JPS592803B2 - 加熱調理装置 - Google Patents

加熱調理装置

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JPS592803B2
JPS592803B2 JP8627078A JP8627078A JPS592803B2 JP S592803 B2 JPS592803 B2 JP S592803B2 JP 8627078 A JP8627078 A JP 8627078A JP 8627078 A JP8627078 A JP 8627078A JP S592803 B2 JPS592803 B2 JP S592803B2
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JP
Japan
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cooking
setting
manual
drive
heating
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JP8627078A
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重光 柿添
元興 坂田
晴康 大田
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TADA KK
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TADA KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、半自動的な調理の進行制御と手動による調理
の進行制御とを切替的に行なうことができるようにした
ガス調理器具や電熱調理器具等の加熱調理装置に関する
ものであって、手動設定時には通常の加熱調理装置と同
等の操作により被調理物の加熱調理を行なうことができ
、また自動設定時には調味料の投入や調理器具の被調理
物の納置乃至取出しのような自動化が困難な調理作業を
手作業で進めるだけで庫内温度の設定等のような調理温
度の調整を自動的に行なうことができる加熱調理装置で
あって、しかも調理温度をコントローラ側から自動設定
しているときには手動操作による加熱制御部の調整を不
能にするとともに、手動操作による加熱調理時にはコン
トローラの接続を不能とし、自動設定時に手動操作を行
なうことによる加熱制御部乃至変更設定駆動部の破損を
防止した加熱調理装置を提供することを目的とするもの
である。
以下本発明の一実施例を図面に基き説明する。
第1図は本発明の前提となる手動、自動調理自在な加熱
調理装置のシステム的展開の1例を示す概略図であって
、この実施例においては、調理器具としてのガスオーブ
ン1a、ガスコンロ1b、ガスレンジ1c、ガス炊飯器
1d等の独立に手動操作可能な各種ガス調理器具に対し
てこれらの器具と別体に分離して1個のコントローラ4
を設け、各ガス調理器具に取設したプラグ受け」3のう
ち今使用しようとするガス調理器具のプラグ受け13に
、コントローラ4より導出した制御ケーブル16先端の
プラグ17を装着連結するようにしてあり、この実施例
においては加熱調理器具としてガス調理器具のみが例示
されているが、この他電力を利用した調理器具を用いて
も良い。
また図中18はガス風呂釜であって、ガス調理器具とは
異なるがプラグ受け13′を有し、コントローラ4側の
プラグ17をこのプラグ受げ13/に装着連結すること
により、このガス風呂釜18における風呂焚きの行程が
コントローラにより管理されるようにしである。
なお上記実施例のガスレンジ1cにおいては、オーブン
部用とコンロ部用とに別個にプラグ受け13.13が形
成されており、ガスレンジ1Cの使用目的に応じていず
れかのプラグ受け13,13を選択使用するようにしで
ある。
また各ガス調理器具においては、供給ガス°量を調整す
るための器具栓や、庫内温度を設定するためのベローズ
式サーモスタット20等の加熱制御部2が設けられ、こ
れら加熱制御部2を器具内に内蔵された変更設定駆動部
3により変更設定自在にするとともに、各器具のパネル
面Aに設けた手動設定つまみ8を操作することによって
も上記加熱制御部2を手動により変更設定することがで
きるようにしである。
さらに各器具のパネル面Aには手動自動切換つまみ12
が設けられ、このつまみ12を操作することにより手動
