JPS5927679Y2 - 放熱装置 - Google Patents
放熱装置Info
- Publication number
- JPS5927679Y2 JPS5927679Y2 JP18270780U JP18270780U JPS5927679Y2 JP S5927679 Y2 JPS5927679 Y2 JP S5927679Y2 JP 18270780 U JP18270780 U JP 18270780U JP 18270780 U JP18270780 U JP 18270780U JP S5927679 Y2 JPS5927679 Y2 JP S5927679Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- heat dissipation
- heat pipe
- dissipation device
- mounting plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ヒートパイプを使用する放熱装置の改良に関
する。
する。
最近の高出力パワーアンプ等の音響機器においては、放
熱装置にヒートパイプを使用して放熱装置の小型及び軽
量化を計っている。
熱装置にヒートパイプを使用して放熱装置の小型及び軽
量化を計っている。
ヒートパイプは、封入されたフロンガス等の気化及び液
化によって熱の移動を行うものであるが、前記ヒートパ
イプを利用してパワートランジスタ等の発熱体から発生
する熱を、放熱装置の広い範囲に拡散することにより、
速やかなる放熱を行うことが出来る。
化によって熱の移動を行うものであるが、前記ヒートパ
イプを利用してパワートランジスタ等の発熱体から発生
する熱を、放熱装置の広い範囲に拡散することにより、
速やかなる放熱を行うことが出来る。
本考案は、上述のヒートパイプを用いる放熱装置の放熱
効果を一層高める様工夫された放熱装置を提供せんとす
るもので、以下実施例に基き図面を参照しながら説明す
る。
効果を一層高める様工夫された放熱装置を提供せんとす
るもので、以下実施例に基き図面を参照しながら説明す
る。
第1図において、1及び2は、発熱体となるパワートラ
ンジスタ、3は該パワートランジスタ1及び2が熱的に
結合されて取付けられる取付板、4は、ヒートパイプ、
5は、複数個の放熱フィン6□、6□・・・・・・6o
から戊り、該放熱フィン60,6□・・・・・・6oと
同数の空間7□、72・・・・・・7oが形成された放
熱部である。
ンジスタ、3は該パワートランジスタ1及び2が熱的に
結合されて取付けられる取付板、4は、ヒートパイプ、
5は、複数個の放熱フィン6□、6□・・・・・・6o
から戊り、該放熱フィン60,6□・・・・・・6oと
同数の空間7□、72・・・・・・7oが形成された放
熱部である。
しかして、前記取付板3は、アルミニウム等の熱伝導率
の良い材料から威り、パワートランジスタ1及び2は、
ネジ止め等により前記取付板3に取付けられている。
の良い材料から威り、パワートランジスタ1及び2は、
ネジ止め等により前記取付板3に取付けられている。
また、前記取付板3は、第2図に示す如く、その背面に
ヒートパイプ4が取付けられる取付部8を備えており、
前記取付部8にヒートパイプ4が機械式または液圧式の
拡管法により取付けられており、その結果、取付板3と
ヒートパイプ4とは密に熱結合される。
ヒートパイプ4が取付けられる取付部8を備えており、
前記取付部8にヒートパイプ4が機械式または液圧式の
拡管法により取付けられており、その結果、取付板3と
ヒートパイプ4とは密に熱結合される。
放熱フィン6□、6□・・・・・・6nは、第3図に示
す如く、背板9と、該背板9から直角に延長された側板
10及び11と、該側板10及び11から延長された端
板12及び13と、ヒートパイプ4が挿入される孔14
とから戊り、全体としてLコ型の断面を有し、前記端板
12及び13は弾性を有する様に構成されている。
す如く、背板9と、該背板9から直角に延長された側板
10及び11と、該側板10及び11から延長された端
板12及び13と、ヒートパイプ4が挿入される孔14
とから戊り、全体としてLコ型の断面を有し、前記端板
12及び13は弾性を有する様に構成されている。
そして、隣接する放熱フィン(例えば61と6□)の端
板12及び13と背板9とが弾性的に接触することによ
り、上下方向に開口を有する空間(例えば7□)が形成
されている。
