JPH026367B2 - - Google Patents
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- JPH026367B2 JPH026367B2 JP57095062A JP9506282A JPH026367B2 JP H026367 B2 JPH026367 B2 JP H026367B2 JP 57095062 A JP57095062 A JP 57095062A JP 9506282 A JP9506282 A JP 9506282A JP H026367 B2 JPH026367 B2 JP H026367B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston rod
- seal
- cylinder
- filling
- piston
- Prior art date
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 13
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 13
- 230000035939 shock Effects 0.000 claims description 4
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 3
- 238000005429 filling process Methods 0.000 description 6
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- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/32—Details
- F16F9/43—Filling or drainage arrangements, e.g. for supply of gas
- F16F9/432—Filling or drainage arrangements, e.g. for supply of gas via piston rod sealing or guiding means
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S277/00—Seal for a joint or juncture
- Y10S277/907—Passageway in rod or shaft
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、加圧流体によつて満たされる内室を
制限しているシリンダと、ピストンに結合された
ピストン棒とを備えた、振動減衰器、ばね脚又は
ガスばねのようなハイドロニユーマチツク又はニ
ユーマチツク装置であつて、緩衝装置を備えたピ
ストンが軸方向可動にシリンダ内に配置されてお
り、シリンダのピストン棒走出側端部に、ピスト
ン棒ガイドと、ダストシールとして働くピストン
棒シールユニツトとが設けられていて、該ピスト
ン棒シールユニツトが、リツプシールとして構成
されたメインシールとフアーストシールとから成
つており、シリンダの内室に加圧流体を充てんす
るために、ピストン棒シールユニツトのフアース
トシールを迂回して該フアーストシールとメイン
シールとの間の室に開口する充てん通路が設けら
れている形式のものに関する。
制限しているシリンダと、ピストンに結合された
ピストン棒とを備えた、振動減衰器、ばね脚又は
ガスばねのようなハイドロニユーマチツク又はニ
ユーマチツク装置であつて、緩衝装置を備えたピ
ストンが軸方向可動にシリンダ内に配置されてお
り、シリンダのピストン棒走出側端部に、ピスト
ン棒ガイドと、ダストシールとして働くピストン
棒シールユニツトとが設けられていて、該ピスト
ン棒シールユニツトが、リツプシールとして構成
されたメインシールとフアーストシールとから成
つており、シリンダの内室に加圧流体を充てんす
るために、ピストン棒シールユニツトのフアース
トシールを迂回して該フアーストシールとメイン
シールとの間の室に開口する充てん通路が設けら