にて変更設定を行なうか自動にて変更設定を行なうかを
選択することができるようにしである。
またガスオーブン1a及びガスレンジ1cのオーブン部
においては、ベローズ式す一モスタッチ20のような加
熱制御部2に連結された手動設定つまみ8と前記プラグ
受け」3とがパネル面A、より凹設されたサブパネル面
A2に配設され、パネル面A1 に器具栓19のつまみ
38及びクラッチ装置11の手動切替つまみ12を配置
してあり、手動自動切替つまみ12を操作することによ
って、クラッチ装置11を結合離脱作動させるとともに
これに連動してサブパネル面A2の前面の摺動覆板52
を手動設定つまみ8前面位置とプラグ受け13前面位置
とに切換的に摺動配置するようにしである。
一方ガスレンジ1cのコンロ部及びガスコンロ1bにお
いてはその内の1個のコンロのみをコントローラ4によ
り制御可能に構成しであるものであって、パネル面A1
に対し夫々個別にサブパネル面A2 。
A2を凹設してこれらサブパネル面A2.A2の夫々に
手動設定つまみ8とプラグ受け」3とが配置され、手動
自動切替つまみ12を操作することによってクラッチ装
置11を結合離脱作動させるとともに手動設定つまみ8
側又はプラグ受け13側のいずれかの側のサブパネルA
2.A2前面の一部を切換時に摺動覆板52で覆うよう
にしてあり、またこれらの場合器具栓そのものを加熱制
御部2とし、従ってこの器具栓のつまみ38が同時に手
動設定つまみ8を構成している。
なお上述のガスコンロ1b及びガスレンジ1cのコンロ
部においては、手動自動切替つまみ12に扇形の摺動覆
板52の要部を固着し、手動自動切替つまみ12を切換
操作したときこの摺動覆板52の周縁部がサブパネルA
2.A2の前面の全面又は一部〔手動設定つまみ8の手
動操作を不能としあるいはプラグ受け13へのプラグ1
7の装着連結を不能とする程度の〕を覆うようにしであ
る。
第2図及び第3図はコントローラ4をガスオーブン1a
に接続した場合において、このガスオーブン1aによる
調理の進行をコントローラ4により管理するための本発
明一実施例の構成の回路ブロック図を示し、このガスオ
ーブン1aには通常の手動操作されるガスオーブンに装
備されている部品が全て装備されている他、バーナ21
の点火をコントローラ4に始動情報として報告するため
のスタートスイッチ22、加熱制御部2として使用され
るベローズ式サーモスタット20を変更設定スるための
ステッピングモータのような変更設定駆動部3、変更設
定駆動部3の上下基準位置情報をコントローラ4に報知
するための基準位置スイッチ23,24、加熱制御部2
を手動設定するための手動設定つまみ8、変更設定駆動
部3から加熱制御部2への出力伝達をオン、オフするク
ラッチ装置11及びこのクラッチ装置11を操作するた
めの手動自動切替つまみ12を具備している。
しかしてコントローラ4からは変更設定駆動部3を駆動
するための信号及びバーナ21を強制消火するための信
号がガスオーブン1aに送出され、ガスオーブン1a側
からは上記スタートスイッチ22や基準位置スイッチ2
3.24の出力の他、器具ドア25の開閉に関する信号
をコントローラ4に送出するように構成してあり、これ
らの信号線がプラグ17とプラグ受け13の回路に設け
られている。
一方コントローラ4は、プログラム回路5に調理内容の
データを与えるためのデータ設定部26と、このデータ
設定部26から与えられた調理内容のデータに従って時
間プログラム動作をし報知手段の駆動信号や調理器具の
制御信号を出力する上記プログラム回路5と、このプロ
グラム回路5の出力により制御され調理プログラムの進
行状態を報知するブザー14や発光ダイオード15のよ
うな報知手段と、コントローラ4内各部に電源や時間測
定用のクロック信号を与える電源回路部27とにより構
成されており、プログラム回路3は駆動回路28を制御
することによりブザー14や発光ダイオード15を駆動
し、調理器具制御部29を制御することにより変更設定
駆動部3を駆動する。
またこの実施例においてデータ設定部26は多数の調’
ll内容についてのプログラムデータが書き込まれた磁
気記録手段やROMのような調理データ記憶部31と、
この調理データ記憶部31に対し特定の調理を指定して
その記憶された調理内容のデータを読み出しプログラム
回路5に与えるためのテンキースイッチのような調理設
定部30とにより構成されているが、これ以外の例えば
磁気カードとカードリーグとの組合せ手段により調理時
間や調理温度(又は調理火力)、調理の進行手順等に関
