JPS5929070B2 - 3−アミノ−4−カルボアルコキシ安息香酸−4′−フエノキシアニリド並びにその製造及び使用方法 - Google Patents
3−アミノ−4−カルボアルコキシ安息香酸−4′−フエノキシアニリド並びにその製造及び使用方法Info
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- JPS5929070B2 JPS5929070B2 JP51054465A JP5446576A JPS5929070B2 JP S5929070 B2 JPS5929070 B2 JP S5929070B2 JP 51054465 A JP51054465 A JP 51054465A JP 5446576 A JP5446576 A JP 5446576A JP S5929070 B2 JPS5929070 B2 JP S5929070B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B29/00—Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling
- C09B29/0003—Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from diazotized anilines
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C09B29/00—Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling
- C09B29/10—Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from coupling components containing hydroxy as the only directing group
- C09B29/18—Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from coupling components containing hydroxy as the only directing group ortho-Hydroxy carbonamides
- C09B29/20—Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from coupling components containing hydroxy as the only directing group ortho-Hydroxy carbonamides of the naphthalene series
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明の対象は下記一般式(1)
〔式中、Rはメチル一又はエチル−基を、Xは同一又は
相異るハロゲン原子、殊にクロル一又はブロム一原子を
、nはO又は1〜4の整数を意味する。
相異るハロゲン原子、殊にクロル一又はブロム一原子を
、nはO又は1〜4の整数を意味する。
〕で示される3−アミノ−4−カルボアルコキシ安息香
酸−4′−フエノキシアニリド並びにその製造法であり
、この製法は下記一般式(n)〔式中、Rは土述の意味
を有し、Aはアミノ基に変りうる基、例えばニトロ一又
はアシルアミノ一基(例えばアセチルアミノ基)を意味
する。
酸−4′−フエノキシアニリド並びにその製造法であり
、この製法は下記一般式(n)〔式中、Rは土述の意味
を有し、Aはアミノ基に変りうる基、例えばニトロ一又
はアシルアミノ一基(例えばアセチルアミノ基)を意味
する。
〕で示される4−カルボアルコキシベンゾイルクロリド
を下記一般式叫〔式中、x及びnは上述の意味を有する
。
を下記一般式叫〔式中、x及びnは上述の意味を有する
。
〕で示される4−アミノジフエニルエーテルと、例えば
シヨツテン・バウマン(SchOttenBau−Ma
rm)の反応により、縮合せしめ、ついで基Aをアミノ
基に変える(例えばニトロ基を還元するか又はアシルア
ミノ基を加水分解する)ことよりなる。上記縮合反応は
酸結剤即ち無機又は有機の塩基、例えば酢酸アルカリ金
属、炭酸アルカリ金属又は重炭酸アルカリ金属或は有機
