JPS5928890B2 - 半導体発光装置 - Google Patents
半導体発光装置Info
- Publication number
- JPS5928890B2 JPS5928890B2 JP52084433A JP8443377A JPS5928890B2 JP S5928890 B2 JPS5928890 B2 JP S5928890B2 JP 52084433 A JP52084433 A JP 52084433A JP 8443377 A JP8443377 A JP 8443377A JP S5928890 B2 JPS5928890 B2 JP S5928890B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light emitting
- semiconductor light
- optical fiber
- fiber
- numerical aperture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
- Led Device Packages (AREA)
- Semiconductor Lasers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は半導体発光装置、特に伝送用光ファイバとの結
合損失を改善した半導体発光装置に関するものである。
合損失を改善した半導体発光装置に関するものである。
従来の半導体発光装置は一般に第1図に示すように半導
体発光素子11の発光面12より出射する光をレンズ系
13の例えばレンズ14で集束させ、半導体発光装置1
7内部に装着された短尺光ファイバ15(以下ガイドフ
ァイバと称す)の一端に入射させて、他端からの出射光
を伝送用に使用するものであり、伝送用光ファイバ16
とは一般に光コネクタ18で結合される。
体発光素子11の発光面12より出射する光をレンズ系
13の例えばレンズ14で集束させ、半導体発光装置1
7内部に装着された短尺光ファイバ15(以下ガイドフ
ァイバと称す)の一端に入射させて、他端からの出射光
を伝送用に使用するものであり、伝送用光ファイバ16
とは一般に光コネクタ18で結合される。
半導体発光装置の性能を左右する要因は数多くあるが、
その一つにガイドファイバ15と伝送用ファイバ16と
の結合損失による性能の低下が考えられる。
その一つにガイドファイバ15と伝送用ファイバ16と
の結合損失による性能の低下が考えられる。
即ち、ガイドファイバ15と伝送用光ファイバ16との
軸ずれ及び軸の傾斜等による結合損失である。従来ガイ
ドファイバ15は伝送用光ファイバ16と同一のコア径
及び開口数をもつた光ファイバを使用しており、例えば
コア径が150μm開口数NAが0.4の光ファイバを
使つた場合の相互光ファイバ間の軸ずれ距離と結合損失
は例えば第2図に示すような関係となる。同図から明ら
かなように、わずかな軸ずれでも大きな損失になるので
、慎重な結合が必要となるが光コネクタ18の偏芯や光
ファイバの折れ曲りの影響等で完全な結合は望めないの
が現状である。本発明は従来の欠点を改善したものであ
り、その目的は、ガイドファイバと伝送用光ファイバと
の軸ずれ及び軸の傾きの許容度を大きくした半導体発光
装置を提供するものである。第3図は本発明の実施例の
説明図であり、31は半導体発光素子、32は発光面、
33はレンズ系、34はレンズ、35はガイドファイバ
、36は伝送用光ファイバ、37は半導体発光装置、3
8は光コネクタである。
軸ずれ及び軸の傾斜等による結合損失である。従来ガイ
ドファイバ15は伝送用光ファイバ16と同一のコア径
及び開口数をもつた光ファイバを使用しており、例えば
コア径が150μm開口数NAが0.4の光ファイバを
使つた場合の相互光ファイバ間の軸ずれ距離と結合損失
は例えば第2図に示すような関係となる。同図から明ら
かなように、わずかな軸ずれでも大きな損失になるので
、慎重な結合が必要となるが光コネクタ18の偏芯や光
ファイバの折れ曲りの影響等で完全な結合は望めないの
が現状である。本発明は従来の欠点を改善したものであ
り、その目的は、ガイドファイバと伝送用光ファイバと
の軸ずれ及び軸の傾きの許容度を大きくした半導体発光
装置を提供するものである。第3図は本発明の実施例の
説明図であり、31は半導体発光素子、32は発光面、
33はレンズ系、34はレンズ、35はガイドファイバ
、36は伝送用光ファイバ、37は半導体発光装置、3
8は光コネクタである。
第3図に於いてガイドファイバ35のコア径DGF及び
開口数NAGFと伝送用光ファイバ36のコア径DF及
び開口数NAFとの関係はを満たしており、例えばDG
F=200μm)DF=150μM,.MAGF=0.
55、NAF=0.4なるガイドフアイバ35と伝送用
光フアイバ36を使用するものとする。
開口数NAGFと伝送用光ファイバ36のコア径DF及
び開口数NAFとの関係はを満たしており、例えばDG
F=200μm)DF=150μM,.MAGF=0.
