JPS5928591B2 - ジエツト印刷用インク - Google Patents
ジエツト印刷用インクInfo
- Publication number
- JPS5928591B2 JPS5928591B2 JP55165657A JP16565780A JPS5928591B2 JP S5928591 B2 JPS5928591 B2 JP S5928591B2 JP 55165657 A JP55165657 A JP 55165657A JP 16565780 A JP16565780 A JP 16565780A JP S5928591 B2 JPS5928591 B2 JP S5928591B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solvent
- acid
- group
- soluble
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/30—Inkjet printing inks
- C09D11/36—Inkjet printing inks based on non-aqueous solvents
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はジニット印刷用インクに関する。
更に詳しくは、通常のジニット印刷用インクが付着し難
いようなガラス、セラミツクス、陶器、磁器、プラスチ
ツク等の表面に対し、特に強固な付着性と優れた耐水性
を有するとともに、インク液滴飛翔安定性、インク液滴
発生安定性およびインク保存安定性の優れたジニット印
刷用インクに関する。近年、ジニット印刷用プリンター
は、被印刷面の形状に影響されずに高速でしかも静音性
の優れたノンインパクト方式であるため、数多くの方式
が開発されている。例えば、インク液滴発生方法から分
類すると、電気的パルス信号によつて歪を生ずるピエゾ
素子により、インク室に急激な体積変化を与えて必要な
インク液滴のみをノズルから発生させるインク・オン・
デマンド方式;インクに微圧をかけ、ノズル先端より静
電誘引にてインク液滴を発生させる静電誘引方式;ノズ
ル先端より静電誘引によりインク液滴を発生させる際、
インクに高周波数の超音波を加える方式;インクを圧送
しノズル近傍でインクに高周波数の超音波振動を加える
ことによりインク液滴を発生させる方式等数多くのイン
ク液滴発生方式が開発されている。
いようなガラス、セラミツクス、陶器、磁器、プラスチ
ツク等の表面に対し、特に強固な付着性と優れた耐水性
を有するとともに、インク液滴飛翔安定性、インク液滴
発生安定性およびインク保存安定性の優れたジニット印
刷用インクに関する。近年、ジニット印刷用プリンター
は、被印刷面の形状に影響されずに高速でしかも静音性
の優れたノンインパクト方式であるため、数多くの方式
が開発されている。例えば、インク液滴発生方法から分
類すると、電気的パルス信号によつて歪を生ずるピエゾ
素子により、インク室に急激な体積変化を与えて必要な
インク液滴のみをノズルから発生させるインク・オン・
デマンド方式;インクに微圧をかけ、ノズル先端より静
電誘引にてインク液滴を発生させる静電誘引方式;ノズ
ル先端より静電誘引によりインク液滴を発生させる際、
インクに高周波数の超音波を加える方式;インクを圧送
しノズル近傍でインクに高周波数の超音波振動を加える
ことによりインク液滴を発生させる方式等数多くのイン
ク液滴発生方式が開発されている。
次に、上記のようにして通常数ミクロンから数ミリの口
径のノズルから発生したインク液滴の付着方法から分類
すると、(1)該液滴をそのまま空間を飛行せしめ、被
印刷面に付着させる方法、(11)電荷を帯びたインク
液滴が電界中を飛行し、その電界により必要な偏向を受
けて所定の被印刷位置に付着する電界制御方式や、発生
したインク液滴に対しパルス電圧により所定の偏向量に
応じた電荷を付与し、電界中を飛行する帯電インク液滴
を電荷量に応じて偏向せしめ被印刷面の所定位置に付着
させる荷電変調方式等のインク液滴を電気的に制御し付
着させる方法に大別される。
径のノズルから発生したインク液滴の付着方法から分類
すると、(1)該液滴をそのまま空間を飛行せしめ、被
印刷面に付着させる方法、(11)電荷を帯びたインク
液滴が電界中を飛行し、その電界により必要な偏向を受
けて所定の被印刷位置に付着する電界制御方式や、発生
したインク液滴に対しパルス電圧により所定の偏向量に
応じた電荷を付与し、電界中を飛行する帯電インク液滴
を電荷量に応じて偏向せしめ被印刷面の所定位置に付着
させる荷電変調方式等のインク液滴を電気的に制御し付
着させる方法に大別される。
これらのジニット印刷用プリンターに使用されるインク
としては従来水性あるいは油性等種々のものが開発され
ているが、これらの大部分はガラス、陶器、磁器、セラ
ミツクス等に対する付着性が劣るとともに、印刷された
文字や模様の耐水性、耐結露性、耐溶剤性等において満
足出来るものはなかつた。
としては従来水性あるいは油性等種々のものが開発され
ているが、これらの大部分はガラス、陶器、磁器、セラ
ミツクス等に対する付着性が劣るとともに、印刷された
文字や模様の耐水性、耐結露性、耐溶剤性等において満
足出来るものはなかつた。
これらの欠点を改良するために、ノボラツク型フエノー
ル樹脂に通常シランカツプリング剤と呼ばれるシラン化
合物を少量添加したインクが知られている。(例えば、
特公開51−127809号公報参照)しかし、シラン
カツプリング剤を併用したインクは化学的安定性に問題
があつた。
ル樹脂に通常シランカツプリング剤と呼ばれるシラン化
合物を少量添加したインクが知られている。(例えば、
特公開51−127809号公報参照)しかし、シラン
カツプリング剤を併用したインクは化学的安定性に問題
があつた。
例えば、長期間保存後のインクをジニット印刷に併する
とガラス等に対する付着性は著しく減退し、しかも印字