アミン殊に芳香族複素環式アミン(特にピリジン)の存
在下に行うのが好都合である。
シヨツテン・バウマン(SchOttenBau−Ma
rm)の反応により、縮合せしめ、ついで基Aをアミノ
基に変える(例えばニトロ基を還元するか又はアシルア
ミノ基を加水分解する)ことよりなる。上記縮合反応は
酸結剤即ち無機又は有機の塩基、例えば酢酸アルカリ金
属、炭酸アルカリ金属又は重炭酸アルカリ金属或は有機
アミン殊に芳香族複素環式アミン(特にピリジン)の存
在下に行うのが好都合である。
該縮合は一般に20〜200℃、好ましくは50〜15
0℃、殊に70〜120℃の温度で、場合により不活性
溶剤、好ましくは芳香族溶剤、例えばトルオール、塩素
化ベンゾール又は低級安息香酸アルキルエステルの存在
下に行う。一般式叫の4−アミノジフエニルエーテルは
例えば下記一般式(代)〔式中、X及びnは上述の意味
を有し、Mはカリウム一又はナトリウム一原子を意味す
る。
0℃、殊に70〜120℃の温度で、場合により不活性
溶剤、好ましくは芳香族溶剤、例えばトルオール、塩素
化ベンゾール又は低級安息香酸アルキルエステルの存在
下に行う。一般式叫の4−アミノジフエニルエーテルは
例えば下記一般式(代)〔式中、X及びnは上述の意味
を有し、Mはカリウム一又はナトリウム一原子を意味す
る。
〕で示されるアルカリフェノラードをp−ニトロクロル
ベンゾールと、フエノール又は有機溶剤、例えばジメチ
ルホルムアミド又はジメチルスルホキシドの存在下に、
反応せしめ、ついでニトロ基を還元することによつて製
造することができる。この式(ホ)の4−アミノジフエ
ニルエーテルとしては例えば下記の化合物を使用するこ
とができる:4−アミノジフエニルエーテル、4−アミ
ノ−4′ークロルジフエニルエーテル、4−アミノ−2
′・3′−ジクロルジフエニルーエーテル、4−アミノ
−2′・l−ジクロルジフエニルエーテル、4−アミノ
−21・5′−ジクロルジフエニルエーテル、4ノつ −アミノ−2′・4′・5′一トリクロルジフエニルエ
ーテル、4−アミノ−2′・3′・4!・5′−テトラ
クロルジフエニルエーテル、4−アミノ−2′−プロム
ジフエニルエーテル、4−アミノ−4′−プロムジフエ
ニルエーテル。
ベンゾールと、フエノール又は有機溶剤、例えばジメチ
ルホルムアミド又はジメチルスルホキシドの存在下に、
反応せしめ、ついでニトロ基を還元することによつて製
造することができる。この式(ホ)の4−アミノジフエ
ニルエーテルとしては例えば下記の化合物を使用するこ
とができる:4−アミノジフエニルエーテル、4−アミ
ノ−4′ークロルジフエニルエーテル、4−アミノ−2
′・3′−ジクロルジフエニルーエーテル、4−アミノ
−2′・l−ジクロルジフエニルエーテル、4−アミノ
−21・5′−ジクロルジフエニルエーテル、4ノつ −アミノ−2′・4′・5′一トリクロルジフエニルエ
ーテル、4−アミノ−2′・3′・4!・5′−テトラ
クロルジフエニルエーテル、4−アミノ−2′−プロム
ジフエニルエーテル、4−アミノ−4′−プロムジフエ
ニルエーテル。
一般式(11)の4−カルボアルコキシベンゾイルクロ
リドは例えばニトロテレフタル酸ジアルキルエステルを
部分的加水分解に付し、ついで得られた3−ニトロ−4
−カルボアルコキシ安息香酸を酸塩化物を製造するため
の慣用の試剤、例えば塩化チオニル又はオキシ三塩化燐
と反応せしめることによつて製造することができる。
リドは例えばニトロテレフタル酸ジアルキルエステルを
部分的加水分解に付し、ついで得られた3−ニトロ−4
−カルボアルコキシ安息香酸を酸塩化物を製造するため
の慣用の試剤、例えば塩化チオニル又はオキシ三塩化燐
と反応せしめることによつて製造することができる。
この方法に準じて3−アシルアミノ−4−カルボアルコ
キシ安息香酸をその酸塩化物に変えることができる。こ
の場合ゞアシルJメ[基は殊にベンゾイル基又は炭素原子
数2〜5のアルカノイル基(殊にアセチル基)を意味す
る。式(11)の酸塩化物と式傾のアミンとの縮合によ
つて得られた化合物はN−アシル基が存在する場合はこ
れを酸又はアルカリ液と処理することにより、或はニト
ロ基が存在する場合にはこれを例えば金属(例えば鉄又
は亜鉛)又は錫(3)塩で還元することにより、好まし
くは加圧下に且つニツケル触媒の存在下に水素化するこ
とにより対応する3−アミノ−4−カルボアルコキシ−
