JPS5927243B2 - 鋼板圧延時における自動形状制御方法 - Google Patents

鋼板圧延時における自動形状制御方法

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Publication number
JPS5927243B2
JPS5927243B2 JP51069683A JP6968376A JPS5927243B2 JP S5927243 B2 JPS5927243 B2 JP S5927243B2 JP 51069683 A JP51069683 A JP 51069683A JP 6968376 A JP6968376 A JP 6968376A JP S5927243 B2 JPS5927243 B2 JP S5927243B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rolling
steel plate
roll gap
control method
constant
Prior art date
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Expired
Application number
JP51069683A
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English (en)
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JPS52152851A (en
Inventor
正誠 鎌田
達夫 倉石
直哉 伏見
明広 田中
直 谷本
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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  • Control Of Metal Rolling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、鋼板圧延を行なう場合、ロールギャップを調
整して、圧延荷重と、製品板厚との関係を、後述する(
3)式で示すように一定値に保つことにより(即ちクラ
ウンカ一定の圧下方式で圧延を行なうことにより)製品
形状を、耳波、中延びのない良好な状態にするための、
具体的制御方法に関する。
鋼板の圧延作業に当り、製品巾方向の両端が伸びすぎて
生ずる耳波や、中央部が伸びすぎて生ずる中延びのない
良好な形状の製品を得るため、ロールベンデング及び圧
下調整により、形状修正をしてきたが、圧下調整につい
ては、作業員の経験による手動修正のみで制御されて来
た。
従って適正な修正に到達するまでには、若干の試行錯誤
を要し、その間の製品は廃却せざるを得ないので損失も
大きく、これまで対策が求められてきた。
本発明は、叙上の要請に対して、圧延機に付属する測定
、計算、指令装置により自動的に制御する方法を提供す
るものである。
本発明の方法の前提となるものは、クラウン一定圧下方
式であって、これは圧下前と圧下後のクラウンの比率を
一定にするもので、数式をもって示すと、次の式で示さ
れる8 He・・・・・・圧下前板中央板厚 He・・・・・・圧下前板端部板厚 ■・・・・・・圧下前平均板厚−(Hc+He)/2h
e・・・・・・圧下後板中央板厚 he・・・・・・圧下後板端部板厚 h・・・・・・圧下後平均板厚−(hc+He)/2h
e −he = AP−C・・・・・・・・・・・・・
−・・・・・・(2)P・・・・・・圧延荷重 C・・・・・・ローフクラウン A・・・・・・圧延荷重によるロール曲げ常数(IX2
)式より 従って、各圧延パスに於て(3)式が成立するならば、
板厚りと圧延荷重Pは、第1図に示す関係となる。
即ち、各パス出口板厚と、圧延荷重とが第1図に表わさ
れる直線に沿っている場合は製品形状は良好となる事は
知られている。
パススケジュールを定める時は、第1図となるように計
画するが、圧延中に、材料、温度、成分、等のバラツキ
による種々の外乱により、図の直線上に乗らなくなる場
合が多い。
その様な時、自動的に(3)式を満足するような制御方
式を求むるに、クラウンカ一定直線を、(3)式を変形
してβ−C/A 圧延機の弾性変形の式 K・・・・・・ミル常数 δ・・・・・・0点オフセット量 (4X5)式より 圧下スケジュール計算時には(7)式が満足されるよう
に、ロールギャップ(Sr)、圧延後板厚(h)予測圧
延荷重(P)を定める。
これについてサフィックスを0とすると 今外乱により圧延荷重が△P変化すれば (8X9)式より となるようにロールギャップが変化すれば、(4X5)
式がなりたち形状の良い製品を得ることが出来る。