された文字等の耐水性も極端に低下するという欠点があ
つた。本発明は、前記の如き従来のジニット印刷用イン
クの欠点を改良することを目的とするものであり、良好
なインク液滴発生安定性、インク液滴飛翔安定性、イン
ク保存安定性を有するとともに、製造直後は勿論のこと
、長期間保存後もガラス、セラミツクス、陶器、磁器、
シリコンウエハ等に対する付着性や耐水性の非常に優れ
たジニット印刷用インクを提供する。
とガラス等に対する付着性は著しく減退し、しかも印字
された文字等の耐水性も極端に低下するという欠点があ
つた。本発明は、前記の如き従来のジニット印刷用イン
クの欠点を改良することを目的とするものであり、良好
なインク液滴発生安定性、インク液滴飛翔安定性、イン
ク保存安定性を有するとともに、製造直後は勿論のこと
、長期間保存後もガラス、セラミツクス、陶器、磁器、
シリコンウエハ等に対する付着性や耐水性の非常に優れ
たジニット印刷用インクを提供する。
即ち、本発明は、
(1)(イ)一般式R4−0Si(0H)n〔但し、N
O〜2、Rはアルコキシ基、メトキシエトキシ基または
エトキシエトキシ基〕で小されるアルコキシシランまた
はその初期縮合物、(ロ)溶剤、ヒ0溶剤可溶性酸、(
ニ)溶剤可溶性染料、(ホ)溶剤可溶性シリコーン系界
面活性剤及び(へ)必要により導電性付与剤から成るジ
ニット印刷用インクおよび(2Xイ)一般式R4−NS
l(0H)n〔但し、NO〜2、Rはアルコキシ基、メ
トキシエトキシ基、またはエトキシエトキシ基〕で示さ
れるアルコキシシランまたはその初期縮合物、(ロ)溶
剤、(ハ)溶剤可溶性酸、(ニ)溶剤可溶性染料、(ホ
)溶剤可溶性シリコーン系界面活性剤、(へ)必要によ
り導電性付与剤及び(卜)溶剤可溶性樹脂から成るジニ
ット印刷用インクに関する。
O〜2、Rはアルコキシ基、メトキシエトキシ基または
エトキシエトキシ基〕で小されるアルコキシシランまた
はその初期縮合物、(ロ)溶剤、ヒ0溶剤可溶性酸、(
ニ)溶剤可溶性染料、(ホ)溶剤可溶性シリコーン系界
面活性剤及び(へ)必要により導電性付与剤から成るジ
ニット印刷用インクおよび(2Xイ)一般式R4−NS
l(0H)n〔但し、NO〜2、Rはアルコキシ基、メ
トキシエトキシ基、またはエトキシエトキシ基〕で示さ
れるアルコキシシランまたはその初期縮合物、(ロ)溶
剤、(ハ)溶剤可溶性酸、(ニ)溶剤可溶性染料、(ホ
)溶剤可溶性シリコーン系界面活性剤、(へ)必要によ
り導電性付与剤及び(卜)溶剤可溶性樹脂から成るジニ
ット印刷用インクに関する。
本発明に使用されるアルコキシシランは一般式R4−N
Si(0H)n〔但し、n−0〜2、Rはアルコキシ基
、メトキシエトキシ基、エトキシエトキシ基〕で示され
るアルコキシシランまたはその初期縮合物である。
Si(0H)n〔但し、n−0〜2、Rはアルコキシ基
、メトキシエトキシ基、エトキシエトキシ基〕で示され
るアルコキシシランまたはその初期縮合物である。
例えば前記Rは、メトキシ基、エトキシ基、nプロポキ
シ基、IsO−プロポキシ基、n−ブトキシ基、IsO
−ブトキシ基、Sec−ブトキシ基、Tert−ブトキ
シ基、β−メトキシエトキシ基(CH3OC2H4O−
)、β−エトキシエトキシ基(C2H5OC2H4O−
)等であり、好ましくはR中の炭素数は1〜4個のもの
である。
シ基、IsO−プロポキシ基、n−ブトキシ基、IsO
−ブトキシ基、Sec−ブトキシ基、Tert−ブトキ
シ基、β−メトキシエトキシ基(CH3OC2H4O−
)、β−エトキシエトキシ基(C2H5OC2H4O−
)等であり、好ましくはR中の炭素数は1〜4個のもの
である。
具体的な化合物としては、テトラメトキシシラン、テト
ラエトキシシラン、テトラn−プロポキシシラン、テト
ラIsO−フロポキシシラン、テトラn−ブトキシシラ
ン、テトラIsO−ブトキシシラン、テトラSec−ブ
トキシシラン、テトラTertブトキシシラン、テトラ
(β−メトキシエトキシ)シラン、テトラ(β一エトキ
シエトキシ)シラン、モノIsO−プロポキシトリメト
キシシラン、モノIsO−プロポキシトリエトキシシラ
ン、ジメトキシジIsO−プロポキシシラン、ジエトキ
シジIsO−プロポキシシラン、モノメトキシトリJs
Oプロポキシシラン、モノエトキシトリIsO−プロポ
キシシラン、ジIsO−プロポキシジエトキシシラン、
ジIsO−ブトキシジメトキシシラン、ジSec−ブト
キシジエトキシシラン、ジSec−ブトキシジメトキシ
シラン、ジTert−ブトキシジメトキシシラン、トリ
メトキシシラノール、トリエトキシシラノール、トリn
−プロポキシシラノール、トリIsO−プロポキシシラ
ノール、トリn−ブトキシシラノール、トリIsO−ブ
トキシシラノール、トリSec−ブトキシシラノール、
トリTert−ブトキシシラノール、トリ(β−メトキ
シエトキシ)シラノール、トリ(β−エトキシエトキシ
)シラノール、ジメトキシシランジオール、ジエトキシ
シランジオール、ジn−プロポキシシランジオール、ジ
IsO−プロポキシシランジオール、ジnブトキシシラ
ンジオール、ジIsO−ブトキシシランジオール、ジS
ec−ブトキシシランジオール、ジTert−ブトキシ
シランジオール等が挙げられるこれらは1種もしくは2
種以上の混合物として使用される。
ラエトキシシラン、テトラn−プロポキシシラン、テト
ラIsO−フロポキシシラン、テトラn−ブトキシシラ
ン、テトラIsO−ブトキシシラン、テトラSec−ブ
トキシシラン、テトラTertブトキシシラン、テトラ
(β−メトキシエトキシ)シラン、テトラ(β一エトキ
シエトキシ)シラン、モノIsO−プロポキシトリメト
キシシラン、モノIsO−プロポキシトリエトキシシラ
ン、ジメトキシジIsO−プロポキシシラン、ジエトキ
シジIsO−プロポキシシラン、モノメトキシトリJs
Oプロポキシシラン、モノエトキシトリIsO−プロポ
キシシラン、ジIsO−プロポキシジエトキシシラン、
ジIsO−ブトキシジメトキシシラン、ジSec−ブト