安息香酸−4′−フエノキシアニリドに変える。
キシ安息香酸をその酸塩化物に変えることができる。こ
の場合ゞアシルJメ[基は殊にベンゾイル基又は炭素原子
数2〜5のアルカノイル基(殊にアセチル基)を意味す
る。式(11)の酸塩化物と式傾のアミンとの縮合によ
つて得られた化合物はN−アシル基が存在する場合はこ
れを酸又はアルカリ液と処理することにより、或はニト
ロ基が存在する場合にはこれを例えば金属(例えば鉄又
は亜鉛)又は錫(3)塩で還元することにより、好まし
くは加圧下に且つニツケル触媒の存在下に水素化するこ
とにより対応する3−アミノ−4−カルボアルコキシ−
安息香酸−4′−フエノキシアニリドに変える。
その際の処理温度は20〜200℃殊に50〜150℃
である。本発明による化合物は良好な収率及び純度を以
て得られる。該化合物は場合により極めて種々の溶剤、
例えばアルコール、ベンゾール、トルオール又は氷酢か
ら再結晶することができる。本発明による新規な3−ア
ミノ−4−カルボアルコキシ安息香酸−4仁フエノキシ
アニリド化合物は価値あるジアゾ成分であり、殊にジア
ゾ化された形で例えば2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸
アニリド一誘導体とカツプリングしてアゾピグメントを
形成することができる。
である。本発明による化合物は良好な収率及び純度を以
て得られる。該化合物は場合により極めて種々の溶剤、
例えばアルコール、ベンゾール、トルオール又は氷酢か
ら再結晶することができる。本発明による新規な3−ア
ミノ−4−カルボアルコキシ安息香酸−4仁フエノキシ
アニリド化合物は価値あるジアゾ成分であり、殊にジア
ゾ化された形で例えば2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸
アニリド一誘導体とカツプリングしてアゾピグメントを
形成することができる。
このピグメントは鮮明な色調及び極めて良好な堅牢性、
例えば耐光性及び耐マイグレーシヨン性を示すことで卓
越している。ドイツ特許第1644191号明細書より
、カツプリング成分として2−ヒドロキシ−3ナフトー
ル−4′−ベンゾイルアミノ−アニリドを含むアゾピグ
メントが公知となつているが、しかしこのピグメントは
ジアゾ成分の点で本発明による化合物とは相違する。本
発明によるピグメントは上記ドイツ特許第164419
1号明細書に記載のピグメントに比して卓越した耐光性
及び耐候性を有する点で特にすぐれている。以下の例は
本発明による化合物の製法を説明するものである。
例えば耐光性及び耐マイグレーシヨン性を示すことで卓
越している。ドイツ特許第1644191号明細書より
、カツプリング成分として2−ヒドロキシ−3ナフトー
ル−4′−ベンゾイルアミノ−アニリドを含むアゾピグ
メントが公知となつているが、しかしこのピグメントは
ジアゾ成分の点で本発明による化合物とは相違する。本
発明によるピグメントは上記ドイツ特許第164419
1号明細書に記載のピグメントに比して卓越した耐光性
及び耐候性を有する点で特にすぐれている。以下の例は
本発明による化合物の製法を説明するものである。
なお例中に記載の2部7及び7%7は別様に記載されて
いない限り重量に関してのものである。又重量部と容量
部との関係はKgとlとの関係に相当する。例1 3−ニトロ−4−カルボメトキシ安息香酸450部をク
ロルベンゾール1000容量部に溶解する。
いない限り重量に関してのものである。又重量部と容量
部との関係はKgとlとの関係に相当する。例1 3−ニトロ−4−カルボメトキシ安息香酸450部をク
ロルベンゾール1000容量部に溶解する。
ついで約100容量部のクロルベンゾールを共沸的に溜
去して該エステルを無水の状態となす。ついで予め乾燥
したジメチルホルムアミド10容量部の添加の下に70
℃で塩化チオニル260部(−158容量部)を滴下す
る。4〜5時間の後過剰の塩化チオニルを少量のクロル
ベンゾールと共に水流ポンプによる減圧下に溜去する。
去して該エステルを無水の状態となす。ついで予め乾燥
したジメチルホルムアミド10容量部の添加の下に70
℃で塩化チオニル260部(−158容量部)を滴下す
る。4〜5時間の後過剰の塩化チオニルを少量のクロル
ベンゾールと共に水流ポンプによる減圧下に溜去する。
