JPS5928931B2 - 2段回転sz撚線方法 - Google Patents

2段回転sz撚線方法

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Publication number
JPS5928931B2
JPS5928931B2 JP1455681A JP1455681A JPS5928931B2 JP S5928931 B2 JPS5928931 B2 JP S5928931B2 JP 1455681 A JP1455681 A JP 1455681A JP 1455681 A JP1455681 A JP 1455681A JP S5928931 B2 JPS5928931 B2 JP S5928931B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
twisting
rotation speed
twist
strands
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1455681A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57128412A (en
Inventor
智 小川
光 安原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Cable Works Ltd
Original Assignee
Fujikura Cable Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Cable Works Ltd filed Critical Fujikura Cable Works Ltd
Priority to JP1455681A priority Critical patent/JPS5928931B2/ja
Publication of JPS57128412A publication Critical patent/JPS57128412A/ja
Publication of JPS5928931B2 publication Critical patent/JPS5928931B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Ropes Or Cables (AREA)
  • Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は2段回転SZ撚線方法、さらに詳しく言えば
漏話特性などのすぐれた通信ケーブルの製造に好適な2
段回転SZ撚線方法に関するものである。
従来、通信ケーブルのSZ撚線方法として蓄積反転法が
よく知られているが、この蓄積反転法ではSZ撚りの反
転部分をのり付け固定する必要がある欠点があり、さら
にのク付け固定個所を少くするために、反転周期を長く
とろうとすれば、大型のクレードルを必要とし、またク
レードルを大きくすると反転時の制動反力を考慮して機
械装置の強度を十分高めねばならぬなどの欠点がある。
従来のSZ撚線方法として他に2段線速変化法も知られ
ているが、これではSZ撚わの効率を上げるためにもつ
とも必要な線速の差を大きくとれない欠点がある。この
ような従来方法の欠点を排除するため最近2段回転変化
法が用いられるようになつてきたが、この発明は通信ケ
ーブルの撚合わせに実用する場合に好適になるよう改良
された新規な2段回転SZ撚線方法を提供するものであ
る。
まず第1図および第2図について2段回転変化法の原理
を簡単に説明する。
第1図においてAおよびDはねん回抑止点であつて素線
wの進行は許すがねん回を阻止する点、たとえば撚口ダ
イスあるいはねん回抑止ローラのようなものである。B
およびCは素線wの進行方向線のまわわに一体的に回転
するねん回点であつて、図中A点からC点までは適宜の
距離をだけ素線の進行線に沿つて離隔している。いまこ
の装置においてSZ撚りすべき素線wをねん回抑止但A
からねん回転B、Cを経由してねん回抑止点Dを通つて
線速りをもつて走行させながら、ねん回点BおよびCを
同時に高い方の回転数nlと低い方の回転数n2どに、
より周期T=を/Vをもつて交互に変速回転させる。こ
の場合ねん回点B、Cの回転方向は常に一定であるけれ
ども次の理由によつて素線wはSZ撚クされるのである
。すなわちねん回抑止点Aにおいて素線に与えられる撚
V(その大きさを撚ク度、つまシ撚シピツチの逆数で表
現する)は時間をの関数であつて第2図aの曲線Iで示
される。
曲線Iは撚わ度が周期Tをもつてnl/りとn2/りと
の間で階段状に変化する、いわゆる階段関数である。ね
ん回抑止点Aを通過して上述の関数変化的撚bを与えら
れた素線Wのその同一の部分はちようどT時間の後ねん
回点Cによる撚勺を重ねられる。ねん回点Cによつてね
ん回抑止点Dとの協働により与えられる撚DはS撚Dと
Z撚Dがちようど逆な関係であるから曲線1と時間軸に
関して対称な曲線5によつて示されるけれども、撚りが
重ねられるのはT時間後であるからこの曲線5を時間軸
に沿,つてTだけ遅らせた曲線を描き、これをさきの曲
線1に重ねれば素線wがねん回点Cを通過した後の終局
的撚りが得られることがわかる。この曲線1と曲線とを
加算した結果は第2図bに示されるように撚b度』ユ=
」ししのS撚り卦よびZv撚りが長手方向に長さtごと
に交互に現れるSZ撚線を示すものとなる。
この最終的なSZ撚りのピツチpはもちろん撚シ度の逆
数の一」L−でn1−N2ある。
すなわち、特にねん回転B,C間であられれる粗い方の
ピツチP2は、比 n1/N2=R と卦けば SZ撚線のピツチpについて言えば通信ケーブルの対ま
たはカットのピツチはある程度の長さに制限される。
これはあまDピッチが長いと撚りが規則的でなくな仄バ