れている形式のものに関する。
このような形式のガスばねはドイツ連邦共和国
特許出願公開第1925963号明細書に基づいて公知
である。この公知のガスばねではピストン棒は軸
方向の直径減少部を有している。ガスばねが組立
てられる場合に、この直径減少部は、ピストン棒
ガイド兼シールユニツトのシール部材と合致して
シリンダの内室への加圧ガス進入のための通路を
形成するように、位置決めされる。この公知のガ
スばねの欠点は、運転中に直径減少部がシールリ
ングと合致すると、内室内の圧力が損失してしま
うということである。このような不都合な合致を
回避するために、ピストン棒の外端部には終端部
材が装着されている。これによつて、ピストン棒
が所定の位置を越えて内側に向かつて運動せしめ
られると、前記終端部材がシリンダ及び(又は)
ピストン棒ガイド兼シールユニツトに当接するの
で、ピストン棒の軸方向の直径減少部がシールリ
ングと合致することは回避される。しかしながら
この公知のガスばねではシリンダはピストン棒の
軸方向において、ピストン棒の軸方向運動に本来
必要なシリンダ長さに比べて、長くなくてはなら
ない。
特許出願公開第1925963号明細書に基づいて公知
である。この公知のガスばねではピストン棒は軸
方向の直径減少部を有している。ガスばねが組立
てられる場合に、この直径減少部は、ピストン棒
ガイド兼シールユニツトのシール部材と合致して
シリンダの内室への加圧ガス進入のための通路を
形成するように、位置決めされる。この公知のガ
スばねの欠点は、運転中に直径減少部がシールリ
ングと合致すると、内室内の圧力が損失してしま
うということである。このような不都合な合致を
回避するために、ピストン棒の外端部には終端部
材が装着されている。これによつて、ピストン棒
が所定の位置を越えて内側に向かつて運動せしめ
られると、前記終端部材がシリンダ及び(又は)
ピストン棒ガイド兼シールユニツトに当接するの
で、ピストン棒の軸方向の直径減少部がシールリ
ングと合致することは回避される。しかしながら
この公知のガスばねではシリンダはピストン棒の
軸方向において、ピストン棒の軸方向運動に本来
必要なシリンダ長さに比べて、長くなくてはなら
ない。
さらに振動減衰器の構造形式においては、シリ
ンダへの加圧流体の導入を可能ならしめる孔をシ
リンダに設けることが知られている。この孔は、
加圧流体が導入された後で、球形の閉鎖部材を孔
に押込むことによつて又は溶接によつて閉鎖され
る。この公知の充てん形式には、充てん過程の終
了後に加圧流体の流出を防ぐための処置を施さな
くてはならないという欠点がある。この処置は、
加圧流体の流出を阻止するための特別な構成部分
を必要とするか、又は付加的な製作ステツプを必
要とする。いずれにせよ、例えば充てん過程後に
所望の圧力値が達成されていないような場合に、
振動減衰器を再充てんすることは困難である。
ンダへの加圧流体の導入を可能ならしめる孔をシ
リンダに設けることが知られている。この孔は、
加圧流体が導入された後で、球形の閉鎖部材を孔
に押込むことによつて又は溶接によつて閉鎖され
る。この公知の充てん形式には、充てん過程の終
了後に加圧流体の流出を防ぐための処置を施さな
くてはならないという欠点がある。この処置は、
加圧流体の流出を阻止するための特別な構成部分
を必要とするか、又は付加的な製作ステツプを必
要とする。いずれにせよ、例えば充てん過程後に
所望の圧力値が達成されていないような場合に、
振動減衰器を再充てんすることは困難である。
ゆえに、本発明の課題は、公知の装置が有して
いる上述の欠点を回避すること並びに、容易に充
てん可能な、必要とあれば再充てん可能なハイド
ロニユーマチツク又はニユーマチツク装置を提供
することである。この場合、内室の充てん後にお
いて内室からの加圧流体の流出が確実に防止され
ていること並びに、充てん過程後においてピスト
ン棒をシリンダに対して相対運動させることなし
に、内室が気密に閉鎖され、これによつて、シリ
ンダに対するピストン棒の最大可能行程が、ピス
トン棒の軸方向におけるシリンダ最小全長におい
て得られるようなハイドロニユーマチツク又はニ
ユーマチツク装置が望まれている。
いる上述の欠点を回避すること並びに、容易に充
