JPS5927461B2 - シリンダ装置 - Google Patents

シリンダ装置

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JPS5927461B2
JPS5927461B2 JP54048815A JP4881579A JPS5927461B2 JP S5927461 B2 JPS5927461 B2 JP S5927461B2 JP 54048815 A JP54048815 A JP 54048815A JP 4881579 A JP4881579 A JP 4881579A JP S5927461 B2 JPS5927461 B2 JP S5927461B2
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JP
Japan
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camp
cylinder
seal member
gas
piston
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JP54048815A
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哲雄 加藤
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Tokico Ltd
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Tokico Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/43Filling or drainage arrangements, e.g. for supply of gas
    • F16F9/432Filling or drainage arrangements, e.g. for supply of gas via piston rod sealing or guiding means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、油圧緩衝器又はガススプリング等に適用し得
るシリンダ装置に関する。
従来、この種油圧緩衝器又はガススプリングに圧縮ガス
を封入する方法としては、シリンダにガス導入孔を穿設
し、この孔よりシリンダ内にガスを導入した後、孔に栓
をしてガスをシリンダ内に封入する方法、又は、特開昭
52−155420号に開示されているように、抑圧部
材によりシール部材を外部よりばね力に抗してシリンダ
の内方に変位させてシリンダとシール部材との間にガス
通路を形成し、このガス通路を介してシリンダ内にガス
を導入した後、押圧部材による押圧力を解除してシール
部材によりガス通路を閉塞してガスをシリンダ内に封入
する方法がある。
ところで、前者の方法にあっては、ガス導入孔を穿設す
る手間を要すると共に孔に栓をした後枠の周囲を溶接す
る必要を生じ、加えて、封入後のガス圧の修正がほとん
ど不可能に近いという欠点を有しておシ、後者の方法に
あっては、ガス封入装置に抑圧部材を必要とし、また、
ガス供給と共に押圧部材の操作を要するため、作業が複
雑となる等の欠点を有して(・る。
更に、他の方法として、抑圧部材を用いることなく、供
給ガスのガス圧を用いてシール部材をシリンダ内方に変
位させてガス通路を形成して、このガス通路を介してガ
スを導入する方法もあるが、この方法によれば、ガス供
給開始時においては、シリンダの一端面に固着されたキ
ャンプと、このキャンプを貫通するピストンロッドとの
間に生じる間隙によって規定される面に作用するガス圧
しか利用し得ないため、相当高圧のガスを適用しない限
りシール部材をシリンダ内方に変位させることが困難で
あり、従って場合によってはシリンダ内にガスを封入し
得ないことがあり、また、たとえ封入し得るとしても、
同種の多くの油圧緩衝器又はガススプリングにおいてガ
ス圧を均一にすることが困難である。
本発明は前記諸点に鑑みなされたものであり、その目的
とするところは、ガス封入作業を簡単な装置で容易に行
い得、また封入されるガスのガス圧をほぼ均一に得ると
共に封入後のガス圧の修正も容易に行い得、好ましく、
油圧緩衝器又はガススプリング等に適用し得ろシリンダ
装置を提供することにある。
次に本発明による好ましい一具体例を油圧緩衝器に適用
した場合につ(・て図に基づいて説明する。
第1図及び第2図において、1は、内側シリンダ2が内
部に配置された外側シリンダであり、シリンダ1及び2
0間には、環状の室3が形成されている。
シリンダ1及び2の下端には、室3及びシリンダ2の内
部で規定される室4を密閉すべく、キャンプ5が固着さ
れている。
室3と室4とは、シリンダ2に穿設された貫通孔6によ
り連通されており、室3と4とに封入される油液γは、
貫通孔6を介して室3から室4へ、又は室4から室3(
へ)荒出メ、し得る。
8は、シリンダ2に対して摺動自在に設けられたピスト
ンであシ、ピストン8は室4を上方室9と下方室10と
に区分する。
ピストン8には、貫通孔11とディスク弁12とが設け
られており、ピストン8の上下動において、弁12の開
閉と共に貫通孔11を介する室9から室10への、又は
室10から室9への油液γの流出入により緩衝作用が提
供される。
13は、一端においてピストン8が連結されたピストン
ロッドであり、ピストンロッド13は、室9からaノド
ガイド14、シール部材15及びキャンプ16を貫通し
て外部に突出しており、この突出端には、取付環1γが
