JPS5927558B2 - 同軸スピ−カ−装置 - Google Patents
同軸スピ−カ−装置Info
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- JPS5927558B2 JPS5927558B2 JP55096806A JP9680680A JPS5927558B2 JP S5927558 B2 JPS5927558 B2 JP S5927558B2 JP 55096806 A JP55096806 A JP 55096806A JP 9680680 A JP9680680 A JP 9680680A JP S5927558 B2 JPS5927558 B2 JP S5927558B2
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- JP
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- speaker
- cone
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R1/00—Details of transducers, loudspeakers or microphones
- H04R1/20—Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics
- H04R1/22—Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired frequency characteristic only
- H04R1/24—Structural combinations of separate transducers or of two parts of the same transducer and responsive respectively to two or more frequency ranges
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Otolaryngology (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
- Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は、同軸スピーカー装置に関し、特に、歪を除去
するための音響的ローパスフィルターを備える同軸スピ
ーカー装置に関する。
するための音響的ローパスフィルターを備える同軸スピ
ーカー装置に関する。
背景技術
「スピーカー密閉箱(L oudspeakerEnc
losure ) lを名称とし、1958年2月11
日に、エドガー エイチ、シンプソン(E dgarH
oS impson )に対して付与された米国特許第
2822884号明細書は、2個の音響的フィルターと
1個のスピーカーとを有する単一のスピーカー密閉箱を
開示している。
losure ) lを名称とし、1958年2月11
日に、エドガー エイチ、シンプソン(E dgarH
oS impson )に対して付与された米国特許第
2822884号明細書は、2個の音響的フィルターと
1個のスピーカーとを有する単一のスピーカー密閉箱を
開示している。
また「補償的スピーカー密閉箱(Correc tiv
eLoud、 5peaker Erclosur
e ) Jを名称とし、1958年12月30日に、ポ
ール ウエザース(Paul Weathers )に
対して付与された米国特許第2866514号明細書は
、スピーカー室に対して音響的に連結された複数の空室
を備える単一のスピーカー密閉箱を開示している。
eLoud、 5peaker Erclosur
e ) Jを名称とし、1958年12月30日に、ポ
ール ウエザース(Paul Weathers )に
対して付与された米国特許第2866514号明細書は
、スピーカー室に対して音響的に連結された複数の空室
を備える単一のスピーカー密閉箱を開示している。
そして、「スピーカーのための音響的フィルタ(5ou
nd Filters for Loudspeak
ers ) Jを名称とし、1937年1月12日に、
ニドワード スパーリング(Edward Sper
ling ) に対して付与された米国特許第206
7582号明細書は、単一のスピーカーについて用いる
1個のフィルターについて教示している。
nd Filters for Loudspeak
ers ) Jを名称とし、1937年1月12日に、
ニドワード スパーリング(Edward Sper
ling ) に対して付与された米国特許第206
7582号明細書は、単一のスピーカーについて用いる
1個のフィルターについて教示している。
この音響的フィルターは、スピーカーに応用した場合、
スピーカーから発せられる音のがさつき、歪、雑音及び
干渉を減少させ、その音質及び音調をフィルターし明瞭
化することによって、一般的に、音質及び音調を改善す
る働きを有する。
スピーカーから発せられる音のがさつき、歪、雑音及び
干渉を減少させ、その音質及び音調をフィルターし明瞭
化することによって、一般的に、音質及び音調を改善す
る働きを有する。
「多段階音響フィルター(MultisectionA
coustic Filter ) Jを名称とし、
1953年10月20日に、バリー エフ、オルソン(
Harry F、 01son ) に対して付与
された米国特許第2 ’656004号明細書は、1個
もしくは複数の段階すなわち区間からなる多段階音響的
フィルターなるものを教示している。
coustic Filter ) Jを名称とし、
1953年10月20日に、バリー エフ、オルソン(
Harry F、 01son ) に対して付与
された米国特許第2 ’656004号明細書は、1個
もしくは複数の段階すなわち区間からなる多段階音響的
フィルターなるものを教示している。
各区間は、互いに離間する多孔板もしくは多孔シートを
1対、互いにある距離をおいて、その周縁を適宜結合し
、その間に空間が形成されている。
1対、互いにある距離をおいて、その周縁を適宜結合し
、その間に空間が形成されている。
2段階のフィルターは、このような板もしくはシートを
3枚用いて構成し、そのうちの1枚を、両区間について
共通にし、同様にして、3区間のフィルターの場合には
、このような板を4枚用いて構成するようになっている