キシジエトキシシラン、ジSec−ブトキシジメトキシ
シラン、ジTert−ブトキシジメトキシシラン、トリ
メトキシシラノール、トリエトキシシラノール、トリn
−プロポキシシラノール、トリIsO−プロポキシシラ
ノール、トリn−ブトキシシラノール、トリIsO−ブ
トキシシラノール、トリSec−ブトキシシラノール、
トリTert−ブトキシシラノール、トリ(β−メトキ
シエトキシ)シラノール、トリ(β−エトキシエトキシ
)シラノール、ジメトキシシランジオール、ジエトキシ
シランジオール、ジn−プロポキシシランジオール、ジ
IsO−プロポキシシランジオール、ジnブトキシシラ
ンジオール、ジIsO−ブトキシシランジオール、ジS
ec−ブトキシシランジオール、ジTert−ブトキシ
シランジオール等が挙げられるこれらは1種もしくは2
種以上の混合物として使用される。
本発明においては前記アルコキシシランのうち、一般式
R4Si〔但し、Rはアルコキシ基、メトキシエトキシ
基またはエトキシエトキシ基〕で示されるアルコキシシ
ランが特に好ましい。
R4Si〔但し、Rはアルコキシ基、メトキシエトキシ
基またはエトキシエトキシ基〕で示されるアルコキシシ
ランが特に好ましい。
また、本発明においては前記アルコキシシラン単体もし
くはその初期縮合物が使用可能である。
くはその初期縮合物が使用可能である。
該初期縮合物として4は前記アルコキシシラン化合物が
平均縮合度2〜5程度に縮合した鎖状、環状、分岐状の
縮合体であり、これらは2種以上の混合物として使用し
てもよい。前記アルコキシシランもしくはその初期縮合
物は、それ自体が加水分解により高分子化すると同時に
ガラス等の被印刷物表面に強力に付着するため、インク
用のバインダーとして有効に作用する。
平均縮合度2〜5程度に縮合した鎖状、環状、分岐状の
縮合体であり、これらは2種以上の混合物として使用し
てもよい。前記アルコキシシランもしくはその初期縮合
物は、それ自体が加水分解により高分子化すると同時に
ガラス等の被印刷物表面に強力に付着するため、インク
用のバインダーとして有効に作用する。
通常、ジニット印刷用インクは使用時の温度(通常、常
温)で20センチポイズ以下の粘度範囲のものが使用さ
れるが、液滴状インクの吐出性や使用環境温度に対して
巾広い粘度範囲を確保するため、インクの粘度は10セ
ンチポイズ以下が好ましい。従つて、上記の如き観点か
ら本発明におけるアルコキシシランまたはその初期縮合
物の使用量は、インク中2〜60重量%の範囲であるこ
とが好ましい。本発明のインクに使用される溶剤は、ア
ルコキシシランまたはその初期縮合物、あるいはその他
の成分を溶解するものであればいずれも使用可能である
が、特にジニット印刷用インクとしての特性を有効に発
揮させるためには低級脂肪族アルコール及び/または該
アルコールとグリコールエーテル系溶剤が好ましい。
温)で20センチポイズ以下の粘度範囲のものが使用さ
れるが、液滴状インクの吐出性や使用環境温度に対して
巾広い粘度範囲を確保するため、インクの粘度は10セ
ンチポイズ以下が好ましい。従つて、上記の如き観点か
ら本発明におけるアルコキシシランまたはその初期縮合
物の使用量は、インク中2〜60重量%の範囲であるこ
とが好ましい。本発明のインクに使用される溶剤は、ア
ルコキシシランまたはその初期縮合物、あるいはその他
の成分を溶解するものであればいずれも使用可能である
が、特にジニット印刷用インクとしての特性を有効に発
揮させるためには低級脂肪族アルコール及び/または該
アルコールとグリコールエーテル系溶剤が好ましい。
即ち、低級脂肪族アルコールはインク付着後の乾燥性の
向上及びインクの低粘度化に有効であり、グリコールエ
ーテル系溶剤は各成分の溶解性の向上、ジニット印刷用
プリンターのノズルの乾燥防止およびインクの付着性向
上に有効である。前記低級脂肪族アルコールとしては、
例えばメタノール、エタノール、プロパノール等が挙げ
られ、またグリコールエーテル系溶剤としては、エチレ
ングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコール
モノエチルエーテル、エチレングリコールモノプロピル
エーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジ
エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレング
リコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモ
ノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチル
エーテル等が挙げられる。
向上及びインクの低粘度化に有効であり、グリコールエ
ーテル系溶剤は各成分の溶解性の向上、ジニット印刷用
プリンターのノズルの乾燥防止およびインクの付着性向
上に有効である。前記低級脂肪族アルコールとしては、
例えばメタノール、エタノール、プロパノール等が挙げ
られ、またグリコールエーテル系溶剤としては、エチレ
ングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコール
モノエチルエーテル、エチレングリコールモノプロピル
エーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジ
エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレング
リコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモ
ノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチル
エーテル等が挙げられる。
これらの溶剤は1種もしくは2種以上の混合物として使
用される。本発明のインク中における前記溶剤の使用量
は25〜95重量%である。
