JPS5927518B2 - 時分割交換機 - Google Patents
時分割交換機Info
- Publication number
- JPS5927518B2 JPS5927518B2 JP13708276A JP13708276A JPS5927518B2 JP S5927518 B2 JPS5927518 B2 JP S5927518B2 JP 13708276 A JP13708276 A JP 13708276A JP 13708276 A JP13708276 A JP 13708276A JP S5927518 B2 JPS5927518 B2 JP S5927518B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- memory
- buffer memory
- call
- time division
- buffer
- Prior art date
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- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q11/00—Selecting arrangements for multiplex systems
- H04Q11/04—Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、スイッチ用のバッファ・メモリと信号処理装
置用のバッファ・メモリを共通の保持メモリで並列に制
御するようにした時分割交換機に関するものである。
置用のバッファ・メモリを共通の保持メモリで並列に制
御するようにした時分割交換機に関するものである。
入ハイウェイと出ハイウェイとの間に、1フレーム分の
加入者データを格納するバッファ・メモリを設けるとと
もに、このバッファ・メモリのアドレスを保持するメモ
リを設さて、カウンタの制御により保持メモリの出力で
バッファ・メモリからデータを読出し、あるいはバッフ
ァ・メモリにデータを書込むようなメモリ・スイッチ形
時分割交換機はよく知られている。
加入者データを格納するバッファ・メモリを設けるとと
もに、このバッファ・メモリのアドレスを保持するメモ
リを設さて、カウンタの制御により保持メモリの出力で
バッファ・メモリからデータを読出し、あるいはバッフ
ァ・メモリにデータを書込むようなメモリ・スイッチ形
時分割交換機はよく知られている。
第1図はメモリ・スイッチ形時分割交換機の系統図、第
2図は第1図におけるメモリ・スイッチの詳細ブロック
図である。
2図は第1図におけるメモリ・スイッチの詳細ブロック
図である。
各端末1からの加入者回線10は集線装置またはマルチ
プレクサ2に接続され、時分割多重化された後、多重伝
送路3で時分割交換機4に接続される。
プレクサ2に接続され、時分割多重化された後、多重伝
送路3で時分割交換機4に接続される。
時分割交換機4の高速多重装置5は、ランダムに入力す
る多重伝送路3の多重化チャネルを人ハイウェイ8に多
重化して出力する。また、高速分離装置6は、出ハイウ
ェイ9に読出されてきたデータを各タイム・ス頭ノトに
対応する多重伝送路3に分離して送出する。時分割スイ
ツチ7は、1フレーム分の加入者データを格納するバツ
フア・メモリ11、アドレス保持メモ1川3、ハイウエ
イ8,9に同期したクロツクおよびカウンタ14、およ
びセレクタ12を具備しており、バツフア・メモリ11
のアドレス番号はハイウエイ8,9の1フレーム中のタ
イム・スロツト番号と対応がとられている。
る多重伝送路3の多重化チャネルを人ハイウェイ8に多
重化して出力する。また、高速分離装置6は、出ハイウ
ェイ9に読出されてきたデータを各タイム・ス頭ノトに
対応する多重伝送路3に分離して送出する。時分割スイ
ツチ7は、1フレーム分の加入者データを格納するバツ
フア・メモリ11、アドレス保持メモ1川3、ハイウエ
イ8,9に同期したクロツクおよびカウンタ14、およ
びセレクタ12を具備しており、バツフア・メモリ11
のアドレス番号はハイウエイ8,9の1フレーム中のタ
イム・スロツト番号と対応がとられている。