。
3枚用いて構成し、そのうちの1枚を、両区間について
共通にし、同様にして、3区間のフィルターの場合には
、このような板を4枚用いて構成するようになっている
。
これらのフィルターは、例えばラジオのスピーカー等の
任意の音源の前もしくば、1個乃至複数の楽器の近傍に
設置し、いずれの場合にも、高周波数減音を減衰させる
ことができる。
任意の音源の前もしくば、1個乃至複数の楽器の近傍に
設置し、いずれの場合にも、高周波数減音を減衰させる
ことができる。
2−ウェイ スピーカー システムは、可聴周波数の全
域をカバーする電気−音響変換器を設計するにあたって
、極めて実用的なシステムである。
域をカバーする電気−音響変換器を設計するにあたって
、極めて実用的なシステムである。
ン 低音域を、ウーファ−と呼ばれる、12インチ(
約30cm、)乃至16インチ(約40CIrL)の径
を有するコーン スピーカーにより再生し、高音域を、
その前方に設置した、ライターと呼ばれる小サナコーン
スピーカーもしくはホーン スピー1 カーにより再
生するような同軸式の配置方法は、軸線上以外のあらゆ
る角度についての音の分布を均等化し得る点において、
ウーファ−とツイータ−を離して設置する方法よりも秀
れている。
約30cm、)乃至16インチ(約40CIrL)の径
を有するコーン スピーカーにより再生し、高音域を、
その前方に設置した、ライターと呼ばれる小サナコーン
スピーカーもしくはホーン スピー1 カーにより再
生するような同軸式の配置方法は、軸線上以外のあらゆ
る角度についての音の分布を均等化し得る点において、
ウーファ−とツイータ−を離して設置する方法よりも秀
れている。
これは、音の放射体が、より近接して配置されるため1
である。
である。
また、ツイータ−のホーン スピーカーを、ウーファ−
の中心にある磁石の軸線上に、概ねウーファ−の開口端
のなす平面まで突出するように配置することにより、周
波数特性を、より滑らかにすることができる。
の中心にある磁石の軸線上に、概ねウーファ−の開口端
のなす平面まで突出するように配置することにより、周
波数特性を、より滑らかにすることができる。
この構成をとった場合、ウーファ−の電気的なりロスオ
ーバー用ネットワークに、若干の電気的な時間遅れを組
み込むことにより、これら2個のスピーカーの音響的中
心を、それらのクロスオーバー周波数において、互いに
一致させることができる。
ーバー用ネットワークに、若干の電気的な時間遅れを組
み込むことにより、これら2個のスピーカーの音響的中
心を、それらのクロスオーバー周波数において、互いに
一致させることができる。
2個のスピーカーの音響的な中心の一致度は、音響的な
位相の測定により確認することができる。
位相の測定により確認することができる。
しかしながら、市販のスピーカーに良(良られる同軸式
の構成は、混変調歪を伴うという問題を含んでいる。
の構成は、混変調歪を伴うという問題を含んでいる。
ツイータ−により放射される高周波数域音生の可聴束は
、その高周波減音が、低音用ウーファ−の運動中のコー
ン紙に反射するに伴って発生するドツプラー効果に起因
している。
、その高周波減音が、低音用ウーファ−の運動中のコー
ン紙に反射するに伴って発生するドツプラー効果に起因
している。
ポール ダブリュ、クリブシュ(Paul W。
K11psch )は、オーディオニ学学会誌(Jou
rnalof the Audio Enginee
ring 5ociety)1976年4月号第24
巻第3号の第186頁乃至第187頁に掲載された、「
変調歪について二同軸並びに独立ツイーター−ウーファ
−スピーカーシステム」と題する記事中で、ウーファ−
に、それと同軸をなしてツイータ−を設置したスピーカ
ーシステムと、独又したウーファ−及びツイータ−を備
えるスピーカーシステムとについての、FM変調につい
ての比較を行った。
rnalof the Audio Enginee
ring 5ociety)1976年4月号第24
巻第3号の第186頁乃至第187頁に掲載された、「
変調歪について二同軸並びに独立ツイーター−ウーファ
−スピーカーシステム」と題する記事中で、ウーファ−
に、それと同軸をなしてツイータ−を設置したスピーカ
ーシステムと、独又したウーファ−及びツイータ−を備
えるスピーカーシステムとについての、FM変調につい
ての比較を行った。
そこでは、低周波数域の音を放射するスピーカーが、変
調歪発生の原因をなすことが報告されている。
調歪発生の原因をなすことが報告されている。
すなわち、f、=50H2の音を放射している低音スピ
ーカーの近傍にあるツイータ−にf2−9559H2の
信号を供給すると、ツイータ−が、9609 H2,9
509H2,9659H2(f2±f1、f2±2f、
、・・・・・・)等の側周波数を有する音を放射するこ
とが見出された。
ーカーの近傍にあるツイータ−にf2−9559H2の
信号を供給すると、ツイータ−が、9609 H2,9
509H2,9659H2(f2±f1、f2±2f、
、・・・・・・)等の側周波数を有する音を放射するこ
とが見出された。
すなわち、ツイータ−からの音は、回折現象によって、
ホーンスピーカーの廻りを迂回して進み、運動中のウー
ファ−のコーンに反射され、FM歪が発生するのである
。
ホーンスピーカーの廻りを迂回して進み、運動中のウー
ファ−のコーンに反射され、FM歪が発生するのである
。
クリブシュは、同軸式のスピーカーシステムにおいて、
95 db の音圧レベルを有する、50H2のf11
重によって、明瞭に聴き取り得る、955Hzのf22
重のFM(周波数変調)歪を確認した。
95 db の音圧レベルを有する、50H2のf11
重によって、明瞭に聴き取り得る、955Hzのf22
重のFM(周波数変調)歪を確認した。
変調歪の全実効音圧は、f2のレベルよ’)27 db
だけ低いレベルであった。
だけ低いレベルであった。
このようにして発生する歪の量は、次の方程式により求
められる。
められる。
d=o。
033A、f2に但し、
d−側周波数の歪の振幅に対する高い方の変調周波数信
号f2の振幅の比の自乗平均値 A、 =低い方の変調周波数信号f1についてのコー
ン紙の振幅のピーク値(インチ) K−ツイータ−の背部に向は放射され、運動中のウーフ
ァ−のコーン紙に反射される高周波数域の音の割合 例えば、A1=0.25インチ(6,25mm)、f2
=5000H2、そしてに=O,Iすなわち一20db