ラツキの出る可能性が増大するからである。実際には通
信ケーブルでは多数の対撚線、あるいはカット撚線を集
合して構成し、しかもその集合ケーブルの静電結合値を
小さくするため、各撚線のピツチとしては互いに異なる
ものを用いるのが普通である。たとえば市内用電話ケー
ブルでは5カットでひとつのユニツトを構成するため最
低5種類のピツチが必要になb、長いものではたとえば
p=100TI1m程度になることもある。いまかbに
回転数比R=4とすればさきの式からP2=(4−1)
×100=300TWLにも達する長大なものとなつて
しまい、これが最終撚線のピッチの乱れ、撚線内に}け
る配列の乱れをひき起す原因となる等の欠点がある。す
なわち2段回転法に卦いて撚線の途中工程(第1図のね
ん回点B,Cの間)に生ずる粗い方のピツチP2は、最
終的なSZ撚線に重大な影響を及ぼすものであるために
、これはある一定の長さ以下に訃さえることが必蟹であ
る。
つまV)2段回転法の低い方の回転数N2をこのときの
素線の線速に関連して定まるある一定回転数以上にする
必要があるのである。この発明は正にこの観点に立ち、
撚線機の運転上の都合も考えて、上述の低い方の回転数
N2を素線の線速に関連して定まるある―定回転数以上
の;ポ値に保つ工程をとるのである。
途中工程の粗い方のピッチP2の上限は200rwL程
度であると実験的に知られているから、たとえば素線の
線速V=100TTI,./WLのときの低い方の回転
数N2の下限値はとなるのである。
以下にこの発明の方法により撚合わせたSZ撚線の集合
ケーブルの一例を示す。
実施例 1 素線の線速v=100r11,/WfLのとき低い方の
回転数の最小限度を500r.p.mとし、この数値以
上の一定値としてN2=500r.p.mをとつた場合
であつて、10カット(または対)の集合ケーブルの例
は下記の通りである。
この集合ケーブルを構成する各撚線の電気的特性は十分
良好であり、また集合ケーブル自体のそれも優透である
このユニツトの各構成撚線の漏話特性は十分すぐれたも
のであり、ユニツト自体のそれも十分良好なものであつ
tらこの発明によれば、以上に詳述したことかられかる
ように(1)2段回転法としての一般的利点に加えて、
(5)低い方の回転数を一定にして卦くため各撚線の製
造に卦いてこの低い方の回転数の設定値をいちいち変え
なくてもよい、(111)高能率で電気素線の線速V=
100Tr1,/Tf$Lのとき低い方の回転数N2の
設定値をN2=550r.pmとした場合の5カットユ
ニットの9曳線速v=100m/m 的特性のよい通信ケーブルをえることができる等の利点
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は2段回転SZ撚線方法を説明するためねん回の
状態を記入した図式的略図、第2図は同じく説明用のグ
ラフである。 A,D・・・・・・ねん回抑止点、B,C・・・・・・
ねん回点。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数本の素線または複数本の素線群を、長さ方向に
    適宜の距離離隔し、互いに同方向、同回転数で回転する
    2台のねん回点を通して導き、この回転数を高い方の回
    転数n_1と低い方の回転数n_2との間で周期的に変
    化させることにより、前記素線または素線群をSZ撚り
    する2段回転SZ撚線方法において、前記の低い方の回
    転数n_2を前記素線の線速に関連して定まる回転数以
    上のある一定回転数に設定することを特徴とする2段回
    転SZ撚線方法。
JP1455681A 1981-02-03 1981-02-03 2段回転sz撚線方法 Expired JPS5928931B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1455681A JPS5928931B2 (ja) 1981-02-03 1981-02-03 2段回転sz撚線方法

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JP1455681A JPS5928931B2 (ja) 1981-02-03 1981-02-03 2段回転sz撚線方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57128412A JPS57128412A (en) 1982-08-10
JPS5928931B2 true JPS5928931B2 (ja) 1984-07-17

Family

ID=11864417

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JP1455681A Expired JPS5928931B2 (ja) 1981-02-03 1981-02-03 2段回転sz撚線方法

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JP (1) JPS5928931B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0297733U (ja) * 1989-01-18 1990-08-03

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JPH0297733U (ja) * 1989-01-18 1990-08-03

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Publication number Publication date
JPS57128412A (en) 1982-08-10

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