JPS592780B2 - 分割運転制御式内燃機関 - Google Patents

分割運転制御式内燃機関

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JPS592780B2
JPS592780B2 JP53013626A JP1362678A JPS592780B2 JP S592780 B2 JPS592780 B2 JP S592780B2 JP 53013626 A JP53013626 A JP 53013626A JP 1362678 A JP1362678 A JP 1362678A JP S592780 B2 JPS592780 B2 JP S592780B2
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engine
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throttle valve
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throttle
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靖彦 石田
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Publication of JPS592780B2 publication Critical patent/JPS592780B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M13/00Arrangements of two or more separate carburettors; Carburettors using more than one fuel
    • F02M13/02Separate carburettors
    • F02M13/023Special construction of the control rods
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D17/00Controlling engines by cutting out individual cylinders; Rendering engines inoperative or idling
    • F02D17/02Cutting-out

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は多数の気筒を有する内燃機関に関し、特に、こ
れらの気筒を複数の気筒群に分割し、分割した各気筒群
を機関の負荷状態に応じて分割運転制御する内燃機関に
関する。
一般に内燃機関では吸入空気量に応じて燃料供給量が制
御され、その出力制御が行われる。
この吸入空気量は、多くの場合、機関の吸気通路内に設
けられたスロットル弁によって制御される。
スロットル弁の開度が小さい場合、即ち、吸入空気量が
少なく機関が低負荷状態にある場合は吸排気作動に伴う
仕事損失(ポンプ損失)が大きくなって機関の燃料消費
率が高くなり、逆に、スロットル弁の開度が大きい場合
、即ち吸入空気量が多く、機関が高負荷状態にある場合
は燃料消費率が低くなることば周知である。
この点に着目し、自動車用の多気筒内燃機関において機
関に要求される出力即ち機関の負荷が小さい場合は一部
の気筒への燃料供給を停止し、残りの気筒のみで運転す
ることにより該運転気筒の負荷を高くし、燃料消費率の
低減を図るようにした分割運転制御式機関、さらにその
場合、運転を休止した気筒に関するスロットル弁を全開
としてポンプ損失を軽減させた機関が既に提案されてい
る(例えばU S P A 2875742、扁291
8047、扁2919686 )。
本発明はこの種の分割運転制御式内燃機関を改良し、よ
り仕事損失の少ない従って燃料消費率の少ない内燃機関
を提供することを目的としている。
本発明の他の目的は、機関の始動時あるいは冷間時に滑
らかな運転特性が得られる分割運転制御式内燃機関を提