であれば、歪の量dは4.1%すなわち−27,7市
である。
号f2の振幅の比の自乗平均値 A、 =低い方の変調周波数信号f1についてのコー
ン紙の振幅のピーク値(インチ) K−ツイータ−の背部に向は放射され、運動中のウーフ
ァ−のコーン紙に反射される高周波数域の音の割合 例えば、A1=0.25インチ(6,25mm)、f2
=5000H2、そしてに=O,Iすなわち一20db
であれば、歪の量dは4.1%すなわち−27,7市
である。
この程度の歪は、明瞭に聴き取り得る。
エイ、ストット(A、 S tott )及びピー、イ
ー。
ー。
アクソン(P 、E、 Axon )の両氏は、「オー
ディオニ学学会誌(J ournal of th
e Audi。
ディオニ学学会誌(J ournal of th
e Audi。
Engineering 5ociety ) Jの1
957年7月号、第5巻、第3号の第142頁以降に掲
載された「録音装置におけるピッチと振幅の変動の主観
的識別(The 5ubjective Discr
imination ofPitch and Am
plitude Fluctuations inR
ecording System ) J と題する
記事中で、成る録音されたピアノ曲中の、周波数変調歪
の可聴閾値についての議論を行なっている。
957年7月号、第5巻、第3号の第142頁以降に掲
載された「録音装置におけるピッチと振幅の変動の主観
的識別(The 5ubjective Discr
imination ofPitch and Am
plitude Fluctuations inR
ecording System ) J と題する
記事中で、成る録音されたピアノ曲中の、周波数変調歪
の可聴閾値についての議論を行なっている。
その記事中の第10図によれば、このピアノ曲について
、30Hによる5000H2の信号における0、4%R
MS FM変調歪が、これらの周波数については、可
聴FM変調歪の閾値であることがわかる。
、30Hによる5000H2の信号における0、4%R
MS FM変調歪が、これらの周波数については、可
聴FM変調歪の閾値であることがわかる。
従来の同軸スピーカーにおいては、ツイータ−ホーンか
ら発した高周波数域音の一部は、運動中のウーファ−の
コーン紙に向けて放射され、高周波数域音が反射される
ため、ドツプラー効果による混変調歪が発生する。
ら発した高周波数域音の一部は、運動中のウーファ−の
コーン紙に向けて放射され、高周波数域音が反射される
ため、ドツプラー効果による混変調歪が発生する。
音響的ローパスフィルターをツイータ−ホーンとウーフ
ァ−のコーン紙トの間に設置すると、ツイータ−ホーン
からコーン紙へ、そしてコーン紙から外界へと、伝播さ
れる高周波減音を2重に減衰させるために、ドツプラー
効果による混変調歪を大幅に減衰させることができる。
ァ−のコーン紙トの間に設置すると、ツイータ−ホーン
からコーン紙へ、そしてコーン紙から外界へと、伝播さ
れる高周波減音を2重に減衰させるために、ドツプラー
効果による混変調歪を大幅に減衰させることができる。
例えば、2500H2にカットオフ周波数を有する、全
開口断面形式の音響フィルターを、ツイータ−とウーフ
ァ−との間に挟装した場合、5000H2における係数
にの値は、約40dbすなわち0.001倍にまで減衰
され、歪もまた約40db、すなわち0041%にまで
減衰される。
開口断面形式の音響フィルターを、ツイータ−とウーフ
ァ−との間に挟装した場合、5000H2における係数
にの値は、約40dbすなわち0.001倍にまで減衰
され、歪もまた約40db、すなわち0041%にまで
減衰される。
この程度の歪量は、可聴限界を約20db下回っている
。
。
全開口断面形式のフィルターは、カットオフ周波数より
1オクターブ高い周波数を、約20 db減衰させるか
ら、係数には、音がフィルターを2回通過する事実に注
目すれば、計算通り40dbの減衰量が得られているこ
とがわかる。
1オクターブ高い周波数を、約20 db減衰させるか
ら、係数には、音がフィルターを2回通過する事実に注
目すれば、計算通り40dbの減衰量が得られているこ
とがわかる。
このようなフィルターによりもたらされる歪の減衰は1
周波数が増す程大きくなる。
周波数が増す程大きくなる。
音響フィルターを用いない場合には、歪量は、一般に、
ツイータ−により放射される音の周波数に比例して増大
する。
ツイータ−により放射される音の周波数に比例して増大
する。
しかも、ローパスフィルターをなす音響フィルターのク
ロスオーバー周波数を、スピーカーシステムのウーファ
−とツイータ−との間のクロスオーバー周波数と一致さ
せるのが普通であろうから、このような音響フィルター
により、ウーファ−のコーン紙から発生する高調波歪を
も減衰させることができる。
ロスオーバー周波数を、スピーカーシステムのウーファ
−とツイータ−との間のクロスオーバー周波数と一致さ
せるのが普通であろうから、このような音響フィルター
により、ウーファ−のコーン紙から発生する高調波歪を
も減衰させることができる。
発明の要旨
本発明の目的とするところは、上記したような、公知技
術に付随する種々の問題点を鑑み、従来からある同軸ス
ピーカーシステムに固有の好ましくない種類の歪を除去
もしくは著るしく軽減することにある。
術に付随する種々の問題点を鑑み、従来からある同軸ス
ピーカーシステムに固有の好ましくない種類の歪を除去
もしくは著るしく軽減することにある。
本発明の第2の目的は、全開口断面式のローパス音響フ
ィルターとして、低周波数域用スピーカー、すなわちウ
ーファ−から発生する低周波数減音が、妨害されずに通
過しうる機能を有し、かつ比較的大型である高周波数域
用スピーカー用、すなわちツイータ−用ホーンを備える
同軸スピーカー装置を提供することにある。
ィルターとして、低周波数域用スピーカー、すなわちウ
ーファ−から発生する低周波数減音が、妨害されずに通
過しうる機能を有し、かつ比較的大型である高周波数域
用スピーカー用、すなわちツイータ−用ホーンを備える
同軸スピーカー装置を提供することにある。
本発明に基づ(−好適実施例によれば、低音用のスピー
カーと、音響的に見てその前方に位置するツイータ−と
を含む同軸スピーカーに組み合わせて利用するための音
響フィルターが示されている。
カーと、音響的に見てその前方に位置するツイータ−と
を含む同軸スピーカーに組み合わせて利用するための音
響フィルターが示されている。