用される。本発明のインク中における前記溶剤の使用量
は25〜95重量%である。
この範囲はインクの粘性、乾燥性、付着性、および各成
分の溶解性の観点から定められたものである。前記溶剤
として低級脂肪族アルコールとグリコールエーテル系溶
剤との混合物を用いる場合は、低級脂肪族アルコール1
重量部に対してグリコールエーテル系溶剤0.1〜10
重量部の割合で混合して用いることが好ましい。本発明
においては、アルコキシシランまたはその初期縮合物の
安定剤および乾燥時の縮合反応促進剤として酸を使用す
る。
分の溶解性の観点から定められたものである。前記溶剤
として低級脂肪族アルコールとグリコールエーテル系溶
剤との混合物を用いる場合は、低級脂肪族アルコール1
重量部に対してグリコールエーテル系溶剤0.1〜10
重量部の割合で混合して用いることが好ましい。本発明
においては、アルコキシシランまたはその初期縮合物の
安定剤および乾燥時の縮合反応促進剤として酸を使用す
る。
かくしてインクの保存安定性、インク液滴発生の安定性
等を向上せしめると同時に乾燥促進、ガラス等への付着
力向上を図ることができる。即ち、前記酸はアルコキシ
シランまたはその初期縮合物をジニット印刷用インクの
バインダーとして安定かつ有効に使用するために必須の
成分である。前記酸としては、特に前記溶剤に可溶な塩
酸、弗酸、燐酸、硫酸、硼酸、酢酸、蟻酸、ベンゼンス
ルホン酸、パラトルエンスルホン酸が有効である。
等を向上せしめると同時に乾燥促進、ガラス等への付着
力向上を図ることができる。即ち、前記酸はアルコキシ
シランまたはその初期縮合物をジニット印刷用インクの
バインダーとして安定かつ有効に使用するために必須の
成分である。前記酸としては、特に前記溶剤に可溶な塩
酸、弗酸、燐酸、硫酸、硼酸、酢酸、蟻酸、ベンゼンス
ルホン酸、パラトルエンスルホン酸が有効である。
これらは1種もしくは2種以上の混合物として使用可能
である。前記酸はインクの安定性、インク液滴発生特性
、インクの付着性、耐水性の観点から、インク中好まし
くは0.001〜5重量%(100%濃度で計算)の範
囲で使用される。
である。前記酸はインクの安定性、インク液滴発生特性
、インクの付着性、耐水性の観点から、インク中好まし
くは0.001〜5重量%(100%濃度で計算)の範
囲で使用される。
前記範囲に於いて酸の使用量が0.001重量%より少
ないとインクの長期保存安定性が低下し、ひいてはイン
クの安定な液滴発生特性が損われる結果となる。
ないとインクの長期保存安定性が低下し、ひいてはイン
クの安定な液滴発生特性が損われる結果となる。
特にインクのPHが5より大きくなると、インクの安定
性が低下するようになるため酸の使用量が過度に少なく
なることは望ましくない。それ故、酸の使用量を調節し
てインクのPHが5以下となるよう添加することが好ま
しい。方、酸の使用量が5重量%より多くても無益であ
るばかりか、インク及び被印刷物あるいはプリンターと
の接液部において悪影響を及ぼすようになるため好まし
くない。更に、本発明のインクには前記溶剤可溶性の染
料を添加することが必要である。
性が低下するようになるため酸の使用量が過度に少なく
なることは望ましくない。それ故、酸の使用量を調節し
てインクのPHが5以下となるよう添加することが好ま
しい。方、酸の使用量が5重量%より多くても無益であ
るばかりか、インク及び被印刷物あるいはプリンターと
の接液部において悪影響を及ぼすようになるため好まし
くない。更に、本発明のインクには前記溶剤可溶性の染
料を添加することが必要である。
該染料としてはインク中での溶解性が良好でしかも安定
なものであればいずれも使用可能であるが、特に好まし
い染料としては、オイルブラツクHBB〔オリエント化
学工業(株)製〕、バリフアストレツド1308〔同上
〕、バリフアストオレンジ3209〔同上〕、バリフア
ストブラツク1802〔同上〕、バリフアストブラツク
3820〔同上〕、スピロンブラツクMH〔保土谷化学
工業(株)製〕スピロンブラツクGMH〔同上〕、ビク
トリアピユアブル一BOHcOnc〔同上〕等が挙げら
れる。前記染料は、好ましくはインク中0.1〜8重量
%の範囲で使用される。前記範囲に於いて該染料の使用
量が0.1重量%より少ないと染料としての着色機能が
十分発揮されず、逆に8重量%を越えて使用しても着色
力の向上は見られず、むしろインク中の固形分増加に伴
い、ノズルの目詰り等の原因となるので好ましくない。
なものであればいずれも使用可能であるが、特に好まし
い染料としては、オイルブラツクHBB〔オリエント化
学工業(株)製〕、バリフアストレツド1308〔同上
〕、バリフアストオレンジ3209〔同上〕、バリフア
ストブラツク1802〔同上〕、バリフアストブラツク
3820〔同上〕、スピロンブラツクMH〔保土谷化学
工業(株)製〕スピロンブラツクGMH〔同上〕、ビク
トリアピユアブル一BOHcOnc〔同上〕等が挙げら
れる。前記染料は、好ましくはインク中0.1〜8重量
%の範囲で使用される。前記範囲に於いて該染料の使用
量が0.1重量%より少ないと染料としての着色機能が
十分発揮されず、逆に8重量%を越えて使用しても着色
力の向上は見られず、むしろインク中の固形分増加に伴
い、ノズルの目詰り等の原因となるので好ましくない。
また、本発明においてはインクのニジミを防止するため
シリコーン系界面活性剤をインク中0.001〜2重量
%の範囲で使用する。
シリコーン系界面活性剤をインク中0.001〜2重量
%の範囲で使用する。
前記シリコーン系界面活性剤は通常シリコーンオイルと
呼ばれるもので、例えばSH28PA.SF8427、
SH3748、SH37l8、SH2lPAlSH37
7l、SH2OO..SH3746〔以上東レシリコー
ン(株)製商品名]、YF3868OYF3842、T
SF437、TSA42OO〔以上東芝シリコーン(株
)製商品名〕、ペインタツドQ1ペインタツドM〔以上
ダウコーニング社製商品名〕等が挙げられる。これらの