する調理データを、調理内容毎にマイクロプロセッサに
より構成されたプログラム回路に設定するようにしても
良い。
第3図は上記第2図実施例における調理器具側即ちガス
オーブン1a側の機構構成の概略図を示し、パイロット
バーナ37部分に熱電対32を有する熱電式安全弁33
から、器具栓19、加熱制御部2のベローズ式サーモス
タット20を介してバーナ21にガスが供給されるよう
にしてあり、また加熱制御部2は庫内温度検出用の感熱
棒34を有スるベローズ式サーモスタット20により構
成され、加熱庫Bの器具ドア25にはドアスイッチ35
が対設され、器具ドア25を開いたときこのドアスイッ
チ35が開かれるようにしである。
さらに本発明において加熱制御部2を構成するベローズ
式サーモスタット2の設定軸6には手動操作用の手動設
定つまみ8の他受動歯車7が固着され、この受動歯車7
をステッピングモータよりなる変更設定駆動部3の駆動
歯車10に噛合させることによりステッピングモータで
加熱制御部2を可変設定することができるようにしであ
る。
また受動歯車7にはカム突起36が突設されており、加
熱制御部2が最低設定温度の基準位置にあるとき最低位
置検出用の基準位置スイッチ23がカム突起36により
操作され、加熱制御部2が最高設定温度の設定位置にあ
るとき最大位置検出用の基準位置スイッチ24がカム突
起36により操作されることになる。
しかして変更設定駆動部3は最低位置検出用の基準位置
スイッチ23が閉じられる最低設定温度位置に加熱制御
部2を一旦戻した後、ステッピングモータにより設定温
度を上昇させる方向に加熱制御部2を操作し、ステッピ
ングモータに入力する駆動パルス数を適当に設定するこ
とにより所望の設定温度に加熱制御部2を設定するもの
である。
ここで上述のようなガスオーブンの加熱制御部またるベ
ローズ式サーモスタット20をコントローラ4から自動
設定する場合、まずこのサーモスタット20の初期セッ
ト位置としては調理の第1段階の温度が設定されるもの
であって、この場合は最高温度設定位置側から設定して
も最低温度設定位置側から設定しても良いのであるが、
調理の過程における第2段階目以降の設定に際しては、
前述のように必らず低温側の基準位置を原点としてこの
原点からのステッピングモ−タの駆動パルス数を適当に
設定することにより所望の温度設定を行なうものであり
、これは調理途中で加熱庫内を必要以上の高温状態にす
るとその調理を損うおそれがあるためである。
蓋たクラッチ装置11は第4図乃至第6図に示すように
、受動歯車7に噛合する駆動歯車10を変更設定駆動部
3出力の駆動軸9に対して回転自在でかつ前後に移動自
在に取付け、駆動歯車10を前後移動させることにより
駆動歯車10のピン受溝40と駆動軸9に固設したピン
41との嵌合係合を離脱させることにより変更設定駆動
部3の出力に対し受動歯車7の結合を解除し得るように
構成されており、手動切替つまみ12を手動位置にした
とき上記ピン41とピン受溝40との嵌合連結を解除す
るようにクラッチ装置11が作動し、また手動自動切替
つまみ12を自動位置にしたとき、ピン受溝40にピン
41が嵌入して駆動軸9に駆動歯車10が連結結合され
、受動歯車7と駆動歯車10とが噛合していることによ
り変更設定駆動部3を構成するステッピングモータによ
り加熱制御部2が調整設定されるようにしである。
しかして第2図回路において自動調理を行うに際しては
、まず所望の調理内容に応じて使用する調理器具として
ガスオーブン1aを選択し、そのガスオーブン1aのプ
ラグ受げ13にコントローラ4から導出した制御ケーブ
ル16先端のプラグ17を装着連結する。
これによりコントローラ4において、まずプロゲラ文回
路5の自動作動により入力要求用の第1の発光ダイオー
ド151が点灯するものであり、調理者はこの第1の発
光ダイオード15.の点灯、即ち入力要求の発生を確認
して調理設定部30を操作することにより所望の調理内
容を選択し、この調理設定部30の出力の調理内容選択
データに基いて調理データ記憶部31に記憶されている
多数の調理データの群の中から上記選択された調理に対
応する調理データを読み出してプログラム回路5に入力
する。
これによりプログラム回路5上には上記選択された調理
内容に対応する時間プログラムが設定される。
かくてプログラム回路5は正しく調理データが入力され
たことを確認して上記入力要求用の第1の発光ダイオー
ド151を消灯し、同時に次の行程であるバーナ21の
点火を要求する第2の発光ダイオード152を点灯する
ものである。