この音響フィルターは、適宜、互いに間隔をおき、かつ
その周縁部により、適宜な手段をもって互いに結合され
ている1対の平行をなす多孔板からなり、1個のフィル
ターを形成するべ(、空室を内包している。
その周縁部により、適宜な手段をもって互いに結合され
ている1対の平行をなす多孔板からなり、1個のフィル
ターを形成するべ(、空室を内包している。
このように、1対の平行な多孔板の間に空室を画定する
ことにより、この音響フィルターは、特に高周波数域音
を減衰させる効果を有する。
ことにより、この音響フィルターは、特に高周波数域音
を減衰させる効果を有する。
このために、この音響フィルターは、音響的に見て、ウ
ーファ−の前方かつツイータ−の後方に取付けられてい
て、ツイータ−より発生する高周波数域音が、ウーファ
−の、円錐状をなすコーン紙の前面に対して干渉するの
を防止する。
ーファ−の前方かつツイータ−の後方に取付けられてい
て、ツイータ−より発生する高周波数域音が、ウーファ
−の、円錐状をなすコーン紙の前面に対して干渉するの
を防止する。
本発明の主な特徴は特許請求の範囲の欄に列記しである
。
。
以下、本発明を、その好適実施例について、添付の図面
を参照しつつ詳しく説明することにより、本発明の他の
目的並びにさまざまな長所が、半業者であれば、自ずと
明らかになるものと思う。
を参照しつつ詳しく説明することにより、本発明の他の
目的並びにさまざまな長所が、半業者であれば、自ずと
明らかになるものと思う。
図面中においては、各図の同様部分については、共通の
同一符号を付したことを了解されたい。
同一符号を付したことを了解されたい。
好適実施例の説明
本発明は、その好適実施例についての説明を添付の図面
を参照しつつ読んで頂ければ最も理解し易いものと思う
。
を参照しつつ読んで頂ければ最も理解し易いものと思う
。
まず、第2図に関連させて第1図を見ると、同軸スピー
カーシステムが、改良された音響フィルター11を組み
込んだ低音用スピーカー、ウーファ−10を含んでいる
ことがわかる。
カーシステムが、改良された音響フィルター11を組み
込んだ低音用スピーカー、ウーファ−10を含んでいる
ことがわかる。
ウーファ−10は、前周縁13、背面14、前面15及
び基層縁16を含むコーン紙12と、コーン紙12と裏
板18とを取付けるべく適合されたフレーム17とを有
している。
び基層縁16を含むコーン紙12と、コーン紙12と裏
板18とを取付けるべく適合されたフレーム17とを有
している。
ウーファ−10は、また、コーン紙12の前周端13を
フレーム17に、機械的に連結する環状突曲部19をも
有している。
フレーム17に、機械的に連結する環状突曲部19をも
有している。
第2図において、ウーファ−10は、コーン紙120基
周縁16と機械的に結合され、円筒形のボイスコイル芯
20と、このコイル芯20に巻着されたボイスコイル2
1と、ボイスコイル21を囲繞し、かつ表板27と裏板
18との間に機械的に挟着された環状磁石23と、ボイ
スコイル芯20の内部に位置し、かつ裏板18に機械的
に結合された円柱形の磁極片23とを含んでいる。
周縁16と機械的に結合され、円筒形のボイスコイル芯
20と、このコイル芯20に巻着されたボイスコイル2
1と、ボイスコイル21を囲繞し、かつ表板27と裏板
18との間に機械的に挟着された環状磁石23と、ボイ
スコイル芯20の内部に位置し、かつ裏板18に機械的
に結合された円柱形の磁極片23とを含んでいる。
環状の永久磁石22と表板27と磁極片23とは、ボイ
スコイル21を通過する磁気ギャップを形成している。
スコイル21を通過する磁気ギャップを形成している。
さらに第2図において、ウーファ−10は、コーン紙1
20基周縁16を、フレーム170基端部26をなすフ
ランジと機械的に結合されたもう1個の環状突曲部24
を有している。
20基周縁16を、フレーム170基端部26をなすフ
ランジと機械的に結合されたもう1個の環状突曲部24
を有している。
この環状突曲部24は、ボイスコイル21を、磁気ギャ
ップ内の中心位置に保持する働きをする。
ップ内の中心位置に保持する働きをする。
また、この同軸スピーカーは、ホーン31と電気−音響
変換器32とからなる高音用スピーカーすなわちツイー
タ−30並びにウーファ−10及びツイータ−30間の
周波数の分担を適正化するべ(、云い換えると滑らかな
りロスオーバー周波数特性を得るべ(、低音をウーファ
−10に、高音をツイータ−30にそれぞれ分配するた
めの電気回路とを有している。
変換器32とからなる高音用スピーカーすなわちツイー
タ−30並びにウーファ−10及びツイータ−30間の
周波数の分担を適正化するべ(、云い換えると滑らかな
りロスオーバー周波数特性を得るべ(、低音をウーファ
−10に、高音をツイータ−30にそれぞれ分配するた
めの電気回路とを有している。
ツイータ−30は、音響的に云って、ウーファ−10の
前方に位置し、かつウーファ−10と同軸をなすように
取付けられている。
前方に位置し、かつウーファ−10と同軸をなすように
取付けられている。
第3図を参照しつつ、第1図と第2図とを見ると、改良
された音響フィルター11は、第1の多孔板41と、そ
れに対して平行をなし、かつ第1のスペーサー43によ
り適当な間隔をもって離隔された第2の多孔板42と、
第2の多孔板42を、フレーム17の開口端から離隔す
る第2のスペーサー44とを含んでいることがわかる。
された音響フィルター11は、第1の多孔板41と、そ
れに対して平行をなし、かつ第1のスペーサー43によ
り適当な間隔をもって離隔された第2の多孔板42と、
第2の多孔板42を、フレーム17の開口端から離隔す
る第2のスペーサー44とを含んでいることがわかる。
第10多孔板41と第2の多孔板42との間の空間を閉
鎖しかつ第2の多孔板42を、コーン紙12の外周縁1
3、フレーム17並びに基端側の環状突曲部24から離
隔するために、1組のねじ45が、第1の多孔板41と
第2の多孔板42と第」のスペーサー43と第2のスペ
ーサー44とを、フレーム17にしっかりと固定してい
る。
鎖しかつ第2の多孔板42を、コーン紙12の外周縁1
3、フレーム17並びに基端側の環状突曲部24から離
隔するために、1組のねじ45が、第1の多孔板41と
第2の多孔板42と第」のスペーサー43と第2のスペ
ーサー44とを、フレーム17にしっかりと固定してい
る。
本発明に基づ(同軸スピーカー装置に使用される音響フ
ィルター11は、ツイータ−30のための開口46を有