形成された酸塩化物をクロルベンゾールに溶解された状
態で少量づX下記の如く反応せしめる。4−アミノジフ
エニルエーテル374部を80℃でクロルベンゾール5
00容量部とピリジン160容量部との中に溶解し、こ
れに3時間でクロルベンゾールに溶解されている上記酸
塩化物を加え、暫時100℃に加熱する。
態で少量づX下記の如く反応せしめる。4−アミノジフ
エニルエーテル374部を80℃でクロルベンゾール5
00容量部とピリジン160容量部との中に溶解し、こ
れに3時間でクロルベンゾールに溶解されている上記酸
塩化物を加え、暫時100℃に加熱する。
ついでこの混合物を2%炭酸ナトリウム溶液4000容
量部に加える。次に冷却すると目的生成物が沈澱する。
水蒸気を用いてクロルベンゾールとピリジンとを駆遂す
る。ついで生成物を吸引▲取し、乾燥すると、.次式で
示される化合物(融点146〜148℃)620部が得
られる。
量部に加える。次に冷却すると目的生成物が沈澱する。
水蒸気を用いてクロルベンゾールとピリジンとを駆遂す
る。ついで生成物を吸引▲取し、乾燥すると、.次式で
示される化合物(融点146〜148℃)620部が得
られる。
この4−(3′−ニトロ−4′一カルボメトキシベンゾ
イルアミノ)−ジフエニルエーテル256部をエタノー
ル1500容量部中で、珪藻土に担持せしめたニツケル
触媒15部の添加下に、50℃、50バールで3時間で
還元する。
イルアミノ)−ジフエニルエーテル256部をエタノー
ル1500容量部中で、珪藻土に担持せしめたニツケル
触媒15部の添加下に、50℃、50バールで3時間で
還元する。
この熱い溶液を吸引p過し、沢液中に水を注意深く添加
することによつて生成アミンを沈澱せしめる。これを吸
弓▲取する。乾燥後得られた次式なる生成物はエタノー
ル、ベンゾール又は氷酢から再結晶することができる。
することによつて生成アミンを沈澱せしめる。これを吸
弓▲取する。乾燥後得られた次式なる生成物はエタノー
ル、ベンゾール又は氷酢から再結晶することができる。
収率:70%:融点:172〜175℃o例2
4−アミノ−4′−クロルジフエニルエーテル105部
をトルオール100容量部とピリジン50容量部とから
なる混合物中に70〜80℃で溶解する。
をトルオール100容量部とピリジン50容量部とから
なる混合物中に70〜80℃で溶解する。
ついで攪拌しながら3−ニトロ−4一カルボメトキシベ
ンゾイルクロリド122部を滴下する。反応は約4時間
の後に終了した。ついで反応混合物を2%炭酸ナトリウ
ム溶液2000容量部に加え、トルオールとピリジンと
を水蒸気によつて溜去する。生成物を乾燥した後の収量
は190部であり、その融点は134℃である。
ンゾイルクロリド122部を滴下する。反応は約4時間
の後に終了した。ついで反応混合物を2%炭酸ナトリウ
ム溶液2000容量部に加え、トルオールとピリジンと
を水蒸気によつて溜去する。生成物を乾燥した後の収量
は190部であり、その融点は134℃である。
この4−(′3′−ニトロ−l−カルボメトキシ−ベン
ゾイルアミノ)−4′−クロルジフエニルエーテル19
0部をエタノール2000容量部中でニツケル触媒〔R
CH55/5; ルールヘミ一社(Ruhrchemi
e)〕127及び酢酸ナトリウム207の添加の下に5
0℃、70バールで3時間以内で還元する。
ゾイルアミノ)−4′−クロルジフエニルエーテル19
0部をエタノール2000容量部中でニツケル触媒〔R
CH55/5; ルールヘミ一社(Ruhrchemi
e)〕127及び酢酸ナトリウム207の添加の下に5
0℃、70バールで3時間以内で還元する。
ついで例1に記載の如く後処理すると、次式なる化合物
134部が得られる。
134部が得られる。
融点:170〜175℃o例3
2・5−ジクロルフエノール171部中に75から12
0℃に上昇する温度で水酸化カリウム(86%)67部
を徐々に導入する。
0℃に上昇する温度で水酸化カリウム(86%)67部
を徐々に導入する。
反応を完結せしめるために1〜2時間よく攪拌する。つ
いで90℃で4−クロルニトロベンゾール157部(=
125容量部)を2時間で滴下する。その際温度は13
5℃まで土昇しうる。ついでコルベンの内容物を全体で
4時間の後2%苛性ソーダ溶液500容量部に注ぎ、9
0℃で1時間充分に攪拌する。上部水性層を分離し、つ
いで水で数回洗滌する。次に30〜40℃に冷却する。
