JPS592707Y2 - ホツパ−構造 - Google Patents
ホツパ−構造Info
- Publication number
- JPS592707Y2 JPS592707Y2 JP1215780U JP1215780U JPS592707Y2 JP S592707 Y2 JPS592707 Y2 JP S592707Y2 JP 1215780 U JP1215780 U JP 1215780U JP 1215780 U JP1215780 U JP 1215780U JP S592707 Y2 JPS592707 Y2 JP S592707Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hopper
- chevron
- coal
- side wall
- hopper side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えば粉粒炭や穀物など各種粉粒体の貯蔵、
払い出しを行なうホッパー構造に関するものである。
払い出しを行なうホッパー構造に関するものである。
ホッパー口の下方に例えばベルトコンベヤを配設して、
払い出しな粉粒体を次工程に搬送する形式において、ホ
ッパー内の多量の粉粒体が貯蔵されている場合、ベルト
コンベヤに常に大きな荷重が作用して、馬力が大きくな
る、完全な払い出しができない、詰って送れない、など
ベルトコンベヤ駆動に問題が生してくる。
払い出しな粉粒体を次工程に搬送する形式において、ホ
ッパー内の多量の粉粒体が貯蔵されている場合、ベルト
コンベヤに常に大きな荷重が作用して、馬力が大きくな
る、完全な払い出しができない、詰って送れない、など
ベルトコンベヤ駆動に問題が生してくる。
そこで本考案は、粉粒体の貯蔵量に関係なく常に良好な
払い出しが行なえるホッパー構造を提案するもので、以
下ホッパーが石炭船における貯炭庫を形成し、且つ取扱
う粉粒体が燃料石炭である一実施例を第1図〜第4図に
基づいて説明する。
払い出しが行なえるホッパー構造を提案するもので、以
下ホッパーが石炭船における貯炭庫を形成し、且つ取扱
う粉粒体が燃料石炭である一実施例を第1図〜第4図に
基づいて説明する。
1は船舶で、船舶横置隔壁2によって区画された船舶を
船首尾方向に複数、すなわち実施例では最船尾船舶3A
とこれに隣接する船舶3Bを有し、さらに機関室4を有
している。
船首尾方向に複数、すなわち実施例では最船尾船舶3A
とこれに隣接する船舶3Bを有し、さらに機関室4を有
している。
5A、5Bはバッチ6A、6Bはバッチコーミング、7
A、7Bはバッチカバーを示す。
A、7Bはバッチカバーを示す。
8は最船尾船舶3Aと機関室4との間に配設される貯炭
庫で、本考案のホッパー9により区画形成される。
庫で、本考案のホッパー9により区画形成される。
すなわちホッパー9は、前後で相対向する一対のホッパ
ー側壁10A、10Bの一方10Aを最船尾船舶3Aと
の間に設けられる船舶横置隔壁で兼用し、他方10Bを
機関室4との間に設けられる船舶横置隔壁で兼用してい
る。
ー側壁10A、10Bの一方10Aを最船尾船舶3Aと
の間に設けられる船舶横置隔壁で兼用し、他方10Bを
機関室4との間に設けられる船舶横置隔壁で兼用してい
る。
さらに左右で相対向する一対のホッパー側壁11 A、
11 Bは左右の船舶縦置隔壁で兼用している。
11 Bは左右の船舶縦置隔壁で兼用している。
前記両ホッパー側壁10 A、10 Bはその下部で絞
られ、そして下端に船中方向にほは゛全長の払い出し口
12が形成される。
られ、そして下端に船中方向にほは゛全長の払い出し口
12が形成される。
前記両ホッパー側壁10A、IOB間に山形部材13が
弾性緩衝式荷重支持装置14を介して取付けられる。
弾性緩衝式荷重支持装置14を介して取付けられる。
すなわち弾性緩衝式荷重接待装置14は、山形部材13
の遊端を固着した押え部材15と、この押え部材15と
ホッパー側壁10 A、10 Bとの間に配設された弾
性体(ゴムなど)16と、これら押え部材15と弾性体
16とを弾性変形可能にしてホッパー側壁10A、IO
Bに取付けるボルトナツトなどからなる取付は具17と
、前記押え部材15を下方から受止める状態でホッパー
側壁10A、IOBに固着された荷重支持部材18とか
ら構成される。
の遊端を固着した押え部材15と、この押え部材15と
ホッパー側壁10 A、10 Bとの間に配設された弾
性体(ゴムなど)16と、これら押え部材15と弾性体
16とを弾性変形可能にしてホッパー側壁10A、IO
Bに取付けるボルトナツトなどからなる取付は具17と
、前記押え部材15を下方から受止める状態でホッパー
側壁10A、IOBに固着された荷重支持部材18とか
ら構成される。
また山形部材13を構成する両フレームの裏面には加振
装置19が取付けられる。
装置19が取付けられる。
このような山形部材13は船中方向において、適当間隔
置きに複数配置される。
置きに複数配置される。
前記ホッパー9の天板20には、カバー21を有する投
入口22が設けられる。
入口22が設けられる。
前記払い出し口12は機関室4内に位置し、これに対向
する状態でベルI・コンベヤ23が配設される。