していて、音響的に見て、ツイータ−30の後方かつウ
ーファ−10の前方に位置している。
ィルター11は、ツイータ−30のための開口46を有
していて、音響的に見て、ツイータ−30の後方かつウ
ーファ−10の前方に位置している。
さらに、音響フィルター11は、ツイータ−30に機械
的に結合されている。
的に結合されている。
このようにして、ツイータ−30から発生する高周波数
域音が、ウーファ−10のコーン紙12の前面15に干
渉して、ドツプラー効果により、高周波数域音の歪の原
因となる周波数のずれが、発生するのを、除去もしくは
防止する。
域音が、ウーファ−10のコーン紙12の前面15に干
渉して、ドツプラー効果により、高周波数域音の歪の原
因となる周波数のずれが、発生するのを、除去もしくは
防止する。
第2図を参照しつつ第4図を見ると、ウーファ−10の
裏板18が、一層明瞭に示されている。
裏板18が、一層明瞭に示されている。
第6図を参照しつつ第5図を見ると、本発明に基ツ(第
2の実施例は、低音用スピーカー50と高音用スピーカ
ー51とからなり、かつ音響フィルターを備えた別の形
式の同軸スピーカー装置に関することがわかる。
2の実施例は、低音用スピーカー50と高音用スピーカ
ー51とからなり、かつ音響フィルターを備えた別の形
式の同軸スピーカー装置に関することがわかる。
低音用スピーカー50は、前周縁13、背面14、前面
15及び基層縁16からなるコーン紙12と、コーン紙
12と裏板18とを取付けるのに適合された円錐形の部
分を有するフレーム17とを含んでいる。
15及び基層縁16からなるコーン紙12と、コーン紙
12と裏板18とを取付けるのに適合された円錐形の部
分を有するフレーム17とを含んでいる。
また、低音用スピーカー50は、コーン紙12の前周縁
13をフレーム17に、機械的に結合する環状突出部1
9を備えている。
13をフレーム17に、機械的に結合する環状突出部1
9を備えている。
やはり第5図において、低音用スピーカー50ば、コー
ン紙120基端縁と機械的に結合された、円筒形のボイ
スコイル芯20と、このコイル芯20の廻りに巻着され
たボイスコイル21と、ボイスコイル21を囲繞しかつ
裏板18に機械的に結合された環状永久磁石22並びに
表板27と、ボイスコイル芯20内に突入しかつ裏板1
8に機械的に結合された円柱形の磁極片23とを含んで
いる。
ン紙120基端縁と機械的に結合された、円筒形のボイ
スコイル芯20と、このコイル芯20の廻りに巻着され
たボイスコイル21と、ボイスコイル21を囲繞しかつ
裏板18に機械的に結合された環状永久磁石22並びに
表板27と、ボイスコイル芯20内に突入しかつ裏板1
8に機械的に結合された円柱形の磁極片23とを含んで
いる。
環状永久磁石22、表板27及び磁極片23は、ボイス
コイル21を通過する磁気ギャップを形成している。
コイル21を通過する磁気ギャップを形成している。
やはり第5図において、低音用スピーカーたるウーファ
−50は、さらに、コーン紙120基周縁16をフレー
ム170基端部26に連結する環状突曲部24をも含み
、この環状突曲部24は、磁気ギャップ内のボイスコイ
ル21の位置を正しく保つ働きを有する。
−50は、さらに、コーン紙120基周縁16をフレー
ム170基端部26に連結する環状突曲部24をも含み
、この環状突曲部24は、磁気ギャップ内のボイスコイ
ル21の位置を正しく保つ働きを有する。
このウーファ−50は、また、ホーン52及び電気−音
響変換器53とからなるツイータ−51と、ウーファ−
50並びにツイータ−51間の周波数のクロスオーバー
を円滑にするべ(、ウーファ−50及びツイータ−51
に、低音信号及び高音信号を、適宜電気的に分配するた
めのネットワーク回路とを含んでいる。
響変換器53とからなるツイータ−51と、ウーファ−
50並びにツイータ−51間の周波数のクロスオーバー
を円滑にするべ(、ウーファ−50及びツイータ−51
に、低音信号及び高音信号を、適宜電気的に分配するた
めのネットワーク回路とを含んでいる。
ツイータ−51は、音響的に見て、ウーファ−50の前
方にあり、かつ同一軸線上に整合され、その電気−音響
変換器53が、ウーファ−50の磁極片23に、機械的
に結合されている。
方にあり、かつ同一軸線上に整合され、その電気−音響
変換器53が、ウーファ−50の磁極片23に、機械的
に結合されている。
ウーファ−50は、さらに、そのコーン紙12を、ライ
ター51のホーン52に機械的に結合するための第3の
環状突曲部54を有している。
ター51のホーン52に機械的に結合するための第3の
環状突曲部54を有している。
再び第5図を、第6図を参照しつつ見ると、本発明に基
づく同軸スピーカー装置に使用される音響フィルターが
、第1の多孔板55と、第1のスペーサー43によりそ
れに対して適宜離隔され、しかも平行をなす第2の多孔
板56と、第2の多孔板56を、フレーム17の開口端
から離隔するための第2のスペーサー44とを有してい
ることがわかる。
づく同軸スピーカー装置に使用される音響フィルターが
、第1の多孔板55と、第1のスペーサー43によりそ
れに対して適宜離隔され、しかも平行をなす第2の多孔
板56と、第2の多孔板56を、フレーム17の開口端
から離隔するための第2のスペーサー44とを有してい
ることがわかる。
第1の多孔板55と第2の多孔板56との間に空室を形
成し、第2の多孔板56を、コーン紙12の前周縁、フ
レーム17の開口端並びに第1の環状突曲部19から離
間した位置に保持するために、1組のねじ45が、第1
の多孔板55と第2の多孔板56と第1のスペーサー4
3と第2のスペーサー44とを、フレーム17に固定し
ている。
成し、第2の多孔板56を、コーン紙12の前周縁、フ
レーム17の開口端並びに第1の環状突曲部19から離
間した位置に保持するために、1組のねじ45が、第1
の多孔板55と第2の多孔板56と第1のスペーサー4
3と第2のスペーサー44とを、フレーム17に固定し
ている。
また、この音響フィルターは、ツイータ−51のための
開口57を有している。
開口57を有している。
本発明に基づ(同軸スピーカー装置に使用される音響フ
ィルターは、音響的に見て、ウーファ−50の前方にあ
り、かつ、ウーファ−50の磁極片に機械的に結合され
たツイータ−51の後方に位置しており、ツイータ−5
1からの高周波数域音が、ウーファ−12の前面15と
の相互作用により、高周波数音を歪ませるような、ドツ