供することにある。
上述の目的を達成する本発明の特徴は、スロットル弁を
有する吸気通路を各気筒群毎に形成した分割運転制御式
内燃機関であって、該機関の要求出力値が所定値以下の
場合は該機関の一部の気筒群への燃料供給を停止する手
段と、該要求出力値が前記所定値以下の場合は該消勢し
た気筒群のスロットル弁を略全開せしめる手段と、機関
の要求出力値が前記所定値を越えた場合に前記消勢気筒
群の前記スロットル弁を一度閉位置に戻すと共に該消1
勢気筒群への燃料供給を開始せしめる手段とを備えたこ
とにある。
本発明においては、機関の要求出力値が所定値以下の場
合にも付勢される気筒群のスロットル弁を上記機関要求
出力値が上記所定値を越えた場合に略全開せしめる手段
をさらに備えることが望ましく、また、機関の要求出力
値が所定値以下の場合にも付勢される気筒群のスロット
ル弁の作動速度が該スロットル弁の開度の小さい範囲で
犬きく、該開度の太きい範囲で小さくなるように制御す
る手段を備えても良い。
本発明の他の実施態様として機関温度が所定温度以下の
場合に機関の全気筒群を互いに等しい出力で運転せしめ
る手段を備えることも好ましい。
また、一部気筒群による分割運転と全気筒群による上記
等出力運転との切換えを機関のアイドリンク運転時のみ
に行うようにした手段をさらに備えても良い。
以下図面により本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の内燃機関における機関の要求出力と吸
入空気量との望ましい関係を表わしたものであり、この
図は機関の各気筒を2つの気筒群に分けた場合を示して
いる。
同図において横軸は機関の一定回転速度における要求出
力あるいけアクセルペダルの踏み込み量もしくはアクセ
ルレバ−の回転角を示しており、縦軸は第1、第2気筒
群の吸入空気量あるいは第1、第2気筒群に対応するス
ロットル弁の開度を示している。
寸だ同図において、実線aは常時付勢される第1気筒群
、破線すは低出力時に消勢される第2気筒群の特性をそ
れぞれ示している。
即ち、この理想的な機関においては機関に要求される出
力が小さい間は第2気筒群は最大量の空気を吸入するが
燃料供給が停止して消勢しており、この場合、第1気筒
群のみがその吸入空気量に相応した出力を発生する。
機関に要求される出力が増加して第1気筒群の吸入空気
量が従ってその出力が最大になると第2気筒群の吸入空
気量はいったん最小となるかもしぐは零となり、同時に
燃料供給が開始されてこの第2気筒群が付勢される。
要求出力が大きい範囲では、第1気筒群は最大の吸入空
気量を維持し、従って最大出力を保ったままの状態とな
っており、機関の発生する出力は第2気筒群の吸入空気
量に応じて制御される。
また、機関の温度が低い場合即ち機関冷間時は第1図の
一点鎖線Cに示す如く、第1及び第2両気筒群共、互い
に等しい吸入空気量で互いに等しい出力を発生するよう
に、即ち、機関の全気筒が一様に運転するように制御さ
れる。
なお、第1図において、dは第2の気筒群が消勢され、
第1の気筒群のみ付勢される領域、eは両気筒群が共に
付勢される領域、fは第2の気筒群が付勢され始める即
ち、燃料供給が開始する点、gu機関の最大出力点(最
大負荷点)をそれぞれ示している。
従来技術の説明の部分で述べたように、スロットル開度
、即ちシリンダへの吸入空気量の大きい方が出力は太き
ぐ、燃料消費率が小さくなる。
従って機関要求出力の小さい時は半分の気筒(第2気筒
群)を消勢し、残りの半分の気筒(第1気筒群)のみを
付勢して出力を得るようにすれば、付勢された第1気筒
群は、全気筒付勢の場合に比べてほぼ2倍の出力を出す
必要があるからその分スロットル開度(吸入空気量)が
大きくなり、燃料消費率が小さくなる。
半分の気筒(第2気筒群)を消勢し、残りの半分の気筒
(第1気筒群)を付勢した状態での最大出力は、第1気
筒群のスロットル開度(吸入空気量)が最大になった時
に得られ、それば、機関最大出力のほぼ半分である。
従ってこの出力以下の出力要求時には、第2気筒群を常
に消勢し第1気筒群のみを付勢し、その第1気筒群のス
ロットル開度のみで出力を制御することが望ましい。
