JPH0120342Y2 - - Google Patents

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JPH0120342Y2
JPH0120342Y2 JP1984091480U JP9148084U JPH0120342Y2 JP H0120342 Y2 JPH0120342 Y2 JP H0120342Y2 JP 1984091480 U JP1984091480 U JP 1984091480U JP 9148084 U JP9148084 U JP 9148084U JP H0120342 Y2 JPH0120342 Y2 JP H0120342Y2
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JP
Japan
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chute
belt conveyor
hopper
grain
receiving hopper
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JP1984091480U
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JPS618639U (ja
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  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、荷受ホツパにある貯留物を一方向に
延び、運転されているベルトコンベヤ上にこぼれ
ないように落下させ、搬送する荷受ホツパの排出
装置に関する。
(従来の技術) 通常、荷受ホツパは、例えば、穀物を一定量、
貯蔵庫から取り出し出荷したり、また、単に穀物
の搬送を中継する等の目的に使用するが、その荷
受ホツパから、穀物を落下させ搬送するとき、穀
類の混入防止や保守の簡便さから従来、ベルトコ
ンベヤが使用されてきた。例えば、籾、大麦、小
麦等、特性の異つた穀物を前述のように荷受ホツ
パから排出しベルトコンベヤにより搬送すると
き、穀類によつて、その粒間の摩擦係数や、その
粒が有する安息角が異なり、扱う同一穀物の水分
差(約13%〜40%)によつても、摩擦係数および
安息角は大きく違つてくるため、ホツパから排出
された穀物のベルトコンベヤ上での積載状態が異
なり、ベルトコンベヤからこぼれないよう規定量
を保持し搬送することは難しい。上記の条件を満
たすために第4図に示すような従来の装置がある
が、この装置が有する4個の流量調節管17の下
部開口端とベルトコンベヤ8の搬送面の間隔は搬
出方向へ行くに従い、数ミリメートルずつ大きく
している。また、エアーシリンダ4を作動さし
て、各シヤツター板2を開とし、荷受ホツパ1か
らの穀物を落下させ、さらに、調節ボルト・ナツ
ト7で流量調節板16の開口面積を調節し、穀物
の落下量を均等にして、ベルトコンベヤ8上に落
下させ搬送している。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来のものは、例えば、穀物をホツパを通
し、排出管からベルトコンベヤ上に落下させると
き、水分差を考慮して穀物の種類ごとに各流量調
節管の下部開口端とベルトコンベヤの搬送面の間
隔を各流量調節管ごとに調節する必要があり、さ
らに、各流量調節管からの落下量を均等にするた
め、流量調節板の開口面積を調節する必要があ
る。この従来装置では調節する個所が16点に及ぶ
ため調節作業が繁雑でベルトコンベヤ上で規定量
の搬送物をこぼれないように搬送するという、要
請に対し十分に応えることができなかつた。
本考案は以上のような問題を解消するもので、
その目的は搬送ベルトコンベヤ上に搬送物の積載
状態が一定で、しかも、こぼれないように落下さ
せることができる、荷受ホツパの排出装置を提供
することにある。
(問題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案はホツパ内
の貯留物をホツパ下部に設けた複数の排出管から
一方向に延びるベルトコンベヤ上に夫々落下させ
搬送する装置において、前記複数の排出管の下方
に夫々の排出管の外周を囲むシユートを、該シユ
ートの下部開口端とベルトコンベヤの搬送面との
間隔が搬出方向に向い大きくなるように前記シユ
ートの搬送方向に対する前後端を傾斜調節自在に
ホツパ下部に吊着したことを特徴とする。また、
前記シユートの開口の一側壁を搬送方向に傾斜し
てなる構造とした。
(作用) このような構成とすることにより、本考案では
例えば、穀物の種類とその穀物の特性に従い、予
め、シユートの下部開口端とベルトコンベヤの搬
送面との間隔を調節してシユートをホツパ下部に
吊着し、シヤツター板を開き、荷受ホツパにある
穀物を、搬送方向に運転されているベルトコンベ
ヤ上に落下させるとシユートはベルトコンベヤに
対し傾斜しているのでこぼれることなく搬送する
ことができる。ことができる。また、他の種類の
穀物を搬送するときには吊着したシユートを一旦
緩め、再度搬送面との間隔を調節して排出する。
また、シユートの一側壁が傾斜していることによ
り、より間隔の高さが決定され落下してくる穀物
がコンベヤ上の穀物の上に崩れないように堆積さ
れる。
(実施例) 以下、本考案をその実施例を示す図面に基いて
詳述する。第1図から第3図において、本装置は
荷受ホツパ1と連結調節シユート6とベルトコン
ベヤ8とから概略構成されている。荷受ホツパ1
は典型的な形状で全体が略楔状の容器で、その下
部において長手方向に複数個の排出管5が設けら
れ、荷受ホツパ1の内部は、例えば、穀物3が留
まることのないよう排出管5,5…間には尖塔状
部材14を設けてある。
また、各排出管5と荷受ホツパ1の境目にはシ
ヤツター板2を摺動自在に取付け、各シヤツター
板2はエアーシリンダ4のピストンに係合し、エ
アーシリンダ4の作動により各排出口を開閉する
ように設けてある。この荷受ホツパ1の下部、前
後両端にある排出管5の端部には調節ボルト・ナ
ツト7用の孔を有する取付板9が固着されてい
