JPS5928165B2 - 炭素材の成形方法 - Google Patents

炭素材の成形方法

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Publication number
JPS5928165B2
JPS5928165B2 JP52012095A JP1209577A JPS5928165B2 JP S5928165 B2 JPS5928165 B2 JP S5928165B2 JP 52012095 A JP52012095 A JP 52012095A JP 1209577 A JP1209577 A JP 1209577A JP S5928165 B2 JPS5928165 B2 JP S5928165B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
hole
plug
molding
carbon paste
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52012095A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5398313A (en
Inventor
紀夫 小池
利夫 神事
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Showa Denko KK filed Critical Showa Denko KK
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Publication of JPS5398313A publication Critical patent/JPS5398313A/ja
Publication of JPS5928165B2 publication Critical patent/JPS5928165B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
  • Ceramic Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は炭素材の成型方法に関するものであり、クラン
クを内蔵しない優れた品質の炭素材を歩留り良く押出し
成形することを目的とするものである。
従来の生産素材の押出し時のコンテナー又は絞り型口金
内の脱気はプランジャーヘッドの一部に穿った貫通孔も
しくはコンテナーの内面とプランジャーヘッドの外周面
部との間隙を通して行なわれているが、カーボンペース
トによる基孔や抵抗によって脱気が不完全であった。
このため、シングルコンテナー型プレスにおいては、第
1図に示すように、生産素材の押出しを終了したプラン
ジャーヘッド3の後退時に、絞り型口金1及びコンテナ
ー2内の押出し終了面Aとプランジャーヘッド内側面と
の間隙が減圧とな広口金1内の残留カーボンペーストに
引張り応力が働き、口金の曲線部1a内のカーボンペー
ストに横クラックが発生する。
このクラックは押出し後の成形体に内蔵される。
また、ダブルコンテナー型プレスにおいては、一つのコ
ンテナーにカーボンペーストラ充填する間に、他の一つ
のコンテナーに充填されたペーストは絞り型口金から所
定の絞シ率で押出し成形されるものであるが、コンテナ
ー内にカーボンペーストを詰める際、スタンピングマシ
ン等を使用して充填するので口元まで充填されず、その
部分は空部として存在する。
従ってこのカーボンペースト充填コンテナーを絞シ型ロ
金の後部ストレート部1bの端面部にジヨイントすると
、その口金内の残留カーボンペースト面とコンテナーに
装填した新カーボンペースト面間に空気を内蔵し、口金
内に残留するペーストとそのコンテナーに装填されたペ
ーストとの接合面を有する生産素材の内部に横クラック
が発生することがある。
本発明は上記従来の押出し成形の際に発生する横クラッ
クを解消し、優れた品質の炭素材を歩留シ良く成形する
方法を提供することにある。
本発明は具備すべき条件として、次の項目を考慮した。
(イ)絞〃型口金の後部ストレート部又はコンテナー側
部に貫通孔を穿ち、この孔に着脱可能な栓を設けて十分
な脱気と空気流入を行なわせて内蔵空気の加圧及び減圧
によるトラブルを解消するようにしたこと、 (ロ)栓の作動を容易とすること、 (ハ)成形操作に支障を及ぼさないこと、に)成形率が
高いこと、 以下、本発明の実施例を示す図面に従って具体的に説明
する。
説明はプランジャーヘッド3の押出し終了位置が絞シ型
ロ金の後部ストレート部1bの端面にあるダブルコンテ
ナー型プレスの場合に例を採って行なう。
カーボンペーストを装填したコンテナー2が絞シ型ロ金
1の後部ストレート部1bの端部にジヨイントされる。
図中の10は前部ストレート部を示す。
この際、口金内に残留するカーボンペースト面Bとコン
テナー2に装填されたカーボンペーストの前面との間に
空隙が出来る。
そこで、前記口金の後部ストレート部1bに穿った貫通
