JP3117812B2 - リードフレーム及びその製造方法 - Google Patents

リードフレーム及びその製造方法

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    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
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  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリードフレーム及びその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】リードフレームをプレス抜き加工で製造
する場合は、順送金型を用いてリードフレーム材をピッ
チ送りし、順次抜き加工して所定のパターンに形成す
る。したがって、実際の製造に際してはどのような手順
にしたがって抜き加工を施すかが問題で、製品に応じて
適宜レイアウトを設定している。図3はパワートランジ
スタ用リードフレームの製品例を示す。このパワートラ
ンジスタ用リードフレームは半導体素子を搭載するポス
ト5および放熱板6、サイドリード7を有するものであ
る。
【0003】パワートランジスタ用リードフレームは半
導体素子を搭載した後、樹脂モールドして製品化する
が、樹脂モールドの際はポスト5の両側にダムブロック
8を設置して樹脂モールドする。このため、リードフレ
ームを成形する際に隣接する放熱板6の中間にダムブロ
ック8の端部を挿入する凹部10を形成するようにして
いる。ポスト5、放熱板6、サイドリード7はリードフ
レーム材を順次抜き加工して形成するが、ポスト5と凹
部10との成形順についてみると、従来は凹部を先に抜
き加工した後、ポスト5の外形を抜き加工するようにし
ていた。
【0004】図3で斜線A部分が凹部10を抜き加工す
るパンチ、斜線B部分がポスト5およびサイドリード7
の外形位置を抜き加工するパンチを示す。なお、凹部1
0とポスト5を2回に分けて抜き加工するのは、凹部1
0とポスト5を1回の抜き加工で抜くためにパンチを一
体で製作しようとすると凹部10とポスト5の境界位置
のエッジ部にアール部が生じることが技術上避けられ
ず、このアール部が形成されたパンチで抜き加工する
と、樹脂モールドの際にダムブロックとの間に隙間が生
じて樹脂もれの原因になるためであり、2回に分けて抜
くことによってエッジを正確に出すようにするためであ
る。 なお、A部分を先に抜き加工していたのは、A部分
を後で抜き加工すると打ち抜いた際のスクラップが3面
でしかガイドされず、かす上がりが生じやすくなるのに
対して、A部分を先に抜き加工した場合はスクラップが
全周でガイドされ、かす上がりを防止できるからであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
なレイアウトで抜き加工した場合は、図4に示すように
凹部10の端面にばりが生じるという問題点がある。す
なわち、パンチAで凹部10を抜き加工した後、パンチ
Bで抜き加工すると凹部10とパンチBの端面とが交差
する位置でリードフレーム材が擦られてばり11が凹部
10の内側方向に生じる。また、従来例では凹部10お
よびポスト5を抜き加工した後、図3に示すように放熱
板6に透孔12を透設するが、透孔12を抜き加工する
際に凹部10の内縁部が内側に寄るように変形する。図
3で10aが変形した凹部を示す。
【0006】このように凹部10の内側にばり11が生
じたり、凹部10が変形したりすると、樹脂モールドの
際にダムブロック8を凹部10内に確実に挿入してセッ
トすることができなくなり、モールド不良が生じる等の
問題点があった。本発明はこれら問題点を解消すべくな
されたものであり、その目的とするところは、リードフ
レームの製造精度を向上させることができ、樹脂モール
ド等が的確に行えるリードフレーム及びその好適な製造
方法を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、プレス抜き加工
により、半導体素子を搭載するポストが長手方向に所定
間隔をおいて形成されると共に、隣接するポストの中間
に樹脂を流れ止めするダムブロックが配置される抜き加
工部が設けられ、該抜き加工部の縁部に樹脂モールドの
際に前記ダムブロックの端部が嵌入する凹部が形成され
たリードフレームにおいて、前記凹部の開放側の縁部
に、前記抜き加工部に向けてばりが形成されていること
を特徴とする。 また、リードフレームの長手方向に所定
間隔をおいて樹脂モールドの際に樹脂を流れ止めするダ
ムブロックが配置される抜き加工部が設けられ、該抜き
加工部の縁部に樹脂モールドの際に前記ダムブロックの
端部が嵌入する凹部が形成されたリードフレームを順送
金型を用いてプレス抜き加工により製造する方法におい
て、前記凹部の開放側を横切る抜き加工を施して前記抜
き加工部を形成した後、前記抜き加工部の縁部と交差し
て前記凹部を抜き加工することを特徴とする。 また、前
記凹部の開放側を抜き加工して前記抜き加工部を形成す
る際に、半導体素子を搭載するポストの外形を抜き加工
することを特徴とする。
【0008】
【作用】リードフレームに順次抜き加工を施して、樹
脂の流れ止め用のダムブロックを配置する抜き加工部
と、樹脂モールド時にダムブロックの端部が嵌入する凹
部を形成する際に、あらかじめ凹部の開放側の端部を横
切る抜き加工を施し、その後の工程で前記抜き加工部の
端部と交差する抜き加工を施すことにより、凹部内にば
りを出させずに加工する。これによって樹脂モールドの
際にダムブロックをセットする操作が確実にでき、確実
な樹脂モールドが可能になる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について添付図
面に従って詳細に説明する。図2は本発明に係る樹脂モ
ールド型リードフレームのレイアウト例としてパワート
ランジスタ用リードフレームのレイアウトを説明的に示
す。本実施例では従来のレイアウトでの加工順を逆にし
て、まず、放熱板6の透孔12を形成する抜き加工を施
し、次いで抜き加工部においてポスト5の外形を成形す
るパンチBによる抜き加工を施し、次に加工部において
凹部10を形成するパンチAによる抜き加工を施す。す
なわち、パンチBによって凹部10の開放側の境界部を
まず打ち抜いてから、境界部と交差するようにパンチA
で凹部10を打ち抜き形成する。
【0010】図1はパンチAによって凹部10を形成し
た状態を示す。本実施例のレイアウトではポスト5を先
に成形しているから、パンチAで抜き加工すると、ばり
は凹部10の縁部からパンチBで削除した側に生じ、凹
部10の内側部分にばりが出ることがなくなる。また、
本実施例の場合は放熱板6に設ける透孔12も凹部10
を形成する前にあらかじめ抜き加工しているから、透孔
12を形成することによって凹部10が変形する心配も
ない。
【0011】こうして、本実施例のようにレイアウトを
設定することにより、ダムブロック8をセットする凹部
10等の変形を防止し、精度のよいリードフレームを得
ることができる。図1に示すように凹部10の端縁から
ばりが生じた場合にはダムブロック8のセットには何ら
悪影響を及ぼさず、したがってダムブロック8のセット
が確実に行えて良好な状態で樹脂モールドすることがで
きる。こうして不良発生を抑えて良品を製造することが
可能になる。
【0012】なお、上記実施例ではパワートランジスタ
用リードフレームについてのレイアウトについて述べた
が、他の樹脂モールドタイプのリードフレームについて
もダムブロックを使用して樹脂モールドする製品につい
ては同様に適用することができる。すなわち、リードフ
レームにダムブロックをセットする凹部を形成する場合
には、抜き加工の際のばりが前記凹部内に生じないよう
にレイアウトを設定するようにすることが効果的であ
る。
【0013】
【発明の効果】本発明に係るリードフレーム及びその製
造方法によれば、上述したように、ダムブロックを挿入
してセットする凹部をリードフレームに形成する際にダ
ムブロックのセットの妨げになるばり等を生じさせずに
形成することができ、確実な樹脂モールドが可能になり
確実に良品を製造することが可能になる等の著効を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】樹脂モールド型リードフレームのレイアウトで
凹部を抜き加工する様子を示す説明図である。
【図2】樹脂モールド型リードフレームのレイアウト例
を示す説明図である。
【図3】樹脂モールド型リードフレームのレイアウトで
凹部を抜き加工する従来の方法を示す説明図である。
【図4】従来の樹脂モールド型リードフレームのレイア
ウトで形成された凹部付近を示す説明図である。
【符号の説明】
5 ポスト 6 放熱板 7 サイドリード 8 ダムブロック 10、10a 凹部 12 透孔