シリコーン系界面活性剤を前記範囲で添加することによ
りインクのニジミを防止出来、従つて、印字品位が著し
く向上する。本発明においては別の態様として、前記成
分の他に溶剤可溶性樹脂を併用するインクを含む。
呼ばれるもので、例えばSH28PA.SF8427、
SH3748、SH37l8、SH2lPAlSH37
7l、SH2OO..SH3746〔以上東レシリコー
ン(株)製商品名]、YF3868OYF3842、T
SF437、TSA42OO〔以上東芝シリコーン(株
)製商品名〕、ペインタツドQ1ペインタツドM〔以上
ダウコーニング社製商品名〕等が挙げられる。これらの
シリコーン系界面活性剤を前記範囲で添加することによ
りインクのニジミを防止出来、従つて、印字品位が著し
く向上する。本発明においては別の態様として、前記成
分の他に溶剤可溶性樹脂を併用するインクを含む。
前記のアルコキシシランまたはその初期縮合物、溶剤、
溶剤可溶性酸、溶剤可溶性染料、溶剤可溶性シリコーン
系界面活性剤から成るインクは、ガラス、セラミツクス
等に対する付着性が極めて優れているが、プラスチツク
ス類に対する付着力が若干劣るため、インクの汎用性を
考慮した場合、これらに対する付着力を向上させること
が望ましい。この要望に対してはアルコキシシランまた
はその初期縮合物と相溶性を有し、かつ前記溶剤に可溶
な樹脂を少量併用することにより、極めて効果的にプラ
スチツクスへの付着力向上が達成される。上記樹脂とし
ては、例えばアクリル樹脂、ポリビニルブチラール樹脂
、ノボラツク型フエノール樹脂、セラツクもしくはその
変性樹脂、ロジンもしくはロジン変性樹脂、セルロース
系樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられるが、特にアクリル
樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ノボラツク型フエノ
ール樹脂、エポキシ樹脂が好ましい。
溶剤可溶性酸、溶剤可溶性染料、溶剤可溶性シリコーン
系界面活性剤から成るインクは、ガラス、セラミツクス
等に対する付着性が極めて優れているが、プラスチツク
ス類に対する付着力が若干劣るため、インクの汎用性を
考慮した場合、これらに対する付着力を向上させること
が望ましい。この要望に対してはアルコキシシランまた
はその初期縮合物と相溶性を有し、かつ前記溶剤に可溶
な樹脂を少量併用することにより、極めて効果的にプラ
スチツクスへの付着力向上が達成される。上記樹脂とし
ては、例えばアクリル樹脂、ポリビニルブチラール樹脂
、ノボラツク型フエノール樹脂、セラツクもしくはその
変性樹脂、ロジンもしくはロジン変性樹脂、セルロース
系樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられるが、特にアクリル
樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ノボラツク型フエノ
ール樹脂、エポキシ樹脂が好ましい。
前記溶剤可溶性樹脂はインク中好ましくは5重量%以下
で、しかもアルコキシシランまたはその初期縮合物の量
を越えない範囲で使用される。
で、しかもアルコキシシランまたはその初期縮合物の量
を越えない範囲で使用される。
溶剤可溶性樹脂が5重量%を越えて使用されると、イン
クの粘性が高くなり、ジニット印刷用インクとして適さ
なくなるばかりでなく、印字、乾燥後の耐水性も低下す
るようになるため好ましくない。また該樹脂がアルコキ
シシランまたはその初期縮合物の量を越えて使用すると
インクの付着力が低下するため好ましくない。本発明の
ジニット印刷用インクには必要により溶剤可溶性導電性
付与剤を併用することができる。
クの粘性が高くなり、ジニット印刷用インクとして適さ
なくなるばかりでなく、印字、乾燥後の耐水性も低下す
るようになるため好ましくない。また該樹脂がアルコキ
シシランまたはその初期縮合物の量を越えて使用すると
インクの付着力が低下するため好ましくない。本発明の
ジニット印刷用インクには必要により溶剤可溶性導電性
付与剤を併用することができる。
即ち、本発明のジニット印刷用インクを前述した如き電
気的に制御する方式に適用する場合は導電性付与剤を添
加する必要がある。溶剤可溶性導電性付与剤は、インク
の導電性を向上させ、インクの帯電特性を改良し、それ
によりインクを迅速に帯電せしめ、印字をすみやかに、
かつ確実に行なわせるために添加される。前記溶剤可溶
性導電性付与剤を具体的に挙げると、塩化リチウム、塩
化アンモニウム、硝酸リチウム、硝酸アンモニウム、硝
酸アルミニウム、亜硝酸リチウム、亜硝酸アンモニウム
、酢酸リチウム、酢酸アンモニウム、酢酸カリウム、チ
オシアン酸カリウム、チオシアン酸アンモニウム、チオ
シアン酸ナトリウム、ジメチルアミンハイドロクロライ
ド等がある。
気的に制御する方式に適用する場合は導電性付与剤を添
加する必要がある。溶剤可溶性導電性付与剤は、インク
の導電性を向上させ、インクの帯電特性を改良し、それ
によりインクを迅速に帯電せしめ、印字をすみやかに、
かつ確実に行なわせるために添加される。前記溶剤可溶
性導電性付与剤を具体的に挙げると、塩化リチウム、塩
化アンモニウム、硝酸リチウム、硝酸アンモニウム、硝
酸アルミニウム、亜硝酸リチウム、亜硝酸アンモニウム
、酢酸リチウム、酢酸アンモニウム、酢酸カリウム、チ
オシアン酸カリウム、チオシアン酸アンモニウム、チオ
シアン酸ナトリウム、ジメチルアミンハイドロクロライ
ド等がある。
特に塩化リチウム、塩化アンモニウム、硝酸リチウム、
硝酸アンモニウム、ジメチルアミンハイドロクロライド
、チオシアン酸アンモニウム、チオシアン酸カリウム、
チオシアン酸ナトリウムの使用が好ましい。これらは1
種もしくは2種以上の混合物として使用される。該導電
性付与剤はインク中3重量%以下、好ましくは0.1〜
3重量%の範囲で使用される。この場合、インクの比抵
抗が2000Ω・?以下となり印字特性の良好なものが