その際生成物が粒状の固体となる。洗滌水はPHlとな
す。沈澱した4−ニトロ−2′・5′−ジクロルフエニ
ルエーテルを吸引沢取する。これはエタノールから再結
晶することができる(融点:96℃:収率:88%)。
氷酢400容量部中に鉄瀘屑150部を導入し、80℃
に加熱する。
いで90℃で4−クロルニトロベンゾール157部(=
125容量部)を2時間で滴下する。その際温度は13
5℃まで土昇しうる。ついでコルベンの内容物を全体で
4時間の後2%苛性ソーダ溶液500容量部に注ぎ、9
0℃で1時間充分に攪拌する。上部水性層を分離し、つ
いで水で数回洗滌する。次に30〜40℃に冷却する。
その際生成物が粒状の固体となる。洗滌水はPHlとな
す。沈澱した4−ニトロ−2′・5′−ジクロルフエニ
ルエーテルを吸引沢取する。これはエタノールから再結
晶することができる(融点:96℃:収率:88%)。
氷酢400容量部中に鉄瀘屑150部を導入し、80℃
に加熱する。
ついで4−ニトロ−21・5′一ジクロルジフエニルエ
ーテル152部を徐々に導入す。ついで温度を105〜
110℃に高め、還元を行う。3時間後コルベンの内容
物を熱時に吸引沢過し、沢液に同量の水を加える。
ーテル152部を徐々に導入す。ついで温度を105〜
110℃に高め、還元を行う。3時間後コルベンの内容
物を熱時に吸引沢過し、沢液に同量の水を加える。
その際相応するアミノジフエニルエーテルが沈澱する。
これを吸引沢過により分離し、乾燥する(融点72〜7
4℃)。クロルベンゾール300容量部とピリジン30
容量部とからなる混合物に2ζ57−ジクロル−4ーア
ミノジフエニルエーテル70部を80℃で溶解し、攪拌
しながら、3−ニトロ−4−カルボメトキシーベンゾイ
ルークロリド70部をクロルベンゾールに溶解した溶液
を滴下する。
これを吸引沢過により分離し、乾燥する(融点72〜7
4℃)。クロルベンゾール300容量部とピリジン30
容量部とからなる混合物に2ζ57−ジクロル−4ーア
ミノジフエニルエーテル70部を80℃で溶解し、攪拌
しながら、3−ニトロ−4−カルボメトキシーベンゾイ
ルークロリド70部をクロルベンゾールに溶解した溶液
を滴下する。
約4時間後に縮合が完了した。この混合物を約90℃に
冷却した後3%炭酸ナトリウム溶液1000容量部に注
ぎ、ついでクロルベンゾールとピリジンとを水蒸気によ
り溜去する。乾燥後のニトロ化合物の収量は76部であ
り、その融点は78℃である。
冷却した後3%炭酸ナトリウム溶液1000容量部に注
ぎ、ついでクロルベンゾールとピリジンとを水蒸気によ
り溜去する。乾燥後のニトロ化合物の収量は76部であ
り、その融点は78℃である。
この4−(′31−ニトロ−l−カルボメトキシ−ベン
ゾイルアミノ)−2′・51−ジクロルジフエニルエー
テル37部を氷酢380容量部中に導入し、80℃に加
熱する。
ゾイルアミノ)−2′・51−ジクロルジフエニルエー
テル37部を氷酢380容量部中に導入し、80℃に加
熱する。
ついで1時間で鉄鑓屑38部を加える。その際温度が上
昇する。105〜110℃に3時間保つ。
昇する。105〜110℃に3時間保つ。
後処理は例2に記載の如く行う。かくして次式
フ
で示される化合物30部が得られる。
その融点は217℃である。例4
2・4・5−トリクロルフエノール100部を80℃で
熔融し、撹拌しながら水酸化カリウム30部を2時間で
80〜120℃で導入する。
熔融し、撹拌しながら水酸化カリウム30部を2時間で
80〜120℃で導入する。
ついで4−クロルーニトロベンゾール81部(62.5
容量部)を90℃で滴下する。
容量部)を90℃で滴下する。
その際温度を滴下の終りに150℃に高める。この反応
は4〜5時間で終了した。90℃に冷却した後コルベン
の内容物を攪拌しながら3%苛性ソーダ溶液500容量
部に注ぐ。
は4〜5時間で終了した。90℃に冷却した後コルベン
の内容物を攪拌しながら3%苛性ソーダ溶液500容量
部に注ぐ。
上部水性層を分離する。ついで中性となるまで数回水と
共に攪拌して洗滌する。次に30〜50℃に更に冷却す
ると生成物が粒状化する。PHlの酸性にした後吸引沢
過する。減圧蒸溜によつて更に精製することができる。
この様にして得られたニトロエーテルは、エタノールか
ら再結晶した後、融点103〜105℃を示す。収量は