第2図は(10)式力城立するような具体的制御ブロッ
クを示すもので、スケジュール計算時に求めた1 Fo =Po (−)を計算機等から設定する。
K α 一方測定された圧延荷重入力(P)に対しては1 (−−−)を掛算し出力する。
又ロールギャップK α Srについては、制御開始時、即ち材料先端部が圧延ロ
ールにかみ込まれ圧延が開始された時点には0とし、制
御時には制御開始時からのロールギャップ偏差△Srが
1出力される。
よって加算機出力を常にOとするようにロールギャップ
Srを制御すれば (P−Po)ば△Pで、01式が常に成り立ち、00)
式が成立し、種々の外乱により、圧延状態が変化しても
、形状のよい製品が得られる。
第3図は本制御を実施した場合の圧延状態の変化を示す
圧下スケジュール計算時には、圧下前板厚[相]から、
圧下後板厚[有]へ、圧下する場合、形状良好な圧延を
するためには、クラウンカ一定の直線(A−B)上を、
■からhへ圧延する事になるがその場合の圧延荷重曲線
(所謂塑性カーブ)は近似的に直線C−Dで表わされる
これを弐〇の形で書くと02)式のような形で表わされ
る。
圧延機の弾性変化式(5)は、第3図では直線E−Fで
表わされる。
その時のロールギャップ値sr。はF点で表わされる。
形状のよい圧延を行なう場合には(4)、(5)、02
)式が成り立つ必要があり、第3図に於ては、A −B
、 C−D 、E−F’、の交点・点が実現されるよ
うにロールギャップ(Sr)及び圧延後の板厚■が定め
られる。
外乱により、材料が予測時よりも硬くなった場合には塑
性カーブはC−DからG−Dに移行する。
この場合全く制御を行なわない場合には圧延状態はム点
に移行する。
この場合この点が直線A−Bから外れるので、形状は悪
化し、耳波傾向となる。
第2図の制御回路を適用して、00)又は00式を満足
するようにロールギャップを△Srだけ移動させると、
直線E−Fは直線に−Lとなり、圧延状態はム点からΔ
点へ移行する。
この場合はΔ点は直線A−B上に乗っているので製品の
形状は良好となる。
外乱により、材料が予測時よりも軟かくなった場合には
、塑性カーブはC−DからH−Dに移行する。
この場合全く制御を行なわなかった場合には、圧延状態
は■へ移行する。
一点は直線A−Bから外れているので形状は悪化し、中
延び傾向となる。
第2図の制御回路を適用して、(10)又は(II)式
を満足するようにロールギャップを△Sr’だけ移動さ
せると直線E−Fは直線J−Iとなり、圧延状態は一点
から四点へ移行する。
この場合四点は直線A−B上に乗っているので製品の形
状は良好となる。
第2図の装置は外乱によって、圧延状態が、ム点■点な
どになった時、aυ式を満足させるSr値の変更値△S
rを求め、これを実施するよう指令する装置に関するも
ので、これにより、外乱にもかかわらず、常に圧延状態
がよく、形状良好な製品を産出する事が出来る。
本発明の方法は、熱間圧延、冷間圧延の区別な(適用し
得るものであり、又、レバース圧延のみでなくタンデム
圧延においても、タンデム圧延全体で1パス圧延を行な
うものと考えることによって適用が可能なものであり、
その適用範囲が広いことも手伝って、工業的に、すこぶ
る有意な発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、クラウンカ一定の圧延荷重と各パス出側板厚
の関係図、第2図は制御装置のブロック図、第3図は第
1図に圧延曲線、ミル曲線を記入した図を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 各圧下パス後の平均板厚(h)と、各パス時の圧延
    荷重(P)との関係をp=ah+βとするクラウン%ブ
    定圧下方法で鋼板を圧延するに際し、但し、 α−に/A β−C/A K;ミル常数 C;クラウン A;圧延荷重によるロール曲げ常数 PO1Sroを夫々制御目標圧延荷重、ロールギャップ
    とし、P、Srを夫々実際の圧延荷重、口と、ロールギ
    ャップ変動量へSr (=Sr−8ro)との相が0と
    なるように、ロールギャップSrを制御することを特徴
    とする鋼板圧延時における自動形状制御方法。
JP51069683A 1976-06-16 1976-06-16 鋼板圧延時における自動形状制御方法 Expired JPS5927243B2 (ja)

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JPS52152851A JPS52152851A (en) 1977-12-19
JPS5927243B2 true JPS5927243B2 (ja) 1984-07-04

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