得られる。該導電性付与剤は3重量%を越えて使用する
と、経済上好ましくないばかりかインク中に沈殿を生じ
るので好ましくない。本発明のジニット印刷用インクに
は、その他必要により微粒子顔料、螢光染料、示温染料
、その他添加剤等を添加することが可能である。
硝酸アンモニウム、ジメチルアミンハイドロクロライド
、チオシアン酸アンモニウム、チオシアン酸カリウム、
チオシアン酸ナトリウムの使用が好ましい。これらは1
種もしくは2種以上の混合物として使用される。該導電
性付与剤はインク中3重量%以下、好ましくは0.1〜
3重量%の範囲で使用される。この場合、インクの比抵
抗が2000Ω・?以下となり印字特性の良好なものが
得られる。該導電性付与剤は3重量%を越えて使用する
と、経済上好ましくないばかりかインク中に沈殿を生じ
るので好ましくない。本発明のジニット印刷用インクに
は、その他必要により微粒子顔料、螢光染料、示温染料
、その他添加剤等を添加することが可能である。
前記の如き各成分を常法により攪拌、混合し、均一な組
成物とすることにより本発明のジニット印刷用インクが
得られる。
成物とすることにより本発明のジニット印刷用インクが
得られる。
かくして得られたインクは、前記した如き各種のインク
液滴発生方式やインク液滴制御付着方式に適用可能であ
る。
液滴発生方式やインク液滴制御付着方式に適用可能であ
る。
本発明のジニット印刷用インクは、自然乾燥の他、加温
による強制乾燥も可能である。
による強制乾燥も可能である。
更にはスチームを直接印字面に当てて乾燥させるスチー
ムセツトインクとしても使用し得る。かくして本発明の
ジニット印刷用インクは、ノズル部での目詰りを起すこ
とがなく、しかも被印刷面におけるハジキやニジミ現象
を防止し、ガラス、セラミツクス、陶磁器、プラスチツ
ク等への付着力の良好な記録物を与える等の優れた工業
的効果を奏するものである。
ムセツトインクとしても使用し得る。かくして本発明の
ジニット印刷用インクは、ノズル部での目詰りを起すこ
とがなく、しかも被印刷面におけるハジキやニジミ現象
を防止し、ガラス、セラミツクス、陶磁器、プラスチツ
ク等への付着力の良好な記録物を与える等の優れた工業
的効果を奏するものである。
以下本発明の詳細を実施例により説明する。
尚、「部]又は[%」は[重量部」または「重量%」を
示す。実施例1〜5 第1表に示した配合を均一に攪拌、混合してインクを調
製した後、ボアーサイズ1.0μテフロン製メンブラン
フイルタ一にてろ過、精製して本発明のジニット印刷用
インクを得た。
示す。実施例1〜5 第1表に示した配合を均一に攪拌、混合してインクを調
製した後、ボアーサイズ1.0μテフロン製メンブラン
フイルタ一にてろ過、精製して本発明のジニット印刷用
インクを得た。
ついで静電偏向型イックジェットプリンターにてインク
の噴射状態、インク液滴生成状態、インク液滴の帯電状
態、偏向状態等の印字テストを実 闘施したところ、非
常に良好であつた。
の噴射状態、インク液滴生成状態、インク液滴の帯電状
態、偏向状態等の印字テストを実 闘施したところ、非
常に良好であつた。
更に、印字乾燥後のガラス、陶器への付着性及び耐水性
プラスチツクスへの付着性試験を行つた。結果を第2※
※表に示す。更に、各インクをポリエチレン製容器に入
れ密閉状態で1ケ月間40℃に保存した後、前記同様の
印字テストを行つたところ、いずれも良好な結果を示し
た。また、保存後のインクを使用して付着性、耐水性の
試験を行つた。結果を第2表に示す。比較例 1 通常のシランカツプリング剤〔γ−グリシドキシプロピ
ルトリメトキシシラン:信越化学(株)製商品名KBM
−403〕を用いて、第1表に示した配合にもとづきイ
ンクを調製した。
プラスチツクスへの付着性試験を行つた。結果を第2※
※表に示す。更に、各インクをポリエチレン製容器に入
れ密閉状態で1ケ月間40℃に保存した後、前記同様の
印字テストを行つたところ、いずれも良好な結果を示し
た。また、保存後のインクを使用して付着性、耐水性の
試験を行つた。結果を第2表に示す。比較例 1 通常のシランカツプリング剤〔γ−グリシドキシプロピ
ルトリメトキシシラン:信越化学(株)製商品名KBM
−403〕を用いて、第1表に示した配合にもとづきイ
ンクを調製した。
ついで前記実施例同様に印字テストを行つたところ、良
好の結果を示した。
好の結果を示した。
更に、製造直後と1ケ月間保存後のインクを用いて付着
性、耐水性試験を行つた。結果を第2表に示す。比較例
2 水溶性アクリル樹脂溶液10部、エタノール18部、エ
チレングリコールモノメチルエーテル5部、水65部、
染料(ダイレクトブラツク19)2部、および塩化リチ
ウム0.2部より成るインクを調製後、前記実施例同様
の付着性、耐水性の試験を行つた。
性、耐水性試験を行つた。結果を第2表に示す。比較例
2 水溶性アクリル樹脂溶液10部、エタノール18部、エ
チレングリコールモノメチルエーテル5部、水65部、
染料(ダイレクトブラツク19)2部、および塩化リチ
ウム0.2部より成るインクを調製後、前記実施例同様
の付着性、耐水性の試験を行つた。
結果を第2表に示す。以上の結果から明らかな如く、本
発明のジニット印刷用インクは製造直後は勿論のこと、
長期保存後においてもガラス等の被印刷面への付着性は
極めて優れているとともにその耐水性も優れたも)であ
つた。
発明のジニット印刷用インクは製造直後は勿論のこと、
長期保存後においてもガラス等の被印刷面への付着性は
極めて優れているとともにその耐水性も優れたも)であ
つた。
これに対し比較例のインクは長期保存後の被印1面に対
する付着性や耐水性が著しく低下した。
する付着性や耐水性が著しく低下した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (イ)一般式R_4_−_nSi(OH)_n〔但
し、n=0〜2、Rはアルコキシ基、メトキシエトキシ
基またはエトキシエトキシ基〕で示されるアルコキシシ