一方調理者はガスオーブン1aに被調理物をセットし、
加熱調理の準備を完了した後、前述のバーナ21の点火
を要求する第2の発光ダイオード15□0点灯を確認し
、器具栓19のつまみ38を操作し、バーナ21を点火
して加熱調理を開始する。
またこれと同時につまみ38が操作されたときスタート
スイッチ22がオンされ、このオン信号がガスオーブン
1aのスタート情報としてプログラム回路5に入力され
、このプログラム回路5における調理の時間プログラム
の進行が開始されるものであり、これにより前記点火要
求の第2の発光ダイオード15□が消灯されるとともに
、上記調理の時間プログラムが進行中であることを示す
第3の発光ダイオード153が点灯される。
ここで今プログラム回路3に入力された調理データによ
る料理が、その調理の初期において加熱庫内温度を低く
設定するようなものの場合、プログラム回路5は調理器
具制御部29を介して変更設定駆動部3を作動させ、加
熱制御部2を構成するベローズ式サーモスタット20を
所要の温度設定状態にする。
即ち、今加熱制御部2が最高温度設定位置に設定されて
いたとすると、このとき最高温度位置検出用の基準位置
スイッチ24が閉じられているため。
コントローラ4がこれを検知し、加熱制御部2をこの最
高温度設定状態から上記所望の低い庫内温度の設定状態
に変更設定するのに必要なステッピングモータの逆送り
回転用の駆動パルス数をプログラム回路5において算出
し、この算出された数の駆動パルスを調理器具制御部2
9から変更設定駆動部3のステッピングモータに送出す
る。
従ってこの駆動パルスを入力したステッピングモータは
その人力パルス数に応じた回転角だけ逆方向に回転し、
加熱制御部2を構成するベローズ式サーモスタット20
を所要の温度設定状態に設定するものであり、これによ
り所要の庫内温度状態による調理が進められることにな
る。
この後バーナ21の着火から所定時間が経過し、例えば
庫内温度を比較的高温の設定状態に変更すべき時刻にな
ったとすると、必要に応じてこの調理の第2の行程に移
ったことをブザー4や発光ダイオードの点灯により報知
すると同時に、まず最低温度設定位置検出用の基準位置
スイッチ23がオンされているか否かを判別することに
より加熱制御部2が最低庫内温度の設定位置にあるか否
かを判別し、判別結果が否の場合には調理器具制御部2
9から変・更設定駆動部3のステッピングモータを逆回
転させる駆動パルスを出力し、加熱制御部2を最低設定
温度に設定する。
次に所要の庫内温度設定状態に加熱制御部2を設定する
のに必要なステッピングモータの正回転用の駆動パルス
数をプログラム回路5において算出し、この算出された
数の駆動パルスを調理器具制御部29から変更設定駆動
部3に送出することによりステッピングモータを正方向
〔加熱制御部2の設定温度を高める方向〕に回転し、加
熱制御部2を構成するベローズ式サーモスタット20を
所要の比較的高温の温度設定状態に設定するものである
かくて前述のようにして庫内温度を比較的高温に設定し
た後、この庫内温度による加熱調理が所定時間桁なわれ
、今後は例えば被調理物に調味料を投入すべき時刻にな
ると、これを報知するため再びブザー14が鳴動されか
つ必要に応じて第3行程を示す発光ダイオードが点灯さ
れ、調理者はこの指示に従って調味料の投入を行なうこ
とになる。
か(て上述のような各行程を繰返した後プログラム回路
5に設定された調理時間プログラムが終了すると、調理
終了を示すブザー14が鳴動し、調理終了表示用の発光
ダイオード15nが点灯されることになるものである。
また上述の調理プログラムの進行中に何らかのプログラ
ム進行に支障を生じるような異常が発生した場合、異常
表示用の第4の発光ダイオード154が点灯され、ある
いはブザー14による異常状態発生の報知が行なわれる
ことになる。
なお上述の調理終了時や、あるいは例えば所定の調味料
を投入すべき時間帯に器具ドア25が開かれなかった場
合のように、それ以上調理プログラムを進行させること
に支障を生じるような異常状態発生時においては、プロ
グラム回路5の出力に基き調理器具制御部29が消火信
号を生じることになり、この消火信号がガスオーブン1
aの入力回路39に入力されることにより、熱電対式安
全弁33の熱電対320回路にこの熱電対32と逆極性
の電圧を加え、この熱電対式安全弁33を強制的に遮断
動作させるものである。
次にステッピングモータよりなる変更設定駆動部3にて
ベローズ式サーモスタットよりなる加熱制御部2を変更
設定駆動する駆動機構、及びこの駆動機構に付設したク
