JPS5926932Y2 - 魔法瓶等の液体容器における残量表示装置 - Google Patents
魔法瓶等の液体容器における残量表示装置Info
- Publication number
- JPS5926932Y2 JPS5926932Y2 JP10198179U JP10198179U JPS5926932Y2 JP S5926932 Y2 JPS5926932 Y2 JP S5926932Y2 JP 10198179 U JP10198179 U JP 10198179U JP 10198179 U JP10198179 U JP 10198179U JP S5926932 Y2 JPS5926932 Y2 JP S5926932Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display device
- pressure
- remaining amount
- main body
- bellows
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案法魔法瓶等のように直接内容液の残量を外部から
視認することが困難な液体容器における残量表示装置に
関するものである。
視認することが困難な液体容器における残量表示装置に
関するものである。
本考案の目的に、小型、コンパクトに構成した表示装置
を本体ケース底部に組込むことによって、本体全重量の
変化を検知して、保温効果等を損うことなく、内容液の
残量表示を解実に行欧い得るようにすることにある。
を本体ケース底部に組込むことによって、本体全重量の
変化を検知して、保温効果等を損うことなく、内容液の
残量表示を解実に行欧い得るようにすることにある。
以下、添付の図面を参照して本考案の実施例にかかる魔
法瓶等の液体容器における残量表示装置を説明する。
法瓶等の液体容器における残量表示装置を説明する。
本実施例に釦いては、残量表示装置を魔法瓶に適用した
ものについて説明するが、魔法瓶以外の保温液体容器に
ついても同様に適用できることは勿論である。
ものについて説明するが、魔法瓶以外の保温液体容器に
ついても同様に適用できることは勿論である。
図において、符号1は本体ケース、2は中容器となる中
瓶を示しており、該本体ケース1は、筒状の外装ケース
3と該外装ケース3下端にネジリング4を介して螺着さ
れる底蓋5とによって構成されている。
瓶を示しており、該本体ケース1は、筒状の外装ケース
3と該外装ケース3下端にネジリング4を介して螺着さ
れる底蓋5とによって構成されている。
該底蓋5中央部にはネジ筒6が立設されており該ネジ筒
6には中瓶2の底部を支持する瓶受部材7が螺着されて
いる。
6には中瓶2の底部を支持する瓶受部材7が螺着されて
いる。
前記底蓋5下面には、環状の作動板8が底蓋5に対して
上下動可能に保持される。
上下動可能に保持される。
該作動板8は、その内外径中間位置に適数個立設された
押上杆9゜9・・・・・・を底蓋5の底部5aに形成せ
る孔10.10・・・・・・に係合せしめることによっ
て脱落を防止されている。
押上杆9゜9・・・・・・を底蓋5の底部5aに形成せ
る孔10.10・・・・・・に係合せしめることによっ
て脱落を防止されている。
これらの抑圧秤9は後述する感圧装置としてのベローズ
13を作動板8の上動時に押圧する作用をなす。
13を作動板8の上動時に押圧する作用をなす。
符号11および12は作動板9の外周および内周に一体
に立設されたガイド壁で、該ガイド°壁11および12
は、作動板8の上下動に際して、底蓋5の脚部5bおよ
びネジ筒6下端部の内周面に沿って案内される。
に立設されたガイド壁で、該ガイド°壁11および12
は、作動板8の上下動に際して、底蓋5の脚部5bおよ
びネジ筒6下端部の内周面に沿って案内される。
一方底蓋5上面には、感圧装置としての環状のベローズ
13が底蓋周壁5cとネジ筒6との間の環状空所に配設
される。
13が底蓋周壁5cとネジ筒6との間の環状空所に配設
される。
該ベローズ13は、その下面を底蓋底部5aに当接し且
つ前記押上杆9,9・・・・・・と係合される一方、そ
の上面をネジ筒6上端に固着せる環状の保持板15に当
接することによって固定されており、その内部は圧力室
14とされている。
つ前記押上杆9,9・・・・・・と係合される一方、そ
の上面をネジ筒6上端に固着せる環状の保持板15に当
接することによって固定されており、その内部は圧力室
14とされている。
符号16はベローズ復帰用のスプリングである。
しかして、ベローズ13は作動板8の上下動に伴って押
圧杆9,9・・・・・・を介して圧縮、伸長され、圧力
室14の圧力が変動するようになっている。
圧杆9,9・・・・・・を介して圧縮、伸長され、圧力
室14の圧力が変動するようになっている。
ベローズ13の上面には、圧力室14と連通ずる連結管
17が上向きに連結されている。
17が上向きに連結されている。
該連結管17上端には、表示装置としての小型ベローズ
18が取付けられている。
18が取付けられている。