ランまたはその初期縮合物、(ロ)溶剤、(ハ)溶剤可
溶性酸、(ニ)溶剤可溶性染料、(ホ)溶剤可溶性シリ
コーン系界面活性剤及び(ヘ)必要により導電性付与剤
から成るジェット印刷用インク。 2 (イ)一般式R_4_−_nSi(OH)_n〔但
し、n=0〜2、Rはアルコキシ基、メトキシエトキシ
基またはエトキシエトキシ基〕で示されるアルコキシシ
ランまたはその初期縮合物・・・・・・・・・・・・
2〜60重量%、(ロ)溶剤・・・・・・・・・・・・
25〜95重量%、(ハ)溶剤可溶性酸・・・・・・・
・・0.001〜5重量%、(ニ)溶剤可溶性染料・・
・・・・・・・・・・0.1〜8重量%、(ホ)溶剤可
溶性シリコーン系界面活性剤・・・・・・・・・0.0
01〜2重量%、及び(ヘ)必要により導電性付与剤・
・・・・・0〜3重量%から成る特許請求の範囲第1項
記載のジェット印刷用インク。 3 前記アルコキシシランまたはその初期縮合物は、一
般式R_4Si〔但し、Rはアルコキシ基、メトキシエ
トキシ基、またはエトキシエトキシ基〕で示されるアル
コキシシランまたはその初期縮合物である特許請求の範
囲第1項または2項記載のジェット印刷用インク。 4 前記溶剤は低級脂肪族アルコール及び/またはグリ
コールモノエーテル系溶剤である特許請求の範囲第1項
または2項記載のジェット印刷用インク。 5 前記溶剤可溶性酸は、塩酸、弗酸、硫酸、硼酸、燐
酸、酢酸、蟻酸、ベンゼンスルホン酸、及びパラトルエ
ンスルホン酸からなる群から選ばれた1種もしくは2種
以上の混合物である特許請求の範囲第1項または2項記
載のジェット印刷用インク。 6 前記導電性付与剤は塩化リチウム、塩化アンモニウ
ム、硝酸リチウム、硝酸アンモニウム、ジメチルアミン
ハイドロクロライド、チオシアン酸カリウム、チオシア
ン酸アンモニウム、及びチオシアン酸ナトリウムからな
る群から選ばれた1種もしくは2種以上の混合物である
特許請求の範囲第1項または2項記載のジェット印刷用
インク。 7 (イ)一般式R_4_−_nSi(OH)_n〔但
し、n=0〜2、Rはアルコキシ基、メトキシエトキシ
基、またはエトキシエトキシ基〕で示されるアルコキシ
シランまたはその初期縮合物、(ロ)溶剤、(ハ)溶剤
可溶性酸、(ニ)溶剤可溶性染料、(ホ)溶剤可溶性シ
リコーン系界面活性剤、(ヘ)必要により導電性付与剤
、及び(ト)溶剤可溶性樹脂から成るジェット印刷用イ
ンク。 8 (イ)一般式R_4_−_nSi(OH)_n〔但
し、n=0〜2、Rはアルコキシ基、メトキシエトキシ
基またはエトキシエトキシ基〕で示されるアルコキシシ
ランまたはその初期縮合物・・・・・・・・・・・・2
〜60重量%、(ロ)溶剤・・・・・・・・・・・・2
5〜95重量%、(ハ)溶剤可溶性酸・・・・・・・・
・0.001〜5重量%、(ニ)溶剤可溶性染料・・・
・・・・・・・・・0.1〜8重量%、(ホ)溶剤可溶
性シリコーン系界面活性剤・・・・・・・・・0.00
1〜2重量%、(ヘ)必要により導電性付与剤・・・0
〜3重量%及び(ト)溶剤可溶性樹脂・・・・・・・・
・・・・5重量%以下から成る特許請求の範囲第7項記
載のジェット印刷用インク。 9 前記アルコキシシランまたはその初期縮合物は、一
般式R_4Si〔但し、Rはアルコキシ基、メトキシエ
トキシ基、またはエトキシエトキシ基〕で示されるアル
コキシシランまたはその初期縮合物である特許請求の範
囲第7項または8項記載のジェット印刷用インク。 10 前記溶剤は低級脂肪族アルコール及び/またはグ
リコールモノエーテル系溶剤である特許請求の範囲第7
項または8項記載のジェット印刷用インク。 11 前記溶剤可溶性酸は、塩酸、弗酸、硫酸、硼酸、
燐酸、酢酸、蟻酸、ベンゼンスルホン酸、及びパラトル
エンスルホン酸からなる群から選ばれた1種もしくは2
種以上の混合物である特許請求の範囲第7項または8項
記載のジェット印刷用インク。 12 前記導電性付与剤は塩化リチウム、塩化アンモニ
ウム、硝酸リチウム、硝酸アンモニウム、ジメチルアミ
ンハイドロクロライド、チオシアン酸カリウム、チオシ
アン酸アンモニウム、及びチオシアン酸ナトリウムから
なる群から選ばれた1種もしくは2種以上の混合物であ
る特許請求の範囲第7項または8項記載のジェット印刷
用インク。 13 前記溶剤可溶性樹脂は、アクリル樹脂、ポリビニ
ルブチラール樹脂、ノボラック型フェノール樹脂、また
はエポキシ樹脂である特許請求の範囲第7項または8項
記載のジェット印刷用インク。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55165657A JPS5928591B2 (ja) | 1980-11-25 | 1980-11-25 | ジエツト印刷用インク |
US06/258,395 US4338133A (en) | 1980-11-25 | 1981-04-28 | Jet printing ink composition |
GB8113794A GB2088402B (en) | 1980-11-25 | 1981-05-06 | Jet printing ink composition |
DE19813120534 DE3120534A1 (de) | 1980-11-25 | 1981-05-22 | Farbmasse fuer das farbstrahldrucken |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55165657A JPS5928591B2 (ja) | 1980-11-25 | 1980-11-25 | ジエツト印刷用インク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5790068A JPS5790068A (en) | 1982-06-04 |
JPS5928591B2 true JPS5928591B2 (ja) | 1984-07-13 |
Family
