JPS5928790Y2 - 吸着装置 - Google Patents

吸着装置

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Publication number
JPS5928790Y2
JPS5928790Y2 JP8068481U JP8068481U JPS5928790Y2 JP S5928790 Y2 JPS5928790 Y2 JP S5928790Y2 JP 8068481 U JP8068481 U JP 8068481U JP 8068481 U JP8068481 U JP 8068481U JP S5928790 Y2 JPS5928790 Y2 JP S5928790Y2
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JP
Japan
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suction
bat
cushion member
main body
pad
Prior art date
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Expired
Application number
JP8068481U
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JPS57193392U (ja
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猪一郎 木村
芳晴 日下
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Individual
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は真空吸引を利用して物品を吊上げ、所望部へ
搬送する場合などに用いる吸着装置に関するものである
。
真空吸引を利用して吸着バットを平板などに吸着させて
吊上げ、運搬する吸着装置は公知である。
しかし、このような公知のものは被吸着面が平滑なもの
に限定されるので、セメント、砂、あるいは穀物、化学
薬品、肥料、飼料などを充填した袋に吸着してこれを吊
上げることはできない。
その理由は吸着バットを袋の上面に密着させてバット内
を真空吸引したとき、袋表面と吸着バットの密着面にお
いて、バットの下外周の縁に円周方向に広がる力が作用
し、吸着バットと袋表面との間に滑りが生じる。
一方、袋の表面には吸引と同時に円周方向に向って幾多
の複雑な皺が発生するが、この皺は吸着力の増加に伴っ
て成長する。
このように吸着バット外周縁と袋の表面の双方に変形が
生じるが、吸着バットだけでは袋表面の変形に追従する
ことは困難であり、このため吸着バットと袋の間に隙間
が生じ、空気の漏洩量が増加して吸着効果が著しく低下
し、真空吸引に要する消費動力が増大し、ランニングコ
ストがきわめて高価となると同時に３０〜４０ｋｇの袋
詰物品の吸着は殆んど不可能となる。
この考案の目的は上記のような従来の吸着バットのみを
用いた吸着装置の欠点を解決することにある。
すなわち、この考案は従来の吸着バットの下方に環状の
クッション部材を配置して被吸着物の吸着にさいしては
被吸着物と吸着バット間にクッション材が介在されるよ
うにして、吸着バットと被吸着物間の漏洩をなくするか
、最小とするようにした吸着装置を提供するものである
。
以下にこの考案の詳細を添附図面に示す一実施例に示づ
いて説明する。
図において、１はクレーンなどの移送機などから吊下げ
た受金具で、この受金具１の縦孔に支持棒２の上部を摺
動自在に挿入する。
３は支持棒２の下端に自在継手４を介して吊下げた本体
で、その−側に真空ポンプなどの真空吸引部に連通ずる
ホースの連結口５を設け、下部には連結口５に連通ずる
吸引口６を設け、この部分にゴムあるいはプラスチック
などの軟質弾性材料からなる下向きテーパ状の吸着パッ
ト７を取付ける。
８は前記支持棒２の下端に設けた大径部でこの大径部８
と受金具１間にバネ９を取付けて支持棒２の上端の大径
頭部がこのバネ９と支持棒２などの自重とで受金具１上
に接するようにする。
１０は前記大径部８の下部に設けた複数の凹孔に摺動自
在に嵌合した押軸で、バネ１１により本体３上に押し付
けられて本体３を水平に保持する役目を果す。
１２は本体３の外側に昇降自在に嵌合させた環状部材で
、本体３の下端外周にはこの環状部材１２の脱落を防止
する鍔１３を設ける。
上記の環状部材１２には蛇腹状の吊下部材１４の上端を
固定し、その下端には環状のクッション部材１５を前記
吸着パット７と同心になるように固定する。
このクッション部材１５は通気性のない変形し易い軟質
弾性材料からなるもので、その内径は前記パット７の下
縁の直径より若干小径となり、外径はパット７の下縁の
直径より相当大径とする。
この考案の吸着装置は上記の構成であり、作用前は第１
図のように環状部材１２は鍔１３で受けられている。
いま、受金具１などを下げて第２図のように袋詰物品な
どの被吸着物１６の上面にクッション部材１５を当て吸
、着パット７をクッション部材１５の内周上端に密着さ
せるとともに連結口５に接続した吸引ホースにより真空
吸引を行うと、吸着パット７内およびクッション部材１
５内が真空吸引される。
従って被吸着物１６はクッション部材１５を介して吸着
パット７に吸着されて吊下げられ所望部へ移送される。
移送後、吸着パット７内の真空吸引を止めると、クッシ
ョン部材１５が被吸着物１６から離れる。
この考案は上記のように吸着パット７と被吸着物１６の
間に柔軟な弾性材料からなるクッション部材１５を介在
させることにより、皺や変形の生じ易い袋のような被吸
着物１６の表面に対してクッション部材１５がよくなじ
んで隙間が殆んど発生しない状態となり、しかも吸着パ
ット７とクッション部材１５の上部は第２図のように完
全に密着する。
従って吸着パット７やクッション部材１５への外部空気
の漏洩が殆んどなく、強力な吸着力が得られるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第１図はこの考案の吸着装置の縦断正面図、第２図は向
上の吸着状態の一部切欠縦断正面図である。 ３・・・・・・本体、６・・・・・・吸引口、７・・・
・・・吸着パット、１４・・・・・・吊下部材、１５・
・・・・・クッション部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 真空吸引部に連通ずる吸引口を下部に有する本体の下部
    に、弾性材料からなる下向きの吸着バットを設けてこの
    吸着バット内を前記の吸引口に連通させ、この吸着バッ
    トの下部に被吸着物の表面に密着する軟質弾性材料から
    なる環状のクッション部材を配置し、このクッション部
    材が上昇シタとき、その上面内周が前記吸着バットの下
    縁に密着するよう（こクッション部材を本体から昇降自
    在に吊下部材を設けた吸着装置。
JP8068481U 1981-05-29 1981-05-29 吸着装置 Expired JPS5928790Y2 (ja)

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JP8068481U JPS5928790Y2 (ja) 1981-05-29 1981-05-29 吸着装置

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JP8068481U JPS5928790Y2 (ja) 1981-05-29 1981-05-29 吸着装置

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Publication Number Publication Date
JPS57193392U JPS57193392U (ja) 1982-12-08
JPS5928790Y2 true JPS5928790Y2 (ja) 1984-08-18

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ID=29876227

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59193690U (ja) * 1983-06-13 1984-12-22 株式会社日本触媒 真空吸着パツド
JP6539849B1 (ja) * 2018-05-10 2019-07-10 宮川工機株式会社 加工材移動装置

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Publication number Publication date
JPS57193392U (ja) 1982-12-08

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