JPH04101723A - 放電加工装置の電極ユニット - Google Patents

放電加工装置の電極ユニット

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JPH04101723A
JPH04101723A JP21168690A JP21168690A JPH04101723A JP H04101723 A JPH04101723 A JP H04101723A JP 21168690 A JP21168690 A JP 21168690A JP 21168690 A JP21168690 A JP 21168690A JP H04101723 A JPH04101723 A JP H04101723A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
machining
shape
electrode
electrode unit
rod
Prior art date
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Pending
Application number
JP21168690A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumitaka Nishimura
西村 文孝
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複雑な加工形状に対しても製作容易であり、
しかも加工性能の良い放電加工装置の電極ユニットに関
する。
(従来の技術) 一般に、例えば精密鍛造型を製作する際に、型形状が複
雑であったり、型形状の凹凸の高さが大きい場合、つま
り加工深さが深い場合等には、度にそのような複雑な型
形状を加工すると加工時間がかかる等の問題が生じるた
めに、−旦、その型形状に近い形状にいわゆる粗削り加
工を行なっている。
例えば第9図に示すような型形状1を型材2に形成しよ
うとする場合には、−旦、第10図に示すように、その
型形状1に近い形状3を粗削り加工によって形成し、そ
の後、第9図に示す型形状1に加工している。
このような粗削り加工は、予め第10図に示す形状3と
同形状のモデルを形成しておき、このモデルに基づいて
いわゆる倣い加工を行なう倣い型彫り盤で行なったり、
予めその形状3をデータに加工しておき、そのデータに
基づいてNCマシニングセンタで行なったりしている。
ところが、このように−旦粗削り加工を行なうようにし
ても、最近の高生産能力の要求に対応することができな
い場合があるので、最近では、上記のような複雑な型形
状の鍛造型等を製作する際に、上記のような切削加工に
比べて加工時間が短いいわゆる放電加工を行なう場合が
ある。
放電加工は、切削性が悪いが型寿命の長い比較的堅い型
材を容易に加工することができるので、加工時間の短縮
が図れるばかりでなく、同一の型によってより多量の製
品を生産することができるため製造コストの低減が図れ
る等の長所を有している。
従来、このような精密鍛造型の放電加工は、いわゆる放
電型彫り盤と呼ばれる放電加工装置によって行なわれて
いる。
このような放電加工装置では、予め型材に形成する型形
状に合せた電極を製作しておき、この電極と型材との間
に高電位を生じさせつつ電極を型材に接近させることに
よって放電加工を行ない、電極と同形状の型形状を型材
に形成するようになっているので、型材に形成する形状
とほぼ同形状に電極の形状を形成しておけば、放電加工
にかかる加工時間だけでなく、その後の仕上げ加工の加
工時間も短縮できることから、前記のような切削加工で
鍛造型を製作する場合に比べて生産性が良好になる。
(発明が解決しようとする課題) ところが、このような放電加工によって鍛造型を製作す
る場合においても、型形状が複雑になると、これに応じ
て電極の形状も複雑な形状に形成する必要があり、この
ような形状の複雑な電極を加工する加工時間が長(なり
、生産性が悪くなる等の問題があった。
又、前述し′たように、型形状が複雑であったり、型形
状の凹凸の高さが大きい場合等には、これらに応じて電
極の形状も同様に複雑になったり、凹凸の高さが大きく
なるので、このような電極によって放電加工を行なうと
、電極と型材との間に加工クズやガスが滞留し易くなり
、これらが電極と型材間の放電を阻害して、加工効率が
低下する等の問題が生じる虞れがあった。
本発明は、このような従来の問題点を解決するために成
されたものであり、複雑な加工形状に対しても製作容易
であり、しかも加工性能の良い放電加工装置の電極ユニ
ットを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために本発明は、放電加工装置に取
付けられ、被加工部材に対して放電を行なう電極ユニッ
トであって、複数の棒状電極を、夫々の該棒状電極間に
加工液の通路用の隙間を形成させつつ固定部材により束
ねて固定したことを特徴とする。
(作用) 上記のように構成された本発明の放電加工装置の電極ユ
ニットは、以下のように作用する。
まず、被加工部材に形成する加工形状に合せて複数の棒
状電極を配置し、この状態のまま固定部材により複数の
棒状電極を束ねて固定する。
このとき、夫々の棒状電極間には、加工液が流通可能な
隙間を形成させておく。
具体的には、予め被加工部材に形成する加工形状と同一