てん可能な、必要とあれば再充てん可能なハイド
ロニユーマチツク又はニユーマチツク装置を提供
することである。この場合、内室の充てん後にお
いて内室からの加圧流体の流出が確実に防止され
ていること並びに、充てん過程後においてピスト
ン棒をシリンダに対して相対運動させることなし
に、内室が気密に閉鎖され、これによつて、シリ
ンダに対するピストン棒の最大可能行程が、ピス
トン棒の軸方向におけるシリンダ最小全長におい
て得られるようなハイドロニユーマチツク又はニ
ユーマチツク装置が望まれている。
この課題を解決するために本発明の構成では、
冒頭に述べた形式のハイドロニユーマチツク又は
ニユーマチツク装置において、ピストン棒が完全
に走入した場合にシリンダから突出しているピス
トン棒の外端部に、充てん通路が設けられてい
る。
冒頭に述べた形式のハイドロニユーマチツク又は
ニユーマチツク装置において、ピストン棒が完全
に走入した場合にシリンダから突出しているピス
トン棒の外端部に、充てん通路が設けられてい
る。
例えば車両のための振動減衰器又はばね脚では
通常ダブルシールが使用され、この場合フアース
トシールは、汚れ及びダストをピストン棒から除
去してメインシールを摩耗から保護するという課
題を担つている。本発明のように構成されている
と、加圧流体の簡単な充てんが可能になる。なぜ
ならば、リツプシールとして構成されたメインシ
ールは外部からの加圧時に逆止弁として働き、こ
れによつてシリンダの内室への流入を可能にする
が、しかしながら充てん過程の終了直後にピスト
ン棒におけるシールを保証するからである。従つ
て本発明による装置では充てん過程終了後に、シ
リンダの内室からの加圧流体の流出を阻止するた
めになんら特別な処置を施す必要がない。そして
フアーストシールを迂回する通路の形成並びに充
てん通過の実施は極めて容易かつ安価である。
通常ダブルシールが使用され、この場合フアース
トシールは、汚れ及びダストをピストン棒から除
去してメインシールを摩耗から保護するという課
題を担つている。本発明のように構成されている
と、加圧流体の簡単な充てんが可能になる。なぜ
ならば、リツプシールとして構成されたメインシ
ールは外部からの加圧時に逆止弁として働き、こ
れによつてシリンダの内室への流入を可能にする
が、しかしながら充てん過程の終了直後にピスト
ン棒におけるシールを保証するからである。従つ
て本発明による装置では充てん過程終了後に、シ
リンダの内室からの加圧流体の流出を阻止するた
めになんら特別な処置を施す必要がない。そして
フアーストシールを迂回する通路の形成並びに充
てん通過の実施は極めて容易かつ安価である。
さらに本発明のように構成されていると、充て
ん後に従来必要であつた組立てステツプ又は製作
ステツプを必要としないので、装置の高い機能確
実性を保証することができる。このことはまた、
例えば後で行なわれる検査時に所望の値がまだ十
分に得られていないことが判明した場合における
後充てん過程に対しても言える。また、液体充て
ん媒体は組立ての前又は際中に難なく内室に導入
され得るので、本発明の構成は特に、内室に加圧
ガスを充てんすることを対象としている。しかし
ながら本発明の構成において、液体充てん媒体を
ピストン棒ガイド兼シールユニツトを通して内室
に導入させることも十分に可能である。
ん後に従来必要であつた組立てステツプ又は製作
ステツプを必要としないので、装置の高い機能確
実性を保証することができる。このことはまた、
例えば後で行なわれる検査時に所望の値がまだ十
分に得られていないことが判明した場合における
後充てん過程に対しても言える。また、液体充て
ん媒体は組立ての前又は際中に難なく内室に導入
され得るので、本発明の構成は特に、内室に加圧
ガスを充てんすることを対象としている。しかし
ながら本発明の構成において、液体充てん媒体を
ピストン棒ガイド兼シールユニツトを通して内室
に導入させることも十分に可能である。
次に図面につき本発明の実施例を説明する。
シヨツクアブソーバばねユニツト、ガスばね及
び振動減衰器の構造形式は既に周知であるので、
以下においてはその基本構造及び作用形式につい
て詳説することは省く。図示の実施例では、本発
明の対象を詳しく説明するために2筒式振動減衰