120部である。この2′・4′・5′一トリクロル一
4−ニトロジフエニルエーテル140部をエタノール8
00容量部中に攪拌しながら混入する。
共に攪拌して洗滌する。次に30〜50℃に更に冷却す
ると生成物が粒状化する。PHlの酸性にした後吸引沢
過する。減圧蒸溜によつて更に精製することができる。
この様にして得られたニトロエーテルは、エタノールか
ら再結晶した後、融点103〜105℃を示す。収量は
120部である。この2′・4′・5′一トリクロル一
4−ニトロジフエニルエーテル140部をエタノール8
00容量部中に攪拌しながら混入する。
全体が50℃に加熱された後鉄鍵屑330部を導入し、
ついでこれに濃塩酸78容量部を加える。5時間かけて
還元を行う。
ついでこれに濃塩酸78容量部を加える。5時間かけて
還元を行う。
ついで32%水性アンモニアを加えて中和し、再びエタ
ノール1200容量部を加え、減圧下に結晶化が始まる
まで蒸発濃縮する。ついで結晶懸濁液を稀塩酸2000
容量部中に攪拌しながら混入し、強酸性反応(PHl〜
2)を呈するに至らしめる。ついで吸引沢過し、沢液を
アルカリ性にすると相応するアミンが沈澱する。この反
応混合物を0〜10℃に冷却した後生成物を吸引沢取し
、乾燥し、ついでベンゾールから再結晶する。この様に
して得られた2’ ・ 4’ ・ 5’一トリクロル一
4 −アミノジフエニルエーテルは融点168℃を示
す。この2’ ・ 4’ ・ 5’一トリクロル一4−
アミノージフエニルエーテル28部をクロルベンゾール
200容量部とピリジン20容量部とからなる混合物に
80℃で溶解する。
ノール1200容量部を加え、減圧下に結晶化が始まる
まで蒸発濃縮する。ついで結晶懸濁液を稀塩酸2000
容量部中に攪拌しながら混入し、強酸性反応(PHl〜
2)を呈するに至らしめる。ついで吸引沢過し、沢液を
アルカリ性にすると相応するアミンが沈澱する。この反
応混合物を0〜10℃に冷却した後生成物を吸引沢取し
、乾燥し、ついでベンゾールから再結晶する。この様に
して得られた2’ ・ 4’ ・ 5’一トリクロル一
4 −アミノジフエニルエーテルは融点168℃を示
す。この2’ ・ 4’ ・ 5’一トリクロル一4−
アミノージフエニルエーテル28部をクロルベンゾール
200容量部とピリジン20容量部とからなる混合物に
80℃で溶解する。
これに撹拌しながら、クロルベンゾールに溶解した3−
ニトロ−4−カルボメトキシベンゾイルクロリド24部
を滴下する。4〜5時間で反応は終結した。
ニトロ−4−カルボメトキシベンゾイルクロリド24部
を滴下する。4〜5時間で反応は終結した。
この反応混合物を90℃で2%炭酸ナトリウム溶液10
00容量部に加え、クロルペンゾールとピリジンとを水
蒸気によつて溜去する。乾燥後のニトロ化合物の収量は
34部である。
00容量部に加え、クロルペンゾールとピリジンとを水
蒸気によつて溜去する。乾燥後のニトロ化合物の収量は
34部である。
濃塩酸300容量部中に徐々に塩化錫(W(2モルの水
を含む)1000部を同時に加熱しながら100℃で導
入しそして溶解せしめる。
を含む)1000部を同時に加熱しながら100℃で導
入しそして溶解せしめる。
この溶液に、エタノール200容量部中に溶解されてい
る4−(ゴ′−ニトローイ′一カルボメトキシーベンゾ
イルアミノ)− 2’ ・ 4’ ・ 5’一トリクロ
ルジフエニルエーテル38部を加える。2時間の後冷却
し、吸引沢過する。残渣を6%苛性カリ溶液1000容
量部中に撹拌しながら混入する。生成物を再び吸引沢取
し、中性洗滌する。かくして得られた次式で示されるア
ミンはクロルベンゾールから再結晶した後融点198〜
200℃を示す。
る4−(ゴ′−ニトローイ′一カルボメトキシーベンゾ
イルアミノ)− 2’ ・ 4’ ・ 5’一トリクロ
ルジフエニルエーテル38部を加える。2時間の後冷却
し、吸引沢過する。残渣を6%苛性カリ溶液1000容
量部中に撹拌しながら混入する。生成物を再び吸引沢取
し、中性洗滌する。かくして得られた次式で示されるア
ミンはクロルベンゾールから再結晶した後融点198〜
200℃を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Rはメチル−又はエチル−基を、Xは同一又は
相異るハロゲン原子を、nは0又は1〜4の整数を意味
