を9.5重量
%担持してなるものであつた。ついで実施例1における
と同様にエチレンの酸化反応に供したが、この時の反応
温度は238℃に保つた。
240時間後の転化率7.7%、選択率715%からな
る結果をえた。
比戦例 2 硝酸銀150Vを水310Vに溶解せしめ、この溶液に
37%ホルマリン72yを加えよく撹拌した。
この溶液を実施例1におけるのと同じ担体1ノに含浸し
た。ついでゆるやかに攪拌しながら90〜100℃に昇
温し2時間加熱し硝酸銀を還元し金属銀として担体に付
着担持せしめた。常温に冷却後、風乾して余剰の液を切
つた。えられた触媒を内径18.5mm)管長5000
m7Kのステンレス製反応管に充填し、外側をタウサム
Aにより150〜200℃に昇温しながら、24時間空
気を触媒層に導入して加熱処理した。かくしてえられた
触媒には9.2重量%の銀が担持されていた。ついで実
施例1におけると同様にエチレンの酸化反応を反応温度
264℃で行ない、240時間後の転化率7.9%、選
択率67.工%の結果をえた。
実施例 10 実施例1におけると同様にしてえられた硝酸銀モノエチ
レングリコールおよびホルムアミドよりなる混合溶液に
4.0重量%の硫酸タリウム水溶液5mtと5.0重量
%乳酸アンチモン水溶液4mtとを加えた。
えられた混合溶液に見掛けの気孔率51〜55%、BE
T比表面積0.3m’/ V、0.1〜 5μの細孔容
積と、10〜20μの細孔径の占める細孔容積とが全細
孔容積に対しそれぞれ45%、47%である粒径4〜
6m7nの球状アルミナ担体11を浸漬し、あとは実施
例1と同様にして触媒を調製した。かくしてえられた触
媒には9.0重量%の銀が担持され、銀lモルに対し約
1000ppm原子の(硫酸)タリウム、約600pp
m原子の(乳酸)アンチモンが付着担持されていた。
この触媒を用いて、実施例1におけると同様のエチレン
の酸化反応を反応温度245℃で行ない240時間後の
転化率8.0%、選択率80.2%の結果をえた。
比較例 3 硝酸銀150Vにモノエチレングリコール310tを添
加し、よく撹拌混合した。
この液を、見掛けの気孔率57%、平均細孔径7ミクロ
ンψ)、BET法による比表面積0.30m’/ T,
.粒径4〜6mmの球状α−アルミナ担体11に含浸さ
せた。ついでゆるやかに攪拌しながらこの混合物を14
5〜150℃に2時間加熱し、硝酸銀を還元し金属銀と
して担体に付着担持せしめた。
常温に冷去口後風乾した。この触媒を内径18.5mm
)管長5000mmのステンレス製反応管に充填し、そ
の外側を「タウサムA」により150〜220℃に徐々
に加熱しながら24時間空気を触媒層に導入し、残余の
有機物を除去した。
ついでエチレン20容量%、酸素8容量%、二酸化炭素
7容量%、残余が窒素、メタン、エタン、アルゴンなど
の不活性ガスであり、さらに1ppmの二塩化エチレン
を添加してなる原料混合ガスを触媒層に導入し、反応圧
力23k9/粛G,.空間速度6500hr−” (S
TP)、反応温度(熱媒「タウサムA」温度)231℃
にて反応を行なつたところ、転化率O%の結果を得た。
比較例 4 硝酸銀150Vにホルムアミド310yを添加し、よく
攪拌混合した。
この液を、見掛けの気孔率57%、平均細孔径7ミクロ
ンψ)、BET法による比表面積0.30771’/
y)粒径4〜6mmの球状α−アルミナ担体11に含浸
させた。ついでゆるやかに撹拌しながらこの混合物を1
45〜150℃に2時間加熱し、硝酸銀を還元し金属銀
として担体に付着担持せしめた。常温に冷却後風乾した
。この触媒を内径18.5mwL)管長5000mmの
ステンレス製反応管に充填し、その外側を「タウサムA
」により150〜220℃に徐々に加熱しながら24時
間空気を触媒層に導入し、残余の有機物を除去した。つ
いでエチレン20容量%、酸素8容量%、二酸化炭素7
容量%、残余が窒素、メタン、エタン、アルゴンなどの
不活性ガスであり、さらに1ppmの二塩化エチレンを
添加してなる原料混合ガスを触媒層に導入し、反応圧力
23k9/(−JモV1G,.空間速度6500hr−”
(STP)、反応温度(熱媒「タウサムA」温度)2
31℃にて反応を行なつたところ転化率O%の結果を得
た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 エチレンを分子状酸素で接触気相酸化して酸化エチ
    レンを製造する際に使用される、多孔性無機質担体の外
    表面および多孔内壁面に微細銀粒子を分散付着させた銀
    担持触媒の製造方法において、硝酸銀と、アルコール性
    水酸基を1分子中に1〜3個有する炭素数2〜6の低級
    脂肪族アルコール類から選ばれた1種以上またはアルコ
    ール性水酸基を1分子中に1〜3個有する炭素数2〜6
    の低級脂肪族アルコール類から選ばれた1種以上および
    水と、さらに炭素数1〜4の低級酸アミド類の少なくと
    も1種とを含有する混合溶液中に多孔性無機質担体を含
    浸し、ついでこれを加熱することにより金属銀を該担体
    上に付着担持せしめ、さらに加熱して有機物を除去せし
    めることを特徴とする酸化エチレン製造用銀担持触媒の
    製造方法。
JP52042703A 1977-04-15 1977-04-15 酸化エチレン製造用銀担持触媒の製造方法 Expired JPS5929291B2 (ja)

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