55、NAF=0.4なるガイドフアイバ35と伝送用
光フアイバ36を使用するものとする。
なお他の構成要素は第1図の構成要素と同じである。ま
ず、ガイドフアイバ35の一端に半導体発光素子31の
発光面32から出射した光が入射する光量は、ガイドフ
アイバ35のコア径及び開口数を大きくしたことで従来
に較べて増加する。
ず、ガイドフアイバ35の一端に半導体発光素子31の
発光面32から出射した光が入射する光量は、ガイドフ
アイバ35のコア径及び開口数を大きくしたことで従来
に較べて増加する。
どの程度増加するかは発光面32の大きさ及びレンズ3
4の大きさ等により左右されるが、一般にコア面積に比
例するものと近似できる。したがつて例えばガイドフア
イバ35のコア径を、伝送用光フアイバ36のコア径と
同じであつた従来の150μmから200μmに大きく
した場合の入射光量は従来を基準にとると+2.5dB
程度増加する。次にガイドフアイバ35の他端から出射
した光は光コネクタ38に於いて伝送用光フアイバ36
へ入射するのであるが、例えば第4図に示すように相互
のフアイバの中心軸44が一致した状態に於いてもガイ
ドフアイバ41の斜線部分43から出射する光は伝送用
光フアイバ42へは入射せず、その分だけ損失となる。
どの程度の損失が生じるかは相互フアイバのコア面積比
で決定されるが、先ほどの例ではガイドフアイバ41の
コア径が200Itm、伝送用光フアイバ42のコア径
が150μmなので結合損失は−2.5dB程度となる
。またガイドフアイバ41から出射する光はモード的に
も、光量的にもほぼ均一に出射するためガイドフアイバ
41と伝送用光フアイバ42との軸ずれ距離と結合損失
は例えば第5図に示すような関係になる。同図から明ら
かな如く軸ずれが25μm近くまでは損失は一定となつ
ている。したがつて第3図に於いて半導体発光素子31
の発光面32から出射しレンズ系33を通過してガイド
フアイバ35の一端に入射する光量は、ガイドフアイバ
35のコア径及び開口数を大きくしたことで増加し、一
方伝送用光フアイバ36との結合でその増加分の光量だ
け減少する結果となり、全体の効率は従来とほぼ違わな
いが、ガイドフアイバ35と伝送用光フアイバ36との
軸ずれに前述した如くの許容度があるので、従来に較べ
て光コネクタ38に偏芯やフアイバの折れ曲りがあつて
軸ずれが生じても所望の光量を伝送できるものである。
軸ずれ距離と伝送用光フアイバ36の伝送光量の減少率
の関係を第6図に示す。またガイドフアイバ35の開口
数NAGFを伝送用光フアイバの開口数NAFより大き
く設定した場合、両フアイバの軸の傾きによる伝送光量
の低下を軽減することができる。
4の大きさ等により左右されるが、一般にコア面積に比
例するものと近似できる。したがつて例えばガイドフア
イバ35のコア径を、伝送用光フアイバ36のコア径と
同じであつた従来の150μmから200μmに大きく
した場合の入射光量は従来を基準にとると+2.5dB
程度増加する。次にガイドフアイバ35の他端から出射
した光は光コネクタ38に於いて伝送用光フアイバ36
へ入射するのであるが、例えば第4図に示すように相互
のフアイバの中心軸44が一致した状態に於いてもガイ
ドフアイバ41の斜線部分43から出射する光は伝送用
光フアイバ42へは入射せず、その分だけ損失となる。
どの程度の損失が生じるかは相互フアイバのコア面積比
で決定されるが、先ほどの例ではガイドフアイバ41の
コア径が200Itm、伝送用光フアイバ42のコア径
が150μmなので結合損失は−2.5dB程度となる
。またガイドフアイバ41から出射する光はモード的に
も、光量的にもほぼ均一に出射するためガイドフアイバ
41と伝送用光フアイバ42との軸ずれ距離と結合損失
は例えば第5図に示すような関係になる。同図から明ら
かな如く軸ずれが25μm近くまでは損失は一定となつ
ている。したがつて第3図に於いて半導体発光素子31
の発光面32から出射しレンズ系33を通過してガイド
フアイバ35の一端に入射する光量は、ガイドフアイバ
35のコア径及び開口数を大きくしたことで増加し、一
方伝送用光フアイバ36との結合でその増加分の光量だ
け減少する結果となり、全体の効率は従来とほぼ違わな
いが、ガイドフアイバ35と伝送用光フアイバ36との
軸ずれに前述した如くの許容度があるので、従来に較べ
て光コネクタ38に偏芯やフアイバの折れ曲りがあつて
軸ずれが生じても所望の光量を伝送できるものである。
軸ずれ距離と伝送用光フアイバ36の伝送光量の減少率
の関係を第6図に示す。またガイドフアイバ35の開口
数NAGFを伝送用光フアイバの開口数NAFより大き
く設定した場合、両フアイバの軸の傾きによる伝送光量
の低下を軽減することができる。
その理由を以下に説明する。例えば半導体発光素子31
に発光ダイオードを使用した場合、ガイドフアイバ35
の他端から出射する光は例えば縦軸に相対光出力、横軸
に中心軸に対する出射角度をとると第T図曲線aのよう
な特性となるが、ガイドフアイバ35の開口数がNAF
の場合には同図のAの範囲の光がガイドフアイバ35の
他端から出射する。
に発光ダイオードを使用した場合、ガイドフアイバ35
の他端から出射する光は例えば縦軸に相対光出力、横軸
に中心軸に対する出射角度をとると第T図曲線aのよう
な特性となるが、ガイドフアイバ35の開口数がNAF
の場合には同図のAの範囲の光がガイドフアイバ35の
他端から出射する。
そして開口数がNAFである伝送用光フアイバ36の中
心軸がθだけ傾斜して結合された場合には同図斜線部分
の光しか伝送用光フアイバ36で伝送されないことにな