ただし以上の説明は、機関を2つの気筒群に分ける場合
である。
3つ以上の気筒群に分ける場合は、上述の考えに準じて
付勢する群の数をできるだけ少なくする事が望ましい。
第1気筒群のスロットルが全開になった時の出力以上の
要求出力のある場合は、第2気筒群を作動させて出力不
足を補う必要がある。
この場合、第1気筒群については常に全開、即ち最大出
力の状態に保っておき、機関の出力調整は第2気筒群の
スロットル開度によって行うようにする。
出力不足分が小さい時は第2気筒群のスロットル開度は
小さく、以後不足分が大きくなるにつれて第2気筒群の
スロットルを開き、このスロットルが全開となったとこ
ろが機関の最大出力点gである。
以上の概念が第1図の実線a(第1気筒群)及びeの領
域の破線b(第2気筒群)に表わされている。
領域dの破線すに示す如く、要求出力が小さく、第2気
筒群を消勢する場合、単に燃料供給を停止するのみでな
く、同時に、スロットルを全開とする。
これは、従来技術の説明でも述べたように、空気の吸入
、排気にポンプとして消費されるエネルギー(ポンプ損
失)を最小にするためである。
周知の如く、ポンプ損失は、吸気側の圧力が低いほど太
きくなるのである。
機関の要求出力が犬きくなって第1気筒群のみの動作で
は出力不足となった際は前述の如く第2気筒群が付勢さ
れるが、不足分が小さいときは第2気筒群の要求スロッ
トル開度も小さくて良いのであるから、第2気筒群のス
ロットル開度は、消勢から付勢に変る瞬間に、全開から
全閉(f点)に一度変らなければならないのである。
以上第1図の関係が本発明の理想とする望ましい関係で
ある理由を述べたが第1図の表わす内容について要約す
ると、 ■ 要求出力が小さい時はできるだけ第1気筒群のみを
働かせ、第1気筒群のスロットルのみで機関出力を調整
する。
■ その際、消勢する第2気筒群は燃料供給停止のみな
らずスロットルを全開としておく。
■ 第1気筒群のみで出力不足のときは、第1気筒群は
、全開出力のままとし、不足分は第2気筒群を働かせて
補う。
■ その際の出力制御は第2気筒群のスロットルのみで
行う。
ということになる。
第2図は上述の理想的な分割運転特性に近似した特性を
有する本発明の機関の一実施例を示しておシ、この例は
直列型6気筒のキャブレタ一式内燃機関の場合である。
同図において、−1a乃至1fl/i’各気筒を表わし
ており、気筒’fa、1b。
1cは常時刊勢される第1の気筒群、気筒1d。
1e、Ifは低出力時に消勢される第2の気筒群をそれ
ぞれ形成している。
また、2a、2bは第1.2の気筒群の吸気通路をそれ
ぞれ表わしておシ、3a 、3bは吸気通路2a、2b
内にそれぞれ設けられたスロットル弁を示している。
第3図は第2図の実施例におけるスロットル弁3a及び
3bの作動制御機構の一例を示す図であり、この例では
スロットル弁3a及び3bの作動軸は同軸線−ヒにある
同図において、図示しないアクセルペダルの踏み込み量
に応じて軸10の周囲を該軸10に対して回転自在に回
動するアクセルレバ−11ば、軸10の軸方向に摺動自
在に設けられている。
軸10には腕12が固設されており、さらに歯車13及
び14が同軸にかつ軸10に対して回転自在に設けられ
ている。
腕12に固設された突出ピン15、歯車13の側面に固
設された突出ピン16、及びアクセルレバ−11に設け
られた貫通穴17はスロットル弁3a及び3bの開度が
基準位置即ちアイドリンク位置にある場合に互いに同一
線上に位置するように設定してあり、この基準位置にお
いてアクセルレバ−11か軸10の軸方向に摺動すると
貫通穴17は突出ピン15もしくは突出ピン16に選択
的に嵌合する。
軸10にはさらに突出ピン18が固設されており、この
突出ピン18は軸10が矢印りの方向に実験的に定まる
適当な角度、例えばその全回転角の約半分の角度位置ま
で回転しかつスロットル弁3bが基準位置にあるときに
、歯車14の側面に固設された突出ピン19に押当るよ
うに設定されている。
腕12の先端部には突出ピン20が固設されている。
軸10が矢印り方向に回動するとこのピン20はスロッ
トル弁3aの作動軸21に固設された腕22を押圧しな