入ハイウエイ8からのタイム・スロツトt1のデータを
、出ハイウエイ9のタイム・スロツトT2に、また、人
ハイウエイ8のタイム・スロツトT2のデータを出ハイ
ウエイ9のタイム・スロツトt1にそれぞれ変換する場
合、まず、保持メモ1川3のアドレスt1にはT2を、
アドレスT2にはt1をデータとして書込んでおく。ハ
イウエイ8のデータに同期したタイミングにより、セレ
クタ12はカウンタ14からの出力(リード指令)と保
持メモリ13からの出力(ライト・アドレス)とを選択
してバツフア・メモ1川1に供給する。すなわち、人ハ
イウエイ8のタイム・スロツトt1のデータは、このタ
イム・スロツト番号に相当する保持メモl月3のアドレ
スt1にしたがつて、バツフアメモI川、1のアドレス
T2に格能され、またタイム・スロツトT2のデータは
、保持メモ1川3のアドレスT2にしたがつてバツフア
・メモI月1のアドレスt1に格納される。そして、書
込まれたデータはカウンタ14によつて、出ハイウエイ
9のタイム・スロツトt1にはT2のデータが、タイム
・スロツトT2にはt1のデータが順次読出される。こ
のようにして、入ハイウエイ8のタイム・スロツトt1
のデータは、出ハイウエイ9のタイムスロツトT2に、
また入ハイウエイ8のタイム・スロツトT2のデータは
、出ハイウエイ9のタイム・スロツトt1にそれぞれ変
換できる。
、出ハイウエイ9のタイム・スロツトT2に、また、人
ハイウエイ8のタイム・スロツトT2のデータを出ハイ
ウエイ9のタイム・スロツトt1にそれぞれ変換する場
合、まず、保持メモ1川3のアドレスt1にはT2を、
アドレスT2にはt1をデータとして書込んでおく。ハ
イウエイ8のデータに同期したタイミングにより、セレ
クタ12はカウンタ14からの出力(リード指令)と保
持メモリ13からの出力(ライト・アドレス)とを選択
してバツフア・メモ1川1に供給する。すなわち、人ハ
イウエイ8のタイム・スロツトt1のデータは、このタ
イム・スロツト番号に相当する保持メモl月3のアドレ
スt1にしたがつて、バツフアメモI川、1のアドレス
T2に格能され、またタイム・スロツトT2のデータは
、保持メモ1川3のアドレスT2にしたがつてバツフア
・メモI月1のアドレスt1に格納される。そして、書
込まれたデータはカウンタ14によつて、出ハイウエイ
9のタイム・スロツトt1にはT2のデータが、タイム
・スロツトT2にはt1のデータが順次読出される。こ
のようにして、入ハイウエイ8のタイム・スロツトt1
のデータは、出ハイウエイ9のタイムスロツトT2に、
また入ハイウエイ8のタイム・スロツトT2のデータは
、出ハイウエイ9のタイム・スロツトt1にそれぞれ変
換できる。
次に、ダイヤル信号の受信、サービス信号の送.″信等
の処理を行うための受信データは、高速分離装置6で分
離された後、信号処理装置15内のバツフア・メモリ1
6に格納され、さらに共通制御装置18に転送されて処
理される。
の処理を行うための受信データは、高速分離装置6で分
離された後、信号処理装置15内のバツフア・メモリ1
6に格納され、さらに共通制御装置18に転送されて処
理される。
又送信データは共通制御装置18から転送され、バツフ
ア・メ 4モリ16に格納され、高速多重装置5に出さ
れる。アドレス保持メモリ17は多重伝送路上の1フレ
ーム中の各タイム・スロツト番号に対応したアドレス領
域を具備し、例えば、ハイウエイ8,9のタイム.スロ
ツトT2のデータが格納されたバツフア・メモリ16の
アドレスnをアドレス保持メモI川7のアドレスT2に
書込んでおき、タイム・スロツトT2でアドレスT2の
内容nをバツフア・メモリ16に供給して、アドレスn
の領域からハイウエイ8,9上のデータを共通制御装置
18との間で送受信する。このように従来の方式におい
ては、時分割スイツチ7のバツフア・メモリ11とこの
アドレスを保持するスイツチ・メモリ13、および信号
処理装置15のバツフア・メモリ16とこのアドレスを
保持するメモリ17をそれぞれ設ける必要があるため、
きわめて高価となる。
ア・メ 4モリ16に格納され、高速多重装置5に出さ
れる。アドレス保持メモリ17は多重伝送路上の1フレ
ーム中の各タイム・スロツト番号に対応したアドレス領