板12及び13と背板9とが弾性的に接触することによ
り、上下方向に開口を有する空間(例えば7□)が形成
されている。
前記放熱フィン6□。62・・・・・・6□は、ヒート
パイプ4の所定位置に、溶接等により固定されており、
前記ヒートパイプ4は、取付板3が取付けられる部分が
、放熱フィン6□。
パイプ4の所定位置に、溶接等により固定されており、
前記ヒートパイプ4は、取付板3が取付けられる部分が
、放熱フィン6□。
6□・・・・・・6oが取付けられる部分よりも下方に
位置している。
位置している。
静止状態において、ヒートパイプ4内のフロンは、液体
の状態にあり、取付板3が取付けられる部分に位置して
いる。
の状態にあり、取付板3が取付けられる部分に位置して
いる。
パワートランジスタ1及び2が発熱し、取付板3を介し
てヒートパイプ4に熱が伝達されると、前記フロンが前
記熱を吸収して気化し、ヒートパイプ4の内部を移動し
て放熱フィン6□、62・・・・・・6nが取付けられ
る部分に移動する。
てヒートパイプ4に熱が伝達されると、前記フロンが前
記熱を吸収して気化し、ヒートパイプ4の内部を移動し
て放熱フィン6□、62・・・・・・6nが取付けられ
る部分に移動する。
そして、前記部分において熱を放射し、再び液体となっ
て重力の作用により取付板3が取付けられる位置に流れ
落ちる。
て重力の作用により取付板3が取付けられる位置に流れ
落ちる。
放熱部5でヒートパイプ4から放散された熱は、放熱フ
ィン6□、6□・・・・・・6゜及び空間7□、7□・
・・・・・7n内の空気を伝って外部に放出される。
ィン6□、6□・・・・・・6゜及び空間7□、7□・
・・・・・7n内の空気を伝って外部に放出される。
その時、機器のキャビネット(図示せず)の前記空間7
□、72・・・・・・7oの両開口端に面する部分には
、孔が設けられている為、前記熱の放散による空気流が
生じ、下方から上方に向う比較的速い速度の空気流によ
り、熱は速やかに外部に放射される。
□、72・・・・・・7oの両開口端に面する部分には
、孔が設けられている為、前記熱の放散による空気流が
生じ、下方から上方に向う比較的速い速度の空気流によ
り、熱は速やかに外部に放射される。
パワートランジスタ1及び2が発熱している限り、フロ
ンの気化及び液化が繰り返され、かつ下方から上方に向
う空気流が存在し続けるので、パワートランジスタ1及
び2の放熱は効率的に行なわれ、前記パワートランジス
タ1及び2の熱破壊が防止される。
ンの気化及び液化が繰り返され、かつ下方から上方に向
う空気流が存在し続けるので、パワートランジスタ1及
び2の放熱は効率的に行なわれ、前記パワートランジス
タ1及び2の熱破壊が防止される。
上述の説明から明らかな如く、本考案に依れば、放熱フ
ィンの形状を工夫したことにより、ヒートパイプと放熱
フィンとを通じての伝導による放熱以外に上下に開口を
有する空間の空気流を利用する放熱を行うはとが出来る
ので、放熱効果を格段に高めるという利点を有する。
ィンの形状を工夫したことにより、ヒートパイプと放熱
フィンとを通じての伝導による放熱以外に上下に開口を
有する空間の空気流を利用する放熱を行うはとが出来る
ので、放熱効果を格段に高めるという利点を有する。
また、隣接する放熱フィン同志は、放熱フィンの端板の
弾力により接触しているだけなので、放熱部全体の大き
さを、発熱体の発熱量に応じた大きさにする際、放熱フ
ィンの個数を調節する−だけで事足りるので、汎用性の
ある放熱装置を提供出来るという利点を有する。
弾力により接触しているだけなので、放熱部全体の大き
さを、発熱体の発熱量に応じた大きさにする際、放熱フ
ィンの個数を調節する−だけで事足りるので、汎用性の
ある放熱装置を提供出来るという利点を有する。
更に、隣接する放熱フィン同志は、端板の弾力により接
触しているので、機器に機械振動が加わった時、放熱フ
ィンから異音を発生することを防止出来る。
触しているので、機器に機械振動が加わった時、放熱フ
ィンから異音を発生することを防止出来る。
その上、本考案においては、第2図図示の如く、取付板
とヒートパイプとの取付角度を任意に設定出来るという
利点を有する。
とヒートパイプとの取付角度を任意に設定出来るという
利点を有する。
これにより、取付板は、第1図図示の如く、ヒートパイ
プに対し科目に取付けることが出来、当然発熱体も上方
から望める科目状態に取付けられるので、故障修理等の
場合、パワートランジスタ1及び2の隣に、別の部品が