がらその側面を摺動し、かくして作動軸21が矢印1方
向に回動する。
一方、スロットル弁3bの作動軸23には歯車24が同
軸こと固設されており、さらに歯車25が同軸にかつ該
作動軸23に対して回転自在に設けられている。
歯車25は歯車13と噛合しており、両歯車の歯数比は
174に設定されている。
1だ、歯車24は歯車14と噛合しており、両歯車の歯
数比はピン18の位置と関連して実験的に定められる連
光な値、例えば、V2に設定されている。
歯車25には突出ピン26が固設されており、歯車25
が矢印j′方向に回動した場合にピン25が歯車24を
円周方向に押圧しこの歯車24を従って作動軸23を矢
印に′方向に回動させることができる。
なお、この場合、ピン26と垂直に当接するような突出
ピンを作動軸に直接固設し、歯車25が矢印j′方向に
回動じた際に上述の直接設けた突出ピンがピン26によ
って押し動かされることにより作動軸が矢印Vの方向に
回動するように構成しても良い。
腕22には突出ピン27が固設されており、歯車25が
矢印j′方向に回動するとこのピン27が押し動かされ
て腕22が従って作動軸21がi′方向に回動するよう
に構成されている。
tた、28はダイアフラム装置であり、そのダイアフラ
ム28aに連結されだロッド29が軸10の軸方向に駆
動されることによりアクセルレバー11が軸10の軸方
向に摺動するように構成されている。
スロットル弁3bの作動軸23にはさらに扇形レバー3
0が固設されている。
扇形レバー30にはその円弧方向に伸長する貫通長穴3
1が設けられており、この長穴31にロッド32の一端
の折曲り部33もしくはロッド32の先端部に固設され
た突出ピン(図示なし)が嵌合する。
ロッド32の他端はダイアフラム装置34のダイアフラ
ム34aに連結されており、このダイアフラム装置34
が付勢されロッド32が図面上で右方向へ駆動されると
扇形レバー30が回動し、スロットル弁3bの作動軸2
3が矢印に方向に回動され、斯くしてスロットル弁3b
が略全開となるように構成されている。
なお、スロットル弁3a及び3bは図示しないバネによ
り矢印i及びkと反対力向の力を受けており、アクセル
レバ−11が基準位置にあシかつダイアフラム装置34
が付勢されてない場合はアイドリンク位置となるように
設定されている。
ダイアフラム装置28のダイアフラム室28bは導管3
5を介しで電磁式負圧切換弁36の一つのポー)36a
に連通している。
負圧切換弁36は付勢時にポー)36aとポー)36c
とが連通ずるようになっており、このポー)36cは導
管37を介して機関の吸気通路2a(第2図参照)のス
ロットル弁3aの下流に連通している。
また、負圧切換弁36I′i消勢時にポー)36aと大
気に連通しているポー)36bとを連通させるように構
成されている。
この負圧切換弁36の付勢及び消勢は機関の冷却水温を
検知する水温センサ38とその検知した冷却水温があら
かじめ設定した温度以下であるか否かを判定し以下の場
合は非通電、以上の場合を通電を行う電気回路39とに
よって行われる。
凍だ、冷却水温が設定温度以下であるか盃かによってオ
ンオフ作動を行う水温スイッチ(図示なし)と電圧源と
によっても負圧切換弁36の付勢及び消勢を行うことが
できる。
負圧切換弁36のポー)36aばさらに第2の負圧切換
弁40のポー)40aに連通している。
この負圧切換弁40は消勢時にポー)40aとダイアフ
ラム装置34のダイアフラム室34bに連通しているポ
ート40bとが連通ずるように構成されており、付勢時
にポー)40bと大気に連通しているポート40cとが
連通ずるように構成されている。
この負圧切換弁40の付勢及び消勢はロッド29の移動
位置によりオンオフ制御されるスイッチ41と電圧源4
2とによって行われる。
即ちスイッチ41はロッド29が図面上で下方向に1駆
動されてアクセルレバ−11の貫通穴17と歯車13の
突出ピン16とが嵌合している時にオンとなって負圧切
換弁40を付勢すると共に後述する燃料供給機構が吸気
通路2bに対しても燃料の供給を行うよう作動させる。
逆に、ロッド29が図面上で上方向に1眺動されて貫通
