JPS5927157B2 - スピ−カ用振動板シ−トの製造方法 - Google Patents
スピ−カ用振動板シ−トの製造方法Info
- Publication number
- JPS5927157B2 JPS5927157B2 JP8360980A JP8360980A JPS5927157B2 JP S5927157 B2 JPS5927157 B2 JP S5927157B2 JP 8360980 A JP8360980 A JP 8360980A JP 8360980 A JP8360980 A JP 8360980A JP S5927157 B2 JPS5927157 B2 JP S5927157B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- cone
- circular
- manufacturing
- mask
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R7/00—Diaphragms for electromechanical transducers; Cones
- H04R7/16—Mounting or tensioning of diaphragms or cones
- H04R7/18—Mounting or tensioning of diaphragms or cones at the periphery
- H04R7/20—Securing diaphragm or cone resiliently to support by flexible material, springs, cords, or strands
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、エツジ部用抄造シート上にコーン部用抄造シ
ー1〜を積層するスピーカ用振動板シートの製造方法に
関し、コーン部とエツジ部との境界精度を向」ニするこ
とができる製造方法を提供するものである。
ー1〜を積層するスピーカ用振動板シートの製造方法に
関し、コーン部とエツジ部との境界精度を向」ニするこ
とができる製造方法を提供するものである。
まず、従来のスピーカ用振動板シートの製造方法につい
て第1図〜第3図とともに説明する。
て第1図〜第3図とともに説明する。
第1図は抄造装置を示している。
1はエツジ部用素材2が収容された槽であり、この槽1
に円筒状の網からなる円網3が回転可能に支持されてい
る。
に円筒状の網からなる円網3が回転可能に支持されてい
る。
4はコーン部用素材5が収容された槽であり、この槽4
に円筒状の網からなる円網6が回転可能に支持されてい
る。
に円筒状の網からなる円網6が回転可能に支持されてい
る。
この円網6の外周面には第2図に示すように、円形の孔
7が形成された厚さ200μ程度のマスク8が設けられ
ている。
7が形成された厚さ200μ程度のマスク8が設けられ
ている。
第1図において9はロールにカイトされた綿布であり、
この綿布9は矢印方向に走行される。
この綿布9は矢印方向に走行される。
第1図において、回転する円網3の外周面にはエツジ部
用素材2が付着し、このエツジ部用素材2がさらに、綿
布9の下面に付着し、綿布9上にエツジ部用素材2から
なるシートが形成される。
用素材2が付着し、このエツジ部用素材2がさらに、綿
布9の下面に付着し、綿布9上にエツジ部用素材2から
なるシートが形成される。
同様に回転する円網6の外周面のマスク8の孔7部にコ
ーン部用素材5が付着し、この円形に抄造されたシート
が、前記エツジ部用のシート上に付着する。
ーン部用素材5が付着し、この円形に抄造されたシート
が、前記エツジ部用のシート上に付着する。
第3図は上記抄造機により抄造されたシートを示してい
る。
る。
第3図において10はエツジ部用素材2からなるシート
、11はコーン部用素材5からなる円形のシートであり
、この円形のシート11が上記長尺のシート10上に付
着されるものである。
、11はコーン部用素材5からなる円形のシートであり
、この円形のシート11が上記長尺のシート10上に付
着されるものである。
第1図において、12.13はそれぞれ抄造されたシー
NO,11の水分を吸引するためのクーチロール、14
は水吸引装置、15は絞りロールであり、前記シーNO
,11は脱水され、さらに乾燥機16で乾燥され、巻取
られるものである。
NO,11の水分を吸引するためのクーチロール、14
は水吸引装置、15は絞りロールであり、前記シーNO
,11は脱水され、さらに乾燥機16で乾燥され、巻取
られるものである。
このようにして製造されたシートが成形装置でコーン形
状に形成され、円形に切断されてスピーカ用振動板とな
るものである。
状に形成され、円形に切断されてスピーカ用振動板とな
るものである。
しかしながら、上記従来例においては、第4図に示すよ
うに、マスク8の孔7の孔縁部までコーン部用素材5が
付着するため、シート10上に付着される円形のシート
11の外周部が第5図に示すように不規則となり、コー
ン部の境界精度が悪く、スピーカのfoが大きく変化し
たり、中域での異常に大きいエツジ共振が生じ、中域で
歪が増加する欠点があった。
うに、マスク8の孔7の孔縁部までコーン部用素材5が
付着するため、シート10上に付着される円形のシート
11の外周部が第5図に示すように不規則となり、コー
ン部の境界精度が悪く、スピーカのfoが大きく変化し
たり、中域での異常に大きいエツジ共振が生じ、中域で
歪が増加する欠点があった。
本発明は上記従来の欠点を除去し、円形のシート11が
真円となる製造方法を提供するものである。
真円となる製造方法を提供するものである。
第6図は本発明の製造方法で用いる円網6′を示してい
る。
る。
この円網6′は円筒状のわくに金網を張った構成からな
り、そしてこの円網6′の外周には発泡したゴム等の弾
性体からなり、かつ孔7′を有するマスク8′が巻付け
られている。
り、そしてこの円網6′の外周には発泡したゴム等の弾
性体からなり、かつ孔7′を有するマスク8′が巻付け
られている。
このようにマスク8′が巻付けられた上記円網6′を用
いると、マスク8′の厚さが従来の円網6より厚いため
、コーン部用素材5が円網6′の孔7′内のみに付着し
、マスク8′の厚さがコーン部用素材5の抄造厚さより
1mm以上大きくなる。
いると、マスク8′の厚さが従来の円網6より厚いため
、コーン部用素材5が円網6′の孔7′内のみに付着し
、マスク8′の厚さがコーン部用素材5の抄造厚さより
1mm以上大きくなる。
上記円網6′が回転し、クーチロール13より圧力を受
けると、弾性体からなるマスク8′は圧縮され、マスク