る。
そして各排出管5の下部に連結調節シユート6
が配置されている。この連結調節シユート6は、
ベルトコンベヤ8の搬出方向に対して傾斜を有す
る傾斜板11と仕切板12と内側に向けて傾斜を
有する外壁板13とから形成され、各排出管5に
対応する開口6aを有している。長手方向の前後
両端には調節ボルト・ナツト7用の孔を有する取
付板10が固着され、取付板10と前記排出管5
の取付板9とを調節ボルト・ナツト7で連結する
ことにより、荷受ホツパ1に対しシユート6を上
下移動調節可能に吊着することができる。このた
め連結調節シユート6の内面と排出管5の外周面
との間隔は十分とつてある。調節ボルト・ナツト
7の締結長さを変えることによつてシユート6を
ベルトコンベヤ8に対して傾斜させることができ
る。
ベルトコンベヤ8は、通常の搬送用に利用され
ている駆動部と従動部を有する、ばら物搬送用ベ
ルトコンベヤである。
実施例では、搬送物として穀物を例に取り上げ
たが、穀物に類似した物体を荷受ホツパから排出
し搬送に利用できる構成である。
次に作用について説明する。
まず、例えば穀物3の種類、条件等により、予
め連結調節シユート6を第1図に示すような傾斜
に調節ボルト・ナツト7を回して、連結調節シユ
ート6の開口6aとベルトコンベヤ8の搬送面1
5の間隔を上下調節しておく。穀物の搬送では、
例えば搬送用ベルトコンベヤのベルト幅350ミリ
メートル、ベルト速度1.0〜1.2メートル/秒の条
件で、搬送能力20トン/時前後を得るためには、
通常、H1=75ミリメートル、H2=70ミリメート
ルで前後の差5ミリメートル程度が望ましい。連
結調節シユート6をベルトコンベヤ8に近接さ
せ、かつ傾斜させてあるので、各排出管5から落
下した穀物は高低差のためうまく重なり合いなが
らベルトコンベヤの搬送面15に乗り、穀物3は
こぼれないで搬送される。ここで近接とはシユー
トの開口の縁がベルトコンベヤ8の縁部より高く
位置していない程度がよい。従つて穀物3の特性
によつて、上記のH1およびH2が示す値の間隔を
増減し調節する。そして、エアーシリンダ4を作
動させ、シヤツター板2を開き、穀物3をベルト
コンベヤ8の上に落下させ搬送する。
(考案の効果) 本考案は以上述べたことから明らかなように、
搬送物の種類、条件が異なつてもシユートとベル
トコンベヤの搬送面との高さ、および傾斜は、ホ
ツパに吊着するシユートの前後端を高さをずらし
て取付けるだけで中間にある排出管の調節は不要
となり、作業時間の短縮が計られるという効果が
ある。また、傾斜板等のガイド板が取付けられて
いるので、各種の穀物が無理なくコンベヤに乗せ
られてこぼさずに搬送できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本装置の側面図、第2図は連結調節シ
ユートの斜視図、第3図は第1図に−で示す
縦断面図、第4図は従来装置の側面図。 1……荷受ホツパ、5……排出管、6……連結
調節シユート、8……ベルトコンベヤ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ホツパ内の貯留物をホツパ下部に設けた複数
    の排出管から一方向に延びるベルトコンベヤ上
    に夫々落下させ搬送する装置において、前記複
    数の排出管の下方に夫々の排出管の外周を囲む
    シユートを、該シユートの下部開口端とベルト
    コンベヤの搬送面との間隔が搬出方向に向い大
    きくなるように前記シユートの搬送方向に対す
    る前後端を傾斜調節自在にホツパ下部に吊着し
    たことを特徴とする荷受ホツパの排出装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲(1)に記載の装置にお
    いて、前記シユートの開口の一側壁を搬送方向
    に傾斜してなることを特徴とする排出装置。
JP9148084U 1984-06-19 1984-06-19 荷受ホツパの排出装置 Granted JPS618639U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9148084U JPS618639U (ja) 1984-06-19 1984-06-19 荷受ホツパの排出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9148084U JPS618639U (ja) 1984-06-19 1984-06-19 荷受ホツパの排出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS618639U JPS618639U (ja) 1986-01-18
JPH0120342Y2 true JPH0120342Y2 (ja) 1989-06-16

Family

ID=30647406

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9148084U Granted JPS618639U (ja) 1984-06-19 1984-06-19 荷受ホツパの排出装置

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JP (1) JPS618639U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS479224U (ja) * 1971-02-18 1972-10-04
JPS5315773U (ja) * 1976-07-21 1978-02-09

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS479224U (ja) * 1971-02-18 1972-10-04
JPS5315773U (ja) * 1976-07-21 1978-02-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPS618639U (ja) 1986-01-18

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