する。 〕で示される化合物。 2 Xがクロル−又はブロム−原子を意味する特許請求
の範囲第1項記載の化合物。 3 下記一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Rはメチル−又はエチル−基を、Aはニトロ基
を意味する。 〕で示される4−カルボアルコキシベンゾイルクロリド
を下記一般式▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Xは同一又は相異るハロゲン原子を、nは0又
は1〜4の整数を意味する。 〕で示される4−アミノジフェニルエーテルと縮合せし
め、得られた生成物に於て基Aを還元することを特徴と
する、下記一般式▲数式、化学式、表等があります▼ で示される化合物の製法。 4 反応を酸結合剤の添加下に行う特許請求の範囲第3
項記載の方法。 5 反応を不活性溶剤中で行う特許請求の範囲第3項記
載の方法。 6 下記一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Rはメチル−又はエチル−基を、Aはアシルア
ミノ基を意味する。 〕で示される4−カルボアルコキシベンゾイルクロリド
を下記一般式▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Xは同一又は相異るハロゲン原子を、nは0又
は1〜4の整数を意味する。 〕で示される4−アミノジフェニルエーテルと縮合せし
め、得られた生成物に於て基Aを加水分解することを特
徴とする、下記一般式▲数式、化学式、表等があります
▼ 〔式中、R、X及びnは上述の意味を有する。 〕 で示される化合物の製法。7 反応を酸結合剤の添
加下に行う特許請求の範囲第6項記載の方法。 8 反応を不活性溶剤中で行う特許請求の範囲第6項記
載の方法。 9 下記一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Rはメチル−又はエチル−基を、Xは同一又は
相異るハロゲン原子を、nは0又は1〜4の整数を意味
する。 〕で示される化合物をアゾピグメント用ジアゾ成分とし
て使用する方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE2521649A DE2521649C2 (de) | 1975-05-15 | 1975-05-15 | 3-Amino-4-carbalkoxybenzoesäure- 4'-phenoxyanilide, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51143641A JPS51143641A (en) | 1976-12-10 |
JPS5929070B2 true JPS5929070B2 (ja) | 1984-07-18 |
Family
ID=5946645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51054465A Expired JPS5929070B2 (ja) | 1975-05-15 | 1976-05-14 | 3−アミノ−4−カルボアルコキシ安息香酸−4′−フエノキシアニリド並びにその製造及び使用方法 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4056553A (ja) |
JP (1) | JPS5929070B2 (ja) |
BR (1) | BR7603068A (ja) |
CA (1) | CA1068719A (ja) |
CH (1) | CH620197A5 (ja) |
DE (1) | DE2521649C2 (ja) |
FR (1) | FR2310999A1 (ja) |
GB (1) | GB1527047A (ja) |
IT (1) | IT1060568B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6133685U (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-28 | 日立プラント建設株式会社 | プリント基板の水切り装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BRPI0808786A2 (pt) | 2007-03-12 | 2014-09-16 | Bayer Cropscience Ag | Di-halogenofenoxifenilamidinas e seu uso como fungicidas |