穴17と腕12の突出ピン15とが嵌合した時にはスイ
ッチ41は必ずオフとなり、負圧切換弁40を消勢する
と共に燃料供給機構への上述の付勢を停止する。
また、第2のスイッチ43はロッド32の移動位置によ
ってオンオフ作動し、上述の吸気通路2b−\の燃料供
給機構の作動制御を行うものである。
。即ち、このスイッチ43ば、ダイアフラム装置34に
負圧が印加されてロッド32が図面上で右方向に移動し
たときのみオフとなり、ロッド32がその他の位置にあ
る場合はオンとなって上述の燃料供給機構に電圧源44
からの作動電圧を供給するように構成されている。
第4図は第2図の実施例における燃料供給機構、特に第
2の気筒群の燃料供給機構は詳細に示す図であり、同図
において、2a、2bは吸気通路、3a、3bはスロッ
トル弁、50はフロート、51はフロート室、52は燃
料通路、53Viメインウエルチユーフ(メインエマル
ジョンチューブ)54a 、54bはメインノズル、5
5はアイドルポート、56はスローポー)、57uアイ
ドルアジヤストスクリユーをそれぞれ示している。
スロットル弁3bを有する吸気通路2b側の燃料通路5
2の途中には燃料供給停止用の電磁弁53が設けられて
おり、この電158は通電された時に図に示す如く弁体
58aが下方に移動して吸気通路2bへの、即ち第2の
気筒群への燃料の供給を行い、非通電時に弁体58aか
上方へ移動して通路52をしゃ断し吸気通路2bへの、
即ち第2の気筒群への燃料の供給を停止するように構成
されている。
電磁弁58の入力端子は線5sbv介して前述のスイッ
チ41及び43(第3図参照)に接続されている。
次に第2図、第3図、及び第4図に示した実施例の動作
を説明する。
第3図は機関が冷間時でかつアイドリンク状態にある場
合を示している。
機関の冷間時には冷却水温が設定値以下であるため、前
述の如く負圧切換弁36は非通電(消勢)状態にあり、
従ってダイアフラム装置28のダイアフラム室28bi
cは大気圧が印加されている。
このためバネ28cの押圧力によりロッド29は図面上
で下方向に押し下げられており、アクセルレバ−11の
貫通穴17は歯車13の突出ピン16と嵌合している。
また、この場合スイッチ41がオンとなるため、燃料供
給停止用の電磁弁58(第4図参照)に通電が行われ、
第2の気筒群へも燃料が供給される。
従ってこの場合機関の全気筒に燃料が供給されアイドリ
ンク運転状態となっている。
なお、スイッチ41がオンとなるため、第2の負圧切換
弁40が付勢されてお91大気圧がダイアフラム装置3
4のダイアフラム室34bにも印加され、ロッド32は
バネ34eの押圧力により図面−ヒで左方向に押圧され
ている。
この状態で、アクセルレバ−11を破線矢印m’の方向
に回動させると、歯車13が破線矢印dの方向に同じ角
度だけ回動し、歯車25が破線矢印j′の方向に同じ角
度だけ回動する。
その結果突出ピン26が歯車24を従ってスロットル弁
3bK矢印klの方向に押し回すと共に歯車25により
突出ピン27が従ってスロットル弁3aが矢印i′の方
向に押し回される。
その結果、スロットル弁3a及び3bはこの場合、立い
に等しい開度で開くことになる。
機関が暖機され、冷却水塩が設定値を越えると、水温セ
ンサ33がこれを検出し負圧切換弁36が付勢される。
これにより、ダイアフラム装置28にはスロットル弁3
aの下流の吸気通路2a内の負圧が印加され、ロッド2
9は図面上で上方に引き動かされようとするが、アクセ
ルレバ−11が基準位置即ちアイドリンク位置にない場
合は穴17とピン15の位置が合致しないため、アクセ
ルレバ−11は図面上で上方向に摺動されない。
従ってアクセルレバ−11が−たん基準位置に戻されな
い限9、機関が例え暖機していても全気筒が等出力運転
を続行する。
アクセルレバ−11が一度基準位置に戻ると、穴17と
ピン15とが嵌合位置に戻るため、レバー11はダイア
フラム装置28に印加された負圧力により上方に摺動し
、穴17はピン16と離れてビニ/15に嵌合する。
同時にスイッチ41がオフとなり負圧切換弁40が消勢
されることからダイアフラム装置34に負圧が印加され
斯くしてロッド32が図面上で右方向に引き動かされる