8′の厚さが、孔7′内に抄造されたコーン部用素材5
の厚さとほぼ同一となり、円形に抄造されたコーン部用
素材5が綿布9上に付着されたシート10上に付着され
る。
けると、弾性体からなるマスク8′は圧縮され、マスク
8′の厚さが、孔7′内に抄造されたコーン部用素材5
の厚さとほぼ同一となり、円形に抄造されたコーン部用
素材5が綿布9上に付着されたシート10上に付着され
る。
このように、本発明によれば、コーン部となるコーン部
用素材5の抄造範囲がマスク8′の孔71内に限られる
ため、コーン部とエツジ部との境界精度が±1. mm
以内になるものである。
用素材5の抄造範囲がマスク8′の孔71内に限られる
ため、コーン部とエツジ部との境界精度が±1. mm
以内になるものである。
なお上記円網6′を用い、エツジ部用素材として高密度
ポリエチレン合成パルプ(80重量%)とアラミド繊維
2mrn長(20重量%)との混合素材を用い、コーン
部用素材として高密度ポリエチレン合成パルプ(85重
量%)と炭素繊維(15重量%)との混合素材を用い、
円網6′のマスク8′として厚さ3mmの発泡クロロプ
レンゴムを用いた場合のエツジ部とコーン部との境界精
度は±〇、 5 mraであった。
ポリエチレン合成パルプ(80重量%)とアラミド繊維
2mrn長(20重量%)との混合素材を用い、コーン
部用素材として高密度ポリエチレン合成パルプ(85重
量%)と炭素繊維(15重量%)との混合素材を用い、
円網6′のマスク8′として厚さ3mmの発泡クロロプ
レンゴムを用いた場合のエツジ部とコーン部との境界精
度は±〇、 5 mraであった。
また完成した振動板のエツジ部の面密度は45g/m、
コーン部の面密度は50g/m”であった。
コーン部の面密度は50g/m”であった。
第7図は本発明の実施例で用いたクーチロール12.1
3の断面を示している。
3の断面を示している。
円筒状のクーチロール12,13には多数の微孔11が
形成され、このクーチロール12.13の内部は吸引装
置に結合され、微孔17を介して水分が吸引されるもの
である。
形成され、このクーチロール12.13の内部は吸引装
置に結合され、微孔17を介して水分が吸引されるもの
である。
本発明は上記のような構成であり、本発明によれば、コ
ーン部とエツジ部との境界精度が向上するものであり、
本発明の製造方法により製造された振動板を用いたスピ
ーカによれば、foが大きく変化せず、また中域におけ
る歪が減少するものである。
ーン部とエツジ部との境界精度が向上するものであり、
本発明の製造方法により製造された振動板を用いたスピ
ーカによれば、foが大きく変化せず、また中域におけ
る歪が減少するものである。
第1図はスピーカ用シートを製造する抄造機の概略図、
第2図は従来の抄造機の円網の断面図、第3図はスピー
カ用振動板シートの上面図、第4図は従来の製造方法に
おける円網の抄造状態を示す図、第5図は従来の製造方
法により製造したシートの上面図、第6図は本発明の製
造方法に用いる円網の断面図、第7図はクーチロールの
断面図である。 2・・・・・・エツジ部用素材、3・・・・・・円網、
5・・・・・・コーン部用素材、6′・・・・・・円網
、7′・・・・・・孔、8′・・・・・・マスク、9・
・・・・・綿布、10・・・・・・エツジ部用シート、
11・・・・・・コーン部用シート、12.13・・・
・・・クーチロール。
第2図は従来の抄造機の円網の断面図、第3図はスピー
カ用振動板シートの上面図、第4図は従来の製造方法に
おける円網の抄造状態を示す図、第5図は従来の製造方
法により製造したシートの上面図、第6図は本発明の製
造方法に用いる円網の断面図、第7図はクーチロールの
断面図である。 2・・・・・・エツジ部用素材、3・・・・・・円網、
5・・・・・・コーン部用素材、6′・・・・・・円網
、7′・・・・・・孔、8′・・・・・・マスク、9・
・・・・・綿布、10・・・・・・エツジ部用シート、
11・・・・・・コーン部用シート、12.13・・・
・・・クーチロール。
Claims (1)
- 1 円筒状のわくに金網を張った第1の円網を用いてエ
ツジ部用シートを抄造し、孔が形成された弾性体からな
るマスクを外周面に巻付けた第2の円網を用いてコーン
部用シートを抄造し、上記マスクを圧縮させて上記コー
ン部用シートを上記エツジ部用シート上に付着させるこ
とを特徴とするスピーカ用振動板シートの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8360980A JPS5927157B2 (ja) | 1980-06-19 | 1980-06-19 | スピ−カ用振動板シ−トの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8360980A JPS5927157B2 (ja) | 1980-06-19 | 1980-06-19 | スピ−カ用振動板シ−トの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS579195A JPS579195A (en) | 1982-01-18 |
JPS5927157B2 true JPS5927157B2 (ja) | 1984-07-03 |
Family
ID=13807221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8360980A Expired JPS5927157B2 (ja) | 1980-06-19 | 1980-06-19 | スピ−カ用振動板シ−トの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5927157B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58147299A (ja) * | 1982-02-26 | 1983-09-02 | Pioneer Electronic Corp | スピ−カ用振動板の製造方法 |
DE4343324A1 (de) * | 1993-12-18 | 1995-06-22 | Nokia Deutschland Gmbh | Aufhängung für Konuslautsprecher |
-
1980
- 1980-06-19 JP JP8360980A patent/JPS5927157B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS579195A (en) | 1982-01-18 |
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