る。一方ガイドフアイバ35の開口数をNAFより大き
なNAGFとするとガイドフアイバ35の他端から出射
する光は例えば第8図のBの範囲となり、開口数がNA
Fである伝送用光フアイバ36の中心軸がθだけ傾いて
結合された場合でも同図斜線の部分の光が伝送されるの
で、第T図及び第8図より明らかな如くCの範囲だけ多
く伝送できるものである。以上説明した如く、本発明は
半導体発光素子から出射する光を、伝送用光フアイバに
較ベコア径及び開口数が共に大きなガイドフアイバの一
端に入射させ、他端からの出射光を光コネクタに於いて
伝送用光フアイバに入射させるものであり、従来に較べ
て光コネクタでの軸ずれ及び軸の傾斜による影響を軽減
することができ所望の伝送光量を伝送用光フアイバに入
射させることができるものである。
心軸がθだけ傾斜して結合された場合には同図斜線部分
の光しか伝送用光フアイバ36で伝送されないことにな
る。一方ガイドフアイバ35の開口数をNAFより大き
なNAGFとするとガイドフアイバ35の他端から出射
する光は例えば第8図のBの範囲となり、開口数がNA
Fである伝送用光フアイバ36の中心軸がθだけ傾いて
結合された場合でも同図斜線の部分の光が伝送されるの
で、第T図及び第8図より明らかな如くCの範囲だけ多
く伝送できるものである。以上説明した如く、本発明は
半導体発光素子から出射する光を、伝送用光フアイバに
較ベコア径及び開口数が共に大きなガイドフアイバの一
端に入射させ、他端からの出射光を光コネクタに於いて
伝送用光フアイバに入射させるものであり、従来に較べ
て光コネクタでの軸ずれ及び軸の傾斜による影響を軽減
することができ所望の伝送光量を伝送用光フアイバに入
射させることができるものである。
第1図及び第2図は従来例の説明図、第3図は本発明の
実施例の説明図、第4図及び第5図は光コネクタ部の説
明図、第6図は軸ずれによる伝送光量の実験結果、第?
図及び第8図は軸の傾きの原理説明図である。 11,31は半導体発光素子、12,32は発光面、1
3,33はレンズ系、14,34はレンズ、15,35
はガイドフアイバ 16,36は伝送用光フアイバ18
,38は光コネクタであ る。
実施例の説明図、第4図及び第5図は光コネクタ部の説
明図、第6図は軸ずれによる伝送光量の実験結果、第?
図及び第8図は軸の傾きの原理説明図である。 11,31は半導体発光素子、12,32は発光面、1
3,33はレンズ系、14,34はレンズ、15,35
はガイドフアイバ 16,36は伝送用光フアイバ18
,38は光コネクタであ る。
Claims (1)
- 1 半導体発光素子と、該半導体発光素子の出力光を光
コネクタに導く光ファイバとを備えた半導体発光装置に
於いて、前記光ファイバのコア径及び開口数を前記光コ
ネクタで端面を直接に突き合せて接続される伝送用光フ
ァイバのコア径及び開口数に比べ大きくしたことを特徴
とする半導体発光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52084433A JPS5928890B2 (ja) | 1977-07-14 | 1977-07-14 | 半導体発光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52084433A JPS5928890B2 (ja) | 1977-07-14 | 1977-07-14 | 半導体発光装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5419385A JPS5419385A (en) | 1979-02-14 |
JPS5928890B2 true JPS5928890B2 (ja) | 1984-07-17 |
Family
ID=13830442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52084433A Expired JPS5928890B2 (ja) | 1977-07-14 | 1977-07-14 | 半導体発光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5928890B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55146409A (en) * | 1979-05-02 | 1980-11-14 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Photo coupling device |
JPS56108933A (en) * | 1980-02-01 | 1981-08-28 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Measuring method for nfp of optical fiber |
JP7015989B2 (ja) * | 2017-11-20 | 2022-02-04 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 光伝送装置 |
-
1977
- 1977-07-14 JP JP52084433A patent/JPS5928890B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5419385A (en) | 1979-02-14 |
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