従ってスロットル弁3bが略全開となり、同時にスイッ
チ43がオフとなることから前述の燃料供給停止用電磁
併58が消勢され、燃料通路52がしゃ断され、第2の
気筒群への燃料供給が停止する。
欠いてアクセルレバ−11を矢印mの方向へ回動させる
と、今度は腕12が矢印lの方向へ同じ角度だけ回動し
、腕22がピン20によって押し動かされて回動する。
これによって作動軸21が矢印1の方向へ回動しスロッ
トル弁3aが第5図に示す如き回転角特性を示して開弁
する。
即ち、スロットル弁3aの開く速度はアクセルレバ−1
1の回転角が小さい範囲従ってスロットル弁りa自身の
開度の小さい範囲で大きくなる。
アクセルレバ−11の回転角がその全回転角の半分程度
となるとスロットル弁3aはほぼ全開に近くなり、そノ
開り速度が小さくなる。
アクセルレバ−11の回転角がそれ以上となってもスロ
ットル弁3aばほぼ全開の状態を保ち続ける。
従ってスロットル弁3aは第1図のaに示した理想的特
性にほぼ近い開弁特性を有することになる。
なお腕12と共に軸10も同時に矢印りの方向に回動す
るが、歯車13及び14が軸10に対して自由になって
いるため、さらにこの場合スロットル弁3bが全開とな
っていることから歯車14が歯車24を介して矢印の方
向に回動せしめられており、従って軸10が大きく回動
した場合にもピン18がピン19に当接することはない
ため、歯車13及び14は回動しない。
さて、アクセルレバ−11が更に回転してその全回転角
の約半分はどの回転角となると、スロットル弁3aがほ
ぼ全開となるため吸気通路2aにおける負圧がほぼ大気
圧に近い値となる。
そうすると、ダイアフラム装置34においてバネ34c
の押圧力が負圧の吸引力より優勢となるため、ロッド3
2が押し動かされ、斯くしてスロットル弁3bが図示し
ない戻しバネの力で全閉状態あるいはアイドリンク位置
となる。
同時にスイッチ43がオンとなり、燃料供給機構の電磁
弁58(第4図参照)が付勢されて燃料通路が開き、第
2の気筒群にも燃料が供給される。
この時同時にピン19とピン18とが当接するようにこ
れらのピン位置が設定されている。
スロットル弁3bの全閉となる時期はダイアフラム装置
34のバネ34cの設定圧により任意に選択することが
できる。
第2の気筒群にも燃料供給が開始され、全気筒運転が開
始された後、更にアクセルレバ−11を回動させると、
軸10、突出ピン18、突出ピン19、歯車14、歯車
24、そして作動軸23の径路で力が伝達され、スロッ
トル弁3bが開かれる。
この場合、アクセルレバ−11の後半の回転角に応じて
スロットル弁3bが全閉状態から全開状態となるように
歯車14と24との歯数比が選択される。
第6図は第2図の実施例におけるスロットル弁3a′及
び3b′CD作動制御機構の他の例を示す図であり、こ
の例ではスロットル弁3a′及び311/の作動軸21
′及び23′が並列にかつ互いに平行に位置している。
この第6図に示した作動制御機構は、作動軸21′及び
23′の位置関係が異なることによって生じる構造上の
相違を除いて第3図に示した機構とほぼ同じ構成及び動
作を有するものであも即ち、第6図の機構ではスロット
ル弁3a′の作動軸21′には歯車13′に噛合し作動
軸21′に対して回転自在な歯車60が同軸に設けられ
ており、この歯車60の側面に固設された突出ピン61
が該歯車60の回動により同じく作動軸21′に固設さ
れた突出ピン62に垂直に当接するように構成されてい
る。
以上の構成は第3図の機構の腕22に設けられた突出ピ
ン2γと該ピン27を押し動かす歯車25の代りに設け
られたものであり、両者の効果は全く同じである。
また第6図の機構ではスロットル弁3 b’の作動軸2
3′への歯車24,25゜扇形レバー30、及びスロッ
トル弁3b′の取り付は順序が第3図の機構と異なり、
さらに歯車25の突出ピン26が歯車24に当接せず、
作動軸23′に直接固設された突出ピン63に当接する
ようになっている。
なお、第6図においては、第3図に示したスイッチ41
及び43、電圧源42及び44と全く同様のものが実際
には設けられているが図面上ではスペースの点で省略さ
れている。