プラー効果による周波数のずれを防止もしくは著しく軽
減するようになっている。
ィルターは、音響的に見て、ウーファ−50の前方にあ
り、かつ、ウーファ−50の磁極片に機械的に結合され
たツイータ−51の後方に位置しており、ツイータ−5
1からの高周波数域音が、ウーファ−12の前面15と
の相互作用により、高周波数音を歪ませるような、ドツ
プラー効果による周波数のずれを防止もしくは著しく軽
減するようになっている。
第5図を参照しつつ第7図を見ると、ウーファ−50の
裏板18が明瞭に示されている。
裏板18が明瞭に示されている。
第9図を参照しつつ第8図を見ると、本発明の第3の実
施例が、ウーファ−50と、ツイータ−60とからなり
、かつ別の形式の音響フィルターを備えた同軸スピーカ
ー装置に関するものであることがわかる。
施例が、ウーファ−50と、ツイータ−60とからなり
、かつ別の形式の音響フィルターを備えた同軸スピーカ
ー装置に関するものであることがわかる。
このツイータ−60は、前記ツイータ−と同様に、ホー
ン61、電気−音響変換器62並びにウーファ−50と
ツイータ−60との間の周波数のクロスオーバーを円滑
にするように、低周波数域音と高周波数域音とを、ウー
ファ−50とツイータ−60のそれぞれに、電気的に分
配するためのネットワーク回路とを含んでいる。
ン61、電気−音響変換器62並びにウーファ−50と
ツイータ−60との間の周波数のクロスオーバーを円滑
にするように、低周波数域音と高周波数域音とを、ウー
ファ−50とツイータ−60のそれぞれに、電気的に分
配するためのネットワーク回路とを含んでいる。
ツイータ−60は、音響的に見て、ウーファ−50の前
方であって、しかも同一軸線上に配置されていて、その
電気−音響変換器62によって、ウーファ−50の磁極
片23に機械的に結合されている。
方であって、しかも同一軸線上に配置されていて、その
電気−音響変換器62によって、ウーファ−50の磁極
片23に機械的に結合されている。
ツイータ−60の第1のホーン61は、その内側に、同
軸をなす第2のホーン64を有していて、ウーファ−5
0は、そのコーン紙12を第1のホーン61に機械的に
結合するための環状突曲部63を有している。
軸をなす第2のホーン64を有していて、ウーファ−5
0は、そのコーン紙12を第1のホーン61に機械的に
結合するための環状突曲部63を有している。
第9図を参照しつつ再び第8図を見ると、本発明に基づ
(同軸スピーカー装置において、音響フィルターが、い
ずれも多孔板を成形してなる第1のホーン61と第2の
ホーン64とからなり、両ホーン61,64が、その間
に一定の幅を有する空間を画定するように、第1のスペ
ーサー43により、適当な距離をもって互いに離隔され
、かつ、第2のホーン64が、第2のスペーサー44に
より、フレーム17の開口端から隔離されている。
(同軸スピーカー装置において、音響フィルターが、い
ずれも多孔板を成形してなる第1のホーン61と第2の
ホーン64とからなり、両ホーン61,64が、その間
に一定の幅を有する空間を画定するように、第1のスペ
ーサー43により、適当な距離をもって互いに離隔され
、かつ、第2のホーン64が、第2のスペーサー44に
より、フレーム17の開口端から隔離されている。
これらの多孔板からなり、同心的に配設された2個のホ
ーン6L64を、コーン紙12の前周縁13、フレーム
1γの開口端並びに環状突曲24から離隔するために、
1組のねじ45が、第1のホー761と第2のホーン6
4と第1のスペーサ43と第2のスペーサー44とを、
環状部材65とフレーム17との間に挟着している。
ーン6L64を、コーン紙12の前周縁13、フレーム
1γの開口端並びに環状突曲24から離隔するために、
1組のねじ45が、第1のホー761と第2のホーン6
4と第1のスペーサ43と第2のスペーサー44とを、
環状部材65とフレーム17との間に挟着している。
本発明に基づく音響フィルターは、音響的に見て、ウー
ファ−50の前方であって、しかも、ウーファ−50の
磁極片23に機械的に結合されているツイータ−60の
後方に位置し、ツイータ−60から発する高周波数域音
が、ウーファ−50のコーン紙12の前面15に作用す
ることによって、高周波数域音を歪ませるような、ドツ
プラー効果による周波数のずれが、発生しないように、
或いは著しく軽減されるようになっている。
ファ−50の前方であって、しかも、ウーファ−50の
磁極片23に機械的に結合されているツイータ−60の
後方に位置し、ツイータ−60から発する高周波数域音
が、ウーファ−50のコーン紙12の前面15に作用す
ることによって、高周波数域音を歪ませるような、ドツ
プラー効果による周波数のずれが、発生しないように、
或いは著しく軽減されるようになっている。
第8図を参照しつつ第10図を見れば、ウーファ−50
の裏板18が、明瞭に示されている。
の裏板18が、明瞭に示されている。
以上、本発明に基づ(音響フィルターを備えた同軸スピ
ーカー装置について説明した。
ーカー装置について説明した。
本発明に基づく構成の主な利点は、音響フィルターが、
2枚もしくは以上の平行な多孔板を、各多孔板間に空室
を画定するように、相互に離隔し、かつその各周縁部で
結合されてなることにより、ツイータ−から発生する高
周波数域音とウーファ−の低周波数域音との干渉により
生じる高周波数域音の歪を、除去もしくは防止しうる点
にある。
2枚もしくは以上の平行な多孔板を、各多孔板間に空室
を画定するように、相互に離隔し、かつその各周縁部で
結合されてなることにより、ツイータ−から発生する高
周波数域音とウーファ−の低周波数域音との干渉により
生じる高周波数域音の歪を、除去もしくは防止しうる点
にある。
以上の説明並びに図面中に示した構成は、あ(までも、
本発明の理解を深めろための例示に過ぎず、また、図面
中における各部の寸法は、本発明にとってなんら本質的
なものではないことを了解されたい。
本発明の理解を深めろための例示に過ぎず、また、図面
中における各部の寸法は、本発明にとってなんら本質的
なものではないことを了解されたい。
すなわち、本発明は、添付の請求の範囲に基づいて、そ
の技術範囲を限定されるべきものであることを了解され
たい。
の技術範囲を限定されるべきものであることを了解され
たい。
第1図は、本発明に基づ(同軸スピーカー装置の第1の
実施例の斜視図、第2図は、第1図の同軸スピーカーの
従断面図、第3図は、第1図の同軸スピーカーを、その