EP1969933A1 (de) * | 2007-03-12 | 2008-09-17 | Bayer CropScience AG | Dihalogenphenoxyphenylamidine und deren Verwendung als Fungizide |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2808433A (en) * | 1953-08-21 | 1957-10-01 | Du Pont | Benzene dicarboxylic acid derivatives |
DE1644191C3 (de) * | 1961-12-29 | 1974-09-05 | Farbwerke Hoechst Ag, Vormals Meister Lucius & Bruening, 6000 Frankfurt | Wasserunlösliche Monoazofarbstoffe, Verfahren zu deren Herstellung und ihre Verwendung. Ausscheidung aus: 1263202 |
CH575385A5 (ja) * | 1972-01-22 | 1976-05-14 | Hoechst Ag |
-
1975
- 1975-05-15 DE DE2521649A patent/DE2521649C2/de not_active Expired
-
1976
- 1976-05-12 CH CH595076A patent/CH620197A5/de not_active IP Right Cessation
- 1976-05-13 IT IT23228/76A patent/IT1060568B/it active
- 1976-05-13 US US05/686,008 patent/US4056553A/en not_active Expired - Lifetime
- 1976-05-14 CA CA252,622A patent/CA1068719A/en not_active Expired
- 1976-05-14 JP JP51054465A patent/JPS5929070B2/ja not_active Expired
- 1976-05-14 GB GB19940/76A patent/GB1527047A/en not_active Expired
- 1976-05-14 BR BR7603068A patent/BR7603068A/pt unknown
- 1976-05-17 FR FR7614763A patent/FR2310999A1/fr active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6133685U (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-28 | 日立プラント建設株式会社 | プリント基板の水切り装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
IT1060568B (it) | 1982-08-20 |
FR2310999A1 (fr) | 1976-12-10 |
JPS51143641A (en) | 1976-12-10 |
DE2521649C2 (de) | 1984-06-20 |
US4056553A (en) | 1977-11-01 |
CH620197A5 (ja) | 1980-11-14 |
FR2310999B1 (ja) | 1979-06-22 |
BR7603068A (pt) | 1977-05-24 |
GB1527047A (en) | 1978-10-04 |
CA1068719A (en) | 1979-12-25 |
DE2521649A1 (de) | 1976-11-25 |
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