域を具備し、例えば、ハイウエイ8,9のタイム.スロ
ツトT2のデータが格納されたバツフア・メモリ16の
アドレスnをアドレス保持メモI川7のアドレスT2に
書込んでおき、タイム・スロツトT2でアドレスT2の
内容nをバツフア・メモリ16に供給して、アドレスn
の領域からハイウエイ8,9上のデータを共通制御装置
18との間で送受信する。このように従来の方式におい
ては、時分割スイツチ7のバツフア・メモリ11とこの
アドレスを保持するスイツチ・メモリ13、および信号
処理装置15のバツフア・メモリ16とこのアドレスを
保持するメモリ17をそれぞれ設ける必要があるため、
きわめて高価となる。
そして、ダイヤル信号を受信するとき又はサービス信号
を送信するときは、時分割スイツチ7を通してスイツチ
動作を行なつた後に、信号処理装置15に接続するから
非能率的であり、また時分割スイツチ7のバツフア・メ
モリ11は、スイツチ開始の際に残留中の不確定データ
が出ハイウエイ9に送出されるため、端末に誤つた情報
が伝えられたり、これを抑圧しても局内遅延等が生じる
欠点があり、さらにバツフア・メモリ11のアドレスが
タイム・スロツト番号と対応づけられているため、バツ
フア・メモI川1の容量およびアドレス保持メモI月3
の容量は大きくなり、経済性に欠けていた。本発明は、
このような欠点を解消するため、経済性に優れ、信号処
理の迅速化が可能で、かつトラヒツタ量に応じた増設が
容易であり、端末に対してサービス性を向上できるよう
なメモリ・スイツチ方式の時分割交換機の提供を目的と
するものである。そこで、本発明は、本発明者等により
提案された特願昭50−131642号公報記載のメモ
リ・スイツチ方式を用いてバツフア・メモリおよび保持
メモリを構成し、かつこの保持メモリを呼対応の時分割
スイツチ用バツフア・メモリと、通信要求呼の信号制御
用バツフア・メモリに共用することにより、前記の目的
を実現した。
を送信するときは、時分割スイツチ7を通してスイツチ
動作を行なつた後に、信号処理装置15に接続するから
非能率的であり、また時分割スイツチ7のバツフア・メ
モリ11は、スイツチ開始の際に残留中の不確定データ
が出ハイウエイ9に送出されるため、端末に誤つた情報
が伝えられたり、これを抑圧しても局内遅延等が生じる
欠点があり、さらにバツフア・メモリ11のアドレスが
タイム・スロツト番号と対応づけられているため、バツ
フア・メモI川1の容量およびアドレス保持メモI月3
の容量は大きくなり、経済性に欠けていた。本発明は、
このような欠点を解消するため、経済性に優れ、信号処
理の迅速化が可能で、かつトラヒツタ量に応じた増設が
容易であり、端末に対してサービス性を向上できるよう
なメモリ・スイツチ方式の時分割交換機の提供を目的と
するものである。そこで、本発明は、本発明者等により
提案された特願昭50−131642号公報記載のメモ
リ・スイツチ方式を用いてバツフア・メモリおよび保持
メモリを構成し、かつこの保持メモリを呼対応の時分割
スイツチ用バツフア・メモリと、通信要求呼の信号制御
用バツフア・メモリに共用することにより、前記の目的
を実現した。
以下、図面により、本発明の実施例を説明する。
第3図はそのプロツク構成図であつて、第1図における
時分割交換機4の内部構成を示す。複数の多重伝送路3
を通して、データが高速多重装置5に入力されると、高
速多重装置5は各多重伝送路3の多重化チヤネルを1つ
または複数の人カハイウエイ8に多重化して送出する。
高速データの場合には、各タイム・スロツトで構成され
る1フレーム中に、1つの呼に対して2個以上が多重化
される。1本または複数本の入ハイウエイ8は、第1の
バツフγ・メモリ20と第2のバツフア・メモリ21に
並列に接続され、さらに両バツフア・メモリ20,21
からの1本または複数本の出ハイウエイ9は、高速分離
装置6に並列接続される。
時分割交換機4の内部構成を示す。複数の多重伝送路3
を通して、データが高速多重装置5に入力されると、高
速多重装置5は各多重伝送路3の多重化チヤネルを1つ
または複数の人カハイウエイ8に多重化して送出する。
高速データの場合には、各タイム・スロツトで構成され
る1フレーム中に、1つの呼に対して2個以上が多重化