位置している場合でも、第1図のネジ15,16゜17
.18をゆるめてパワートランジスタ1及び2と取付板
3との固定を解除するとともに、ネジ19゜20をゆる
めて基板(図示せず)と放熱フィン側板21及び22と
の固定を解除するだけで、放熱装置の機器から取りはす
しを容易に行うことが出来るという利点を有する。
プに対し科目に取付けることが出来、当然発熱体も上方
から望める科目状態に取付けられるので、故障修理等の
場合、パワートランジスタ1及び2の隣に、別の部品が
位置している場合でも、第1図のネジ15,16゜17
.18をゆるめてパワートランジスタ1及び2と取付板
3との固定を解除するとともに、ネジ19゜20をゆる
めて基板(図示せず)と放熱フィン側板21及び22と
の固定を解除するだけで、放熱装置の機器から取りはす
しを容易に行うことが出来るという利点を有する。
以上述べた如く、本考案に係る放熱装置は、放熱効果の
向上以外にも多くの利点を有する実用的なものである。
向上以外にも多くの利点を有する実用的なものである。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は取付
板とヒートパイプの連結を示す断面図、及び第3図は放
熱フィンの形状を示す斜視図である。 主な図番の説明 1,2・・・・・・パワートランジス
タ、3・・・・・・取付板、4・・・・・・ヒートパイ
プ、5・・・・・・放熱部、6□、6□・・・・・・6
o・・・・・・放熱フィン。
板とヒートパイプの連結を示す断面図、及び第3図は放
熱フィンの形状を示す斜視図である。 主な図番の説明 1,2・・・・・・パワートランジス
タ、3・・・・・・取付板、4・・・・・・ヒートパイ
プ、5・・・・・・放熱部、6□、6□・・・・・・6
o・・・・・・放熱フィン。
Claims (1)
- 発熱体が取付けられる取付板をヒートパイプに熱結合す
るとともに、□前記ヒートパイプを複数の放熱フィンか
ら成る放熱部に熱結合し、前記発熱体から発せられる熱
を前記ヒートパイプにより前記放熱部に導き、前記放熱
フィンから放熱する様に威した放熱装置において、前記
放熱フィンは、それぞれ背板と該背板から直角方向に延
長する両側板と該両側板から弾性的に延長された端板と
を備え、前記端板が隣接する放熱フィンの背板に弾性的
に接触することにより、複数の縦方向に開口を有する空
間が形成されるように威したことを特徴とする放熱装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18270780U JPS5927679Y2 (ja) | 1980-12-18 | 1980-12-18 | 放熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18270780U JPS5927679Y2 (ja) | 1980-12-18 | 1980-12-18 | 放熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57104596U JPS57104596U (ja) | 1982-06-28 |
JPS5927679Y2 true JPS5927679Y2 (ja) | 1984-08-10 |
Family
ID=29981315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18270780U Expired JPS5927679Y2 (ja) | 1980-12-18 | 1980-12-18 | 放熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5927679Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017028066A (ja) * | 2015-07-21 | 2017-02-02 | 株式会社リコー | 放熱器、放熱ユニット及び画像形成装置 |
-
1980
- 1980-12-18 JP JP18270780U patent/JPS5927679Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57104596U (ja) | 1982-06-28 |
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