固着されている。
シリンダ1及び2の上端に固着されたロントガイド14
とキャンプ16との間には室18が形成されており、室
18には、シール部材15をピストンロッド13及びキ
ャンプ16に押圧すべく、弾性部材としてのコイルスプ
リング19が装着されている。
ロントガイド14には、室3と室18とを連通すべく、
貫通孔21が穿設されている。
押さえ板22を介して端面である下面でスプリング19
に押圧されてピストンロッド13とキャンプ16との間
に嵌装された可撓性部材からなるシール部材15は、凹
凸を有する内周面23がピストンロッド13に当接し、
端面である上面24がキャンプ16の内面に当接して、
外部に対して室18等を気密に保持している。
このようにシール部材15は、ピストンロッド13を囲
繞してキャンプ16に当接するように付勢されている。
キャンプ16とシール部材15との間に、環状の空所2
5を形成すべく、環状のシール部材15の上面24には
、全周に亘って凹所26が設けられており、実質的に受
圧面となる凹所26の底面21は、キャンプ16の内面
とほぼ平行になるように、一方ピストンロッド13の外
面に斜交するように形成されている。
空所25は、キャンプ16を介して、即ち、ピストンロ
ッド13とキャンプ16とで形成される間隙28を介し
て外部と連通されている。
液面29上での室3及び室18には圧縮ガスが封入され
ており、ピストン8の上下動において、封入された圧縮
ガスによっても、好ましい緩衝作用が提供される。
30はキャンプ5に固着された取付環である。
シール部材15の外周面とキャンプ16との間には、シ
ール部材15の上面24から下面まで伸びた通路81が
形成されている。
シール部材15はピストンロッド13の軸方向に可動で
ある。
このように構成された油圧緩衝器31においては、取付
環1γ及び30を介して必要とされる装置に取り付けら
れ、ピストン8の摺動により好ましい緩衝作用を提供す
る。
ところで油圧緩衝器31に圧縮ガスを封入する方法を第
3図及び第4図と共に説明すると、まず、取付環1γを
ピストンロッド13に固着する前にキャンプ16側をガ
ス封入装置の封入用容器35内に挿入する。
容器35内の室36は、0リング3γ及び38により気
密にされている。
次に圧縮ガス供給孔39を介して室36に順次圧縮ガス
を供給すると、この圧縮ガスは間隙28を介して空所2
5に導入される。
空所25に導入された圧縮ガスのガス圧はシール部材1
5の凹所26の底面21に作用し、スプリング19の伸
長力に抗してシール部材15を下方に変位させようとす
る。
スプリング19の伸長力に対して、圧縮ガスのガス圧に
より底面2γに作用する下方向力がある一定以上になる
とシール部材15は下方に移動され、これによりシール
部材15とキャンプ16との当接が解除され、これらの
間にはガス通路40が形成される。
よって、室36内の圧縮ガスは、間隙28及び通路40
,81を介して、室18に導入され、更に貫通孔21を
介して液面29上での室3に導入される。
ここで、室18及び液面29上での室3における導入さ
れた圧縮ガスのガス圧が所定の値になる際、シール部材
15がスプリング19に付勢されて上方に移動され、そ
の上面24がキャンプ16の内面に当接し通路40が閉
塞されろように、シール部材15の受圧面積、底面2γ
の受圧面積及びスプリング19の伸長力等が設定されて
いると、この時点で圧縮ガスの室18等への導入は停止
され、室18及び液面29上での室3内には所定圧の圧
縮ガスが封入されろ。
以後孔39を介する圧縮ガスの供給を停止し容器35を
取り外し、ピストンロッド13に取付環11を固着する
ことにより、緩衝器31を形成し得る。
尚、前記具体例では、シール部材15に凹所26を設け
て空所25を形成したが、これに代えて、例えば第5図
に示すように、キャンプ16の頂部近傍を変形させ、こ
れによりキャンプ16の内面に環状の凹所51を設けて
シール部材15とキャンプ16との間に、間隙28を介
して外部と連通ずる空所52を形成してもよい。
更に、第6図に示すように、ピストンロッド13の外面
と直交するようにシール部材15の上面24の一部の面
61を形成して凹所とし、これにより、シール部材15
とキャンプ16との間に空所62を形成するようにして
もよい。
また、シール部材としては、第1図に示すように、ロン
トガイド14に当接する弁体γ1を一体的に有したシー
ル部材γ2を用いてもよい。
弁体γ1を有するシール部材12を用いろことにより、
ピストンロッド13とロントガイド14との間の間隙を
介する室4への圧縮ガスの漏出を防止し得る。
加えて、前記具体例では、空所をピストンロッド13を
取り囲むように周囲全てに亘って形成するようにしたが
、本発明はこれに限定されず、ピストンロッド13の周
りの一部に形成してもよく、また、不連続に多数形成し
てもよい。
一方、空所が間隙28を介して外部と連通されるように
したが、例えば第8図に示すようにキャンプ16に貫通
孔81を穿設し、この貫通孔81を介して空所82を外
部と連通ずるようにしてもよい。
この場合、空所82を形成すべくシール部材15に設け
られる凹所83は、シール部材15の上面24の中央付
近に設け、空所82と間隙28とが連通しないようにし
てもよい。
更に、本発明は、油圧緩衝器に限らず、例えばガススプ
リング等、シリンダ内に圧縮ガスを用いる装置に好まし
く適用することができる。
尚、形成される空所は、ガス封入後において撓んだシー
ル部材により埋めつくされろ程度の大きさが好ましい。
前記の如く、本発明によれば、空所が設けられて(・る
ため、ガス封入に際して、押圧部材を用いてシール部材
を変位させる必要がなく、よってガス封入装置を簡単化