される。1本または複数本の入ハイウエイ8は、第1の
バツフγ・メモリ20と第2のバツフア・メモリ21に
並列に接続され、さらに両バツフア・メモリ20,21
からの1本または複数本の出ハイウエイ9は、高速分離
装置6に並列接続される。
第1のバツフア・メモリ20は、通信中呼を接続するた
めの呼対応のメモリであり、第2のバツフア・メモリ2
1は、通信要求呼の信号処理を行うためのメモリであつ
て、両バツフア・メモリ20,21に対して共通のアド
レス保持メモリ22が設けられる。いま、人ハイウエイ
8はタイム・スロツトt1とT2で、上り下り対になつ
ているデータが、出ハイウエイ9に変換されて出力され
るものとする。
めの呼対応のメモリであり、第2のバツフア・メモリ2
1は、通信要求呼の信号処理を行うためのメモリであつ
て、両バツフア・メモリ20,21に対して共通のアド
レス保持メモリ22が設けられる。いま、人ハイウエイ
8はタイム・スロツトt1とT2で、上り下り対になつ
ているデータが、出ハイウエイ9に変換されて出力され
るものとする。
この変換を行うため、保持メモリ22のアドレスt1・
T2の両方にmを書込んでおく。ここで、mはタイム・
スロツト番号と特に対応していない。入ハイウエイ8上
のタイム・スロツトt1のデータは、保持メモリ22の
アドレスt1に書かれているmにしたがつて、第1また
は第2のバツフア・メモリ20,21のいずれか、ある
いは両方のアドレスmに書込まれる。これらの識別は、
保持メモリ22のアドレスt1にmとともに書込まれて
いるメモリ指定ビツトA,bにより決定される。すなわ
ち、加入者相互の通信中呼のときには、メモリ指定ビツ
トはaとなつて、第1バツフア・メモリ20のアドレス
mにデータが書込まれ、ダイヤル信号受信、局間制御信
号受信等のときには、メモリ指定ビツトはbとなつて、
第2バツフア・メモリ21のアドレスmにデータが書込
まれ、通話中に終話を監視するときには、メモリ指定ビ
ツトA,bとなつて、第1と第2のバツフア・メモリ2
0,21の両方のアドレスmよデータが書込まれる。タ
イム・スロツトT2になると、保持メモリ22のアドレ
スT2に書込まれているmにしたがつて、第1あるいは
第2バツフア・メモリ20,21のアドレスmが指定さ
れる。アドレスmの領域には、タイム・スロツトt1の
とき書込まれたデータが格納されているので、このデー
タが出ハイウエイ9に読出されていると同時に、人ハイ
ウエイ8のタイム・スロツトT2のデータが同一の領域
(アドレスm)にランダム書込みされる。タイム・スロ
ツトT2のとき書込まれたデータは、タイム・スロツト
t1のとき保持メモリ22のアドレスt1に読出される
と同時に、人ハイウエイ8のタイム・スロツトT,のデ
ータが書込まれる。この動作を繰返すことにより、土り
下り一対のデータは、バツフア・メモリ20,21の同
一のアドレスを用いてスイツチされる。
T2の両方にmを書込んでおく。ここで、mはタイム・
スロツト番号と特に対応していない。入ハイウエイ8上
のタイム・スロツトt1のデータは、保持メモリ22の
アドレスt1に書かれているmにしたがつて、第1また
は第2のバツフア・メモリ20,21のいずれか、ある
いは両方のアドレスmに書込まれる。これらの識別は、
保持メモリ22のアドレスt1にmとともに書込まれて
いるメモリ指定ビツトA,bにより決定される。すなわ
ち、加入者相互の通信中呼のときには、メモリ指定ビツ
トはaとなつて、第1バツフア・メモリ20のアドレス
mにデータが書込まれ、ダイヤル信号受信、局間制御信
号受信等のときには、メモリ指定ビツトはbとなつて、
第2バツフア・メモリ21のアドレスmにデータが書込
まれ、通話中に終話を監視するときには、メモリ指定ビ
ツトA,bとなつて、第1と第2のバツフア・メモリ2
0,21の両方のアドレスmよデータが書込まれる。タ
イム・スロツトT2になると、保持メモリ22のアドレ
スT2に書込まれているmにしたがつて、第1あるいは
第2バツフア・メモリ20,21のアドレスmが指定さ
れる。アドレスmの領域には、タイム・スロツトt1の
とき書込まれたデータが格納されているので、このデー
タが出ハイウエイ9に読出されていると同時に、人ハイ