音響フィルターを示すために上から見た部分平面図、第
4図は、第1図の同軸スピーカーの部分底面図、第5図
は、本発明に基づく同軸スピーカー装置の第2の実施例
の縦断面図、第6図は、第5図の同軸スピーカーを、上
から見た部分平面図、第7図は、第5図の同軸スピーカ
ーの部分底面図、第8図は、本発明に基づ(同軸スピー
カー装置の第3の実施例の縦断面図、第9図は、第8図
の同軸スピーカーを一部切除して示す部分平面図、第1
0図は、第8図の同軸スピーカーを下から見た部分底面
図である。 10・・・・・・ウーファ−111・・・・・・音響フ
ィルター、12・・・・・・コーン紙、13・・・・・
・前周縁、14・・・・・・背面、15・・・・・・前
面、16・・・・・・基層縁、1γ・・・・・・フレー
ム、18・・・・・・裏板、19・・・・・・環状突曲
部、20・・・・・・ボイスコイル芯、21・・・・・
・ボイスコイル、22・・・・・・環状永久礎石、23
・・・・・・磁極片、24・・・・・・環状突曲部、2
6・・・・・・基端部、27・・・・・・表板、30・
・・・・・ツイータ−131・・・・・・ホーン、32
・・・・・・変換器、41,42・・・・・・多孔板、
43,44・・・・・・スペーサー、45・・・・・・
ねじ、46・・・・・・開口、50・・・・・・ウーフ
ァ−151・・・・・・ツイータ−152・・・・・・
ホーン、53・・・・・・変換器、54・・・・・・環
状突曲部、55 、56・・・・・・多孔板、57・・
・・・・開口、60・・・・・・ツイータ−161・・
・・・・ホーン、62・・・・・・変換器、63・・・
・・・環状突曲部、64・・・・・・ホーン、65・・
・・・・環状部材。
実施例の斜視図、第2図は、第1図の同軸スピーカーの
従断面図、第3図は、第1図の同軸スピーカーを、その
音響フィルターを示すために上から見た部分平面図、第
4図は、第1図の同軸スピーカーの部分底面図、第5図
は、本発明に基づく同軸スピーカー装置の第2の実施例
の縦断面図、第6図は、第5図の同軸スピーカーを、上
から見た部分平面図、第7図は、第5図の同軸スピーカ
ーの部分底面図、第8図は、本発明に基づ(同軸スピー
カー装置の第3の実施例の縦断面図、第9図は、第8図
の同軸スピーカーを一部切除して示す部分平面図、第1
0図は、第8図の同軸スピーカーを下から見た部分底面
図である。 10・・・・・・ウーファ−111・・・・・・音響フ
ィルター、12・・・・・・コーン紙、13・・・・・
・前周縁、14・・・・・・背面、15・・・・・・前
面、16・・・・・・基層縁、1γ・・・・・・フレー
ム、18・・・・・・裏板、19・・・・・・環状突曲
部、20・・・・・・ボイスコイル芯、21・・・・・
・ボイスコイル、22・・・・・・環状永久礎石、23
・・・・・・磁極片、24・・・・・・環状突曲部、2
6・・・・・・基端部、27・・・・・・表板、30・
・・・・・ツイータ−131・・・・・・ホーン、32
・・・・・・変換器、41,42・・・・・・多孔板、
43,44・・・・・・スペーサー、45・・・・・・
ねじ、46・・・・・・開口、50・・・・・・ウーフ
ァ−151・・・・・・ツイータ−152・・・・・・
ホーン、53・・・・・・変換器、54・・・・・・環
状突曲部、55 、56・・・・・・多孔板、57・・
・・・・開口、60・・・・・・ツイータ−161・・
・・・・ホーン、62・・・・・・変換器、63・・・
・・・環状突曲部、64・・・・・・ホーン、65・・
・・・・環状部材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 a、前周縁、前面、背面並びに基周縁とを有する
、低音用スピーカーのためのコーン紙と、b、前記コー
ン紙の基周縁と、機械的に連結された円筒状のボイスコ
イル芯と、 C0該ボイスコイル芯の周囲に巻着されたボイスコイル
と、 d、前記ボイスコイル芯を囲繞する環状磁石と、e、前
記環状磁石及び前記ボイスコイル芯の内部に配置されて
、前記環状磁石との間に磁気ギャップを形成する円柱形
の磁極片と、 f0円錐状をなす前記コーン紙を収容するための内面を
有する円錐状の部分と、前記環状磁石、前記ボイスコイ
ル芯並びに前記磁極片を取付けるための基端部とを有す
るフレームと、 g、前記コーン紙の基周縁を、適正な位置に保持しつつ
、前記フレームの基端部に、機械的に結合する環状突曲
部と、 h、前記コーン紙の、音響的に見て前方に配設された高
音用スピーカーと、 i、前記高音用スピーカー並びに前記低音用スピーカー
のそれぞれのボイルコイルの中間に機械的に連結され、
高周波数域音と低周波数減音との干渉を防止する音響フ
ィルターとからなる同軸スピーカー装置において、 前記音響フィルターが、2板の平行をなす多孔板を、そ
れらの間に一定の幅を有する空間が画定されるように、
相互に所定の距離をもって隔離し、かつその周縁部で相
互に結合してなることによって、高周波数域音の歪を軽
減することを特徴とする同軸スピーカー装置。 2 音響フィルターが、第3の多孔板を、上記した2枚
の多孔板のいずれかについて、平行をなすように隔離し
て配置し、その周縁部により結合し、2段階のフィルタ
ーを形成するべ(、一定の幅を有するもう1個の空室を
さらに形成してなることを特徴とする特許請求の範囲第
1項に記載の同軸スピーカー装置。 3 音響フィルターの2枚の多孔板が、低音用スピーカ
ーの円錐状をなすコーン紙の前面に隣接して、その前周
縁に位置し、かつ、音響的に見て、高音用スピーカーの
後方に位置するべ(配設されることによって、高音用ス
ピーカーから発生する高周波数域音が、コーン紙の前面
により干渉するのを防止することを特徴とする特許請求
の範囲第1項に記載の同軸スピーカー装置。 4 高音用スピーカーが、ホーン型スピーカーであり、
かつ、低音用スピーカーの磁極片に、機械的に結合され
、しかも音響的に見て、音響フィルターの前方に位置し
ていることを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の
同軸スピーカー装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/057,821 US4283606A (en) | 1979-07-16 | 1979-07-16 | Coaxial loudspeaker system |
US57821 | 2002-01-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5650695A JPS5650695A (en) | 1981-05-07 |