器が選ばれている。
び振動減衰器の構造形式は既に周知であるので、
以下においてはその基本構造及び作用形式につい
て詳説することは省く。図示の実施例では、本発
明の対象を詳しく説明するために2筒式振動減衰
器が選ばれている。
第1図には内側シリンダ2と、内室を制限して
いる外側シリンダ1とから成る2筒式振動減衰器
の一方の軸方向端部範囲が縦断面図で示されてい
る。この端部範囲にはピストン棒ガイド4が設け
られている。減衰通路を備えたピストン(図示せ
ず)を保持しているピストン棒3は、内側シリン
ダ2に対して同心的にピストン棒ガイド4のスラ
イドスリーブ4aによつて案内されており、ピス
トン棒3の外端部9には、横孔11が開口してい
る縦孔10が設けられている。外側シリンダ1及
び内側シリンダ2の内室は、ピストン棒ガイド4
のなかに設けられたピストン棒シールユニツト5
によつて外部に対してシールされている。ピスト
ン棒ガイド4とピストン棒シールユニツト5と
は、外側シリンダ1端部の折曲げによつて外側シ
リンダ1に固定されている。ピストン棒シールユ
ニツト5はダブルシール部材として構成されてお
り、この場合フアーストシール6は塵埃をシール
するために働き、メインシール7は振動減衰器の
内室をシールするために働くリツプシールとして
形成されている。中間室としての環状室8はフア
ーストシール6とメインシール7との間でピスト
ン棒3の外周面とピストン棒シールユニツト5と
によつて形成されている。ピストン棒3が、この
ピストン棒3の下端部が内側シリンダの下端部に
接することによつて制限される最も内側の位置を
占めていると、ピストン棒3の外端部9に配置さ
れていて縦孔10と横孔11とから構成されてい
る充てん通路は環状室8に開口し、これによつて
フアーストシール6は迂回される。通常ピストン
棒ガイド4が装着される前の振動減衰器の組立て
時において緩衝液体は充てんされているので、図
示のピストン棒位置においてはガスの充てんが行
なわれる。このためには、第5図に示された充て
んヘツドと同様に構成されたベル形の充てんヘツ
ドが使用される。充てんに際しては所定量の加圧
ガスが充てんシリンダによつて縦孔10と横孔1
1とを介して環状室8に圧送される。この結果、
リツプシールとして形成されたメインシール7は
振動減衰器の内室に向かつて開放し、ガスは充て
ん圧に基づいて内側シリンダ2及び外側シリンダ
の内室1に流入する。充てん過程の後において充
てんヘツドが取外されるだけで、ピストン棒3の
位置に無関係に、ガスが外側シリンダ1又は内側
シリンダ2の内室から、逆止弁として働くメイン
シール7を貫いて流出することはもやは不可能に
なる。
いる外側シリンダ1とから成る2筒式振動減衰器
の一方の軸方向端部範囲が縦断面図で示されてい
る。この端部範囲にはピストン棒ガイド4が設け
られている。減衰通路を備えたピストン(図示せ
ず)を保持しているピストン棒3は、内側シリン
ダ2に対して同心的にピストン棒ガイド4のスラ
イドスリーブ4aによつて案内されており、ピス
トン棒3の外端部9には、横孔11が開口してい
る縦孔10が設けられている。外側シリンダ1及
び内側シリンダ2の内室は、ピストン棒ガイド4
のなかに設けられたピストン棒シールユニツト5
によつて外部に対してシールされている。ピスト
ン棒ガイド4とピストン棒シールユニツト5と
は、外側シリンダ1端部の折曲げによつて外側シ
リンダ1に固定されている。ピストン棒シールユ
ニツト5はダブルシール部材として構成されてお
り、この場合フアーストシール6は塵埃をシール
するために働き、メインシール7は振動減衰器の
内室をシールするために働くリツプシールとして
形成されている。中間室としての環状室8はフア
ーストシール6とメインシール7との間でピスト
ン棒3の外周面とピストン棒シールユニツト5と
によつて形成されている。ピストン棒3が、この
ピストン棒3の下端部が内側シリンダの下端部に
接することによつて制限される最も内側の位置を
占めていると、ピストン棒3の外端部9に配置さ
れていて縦孔10と横孔11とから構成されてい
る充てん通路は環状室8に開口し、これによつて
フアーストシール6は迂回される。通常ピストン
棒ガイド4が装着される前の振動減衰器の組立て