ウエイ8のタイム・スロツトT2のデータが同一の領域
(アドレスm)にランダム書込みされる。タイム・スロ
ツトT2のとき書込まれたデータは、タイム・スロツト
t1のとき保持メモリ22のアドレスt1に読出される
と同時に、人ハイウエイ8のタイム・スロツトT,のデ
ータが書込まれる。この動作を繰返すことにより、土り
下り一対のデータは、バツフア・メモリ20,21の同
一のアドレスを用いてスイツチされる。
同一のアドレスを上り、下りに共用するので、第1バツ
フア・メモリのワード数は従来の半分ですむ。さらに、
1フレーム中に、1つの呼に対して複数個のタイム・ス
ロツトを含むように多重化される高速データの場合も、
同じようにして同一のアドレスで書込みまたは読出しが
行われる。そして、読出しも書込みも同一アドレスを用
いるので、選択用のセレクタは不要である。なお、第2
バツフア・メモリ21に格納された受信データは、共通
制御装置18に転送されて信号処理が行われ、格納され
たときと同一のタイム・スロツトで送信データが同一の
領域に戻される。このように、両バツフア・メモリ20
,21のアドレスを示す保持メモリ22は、一方または
両方のバツフア・メモリ20,21を制御でき、しかも
両方とも同一アドレス、同一内容でよいため、保持メモ
リの容量を格段に減少でき、さらに信号処理の際、第2
バツフア・メモリ21のみを通るだけでスイツチも行わ
れるので、きわめて能率的である。
フア・メモリのワード数は従来の半分ですむ。さらに、
1フレーム中に、1つの呼に対して複数個のタイム・ス
ロツトを含むように多重化される高速データの場合も、
同じようにして同一のアドレスで書込みまたは読出しが
行われる。そして、読出しも書込みも同一アドレスを用
いるので、選択用のセレクタは不要である。なお、第2
バツフア・メモリ21に格納された受信データは、共通
制御装置18に転送されて信号処理が行われ、格納され
たときと同一のタイム・スロツトで送信データが同一の
領域に戻される。このように、両バツフア・メモリ20
,21のアドレスを示す保持メモリ22は、一方または
両方のバツフア・メモリ20,21を制御でき、しかも
両方とも同一アドレス、同一内容でよいため、保持メモ
リの容量を格段に減少でき、さらに信号処理の際、第2
バツフア・メモリ21のみを通るだけでスイツチも行わ
れるので、きわめて能率的である。
第4図は、信号処理を行う第2バツフア・メモリの構成
を示す説明図、第5図は第4図の各プロツクの説明図で
ある。
を示す説明図、第5図は第4図の各プロツクの説明図で
ある。
第2バツフア・メモリ21は、信号制御のためのデータ
を格納するが、メモリ領域を有効に利用するために、全
体をA,B,Cの3つのプロツタに大きく分け、所定の
交換処理シーケンスに対応して各プロツクのメモリ・サ
イズを決定する。
を格納するが、メモリ領域を有効に利用するために、全
体をA,B,Cの3つのプロツタに大きく分け、所定の
交換処理シーケンスに対応して各プロツクのメモリ・サ
イズを決定する。
例えば、ダイヤル信号受信、サービス信号受信の処理は
複雑であるが、トランクの数は少くてよいので、ビツト
方向が大きく、アドレス方向が小さいAプロツクに入れ
る。また、局間信号の受信処理は、ダイヤル信号の処理
ほど複雑ではないが、発生頻度も少くないので、ビツト
方向が中、アドレス方向も中であるBプロツクに入れる
。さらに、回線起呼、終話状態監視等は、状態を検出す
るのみで処理はきわめて簡単であるが、その頻度はきわ
めて多いので、ビツト方向が小で、アドレス方向が大の
Cプロツクに入れる。このようにして、第4図に示すよ
うに、アドレス方向にO−1番地をAプロツク、i+1
〜j番地をBプロツク、j+1〜k番地をCプロツクと
して、第2バツフア・メモリを構成すれば、信号処理の
機能も選択することができる。以上説明したように、特
許請求の範囲第1項に記載された発明は次のような効果
を有する。
複雑であるが、トランクの数は少くてよいので、ビツト
方向が大きく、アドレス方向が小さいAプロツクに入れ
る。また、局間信号の受信処理は、ダイヤル信号の処理
ほど複雑ではないが、発生頻度も少くないので、ビツト
方向が中、アドレス方向も中であるBプロツクに入れる