ラッチ装置11の1例にっいて説明する。
第4図はこの駆動機構部分の概略構成例を示し、また第
5図はクラッチ装置11の切替アーム42部分の概略構
成例を示すものである。
加熱制御部2は通常のガスオーブンに装備されるベロー
ズ式サーモスタット20よりなる庫内温度設定部の構造
をそのまま採用して構成されたものであって、設定軸6
にはパネル面A1 より凹設したサブパネル面A2の前
面において手動設定つまみ8が取着され、この手動設定
つまみ8を操作することにより〔変更設定駆動部3との
間のクラッチが外れていることを条件として〕加熱制御
部2を変更設定することができるようにしである。
この設定軸6には受動歯車7が固着されており、この受
動歯車7を回転駆動することによっても加熱制御部2を
変更設定することができるようにしである。
受動歯車7はステッピングモータよりなる変更設定駆動
部3側に設けた駆動歯車10に噛合させられている。
この駆動歯車10は変更設定駆動部3の駆動軸9に回転
自在でかつ軸方向に摺動自在に遊嵌されており、また駆
動軸9をパネル面A、側で支持する軸受板43に一端を
弾接したコイルばね44の他端にてこの駆動歯車1oは
押込方向に弾圧付勢されている。
また駆動歯車10の裏面側には、駆動軸9を貫通する軸
孔45に対し放射状に、一文字状乃至十字状のピン受溝
40が削設され、このピン受溝40に対し駆動軸9に固
設したピン41が嵌入できるようにしである。
切換アーム42はその後端が支軸46により回動自在に
支持されてその先端部が駆動歯車10の下面に対応する
ようにしてあり、切換アーム420両側において支軸4
6に巻回したり捩りばね47゜47のばね力によりこの
切換アーム42は、前記コイルばね44の押込力に抗し
て駆動歯車10を押上げる方向に、弾発付勢されている
手動自動切替つまみ12はパネル面A1の前面において
切替軸48に固着されており、またこの切替軸48には
摺動ピン49が固設され、切換アーム42に固設したカ
ム体50の傾斜カム面51に上記摺動ピン49が摺接す
るようにしである。
一方パネル面A1 を凹設して形成したサブパネル面A
2には前記手動設定つまみ8に隣接してプラグ受け13
が配設され、このパネル面A1の凹段部周縁の両側には
夫々案内レール53,53が数段されており、透明板材
により形成された摺動覆板52両側をこれら案内レール
53,53に摺動自在に遊嵌することにより手動設定つ
まみ8の前面位置とプラグ受け13の前面位置とに切換
的に配置できるようにしである。
54は手動自動切替つまみ12の切替軸48に一端が固
着された回動レバーであって、この回動レバー54の回
動端に連動レバー55の一端を軸着し、摺動覆板52よ
り延設された位置切換レバー56の先端に上記連動レバ
ー55の他端を軸着して連動機構を構成しである。
しかして手動自動切替つまみ8を切替操作すると、上記
カム体50の傾斜カム面51を摺動ピン49が摺動する
ことになり、このため切換アーム42は押込位置と非押
込位置との2位置に自在に切替えられることになるもの
であり、さらにこれと同時に、手動自動切替つまみ8の
切替動作に連動して回動レバー54が回動駆動され上記
連動機構が作動して摺動覆板52が手動設定つまみ8の
前面位置とプラグ受げ13の前面位置とに自在に切換え
られることになる。
、今切替アーム42が押込位置にあるとき切換アーム4
2先端の押操作部52による駆動歯車10の押し上げ力
がなくなり、従って駆動歯車10はコイルばね44のば
ね力により押し下げられ、ピン41がピン受溝40に嵌
入し得る状態になるものであり、この後変更設定駆動部
3の駆動軸9が適宜角度だけ回転駆動されたとき、ピン
41がピン受溝40に落込んで両者が嵌合結合され、以
後は駆動軸90回転に従って駆動歯車10が回転し、さ
らに受動歯車7が回転して加熱制御部2の設定値の変更
が変更設定駆動部3の出力により自動的に行なわれるこ
とになる。
また切替アーム42が押込位置にあるときは、加熱制御
部2は変更設定駆動部3の出力により制御される自動調
理時であるから、手動自動切替つまみ8を操作して切替
アーム42を押込位置に設定したとき、同時に上記連動
機構の作動により摺動覆板52は手動設定つまみ8の前
方に位置することになり、従って手動設定つまみ8を手
動操作することが不能となってプラグ受げ13へのプラ
グ17の接続が行なわれることになる。
一方切換アーム42が非押込位置にあるときには、捩り
ばね47のばね力により切換アーム42先端の押操作部
57がコイルばね44のばね力に抗して駆動歯車10を