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレス抜き加工により、半導体素子を搭
    載するポストが長手方向に所定間隔をおいて形成される
    と共に、隣接するポストの中間に樹脂を流れ止めするダ
    ムブロックが配置される抜き加工部が設けられ、該抜き
    加工部の縁部に樹脂モールドの際に前記ダムブロックの
    端部が嵌入する凹部が形成されたリードフレームにおい
    て、 前記凹部の開放側の縁部に、前記抜き加工部に向けてば
    りが形成されていることを特徴とするリードフレーム。
  2. 【請求項2】 リードフレームの長手方向に所定間隔を
    おいて樹脂モールドの際に樹脂を流れ止めするダムブロ
    ックが配置される抜き加工部が設けられ、該抜き加工部
    の縁部に樹脂モールドの際に前記ダムブロックの端部が
    嵌入する凹部が形成されたリードフレームを順送金型を
    用いてプレス抜き加工により製造する方法において、 前記凹部の開放側を横切る抜き加工を施して前記抜き加
    工部を形成した後、 前記抜き加工部の縁部と交差して前記凹部を抜き加工す
    ることを特徴とするリードフレームの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記凹部の開放側を抜き加工して前記抜
    き加工部を形成する際に、半導体素子を搭載するポスト
    の外形を抜き加工することを特徴とする請求項2記載の
    リードフレームの製造方法。
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