。さらに、回線起呼、終話状態監視等は、状態を検出す
るのみで処理はきわめて簡単であるが、その頻度はきわ
めて多いので、ビツト方向が小で、アドレス方向が大の
Cプロツクに入れる。このようにして、第4図に示すよ
うに、アドレス方向にO−1番地をAプロツク、i+1
〜j番地をBプロツク、j+1〜k番地をCプロツクと
して、第2バツフア・メモリを構成すれば、信号処理の
機能も選択することができる。以上説明したように、特
許請求の範囲第1項に記載された発明は次のような効果
を有する。
すなわち、共通のアドレス保持メモリで、通信中呼を接
続するための第1のバツフア・メモリと通信要求呼の信
号制御のための第2のバツフア・メモリの両方を同時に
制御することができ、しかも信号制御のデータは第2の
バツフア・メモリのみを通すのみでよいから、きわめて
経済的、能率的である。また、バツフア・メモリはアド
レス番号とタイム・スロツト番号との直接的な対応がな
いため、トラヒツク量に応じて自由にメモリ・サイズを
設定できるとともに、増設も可能であり、データ交換の
ように速度の異なるデータに対しては非常に有利となる
。さらに、高速データの局内遅延も減少するから加入者
に対するサービス性は向上する。また、信号制御の機能
を時分割スイツチを通してスイツチ動作を行なつた後に
おこなう方式でないため、通信中の呼の終話を能率的に
監視することができる。なお、特許請求の範囲第2項に
記載された発明は、第1項記載の発明に対し、さらに、
上記第2のバツフア・メモリを、回線起呼、終話状態監
視、ダイヤル信号受信または局間信号制御等の所定の交
換処理シーケンスに対応してメモリ・サイズを設定し、
該交換処理シーケンスに対応した第2のバツフア・メモ
リ・エリアを選択するようにしてあるため、特許請求の
範囲第1項記載の発明の上記の効果の他に、さらにメモ
リ特に第2のメモリの有効利用を図ることができる効果
がある。
続するための第1のバツフア・メモリと通信要求呼の信
号制御のための第2のバツフア・メモリの両方を同時に
制御することができ、しかも信号制御のデータは第2の
バツフア・メモリのみを通すのみでよいから、きわめて
経済的、能率的である。また、バツフア・メモリはアド
レス番号とタイム・スロツト番号との直接的な対応がな
いため、トラヒツク量に応じて自由にメモリ・サイズを
設定できるとともに、増設も可能であり、データ交換の
ように速度の異なるデータに対しては非常に有利となる
。さらに、高速データの局内遅延も減少するから加入者
に対するサービス性は向上する。また、信号制御の機能
を時分割スイツチを通してスイツチ動作を行なつた後に
おこなう方式でないため、通信中の呼の終話を能率的に
監視することができる。なお、特許請求の範囲第2項に
記載された発明は、第1項記載の発明に対し、さらに、
上記第2のバツフア・メモリを、回線起呼、終話状態監
視、ダイヤル信号受信または局間信号制御等の所定の交
換処理シーケンスに対応してメモリ・サイズを設定し、
該交換処理シーケンスに対応した第2のバツフア・メモ
リ・エリアを選択するようにしてあるため、特許請求の
範囲第1項記載の発明の上記の効果の他に、さらにメモ
リ特に第2のメモリの有効利用を図ることができる効果
がある。
第1図は代表的なメモリ・スイツチ形時分割交換機の系
統図、第2図は第1図におけるメモリ・スイツチの詳細
プロツク図、第3図は本発明の一実施例を示す時分割交
換機のプロツク図、第4図は第3図における第2バツフ
ア・メモリの構成図、第5図は第4図における各プロツ
クの説明図である。 1:端末、2:マルチプレクサまたは集線装置、3:多
重伝送路、4:時分割交換機、5:高速多重装置、6:
高速分離装置、7:時分割スイツチ、8:入ハイウエイ
、9:出ハイウエイ、10:加入者回線、11:バツフ
ア・メモリ、12:セレクタ、13:メモリ・スイツチ
、14:カウンタ、15:信号処理装置、16:バツフ
ア・メモ1八17:アドレス保持メモリ、18:共通制
御装置、20:第1のバツフア・メモリ、21:第2の
バツフア・メモリ、22:共通のアドレス保持メモリ。
統図、第2図は第1図におけるメモリ・スイツチの詳細
プロツク図、第3図は本発明の一実施例を示す時分割交