第3図及び第6図において、歯車13,14゜24.2
5及び60ばその形状が扇形となっているが、とれらは
円形の歯車であって本白い、かだしその場合、第3図の
歯車24及び25には突出ピン26及び27の入る円弧
状の長穴を設ける必要がある。
以上説明した実施例は本発明をキャブレタ一式内燃機関
に適用したものであるが、本発明はスロットル弁を有す
る燃料噴射式の内燃機関についても全く同様の概念で適
用することができることは明らかである。
以上詳細に説明したように本発明の機関は、一部の気筒
群のみの分割運転から全気筒による運転に戻る際に、消
勢気筒群用のスロットル弁を一度閉位置に戻すようにし
た手段を有するため、常に付勢される気筒群用のスロッ
トル弁を全気筒による高負荷運転時にほぼ糸間の状態に
保つことができる。
即ち、本発明の如く構成することにより、消勢気筒群用
のスロットル弁が消勢時には全開、付勢時には要求出力
からの不足分に応じた量だけ開くように設定でき、これ
によって、常時付勢する気筒群を高出力要求時(高負荷
時)に全開とすることができる。
スロットル開度が大きいほど(吸入空気量が大きいほど
)各気筒の出力効率が大きくなり燃料消費率が小さくな
ることは周知である。
従って従来技術と同様に軽負荷運転時の燃料消費率を低
減することができることはもとより、全気筒高負荷運転
時にも燃料消費率を大幅に低減させることができる。
また、始動時等の機関の冷間時には全気筒を互いに等出
力で運転するように構成しているため、冷間時にも滑ら
かな運転特性を得ることができる。
さらに、冷間時の全気筒等出力運転から暖機後の分割運
転への切換えがアイドリング運転状態のみに限られるよ
うに構成されているため、機関運転中に、切換えにより
突然機関出力が変化することがなく、この点でも滑らか
な運転特性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の機関の望ましい吸入空気量対出力特性
図、第2図は本発明の一実施例の概略図、第3図は上記
実施例におけるスロットル弁作動制御機構の構造図、第
4図は同じく燃料供給機構の構造図、第5図は上記実施
例におけるアクセルレバ−回転角対スロットル弁回転角
特性図、第6図は他のスロットル弁作動制御機構の構造
図である。 1a乃至1f・・・気筒、2a、2b・・・吸気通路、
3a、3b、38′、3b′・・・スロットル弁、10
・・・軸、11・・・アクセルレバ−112,22,2
2’・・・腕、13,13’、14,24,25.60
・・・歯車、15.16,18,19,20,26,2
7゜61.62.63・・・突出ピン、1γ・・・貫通
穴、2L21’、23.23’・・・作動軸、28.3
4・・・ダイアフラム装置、29,32・・・ロッド、
30・・・扇形ンパー、31・・・長穴、36,40・
・・負圧切換弁、38・・・水温センサ、39・・・電
気回路、41゜43・・・スイッチ、58燃料供給停止
用電磁弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 スロットル弁を有する吸気通路を各気筒群毎に形成
    した分割運転制御式内燃機関であって、該機関の要求出
    力値が所定値以下の場合は該機関の一部の気筒群への燃
    料供給を停止する手段と、該要求出力値が前記所定値以
    下の場合は該消勢しだ気筒群のスロットル弁を略全開せ
    しめる手段と、機関の要求出力値が前記所定値を越えた
    場合に前記消勢気筒群の前記スロットル弁を一度閉位置
    に戻すと共に該消勢気筒群への燃料供給を開始せしめる
    手段と、機関の要求出力値が所定値以下の場合にも付勢
    される気筒群のスロットル弁を、機関要求出力値が前記
    所定値を越えた場合に略全開せしめる手段とを備えたこ
    とを特徴とする分割運転制御式内燃機関。
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US4257371A (en) 1981-03-24

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