し得ると共に、ガス封入を容易に行い得る。
また、この空所に導入される圧縮ガスのガス圧をシール
部材の変位に利用し得、よってそれ相高圧なガスを適用
しなくても、確実なガス封入を達成し得、加えて封入ガ
ス圧をほぼ均一なものとし得る。
加えて、封入後のガス圧の修正も簡単に行い得ろ。
そうして本発明のシリンダ装置によれば、一方の端面が
キャンプに離脱自在に当接するシール部材が可動にキャ
ンプとロントガイドとの間に配置され、シール部材の一
方の端面をキャンプに押圧当接させる弾性部材がシール
部材とロントガイドとの間に配置され、しかもシール部
材の一方の端面から他方の端面まで伸びた通路がシール
部材の外周面とキャンプとの間に形成されているが故に
、シリンダ内への圧縮ガスの封入において、キャンプと
シール部材の一方の端面側との間に形成された空所への
圧縮ガスの導入でシール部材自体をピストンロッドの軸
方向に移動させられる結果、シール部材の一方の端面と
キャンプとの間に、シール部材の外周面とキャップとの
間に形成された通路に加えて、この通路に連通ずるガス
通路を形成し得、よってピストンロッドとシール部材と
の間を介することなしにシリンダ内へ圧縮ガスを導入し
得、ピストンロンドとシール部材との当接部位を、圧縮
空気の封入の観点から形成する必要がなくなり、当該当
接部位を本来のシール機能の観点から形成し得、好まし
いシール機能を有して形成し得る。
加えて、本発明のシリンタ装置では、シール部材の外周
面とキャンプとの間に通路が形成されているが故に、封
入された圧縮ガスの圧力を、シール部材の他方の端面側
からに加えて、当該通路側から、すなわちシール部材の
外周面側からもシール部材に作用させられるため、封入
後におけるピストンロンドとシール部材との当接並びに
シール部材の一方の端面とキャップとの当接を確実に行
い得、封入ガスの漏出を好ましく防止し得ろ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による好ましい一具体例を油圧緩衝器に
適用した場合の断面図、第2図は第1図に示す油圧緩衝
器の部分説明図、第3図及び第4図は第1図に示す油圧
緩衝器に圧縮ガスを封入する方法の説明図、第5図、第
6図、第7図及び第8図は本発明による好ましい他の種
りの具体例の部分説明図である。 1・・・外側シリンダ、2・・・内側シリンダ、13・
・・ピストンロンド、15・・・シール部材、16・・
・キャンプ、25・・・空所。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シリンダの一端面に固着されたキャンプと、このキ
    ャンプ内でシリンダの一端面に固着されたロントガイド
    とキャンプとロントガイドとを貫通しており、一端がシ
    リンダ内に配置されたピストンに連結され他端がシリン
    ダ外に位置したピストンロンドと、内周面がピストンロ
    ンドに摺動自在に当接し、一方の端面がキャンプに離脱
    自在に当接し、キャンプとロントガイドとの間に、ピス
    トンロンドの軸方向に可動にピストンロンドを囲繞して
    配置されたシール部材と、キャンプを介してシリンダ外
    部に連通されキャンプとシール部材の一方の端面側との
    間に形成された空所と、シール部材の一方の端面に対向
    する他方の端面から弾性力をシール部材に付与してシー
    ル部材の一方の端面をキャンプに押圧当接させるべく、
    シール部材とロントガイドとの間に配置された弾性部材
    と、シール部材の一方の端面から他方の端面まで伸びて
    シール部材の内周面に対向する外周面とキャンプとの間
    に形成された通路とからなるシリンダ装置。 2 前記空所は、キャンプに形成した凹所よりなること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のシリンダ装
    置。 3 前記空所は、シール部材に形成した凹所よりなるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のシリンダ
    装置。 4 @記空所は、ピストンロンドとキャンプとの間に形
    成された間隙を介して外部と連通していることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記
    載のシリンダ装置。 5 前記空所は、キャンプに形成された貫通孔を介して
    外部と連通していることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項ないし第3項のいずれかに記載のシリンダ装置。
JP54048815A 1979-04-20 1979-04-20 シリンダ装置 Expired JPS5927461B2 (ja)

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Applications Claiming Priority (1)

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JPS55142140A JPS55142140A (en) 1980-11-06
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JP (1) JPS5927461B2 (ja)
BR (1) BR8002457A (ja)
GB (1) GB2049099B (ja)

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