時において緩衝液体は充てんされているので、図
示のピストン棒位置においてはガスの充てんが行
なわれる。このためには、第5図に示された充て
んヘツドと同様に構成されたベル形の充てんヘツ
ドが使用される。充てんに際しては所定量の加圧
ガスが充てんシリンダによつて縦孔10と横孔1
1とを介して環状室8に圧送される。この結果、
リツプシールとして形成されたメインシール7は
振動減衰器の内室に向かつて開放し、ガスは充て
ん圧に基づいて内側シリンダ2及び外側シリンダ
の内室1に流入する。充てん過程の後において充
てんヘツドが取外されるだけで、ピストン棒3の
位置に無関係に、ガスが外側シリンダ1又は内側
シリンダ2の内室から、逆止弁として働くメイン
シール7を貫いて流出することはもやは不可能に
なる。
第2図の実施例が第1図に示された実施例と特
に異なつている点は、ピストン棒3の上端部に縦
溝12が設けられていることである。この縦溝1
2は、ピストン棒3が最も押込まれている位置に
おいて、ピストン棒シールユニツト5のフアース
トシール6とメインシール7との間の環状室8に
まで延びている。
に異なつている点は、ピストン棒3の上端部に縦
溝12が設けられていることである。この縦溝1
2は、ピストン棒3が最も押込まれている位置に
おいて、ピストン棒シールユニツト5のフアース
トシール6とメインシール7との間の環状室8に
まで延びている。
第3図の実施例ではピストン棒3の上端部に
は、ピストン棒3本体よりも小さな直径を有する
直径減少部13が設けられており、この直径減少
部13の軸方向長さは、ピストン棒3の最も押込
まれている位置においてこの直径減少部13がピ
ストン棒シールユニツト5のフアーストシール6
とメインシール7との間の環状室8において終わ
つていて、この結果直径減少部13とフアースト
シール6との間に環状の充てん通路が形成される
ように、設定されている。
は、ピストン棒3本体よりも小さな直径を有する
直径減少部13が設けられており、この直径減少
部13の軸方向長さは、ピストン棒3の最も押込
まれている位置においてこの直径減少部13がピ
ストン棒シールユニツト5のフアーストシール6
とメインシール7との間の環状室8において終わ
つていて、この結果直径減少部13とフアースト
シール6との間に環状の充てん通路が形成される
ように、設定されている。
また第4図に示された実施例では、ピストン棒
3の軸線に対して平行に延びていてピストン棒3
の最も押込まれている位置では環状室8の範囲に
おいて終わつている面取り部14が、ピストン棒
3の上端部に設けられている。これによつてフア
ーストシール6と面取り部14との間には充てん
通路が形成されるのに対して、メインシール7は
ピストン棒3のいかなる位置においても面取り部
14と協働しない。
3の軸線に対して平行に延びていてピストン棒3
の最も押込まれている位置では環状室8の範囲に
おいて終わつている面取り部14が、ピストン棒
3の上端部に設けられている。これによつてフア
ーストシール6と面取り部14との間には充てん
通路が形成されるのに対して、メインシール7は
ピストン棒3のいかなる位置においても面取り部
14と協働しない。
第5図では、第3図に示された充てん通路の実
施例に適合する充てんヘツド16が振動減衰器の
上端部と係合されている。この充てんヘツド16
はピストン棒3を最も内側の位置に押込みかつ外
側シリンダ1の折曲げ部と密に係合している。充
てんシリンダ18によつて規定されるガス量は充
てんピストン19によつて充てんヘツド16の充
てん室としての内室17に押込まれ、直径減少部
13とフアーストシール6とによつて形成される
充てん通路を介して環状室8に流入する。次いで
充てん圧に基づいてピストン棒シールユニツト5
のメインシール7はピストン棒3の表面から引離
されてガスは通路4b,4cを貫いて外側シリン
ダ1の内室に侵入する。
施例に適合する充てんヘツド16が振動減衰器の
上端部と係合されている。この充てんヘツド16
はピストン棒3を最も内側の位置に押込みかつ外
側シリンダ1の折曲げ部と密に係合している。充
てんシリンダ18によつて規定されるガス量は充
てんピストン19によつて充てんヘツド16の充
てん室としての内室17に押込まれ、直径減少部