ID=15816518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55165657A Expired JPS5928591B2 (ja) | 1980-11-25 | 1980-11-25 | ジエツト印刷用インク |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4338133A (ja) |
JP (1) | JPS5928591B2 (ja) |
DE (1) | DE3120534A1 (ja) |
GB (1) | GB2088402B (ja) |
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---|---|---|---|---|
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JPS6076574A (ja) * | 1983-10-03 | 1985-05-01 | Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd | インクジエツト記録用インク組成物 |
JPS60118767A (ja) * | 1983-11-30 | 1985-06-26 | Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd | ジエツト印刷用白色インク組成物 |
JPH0730273B2 (ja) * | 1986-07-03 | 1995-04-05 | 東レ株式会社 | 水なし平版印刷版の画像形成用液 |
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US4920361A (en) * | 1987-06-26 | 1990-04-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Image recording method and apparatus therefor |
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US5194475A (en) * | 1989-07-14 | 1993-03-16 | Xaar Limited | Room temperature jet printing ink and method |
US5010125A (en) * | 1989-07-14 | 1991-04-23 | Xaar Limited | Room temperature plain paper ink |
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EP3366734B1 (en) | 2017-02-28 | 2020-09-23 | Riso Kagaku Corporation | Oil-based inkjet ink |
EP3366739B1 (en) * | 2017-02-28 | 2019-12-04 | Riso Kagaku Corporation | Oil-based inkjet ink |
US10865321B2 (en) | 2017-02-28 | 2020-12-15 | Riso Kagaku Corporation | Oil-based inkjet ink |
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US10717887B2 (en) | 2017-02-28 | 2020-07-21 | Riso Kagaku Corporation | Oil-based inkjet ink |
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JP6904865B2 (ja) | 2017-09-29 | 2021-07-21 | 理想科学工業株式会社 | 印刷物の製造方法 |
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---|---|---|---|---|
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US4024096A (en) * | 1975-07-07 | 1977-05-17 | A. B. Dick Company | Jet printing ink composition for glass |
-
1980
- 1980-11-25 JP JP55165657A patent/JPS5928591B2/ja not_active Expired
-
1981
- 1981-04-28 US US06/258,395 patent/US4338133A/en not_active Expired - Lifetime
- 1981-05-06 GB GB8113794A patent/GB2088402B/en not_active Expired
- 1981-05-22 DE DE19813120534 patent/DE3120534A1/de active Granted
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---|---|
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GB2088402B (en) | 1984-06-13 |
US4338133A (en) | 1982-07-06 |
GB2088402A (en) | 1982-06-09 |
DE3120534A1 (de) | 1982-06-09 |
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