この小型ベローズ18は、前記ベローズ13の圧力室1
4の圧力変動に対応して伸縮変位する。
4の圧力変動に対応して伸縮変位する。
小型ベローズ18と対応する位置の外装ケース3には覗
き窓19が形成されて釦り、該覗き窓19から、小型ベ
ローズ13の伸縮変位を視認し得るようにされている。
き窓19が形成されて釦り、該覗き窓19から、小型ベ
ローズ13の伸縮変位を視認し得るようにされている。
即ち、上記構成において、感圧装置13および表示装置
18は、本体ケース1を構成する外装ケース3および底
蓋5と、本体ケース1内の中瓶2との間に形成される空
間20内に配置されることとなり、感圧装置13および
表示装置18を外力から稈護できるとともに、余剰空間
の有効/1″開もできるのである。
18は、本体ケース1を構成する外装ケース3および底
蓋5と、本体ケース1内の中瓶2との間に形成される空
間20内に配置されることとなり、感圧装置13および
表示装置18を外力から稈護できるとともに、余剰空間
の有効/1″開もできるのである。
なお、感圧装置13および表示装置18は上記実施伊に
限定されるものではない。
限定されるものではない。
即ち、感圧装置13は、作動板8の上下動に伴って圧力
変動する圧力室14を有するものも、例えば、ダイヤフ
ラムあるいはシリンダとピストンとによって構成しても
よく、表示装置18は、圧力室14の圧力変動に対応し
て変位するもの、例えば、液柱あるいは小型ベローズに
回転板等の表示手段を組合せたもの等で構成してもよい
。
変動する圧力室14を有するものも、例えば、ダイヤフ
ラムあるいはシリンダとピストンとによって構成しても
よく、表示装置18は、圧力室14の圧力変動に対応し
て変位するもの、例えば、液柱あるいは小型ベローズに
回転板等の表示手段を組合せたもの等で構成してもよい
。
次いで、図示の残量表示装置の作用を説明する。
中瓶2が空の状態にある時は、実線図示の如くベローズ
13の下面はスプリング16の付勢力によって底蓋底部
5aに当接されており、作動板8は下限に位置せしめら
れている。
13の下面はスプリング16の付勢力によって底蓋底部
5aに当接されており、作動板8は下限に位置せしめら
れている。
中瓶2内に液体Wを注入すると、その重みによって、作
動板8が底蓋5に対して上動し、ベローズ13は押上杆
9,9・・・・・・に押圧されて、スプリング16の付
勢力に抗して点線図示の如く圧縮される。
動板8が底蓋5に対して上動し、ベローズ13は押上杆
9,9・・・・・・に押圧されて、スプリング16の付
勢力に抗して点線図示の如く圧縮される。
すると、ベローズ13内の圧力室14は高圧となり、該
高圧によってベローズ13と連結管17を介して連結さ
れた小型ベローズ18が点線図示の如く伸長する。
高圧によってベローズ13と連結管17を介して連結さ
れた小型ベローズ18が点線図示の如く伸長する。
従って、小型ベローズ180M’を量りは、中瓶2内の
液体Wの重量と対応することとなり、該伸長量りを覗き
窓19をとむして視認することによって中瓶2内の液量
を知ることができる。
液体Wの重量と対応することとなり、該伸長量りを覗き
窓19をとむして視認することによって中瓶2内の液量
を知ることができる。
中瓶2内の液体Wが減る場合には、作動板8は底蓋5に
対してスプリング16の付勢力によって下動し、ベロー
ズ13は伸長する。
対してスプリング16の付勢力によって下動し、ベロー
ズ13は伸長する。
すると、ベローズ13内の圧力室14が減圧されること
となり、前記と逆に小型ベローズ18は収縮する。
となり、前記と逆に小型ベローズ18は収縮する。
従って小型ベローズ18の高さによって中瓶2内の残量
を知ることができる。
を知ることができる。
なお、この場合、ベローズ13の平均底面積に比して小
型ベローズ18の平均底面積が著しく小さいので、ベロ
ーズ13のわずかの伸縮に対して小型ベローズ18は大
きく伸縮変位する。
型ベローズ18の平均底面積が著しく小さいので、ベロ
ーズ13のわずかの伸縮に対して小型ベローズ18は大
きく伸縮変位する。
従って、作動板8の上下動ストロークを大きくしなくと
も、小型ベローズ18による変位を拡大表示することが
できる。
も、小型ベローズ18による変位を拡大表示することが
できる。
続いて本考案の魔法瓶等の液体容器に訃ける残量表示装
置の効果を以下に列設する。
置の効果を以下に列設する。
即ち、本考案によれば、
(1)本体ケース1の底蓋5底面に、作動板8を底蓋5
に対して上下動可能に保持する一方、前記底蓋5上面に
は、内部に圧力室14を有する感圧装置13を配設して
前記作動板8と感圧装置13とを連動せしめて、作動板
8の上下動に対応して前記圧力室14の圧力を変動せし
め得るようにし、該圧力室14の圧力変動に対応して変
位する表示装置18を本体ケース1外より視認すること
によって内容液の残量を知るようにしたので、魔法瓶等
において保温効果を損うことなく、内溶液の残量を確認
することができる、(2)゛外装ケース3と底蓋5と中
容器2との間に形成される空間20に感圧装置13およ