13とフアーストシール6とによつて形成される
充てん通路を介して環状室8に流入する。次いで
充てん圧に基づいてピストン棒シールユニツト5
のメインシール7はピストン棒3の表面から引離
されてガスは通路4b,4cを貫いて外側シリン
ダ1の内室に侵入する。
ピストン棒シールユニツト5は、特にシヨツク
アブソーバ、ガスばね及びこれに類したものに使
用されるシール部材において周知のプラスチツク
又はゴム状材料から形成され得る。例えば第1図
からわかるようにフアーストシール6とメインシ
ール7とは一体に構成されている。
アブソーバ、ガスばね及びこれに類したものに使
用されるシール部材において周知のプラスチツク
又はゴム状材料から形成され得る。例えば第1図
からわかるようにフアーストシール6とメインシ
ール7とは一体に構成されている。
第1図、第2図、第3図及び第4図は本発明に
よる加圧流体装置のそれぞれ異なつた実施例を示
す縦断面図、第5図は第3図に示された加圧流体
装置と充てんヘツドとの係合状態を示す図であ
る。 1…容器としての外側シリンダ、2…内側シリ
ンダ、3…ピストン棒、4…ピストン棒ガイド、
4a…スライドスリーブ、4b,4c…通路、5
…ピストン棒シールユニツト、6…フアーストシ
ール、7…メインシール、8…中間室としての環
状室、9…外端部、10…縦孔、11…横孔、1
2…縦溝、13…直径減少部、14…面取り部、
16…充てんヘツド、17…充てん室としての内
室、18…充てんシリンダ、19…充てんピスト
ン。
よる加圧流体装置のそれぞれ異なつた実施例を示
す縦断面図、第5図は第3図に示された加圧流体
装置と充てんヘツドとの係合状態を示す図であ
る。 1…容器としての外側シリンダ、2…内側シリ
ンダ、3…ピストン棒、4…ピストン棒ガイド、
4a…スライドスリーブ、4b,4c…通路、5
…ピストン棒シールユニツト、6…フアーストシ
ール、7…メインシール、8…中間室としての環
状室、9…外端部、10…縦孔、11…横孔、1
2…縦溝、13…直径減少部、14…面取り部、
16…充てんヘツド、17…充てん室としての内
室、18…充てんシリンダ、19…充てんピスト
ン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 加圧流体によつて満たされる内室を制限して
いるシリンダと、ピストンに結合されたピストン
棒とを備えてハイドロニユーマチツク又はニユー
マチツク装置であつて、緩衝装置を備えたピスト
ンが軸方向可動にシリンダ内に配置されており、
シリンダのピストン棒走出側端部に、ピストン棒
ガイドと、ダストシールとして働くピストン棒シ
ールユニツトとが設けられていて、該ピストン棒
シールユニツトが、リツプシールして構成された
メインシールとフアーストシールとから成つてお
り、シリンダの内室に加圧流体を充てんするため
に、ピストン棒シールユニツトのフアーストシー
ルを迂回して該フアーストシールとメインシール
との間の室に開口する充てん通路が設けられてい
る形式のものにおいて、ピストン棒3が完全に走
入した場合にシリンダから突出しているピストン
棒の外端部に、充てん通路が設けられていること
を特徴とする、ハイドロニユーマチツク又はニユ
ーマチツク装置。 2 充てん通路が、ピストン棒の外端部に配置さ
れた縦孔10と、該縦孔に接続した横孔11とに
よつて形成されている、特許請求の範囲第1項記
載のハイドロニユーマチツク又はニユーマチツク
装置。 3 充てん通路が、ピストン棒3に設けられた少
なくとも1つの縦溝12によつて形成されてい
る、特許請求の範囲第1項記載のハイドロニユー
マチツク又はニユーマチツク装置。 4 充てん通路が、ピストン棒の外端部範囲に配
置された直径減少部13によつて形成されてい
る、特許請求の範囲第1項記載のハイドロニユー
マチツク又はニユーマチツク装置。 5 充てん通路が、ピストン棒の外端部範囲に配
置されていてピストン棒軸線に対して平行に延び
た少なくとも1つの面取り部14によつて形成さ
れている、特許請求の範囲第1項記載のハイドロ
ニユーマチツク又はニユーマチツク装置。
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