換機のプロツク図、第4図は第3図における第2バツフ
ア・メモリの構成図、第5図は第4図における各プロツ
クの説明図である。 1:端末、2:マルチプレクサまたは集線装置、3:多
重伝送路、4:時分割交換機、5:高速多重装置、6:
高速分離装置、7:時分割スイツチ、8:入ハイウエイ
、9:出ハイウエイ、10:加入者回線、11:バツフ
ア・メモリ、12:セレクタ、13:メモリ・スイツチ
、14:カウンタ、15:信号処理装置、16:バツフ
ア・メモ1八17:アドレス保持メモリ、18:共通制
御装置、20:第1のバツフア・メモリ、21:第2の
バツフア・メモリ、22:共通のアドレス保持メモリ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数の時分割多重伝送路が接続された時分割交換機
において、各多重伝送路の多重化チヤネルを1つまたは
複数の高速バスに多重化し、該高速バス上に、通信中呼
を接続するための呼対応の第1のバッファ・メモリと、
通信要求呼の信号制御のための第2のバッファ・メモリ
を設け、該第1および第2のバッファ・メモリのアドレ
スを示す共通の保持メモリで、両バッファ・メモリの一
方または両方を制御することにより、交換処理動作を行
うことを特徴とする時分割交換機。 2 時分割多重伝送路の多重化チャネルを1つまたは複
数の高速バスに多重化し、該高速バス上に、通信中呼を
接続するための呼対応の第1のバッファ・メモリと、通
信要求呼の信号制御のための第2のバッファ・メモリを
設け、該第1および第2のバッファ・メモリのアドレス
を示す共通の保持メモリで両バッファ・メモリの一方ま
たは両方を制御する時分割交換機において、上記第2の
バッファ・メモリを、回線起呼、終話状態監視、ダイヤ
ル信号受信または局間信号制御等の所定の交換処理シー
ケンスに対応してメモリ・サイズを設定し、該交換処理
シーケンスに対応した第2のバッファ・メモリ・エリア
を選択することを特徴とする時分割交換機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13708276A JPS5927518B2 (ja) | 1976-11-13 | 1976-11-13 | 時分割交換機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13708276A JPS5927518B2 (ja) | 1976-11-13 | 1976-11-13 | 時分割交換機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5361204A JPS5361204A (en) | 1978-06-01 |
JPS5927518B2 true JPS5927518B2 (ja) | 1984-07-06 |
Family
ID=15190463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13708276A Expired JPS5927518B2 (ja) | 1976-11-13 | 1976-11-13 | 時分割交換機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5927518B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61203853U (ja) * | 1985-06-12 | 1986-12-22 |
-
1976
- 1976-11-13 JP JP13708276A patent/JPS5927518B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61203853U (ja) * | 1985-06-12 | 1986-12-22 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5361204A (en) | 1978-06-01 |
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