の加工形状が形成されたモデル部材を形成しておき、そ
の加工形状が形成された加工個所に複数の棒状電極、例
えば丸棒電極を放電加工装置の加工方向に従って侵入さ
せ、加工形状に夫々の丸棒電極の先端を合せる。これに
より夫々の丸棒電極の先端部を極めて容易に加工形状に
合せることができる。
そして、この複数の丸棒電極をこの状態のまま固定部材
によって束ねて固定することによって、先端部が加工形
状に合った形状の電極ユニットを形成することができる
このとき、夫々の丸棒電極の間には、隙間が形成される
ことになり、この隙間が加工液の通路用の隙間になる。
そして、このように形成された電極ユニットを従来の電
極の代りに放電加工装置に取付け、この放電加工装置を
作動させる。
すると、固定部材を介して夫々の丸棒電極には、被加工
部材に対して所定の電位差が生じ、被加工部材と夫々の
丸棒電極間に放電が生じて放電加工が行なわれる。
同時に、放電加工装置から供給される加工液は、夫々の
丸棒電極間の隙間を通り、夫々の丸棒電極の先端部に供
給され、さらに丸棒電極と被加工部材との隙間を通り、
外部に放出される。
これにより、その先端部において行なわれている放電加
工により生じる加工クズやガスは、その加工液の流れに
従って効果的に外部に放出される。
そして、放電加工装置の動作に従って電極ユニットがこ
のような放電加工を進行することにより、被加工部材に
は、前記モデルに部材に形成された加工形状と同様の形
状の加工形状が形成されることになる。
(実施例) 以下に、本発明の放電加工装置の電極ユニットを図面に
基づいて詳細に説明する。
第1図は、本発明の放電加工装置の電極ユニットの概略
構成図であり、第2図は、その電極ユニットに使用する
棒状電極の一例を示した図である。
又、第3図〜第6図は、その電極ユニットか形成される
様子を示す図であり、第7図及び第8図は、本発明の電
極ユニットで使用できるその他の棒状電極の説明図であ
る。
第1図に示すように、本発明の放電加工装置の電極ユニ
ット10は、複数の棒状電極11を、夫々の棒状電極1
1間に加工液の通路用の隙間を形成させつつ固定プレー
ト12により束ねて固定して構成しである。
棒状電極11は、第2図に示すように、中実丸棒の電極
であり、束ねた場合に夫々の電極間には、隙間が形成さ
れるようになっている。
そして、これらの棒状電極11は、束ねられた状態で固
定プレート12に挟持されている。
この固定プレート12は、棒状電極11と同様の導電性
良好な材料により形成された2枚の平板13によって構
成されており、夫々の平板13の端部には、型形状に合
せて形成された切欠き14が形成されている。
そして、夫々の平板13は、その切欠き14で棒状電極
11を束ねた状態で挟持しつつ相互に固着されている。
さらに、固定プレート12には、放電加工装置の電極取
付部15に着脱自在に取付けられる取付板16が、夫々
の平板13の切欠き14を覆うように取付けられている
この取付板16も固定プレート12と同様に導電性良好
な材料により形成されており、取付板16には、中央部
に夫々の棒状電極11間に形成された隙間に加工液を供
給する供給穴17が形成されている。
この供給穴17は、電極取付部15に設けられた図示省
略する加工液吐出口に合せて形成されており、加工液を
吸入することができるようになっている。
そして、このように構成された電極ユニット10が、図
示するように放電加工装置の電極取付部15に取付けら
れることによって、取付板16、固定プレート12及び
夫々の棒状電極11は、放電加工する型材18に対して
所定の電位差となった取付部15の電位と同電位になり
、同時に、夫々の棒状電極11の間に形成された隙間に
は、取付部15の加工液吐出口から吐出される加工液が
供給孔17を通って供給されるようになっている。
次に、第3図〜第6図に基づいて、このような電極ユニ
ット10が形成される様子を説明する。
まず、第3図に示すように、型材18に形成する型形状
1が形成されたモデル型19を予め作成しておく。この
モデル型19は、従来のNCマシニングセンタ等で容易
に切削加工が行なえるもので良い。
そして、第4図に示すように、複数の棒状電極11をモ
デル型19の型形状1に対して放電加工装置の加工方向
に従って侵入させ、型形状lに夫々の先端を合せる。
すると、夫々の棒状電極11の先端部は、型形状に応じ
て凹凸した状態になる。
次に、第5図に示すように、夫々の棒状電極11をその
状態のまま、夫々の平板13の切欠き14により束ねて
挟持しつつ夫々の平板13を相互に固着させる。これに
より、先端部が型形状1に合った形状の電極ユニットを
形成することができ、夫々の棒状電極11の間には、加
工液の通路用の隙間が形成されることになる。
さらに、第6図に示すように、モデル型19から固定プ
レート12ごと棒状電極11を抜き出し、固定プレート
12に、供給穴17からその夫々の隙間に加工液を供給
できるように取付板16を取付けることによって、電極
ユニット10が完成する。
そして、このように作成された電極ユニット10を放電
加工装置の電極取付部15に取付け、放電加工装置に対
して型材18を加工可能なように設置して放電加工装置
を作動させると、取付板16及び固定プレート12を介
して夫々の棒状電極11には、型材18に対して所定の
電位差が生じ、型材18と夫々の棒状電極11との間に
放電が生じて放電加工が行なわれる。