押し上げることになり、従ってピン41とピン受溝40
との嵌合結合が解除され、前述のように手動設定つまみ
8を操作することにより手動操作にて加熱制御部2の設
定値の変更を行なうことができるものである。
か(て切換アーム42が非押込位置にあるときは、加熱
制御部2は手動設定つまみ8により手動設定されるもの
であるから、手動自動切替つまみ8を操作して切替アー
ム42を非押込位置に設定したとき、同時に摺動覆板5
2がプラグ受け13の前面に位置し、プラグ受け」3へ
のプラグ17の装着を不能にした上で手動設定つまみ8
の手動操作を可能にするものであり、このとき仮にプラ
グ受け13にプラグ17を装着したままの状態にあると
きには、摺動覆板52がプラグ17又はこのプラグ17
からの制御ケーブル16に当ってその摺動移動が可能に
なり、従って手動自動切替つまみ8による手動操作状態
そのものへの設定ができないものである。
なお上述の各機構部は筐体59の取付板58に装着され
ているものである。
また60は手動位置と自動位置とを切換的に指示するた
めの指針である。
本発明は上述のように、加熱処理を行なう調理器具に、
その調理器具による調理温度を制御するための加熱制御
部と、この加熱制御部の設定値を外部からの入力信号に
より変更設定するため変更設定駆動部とを設け、この調
理器具と別体に分離されたコントローラに、指定された
調理内容に従って時間プログラム動作をするプログラム
回路を具備させ、このプログラム回路の出力により前記
変更設定駆動部を駆動制御するようにしたものであるか
ら、この調理器具はコントローラに支配されて加熱調理
状態がコントローラ側から自動的に設定されることにな
り、所望の料理が自動的に得られることになって、調理
状態の監視や調理進行の管理、調理器具の調整設定に何
ら気をわずられせる必要がなく、手軽に調理を行なうこ
とができるとともに従来調理状態の監視や調理器具の調
整に使っていた時間を他に有効利用することができ、家
事労働の効率化を図ることができる効果を有するもので
あり、また加熱調理時の温度設定がコントローラ側から
自在に自動的に変更されることになるため、調理の進行
に合せて小まめに調理加熱状態の変更設定を行なうこと
ができて小まめな調理加熱状態の変更設定を行っても何
らの煩雑さも感じることがなく、通常では手数を要する
ような料理も手軽に作ることができ、しかも適切な調理
温度の管理が行なわれるから仕上りが極めて良好な料理
を得ることができる効果を有する。
さらに本発明にあっては、加熱制御部の設定軸に受動歯
車と手動設定つまみとを設げてこの手動設定つまみを調
理器具に配設し、変更設定駆動部の駆動軸に駆動歯車を
設けて前記受動歯車に噛合するとともに上記駆動軸出力
を設定軸に伝達する駆動力伝達路中にクラッチ装置を設
け、このクラッチ装置に連動する手動自動切替つまみを
設けたものであるから、変更設定駆動部をコントローラ
の出力により駆動することにより円滑にこの変更設定駆
動部の駆動出力にて加熱制御部を変更設定することがで
きるものであり、しかも手動自動切替つまみを操作して
手動に設定したときには、手動設定つまみを操作するこ
とにより加熱制御部を手動によっても自在に設定するこ
とができ、調理用のプログラムが準備されていない料理
でも手動操作により自在に調理を行なうことができるも
のであり、また手動自動切替つまみを配設した調理器具
のパネル面に対して凹設したサブパネル面に前記手動設
定つまみとプラグ受けとを設けてこのサブパネル面の前
面に手動設定つまみとプラグ受けとを切換的に覆う摺動
覆板を配設し、前記手動自動切替つまみの切換操作に連
動して摺動覆板を摺動させる連動機構を具備するもので
あるから、手動自動切替つまみを自動位置に設定したと
きには手動設定つまみを手動操作することが不能になる
とともに逆に手動操作位置に設定したときにはプラグ受
けとコントローラ側とを連結させることが不能となり、
手動設定つまみを手動操作することによる手動設定状態
と、コントローラ出力により変更設定駆動部にて加熱制
御部を変更設定する自動設定状態とを択一的にのみ選択
できるようになったものであって、このため変更設定駆
動部と加熱制御部とが連動状態にあるとき無理に手動設
定つまみを操作してこれら変更設定駆動部と加熱制御部
との間における連動機構を破損するようなことがなく、
また手動操作による調理時に不用意にコントローラによ
り変更設定駆動部が駆動され、これにより加熱制御部の
調理温度の設定に狂いを生じて料理を損うようなことが