する状態でベルI・コンベヤ23が配設される。
さらに機関室4内には、ベルトコンベヤ23で送られて
きた石炭をシュート24を介して受入れる左右一対のパ
ケットコンベヤ25と、このパケットコンベヤ25の吐
出口26に対向する小出し槽27と、この小出し槽27
からボイラー28に石炭を搬送するコンベヤ29と、タ
ービン30とが設けられる。
きた石炭をシュート24を介して受入れる左右一対のパ
ケットコンベヤ25と、このパケットコンベヤ25の吐
出口26に対向する小出し槽27と、この小出し槽27
からボイラー28に石炭を搬送するコンベヤ29と、タ
ービン30とが設けられる。
前記ホッパー9、すなわち貯炭庫8への石炭の積込みは
投入口22から行なわれる。
投入口22から行なわれる。
貯炭庫8内の石炭は山形部材13で受止められ、この山
形部材13から上方の石炭はブリッジ現象を起こす。
形部材13から上方の石炭はブリッジ現象を起こす。
このとき山形部材13にかかる荷重は、押え部材15と
荷重支持部材18とを介してホッパー側壁10A。
荷重支持部材18とを介してホッパー側壁10A。
10B側で受止められる。
貯炭庫8内の石炭は、払い出し口12からベルトコンベ
ヤ23上に払い出され、次いでシュート24を介してパ
ケットコンベヤ25に渡され、そしてこのパケットコン
ベヤ25により主逆されたのち吐出口26から小出し槽
27に渡される。
ヤ23上に払い出され、次いでシュート24を介してパ
ケットコンベヤ25に渡され、そしてこのパケットコン
ベヤ25により主逆されたのち吐出口26から小出し槽
27に渡される。
この小出し槽27から小出しされる石炭はコンベヤ29
を介してボイラー28へと搬送される。
を介してボイラー28へと搬送される。
なおボイラー28に搬入するまでに、粒径の大きな石炭
はクラッシャーにより粉砕される。
はクラッシャーにより粉砕される。
前述したように払い出し口12を通して石炭を払い出す
に際して、この払い出し口12の上方において石炭が山
形部材13によりブリッジ状に支持されていることから
、ベルトコンベヤ23による搬送は小馬力でありながら
完全に行なえ、また払い出し口12などに詰るようなこ
ともない。
に際して、この払い出し口12の上方において石炭が山
形部材13によりブリッジ状に支持されていることから
、ベルトコンベヤ23による搬送は小馬力でありながら
完全に行なえ、また払い出し口12などに詰るようなこ
ともない。
また山形部材13により支持された石炭は、加振装置1
0を駆動して該山形部材13に振動を与えることにより
崩れ、払い出し口12側に流れることになる。
0を駆動して該山形部材13に振動を与えることにより
崩れ、払い出し口12側に流れることになる。
したがって払い出し状況に応じて加振装置19を駆動す
ることにより、前述した円滑な払い出しを連続して行な
える。
ることにより、前述した円滑な払い出しを連続して行な
える。
振動時において山形部材13は、押え部材15が荷重支
持部材18に案内されることと、弾性体16が取付は具
17に案内されることとにより、脱落することなく振動
が行なわれ、またホッパー側壁10A、IOBは弾性体
16で保護される。
持部材18に案内されることと、弾性体16が取付は具
17に案内されることとにより、脱落することなく振動
が行なわれ、またホッパー側壁10A、IOBは弾性体
16で保護される。
第5図は払い出し口を船中方向に複数設けた別の実施例
を示す。
を示す。
すなわち左右のホッパー側壁11A、11 B間に複数
(実施例では3)のセンターホッパ一部材31 A、3
1 B、31 Cを設けて複数の払い出し口12 A、
12 B、12 C,12Dを形成している。
(実施例では3)のセンターホッパ一部材31 A、3
1 B、31 Cを設けて複数の払い出し口12 A、
12 B、12 C,12Dを形成している。
第6図は、山形部材13の頂部をヒンジ構造32とし、
左右板体の裏面間にゼンマイ式スプリング33を取付け
た別の実施例を示す。
左右板体の裏面間にゼンマイ式スプリング33を取付け
た別の実施例を示す。
上記各実施例では、船舶1における貯炭庫8を形成する
ためのホッパー9であることから全体が非対称形状にな
っている。
ためのホッパー9であることから全体が非対称形状にな
っている。
しかし他の場所に設けられるホッパー9のときには、例
えば第7図に示す対称的な形状にし得るものである。
えば第7図に示す対称的な形状にし得るものである。
また各実施例において、払い出し口12,12 A、1
2 B、12 C,12Dの部分にスライド式や両開き
揺動式のゲート(シャッター)を設けてもよく、これら
ゲートの作動は小さな荷重しかかからないことから容易
に行なえる。
2 B、12 C,12Dの部分にスライド式や両開き
揺動式のゲート(シャッター)を設けてもよく、これら
ゲートの作動は小さな荷重しかかからないことから容易
に行なえる。
以上述べたように本考案によると、ホッパー内の粉粒体
は相対向するホッパー側壁間に所定幅を有する複数の山
形部材で受止められてブリッジ現象を起こすことになり
、したか゛つて払い出し口の下方に設けられるベルトコ
ンベヤなどに大きな荷重が作用することを防止でき、こ