び表示装置18を配設することができるので、中瓶2等
の液体収容器底部と底蓋5とQ余剰空間を有効に利用す
ることができるとともに、感圧装置13および表示装置
18へ外力が作用するのを特別な手段を設けることなく
防止できることとなり、コンパクト化および構造の簡略
化をも図り得る、(3)作動板8、感圧装置13等の残
量表示装置の要部カ全て底蓋5側にセットされているの
で本体ケース1への組込みが容易であるとともに故障点
検も容易となる、 等の実用的な効果がある。
に対して上下動可能に保持する一方、前記底蓋5上面に
は、内部に圧力室14を有する感圧装置13を配設して
前記作動板8と感圧装置13とを連動せしめて、作動板
8の上下動に対応して前記圧力室14の圧力を変動せし
め得るようにし、該圧力室14の圧力変動に対応して変
位する表示装置18を本体ケース1外より視認すること
によって内容液の残量を知るようにしたので、魔法瓶等
において保温効果を損うことなく、内溶液の残量を確認
することができる、(2)゛外装ケース3と底蓋5と中
容器2との間に形成される空間20に感圧装置13およ
び表示装置18を配設することができるので、中瓶2等
の液体収容器底部と底蓋5とQ余剰空間を有効に利用す
ることができるとともに、感圧装置13および表示装置
18へ外力が作用するのを特別な手段を設けることなく
防止できることとなり、コンパクト化および構造の簡略
化をも図り得る、(3)作動板8、感圧装置13等の残
量表示装置の要部カ全て底蓋5側にセットされているの
で本体ケース1への組込みが容易であるとともに故障点
検も容易となる、 等の実用的な効果がある。
図面は本考案の実施例にかかる魔法瓶の下部縦断面図で
ある。 1・・・・・・本体ケース、2・・・・・・中容器、3
・・・・・・外装ケース 5・・・・・・底蓋、8・・
・・・・作動板、13・・・・・・感圧装置、14・・
・・・・圧力室、18・・・・・・表示装置、19・・
・・・・覗き窓、20・・・・・・空間。
ある。 1・・・・・・本体ケース、2・・・・・・中容器、3
・・・・・・外装ケース 5・・・・・・底蓋、8・・
・・・・作動板、13・・・・・・感圧装置、14・・
・・・・圧力室、18・・・・・・表示装置、19・・
・・・・覗き窓、20・・・・・・空間。
Claims (1)
- 本体ケース1の底蓋5底面に、作動板8を前記底蓋5に
対して上下動可能に保持する一方、前記本体ケース1の
外装ケース3と底蓋5と本体ケース1内に配設された中
容器2との間に形成される空間20には、内部に圧力室
14を有する感圧装置13と、該感圧装置13の圧力室
14の圧力変動に対応して変位する表示装置18とを配
設し且つ前記本体ケース1には該表示装置18を外部よ
り視認するための覗き窓19を設けるとともに、前記作
動板8と前記感圧装置13とを連動可能となし、前記作
動板8の上下動に対応して前記圧力室14の圧力を変動
せしめ得るようにしたことを特徴とする魔法瓶等の液体
容器における残量表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10198179U JPS5926932Y2 (ja) | 1979-07-23 | 1979-07-23 | 魔法瓶等の液体容器における残量表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10198179U JPS5926932Y2 (ja) | 1979-07-23 | 1979-07-23 | 魔法瓶等の液体容器における残量表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5619136U JPS5619136U (ja) | 1981-02-19 |
JPS5926932Y2 true JPS5926932Y2 (ja) | 1984-08-04 |
Family
ID=29334723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10198179U Expired JPS5926932Y2 (ja) | 1979-07-23 | 1979-07-23 | 魔法瓶等の液体容器における残量表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5926932Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5897527U (ja) * | 1981-12-25 | 1983-07-02 | タイガー魔法瓶株式会社 | 魔法瓶 |
-
1979
- 1979-07-23 JP JP10198179U patent/JPS5926932Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5619136U (ja) | 1981-02-19 |
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