孔4に施栓されている栓5を流体圧で作動するシリンダ
ー6(例えば油圧シリンダー)を作動させて外しシール
ボックス7に設けられた脱気管8に取外し可能に連結す
るホースの他側端部に接続する真空ポンプ(図示省略)
を駆動して前記空隙部内を減圧した後、メインシリンダ
ーを駆動してプランジャーヘッド3を前進させ、コンテ
ナー2内のカーボンペースト面が口金内の残留カーボン
ペースト面Bと接面した瞬間をメインシリンダーのスト
ロークゲージもしくはプシンジャーヘッドの前側面に設
けたプレッシャーゲージなどで確認し、その信号を油圧
シリンダー6に与えてそのシリンダーを前進作動に駆動
させて貫通孔4を栓5で閉じた後、生産素材の押出しを
開始する。
押出し成形中はシールボックス7内をパルプ7aなどを
開にしてリークさせて大気圧とする。
真空ポンプは駆動したままでもよいし、また停止しても
よい。
所定の本数の成形を終了したならば1、油圧シリンダー
6を作動させて栓5を外し、フランシャーヘッド3を後
退作動させる。
この後退時には貫通孔4から大気が流入して減圧状態に
なるのが防止される。
また、コンテナー2の前側部位に孔を穿ち、この孔に上
記油圧シリンダーの作動によって施栓された栓5を取外
していの孔部から大気又はホースを空気圧縮機に接続し
て圧縮空気を吹込んで減圧状態を防止することも採用さ
れる。
シングルコンテナー型プレスの場合については、押出し
成形終了後、プランジャーベッドを後退させ、口金を備
えたまま垂直に反転(この際、口金先部は受台で支えら
れる。
)してペーストを装填した後、元の水平状態に復帰させ
て押出し成形されるので、既述せるようにプランジャー
ヘッドの後退時に減圧となるので、栓5の作動は開とし
てそのヘッドの後退時に大気を吸入するように操作され
る。
またコンテナー2に設けた栓5で行なう場合にも同様に
行なわれる。
脱気又は減圧開放用貫通孔4は絞シ型ロ金の後部ストレ
ート部及びコンテナーの側面部に設けた例を示したが、
絞り型口金とコンテナーとの接面部位に穿っても同様な
効果をもたらす。
栓5を油圧シリンダーなどで開閉作動させる場合にはペ
ーストの一部が孔4の内周面に付着してもその押圧力に
よって押し除かれるので施栓、脱枠は容易に行なわれる
何れのプレス方式においても絞り型口金1から押出され
た成形体9は受はシュート10で受けられる。
本発明方法によって押出し成形した成形体の成形良率は
次表に示すように著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す説明図、第2図は第1
図の栓作動部位の拡大図である。 1・・・絞り型口金、1a・・・曲線部、1b・・・後
部ストレート部、1c・・・前部ストレート部、2・・
・コンテナー、3・・・プランジャーヘッド、4・・・
貫通孔、5・・・栓、6・・・流体圧で作動するシリン
ダー、7・・・シールボックス、7a・・・パルプ、8
・・・脱気管、9・・・成形体、10・・・受はシュー
ト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 生産素材の押出し成形用プレスにおいて、コンテナ
    ー又は絞り型口金の後部ストレート部の側面部に貫通孔
    を設け、該孔部を密閉する栓をシリンダーロンドに取付
    け、プランジャーヘッドの前進時に接栓を開動作させて
    プランジャーヘッドと絞シ型ロ金又はコンテナ一円カー
    ボンペースト接面部位に内蔵する空気を脱気すると共に
    、前記プランジャーベッドの後退時に空気を流入させて
    該ヘッドの後退時に伴う減圧を防ぐように押出し成形す
    ることを特徴とする炭素材の成形方法。
JP52012095A 1977-02-08 1977-02-08 炭素材の成形方法 Expired JPS5928165B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP52012095A JPS5928165B2 (ja) 1977-02-08 1977-02-08 炭素材の成形方法

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JP52012095A JPS5928165B2 (ja) 1977-02-08 1977-02-08 炭素材の成形方法

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JPS5398313A JPS5398313A (en) 1978-08-28
JPS5928165B2 true JPS5928165B2 (ja) 1984-07-11

Family

ID=11796005

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JPS5398313A (en) 1978-08-28

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