JPS5927558B2 true JPS5927558B2 (ja) | 1984-07-06 |
Family
ID=22012952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55096806A Expired JPS5927558B2 (ja) | 1979-07-16 | 1980-07-15 | 同軸スピ−カ−装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4283606A (ja) |
JP (1) | JPS5927558B2 (ja) |
AU (1) | AU532718B2 (ja) |
CA (1) | CA1144273A (ja) |
DE (1) | DE3023291A1 (ja) |
FR (1) | FR2462078B1 (ja) |
GB (1) | GB2054323B (ja) |
Families Citing this family (56)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4619342A (en) * | 1979-07-16 | 1986-10-28 | Cerwin-Vega, Inc. | Multiple sound transducer system utilizing an acoustic filter to reduce distortion |
NL7908896A (nl) * | 1979-12-11 | 1981-07-01 | Philips Nv | Een mechanisch filter voor een elektrodynamische omzetter. |
US4381831A (en) * | 1980-10-28 | 1983-05-03 | United Recording Electronic Industries | High frequency horn |
US4706295A (en) * | 1980-10-28 | 1987-11-10 | United Recording Electronic Industries | Coaxial loudspeaker system |
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DE3380619D1 (en) * | 1982-03-31 | 1989-10-26 | Pioneer Electronic Corp | Compound speaker system |
US4554414A (en) * | 1983-04-28 | 1985-11-19 | Harman International Industries Incorporated | Multi-driver loudspeaker |
DE3447745A1 (de) * | 1984-12-21 | 1986-07-10 | Braune, Harald, Dr.-Ing., 1000 Berlin | Lautsprecherbox |
IT1187062B (it) * | 1985-09-02 | 1987-12-16 | S I P E Soc Italiana Prodotti | Altoparlante multiplo,con "tweeter" piezoelettrico supportato con mezzi che consentono lo sfruttamento della membrana dell'altoparlante principale quale superficie riflettente della radiazione emessa posteriormente dal disco ceramico e dalla membrana dell"tweeter" piezoelettrico |
US5193119A (en) * | 1985-09-02 | 1993-03-09 | Franco Tontini | Multiple loudspeaker |
US4885782A (en) * | 1987-05-29 | 1989-12-05 | Howard Krausse | Single and double symmetric loudspeaker driver configurations |
GB2212694A (en) * | 1987-11-21 | 1989-07-26 | Robert Alfred Webb | Speaker |
US5109423A (en) * | 1988-06-30 | 1992-04-28 | Jacobson Larry L | Audio system with amplifier and signal device |
US5004067A (en) * | 1988-06-30 | 1991-04-02 | Patronis Eugene T | Cinema sound system for unperforated screens |
US5125732A (en) * | 1988-06-30 | 1992-06-30 | Jacobson Larry L | Motion picture exhibition facility |
US5103482A (en) * | 1988-07-28 | 1992-04-07 | Fabri Conti Lucas | Apparatus and method for reproducing high fidelity sound |
US4965836A (en) * | 1989-01-19 | 1990-10-23 | Koss Corporation | Stereo headphone |
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AU7921394A (en) * | 1993-09-29 | 1995-04-18 | Eastern Acoustic Works, Inc. | Speaker design with attenuated reflection |
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