のベルトコンベヤなどによる搬送は小馬力でありながら
詰ることもなく完全に行なうことができる。
は相対向するホッパー側壁間に所定幅を有する複数の山
形部材で受止められてブリッジ現象を起こすことになり
、したか゛つて払い出し口の下方に設けられるベルトコ
ンベヤなどに大きな荷重が作用することを防止でき、こ
のベルトコンベヤなどによる搬送は小馬力でありながら
詰ることもなく完全に行なうことができる。
また山形部材で支持された粉粒体は、加振装置により該
山形部材に振動を与えることにより崩れ、払い出し口側
に流れることになり、したがって払い出し状況に応じて
加振装置を駆動することにより、前述した円滑な払い出
しを連続して行なうことができる。
山形部材に振動を与えることにより崩れ、払い出し口側
に流れることになり、したがって払い出し状況に応じて
加振装置を駆動することにより、前述した円滑な払い出
しを連続して行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は船舶の組込んだ状態での本考案の一実
施例を示し、第1図は縦断正面図、第2図は平面図、第
3図は縦断側面図、第4図は要部の縦断正面図、第5図
〜第7図は夫々別の実施例を示し、第5図は縦断側面図
、第6図は要部の縦断正面図、第7図は概略正面図であ
る。 4・・・・・・機関室、8・・・・・・貯炭庫、9・・
・・・・ホッパー、10A、IOB・・・・・・ホッパ
ー側壁、11 A、11 B・・・・・・ホッパー側壁
、12,12 A、12 B 、12 C,12D・・
・・・・払い出し口、13・・・・・・山形部材、14
・・・・・・弾性緩衝式荷重支持装置、15・・・・・
・押え部材、16・・・・・・弾性体、17・・・・・
・取付具、18・・°・・“荷重支持部材、19・・・
・・・加振装置、22・・・・・・投入口、23・・・
・・・ベルトコンベヤ、31 A、31 B、31 C
・・・・・・センターホッパ一部材、32・・・・・・
ヒンジ構造、33・・・・・・ゼンマイ式スプリング。
施例を示し、第1図は縦断正面図、第2図は平面図、第
3図は縦断側面図、第4図は要部の縦断正面図、第5図
〜第7図は夫々別の実施例を示し、第5図は縦断側面図
、第6図は要部の縦断正面図、第7図は概略正面図であ
る。 4・・・・・・機関室、8・・・・・・貯炭庫、9・・
・・・・ホッパー、10A、IOB・・・・・・ホッパ
ー側壁、11 A、11 B・・・・・・ホッパー側壁
、12,12 A、12 B 、12 C,12D・・
・・・・払い出し口、13・・・・・・山形部材、14
・・・・・・弾性緩衝式荷重支持装置、15・・・・・
・押え部材、16・・・・・・弾性体、17・・・・・
・取付具、18・・°・・“荷重支持部材、19・・・
・・・加振装置、22・・・・・・投入口、23・・・
・・・ベルトコンベヤ、31 A、31 B、31 C
・・・・・・センターホッパ一部材、32・・・・・・
ヒンジ構造、33・・・・・・ゼンマイ式スプリング。
Claims (1)
- 相対向するホッパー側壁間に所定幅を有する複数の山形
部材をそれぞれ、該山形部材の遊端に固着した押え部材
と、ホッパー側壁に固定されて、前記押え部材を弾性体
を介してホッパー側壁に支持する荷重支持部材とからな
る弾性緩衝式荷重支持装置を介して取付け、前記山形部
材を構成する両フレームの裏面にそれぞれ加振装置を取
付けたことを特徴とするホッパー構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1215780U JPS592707Y2 (ja) | 1980-02-01 | 1980-02-01 | ホツパ−構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1215780U JPS592707Y2 (ja) | 1980-02-01 | 1980-02-01 | ホツパ−構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56113686U JPS56113686U (ja) | 1981-09-01 |
JPS592707Y2 true JPS592707Y2 (ja) | 1984-01-25 |
Family
ID=29608742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1215780U Expired JPS592707Y2 (ja) | 1980-02-01 | 1980-02-01 | ホツパ−構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS592707Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-02-01 JP JP1215780U patent/JPS592707Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56113686U (ja) | 1981-09-01 |
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