同時に、放電加工装置から供給される加工液は、供給穴
17及び夫々の棒状電極11の隙間を通り、夫々の棒状
電極11の先端部に供給され、さらに、棒状電極11と
型材18との隙間を通り、型材18の外部に放出される
これにより、夫々の棒状電極11の先端部において行な
われている放電加工により生じる加工クズやガスは、そ
の加工液の流れに従って効果的に外部に放出されること
になる。
そして、放電加工装置の動作に従って、電極ユニット1
0が、このような放電加工を進行することにより、型材
18には、前記モデル型19に形成された型形状1と同
形状の型形状1が形成されることになる。
このように、複数の棒状電極11を固定プレート12に
よって束ねて固定するだけで、複雑な形状の型形状に対
しても極めて簡単に先端部の形状を合せることができる
ので、複雑な型形状に対してもこのような電極ユニット
の製作は極めて容易になる。つまり、型形状の複雑さに
かかわらず、先端部を容易に型形状に合せることができ
る。
又、加工液が夫々の棒状電極11間の隙間から夫々の先
端部に供給されることになるので、夫々の先端部におい
て行なわれる放電加工により生じる加工クズやガス等を
効果的に除去することができ、つまり、加工クズやガス
等が溜ることによる加工速度の低下を防止でき、加工時
間を短縮することができる。
したがって、複雑な形状の型形状に対しても電極を作成
する加工時間が長くならず、又、型形状が複雑であるた
めに生じる加工クズやガスの溜りが発生しないので、加
工効率が低下するようなこともなく、加工性能が良好に
なり、生産性が向上する。
尚、本実施例では、精密鍛造型を製作する放電加工装置
の電極ユニットについて例示したが、本発明の電極ユニ
ットは、精密鍛造型を製作する場合に限らず、−船釣に
行なわれている放電加工において適用することができる
のはもちろんである。
又、棒状電極としては、第2図に示すような中実丸棒の
電極を例示したが、これに限る二となく、例えば第7図
に示すように、丸棒の電極に螺旋状の溝20が複数形成
された電極であっても良く、又は第8図に示すようにい
わゆるスプライン状に溝21が複数形成されたものであ
っても良いのはもちろんである。さらには、中空パイプ
等であっても良い。これらの電極を使用すれば、放電が
行なわれる電極先端部にさらに効果的に加工液が流入す
ることになるので、より効果的に放電加工が行なえるよ
うになる。
(発明の効果) 以上の説明により明らかように、本発明にあっては以下
のような効果を奏す。
棒状電極を固定部材により束ねて固定するだけで、複雑
な形状の加工形状に対しても極めて簡単に先端部の形状
を合せることができるので、複雑な型形状に対しても電
極の製作が容易になる。
又、加工液が夫々の棒状電極間の隙間から夫々の先端部
に供給されることになるので、夫々の先端部において行
なわれる放電加工により生じる加工クズやガス等を効果
的に除去することができ、つまり、加工クズやガス等が
溜ることによる加工速度の低下を防止でき、加工時間を
短縮することができる。
したがって、複雑な形状の型形状に対しても電極を作成
する加工時間が長くならず、又、型形状が複雑であるた
めに生じる加工クズやガスの溜りが発生しないので、加
工効率が低下するようなことがなく、生産性が向上する
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の放電加工装置の電極ユニットの概略構
成図、第2図はその電極ユニットに使用する棒状電極の
一例を示した図、第3図〜第6図はその電極ユニットが
形成される様子を示す図、第7図及び第8図は本発明の
電極ユニットで使用できるその他の棒状電極の説明図、
第9図及び第10図は従来の鍛造型の型形状を加工する
方法の説明図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 放電加工装置に取付けられ、被加工部材に対して放電を
    行なう電極ユニットであって、複数の棒状電極を、夫々
    の該棒状電極間に加工液の通路用の隙間を形成させつつ
    固定部材により束ねて固定したことを特徴とする放電加
    工装置の電極ユニット。
JP21168690A 1990-08-13 1990-08-13 放電加工装置の電極ユニット Pending JPH04101723A (ja)

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JP21168690A JPH04101723A (ja) 1990-08-13 1990-08-13 放電加工装置の電極ユニット

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JP21168690A JPH04101723A (ja) 1990-08-13 1990-08-13 放電加工装置の電極ユニット

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JPH04101723A true JPH04101723A (ja) 1992-04-03

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ID=16609909

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