ない効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシステム展開例の概略図、第2図は同
上の調理器具がガスオーブンの場合の実施例のブロック
図、第3図は同上実施例のガスオーブン側の概略機構図
、第4図は同上の変更設定駆動部から加熱制御部への駆
動力伝達機構部の拡大断面図、第5図は同上のクラッチ
装置部の要部拡大斜視図、第6図は同上のガスオーブン
における手動設定時を示す拡大透視図であり、1aはガ
スオーブン、1bはガスコンロ、2は加熱制御部、3は
変更設定駆動部、4はコントローラ、5はプログラム回
路、6は設定軸、7は受動歯車、8は手動設定つまみ、
9は駆動軸、10は駆動歯車、11はクラッチ装置、1
2は手動自動切替つまみ、13はプラグ受け、52は摺
動覆板、A1 はパネル面、A2はサブパネル面である

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ガスオーブンやガスコンロその他の加熱調理を行う
    調理器具に、供給ガス量乃至供給電気量の調整部や庫内
    温度設定部等のその調理器具による調理温度を制御する
    ための加熱制御部と、この加熱制御部の設定値を外部か
    らの入力信号により変更設定するためのステッピングモ
    ータのような変更設定駆動部とを設け、この調理器具と
    別体に分離されたコントローラに、指定された調理内容
    に従って時間プログラム動作をするプログラム回路を具
    備させ調理器具に取設したプラグ受けにコントローラの
    出力を着脱自在に連結してプログラム回路の出力により
    前記変更設定駆動部を駆動制御するようにし、加熱制御
    部の設定軸に受動歯車と手動設定つまみとを設げるとと
    もに上記変更設定駆動部の駆動軸に駆動歯車を設げてこ
    の駆動歯車を前記受動歯車に噛合した加熱調理装置にお
    いて、上記駆動軸出力を設定軸に伝達する駆動力伝達路
    中にクラッチ装置を設け、このクラッチ装置を連動作動
    する手動自動切替つまみを調理器具のパネル面に配設し
    、このパネル面に対して凹設したサブパネル面に前記手
    動設定つまみとプラグ受けとを設けてこのサブパネル面
    の前面に手動設定つまみとプラグ受けとを切換的に覆う
    摺動覆板を配設し、前記手動自動切替つまみの切換操作
    に連動して摺動覆板を摺動させる連動機構を具備して成
    ることを特徴とする加熱調理装置。 2 プログラム回路に制御されて調理プログラムの進行
    状態を適宜検知するブザーや発光ダイオードのような検
    知手段をコントローラに具備させて成ることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の加熱調理装置。 3 ガスオーブンのような所要の調理器具に器具ドア開
    閉信号のような調理の正常進行の指標となる情報を出力
    する出力回路を設けるとともに、コントローラによりこ
    の出力情報を受信してプログラム回路のプログラム動作
    を制御して成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    又は第2項に記載の加熱調理装置。 4 調理器具をガスオーブンにより成し、そのベローズ
    式サーモスタットにより形成された加熱制御部を手動設
    定つまみの手動操作乃至コントローラによる自動駆動制
    御により適宜に変更設定するようにして成ることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記
    載の加熱調理装置。
JP8627078A 1978-07-15 1978-07-15 加熱調理装置 Expired JPS592803B2 (ja)

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JPS58178154U (ja) * 1982-05-21 1983-11-29 ティーディーケイ株式会社 トナ−濃度検出装置
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JPS59202475A (ja) * 1983-04-30 1984-11-16 Casio Comput Co Ltd 現像剤の濃度検知装置

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