JPS592807A - 型の構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、型の構造に関するものである。

従来の射出成形用金型などの型の構造は、例えば第１１
Δおよび第２ｐＡに示すように、金属製枠体１と１別に
一つの大きな金属ブロック２から製品部を形成する而（
以ド、製品部形成面という。）３を機械加工等で削り出
して入子４を製作し、そして製作した入子４を枠体１に
セットしてボルト５で締結して固定した構成とされてい
る０図中、６け冷却水穴である。

しかしながら、この入子４を製作するには下記のような
問題点があった０すなわち、（１）一般に六面体の金属
ブロック２から削り出して入子４を制作するので、製作
工数が多大さなる。

（２）　　設計変更等により製品部形状が大巾に変更に
なると、その対応が難しく最悪の場合は入子４の作り替
えとなる。

本発明は上記間曙を解決するためのものであり、それぞ
れ所定の〃ｕ工が施された複数個の構成ブロックを組合
わせてな々・入子を枠体で保持したことを特徴とし、入
子の製作を容易にした型の構造を提供することを目的と
する。

以Ｆ１本発明の一実施例を第３図および第４図に従って
説明する。

この実廟例の金型け、金属製枠体１１０所定位置に、第
４図中に二点鎖線で示したそれぞれの大きさの金属ブロ
ックから所定形状に加工された複数個の構成ブロック１
２．１２．・・・をセットし、これら構成ブロック１２
．１２．・−・を枠体１１にボルト１３で固定すること
によって一体的に構成された、所定の製品部形状を有す
る入子１４を備えている。

複数個の構成ブロック１２にはそれぞれその長手方向に
冷却水穴１５が設けられており、各構成ブロック１２の
冷却水穴１５は枠体１１の外部で連結され、冷却水路を
形成している。この冷却水穴１５を形成する方式によれ
ば、金型の冷却効率、アップを図ることができる。

入子１４の製品部形成面１６は、複数個の構成フロック
１２．１２．・・・が枠体１１に確実にセットされた後
、製品部形成面１６の相当する形状部分に予めある程度
加工された各プルツク１２０部位を最終的に仕上加工し
て、所定の形状に形成されるものである。

このような構成からなる金型においては、もし第３図お
よび第４図のａ部において形状変更があった場合に、ａ
部位のブロック１２を抜き出して補修することができ、
さらに補修だけで対応不ｉＪ能の場合はａ部位のブロッ
ク１２を新しいブロックに取り替えて形状変更に対応す
ることができる。

なお上記実施例では金型の場合を示したが１本発明は型
が樹脂型などであっても差支えない。

巾方向の長さを均一な長さにしたものが挙げられている
が、これに限定されることなく、巾方向の長さは任意に
決定できる。さらにまた冷却水穴１５の形状も、図示例
のものに限られるものではなく、縦方向および横方向に
延びるような形状であってもよい〇 本発明は上述１したような構成からなる型の構造である
ので、以下の利点を有する。

（１）　　それぞれ所定の加工が施された複数個の構成
ブロックを組合せて入子を構成したので、一つの大きな
金属ブロックなどから入子を製作していた従来技術に比
べて、。製作工数の低減が図れるとともに、加工に要す
る時間を短縮することができる。

（２）入子の形状変更に際しても、形状変更部の構成ブ
ロックを補修するなり取り替えることによって設計変更
等に柔軟に対応可能となる。

（３）入子の各構成ブロック毎に独立した冷却回路構成
とすることができるため、型の冷却回路加工の自由度を
副くシ、冷却効率アップを図ることができ、成形サイク
ルの短縮が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の型の構造を示す平面図、第２図は第１図
のＩ　−Ｗ線に沿う断面図、第３図は本発明の一実施例
を示す平面図、第４図は第３図のＩＶ　−Ｗ線に沿う断
面図である。 １１・・・枠体　　　　　１２・・・構成ブロック１３
・・・ボルト　　　　１４−・・入子１５−・・冷却水
穴　　　１６・・・製品部形成面持ｔ！！ＦＩ：ＢＮｉ
人　　　　トヨタ自動車工業株式金社牙１図 ？２■ 才３　図 才４図 ２

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　それぞれ所定の加工が施された複数個の構成
   ブロックを組合わせてなる入子を枠体で保持したことを
   特徴とする型の構造。