JPS5926786Y2 - モ−タ - Google Patents

モ−タ

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JPS5926786Y2
JPS5926786Y2 JP1977025375U JP2537577U JPS5926786Y2 JP S5926786 Y2 JPS5926786 Y2 JP S5926786Y2 JP 1977025375 U JP1977025375 U JP 1977025375U JP 2537577 U JP2537577 U JP 2537577U JP S5926786 Y2 JPS5926786 Y2 JP S5926786Y2
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JP
Japan
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rotating
motor
rotor
rotating shaft
capacitance
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JP1977025375U
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JPS53119513U (ja
Inventor
浩幸 山内
裕之 内田
謙吉 梅田
哲夫 関谷
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ソニー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、回転軸に取付けられかつ磁性材料から成る回
転板と、この回転板に取付けられた永久磁石とから構成
された回転子を具備するモータに関へ特に、速度制御を
必要とする装置に使用されるモータ、或いは電機子コイ
ルの電流切換えを必要とするブラシレスモータ等に適用
して最適なものである。
一般に、定速回転をさせる必要のあるモータ(例えばテ
ープレコーダのキャプスタン駆動モータ、VTRのへラ
ドモータ等)にむいては、モータの回転速度を回転速度
検出装置によって検出し、この検出信号と、規定の回転
速度に対応した基準周波数信号とを比較して誤差信号を
形成し、この誤差信号に基いてモータが定速回転するよ
うに回転速度を制御している。
このような回転速度検出装置としては、リラクタンス変
化方式の交流タコジェネレータ、静電容量変化方式の回
転速度検出装置等が使用される。
このうち後者については、非常に構造が簡単であるので
、高精度の検出信号を得ることができ、また検出信号の
周波数を高くすることができるのでサーボ帯域を広くす
ることができる等の長所がある。
第1A図は静電容量変化型の回転速度検出装置の原理を
示す軸方向の断面図である。
第1A図において、回転体(図示せず)の回転軸1と共
に回転する絶縁物の回転円板2が回転速度検出のために
特別に設けられ、この回転円板2の外周囲に、その外周
縁に歯形が形成された導電体の回転リング3が嵌め込1
れている。
そしてこの回転リング30周面(歯形面)に対向して、
回転リング3と実質的に同一形状の歯形が内周縁に形成
された第1及び第2の導電体の環状固定電極4,5が、
絶縁物のスペーサ6を挾んで配置されている。
このように構成すると、回転リング3と第1の固定電極
4との間の静電容量C1及び回転リング3と第2の固定
電極4との間の静電容量C2が、回転リング3と電極4
,5との夫々の歯形の山部と谷部との対向状態に応じて
変化する。
第1B図は第1A図の回転速度検出装置の等価回路であ
って、回転軸1の回転速度に比例した検出信号を第1図
及び第2の固定電極4,5から得ることができる。
この場合、第1及び第2電極の歯形の山部の面積をS、
歯数をn1回転リング3と第1及び第2電極4,5との
キャップをgとすると上記C1及びC2は、 となる。
そして回転軸1の回転によって生ずる第1と第2の固定
電極4,5との間の静電容量変化JCは、第1B図の等
価回路から明らかなように、C1とC2との直列容量と
なるので、回転軸1の回転角速度をωとすると、 で表わされる容量変化が得られる。
上述のような静電容量変化型の回転速度検出装置におい
ては、その周縁に歯形が形成されている回転リング3ば
、回転軸1から電気的に絶縁されていなければならない
もしも電気的に絶縁されていなければ、回転リング3が
回転軸1を介してモータケース(接地電位)に接続され
る。
従って回転軸1とモータの軸受との接触抵抗が変化する
と、これによるノイズが回転リング3を介して第1及び
第2電極4,5に伝えられる。
この結果、第1及び第2電極4,5から得られる検出信
号にノイズが重畳する。
従って回転リング3は第1A図に示すように、絶縁物の
回転円板2を介して回転軸1から絶縁する必要がある。
しかしこのように構成した場合、回転リング3の取り付
は精度が悪いと、回転リング3と第1及び第2電極4,
5とのキャップが変動して正確な検出信号が得られない
訃それがある。
また上述のような静電容量変化方式の回転速度検出装置
はその構造が簡単であるので、モータ内部にこのような
装置を組み込めば、その特徴をより生かすことができる
しかし第1A図の構成の回転速度検出装置においては、
所定の振幅の検出信号を得るために上記C1及びC2の
変化分を成る程度大きくする必要があり、このため回転
リング3の厚さを厚くしなければならない。
また容量変化を電気信号に変換するために、第1及び第
2の固定電極4,5に高周波の搬送波を供給するが、電
極間のリーク電流を少なくするために電極間に挿入する
スペーサ6を所定以上厚くしなければならない。
従ってこのような回転速度検出装置をモータ内部に組み
込むようにした場合、モータの形状を太きくしなければ
ならない。
特にアキシャル・エアギャップ型のモータのように回転
軸方向の厚さの偏平化をその主要な設計目標とするよう
なものについては、回転速度検出装置の構成部品に要す
るスペースの分だけモータの軸方向の厚さを厚くしなけ
ればならないという問題点が生ずる。
本考案は上述の問題点に鑑みてなされたものであって、
回転軸に取付けられかつ磁性材料から戒る回転板と、こ
の回転板に取付けられた永久磁石とから構成された回転
子を具備するモータにおいて、上記回転板を上記回転軸
から絶縁するためにこの回転板を絶縁部材を介して上記
回転軸に取付け、上記回転子の回転状態を検出するのに
用いる容量可変部を形成するために上記回転板の縁部に
回転状態検出用の所定ピッチの変形部分を設け、上記容
量可変部の回転軌跡に近接対向させて、回転軸方向のス
ペーサで互に絶縁された少くとも2つの第1及び第2の
固定電極を配設し、上記回転板を介して形成される上記
第1と第2の固定電極の間の静電容量が上記回転子の回
転に応じて変化するようにしたものである。
このように構成することによって、極めて簡単な構成で
回転体の回転状態を検出することができ、捷たモータの
偏平形状を実質的に変更することなく回転状態検出装置
をモータ内に組み込むことができるようにしている。
以上本考案による回転状態検出部を具備するモータの実
施例を図面を参照して説明する。
第2図は本考案をアキシャル・エアギャップ型のブラシ
レスモータに適用した一実施例を示す軸方向の縦断面図
である。
また第3図は第2図のIl線の断面図である。
第2図において、絶縁物で構成された中央開口を有する
円板状の固定子板8がモータケース9゜10の間に固定
されている。
ケース9,10の中央部には夫々含油軸受11,12が
嵌装されている。
そしてモータ回転軸13はこれらの軸受11゜12によ
って支持されている。
モータ回転軸13は、、第2図に示すようにケース9の
外部に突出していて、この回転軸13は例えばテープレ
コーダの直結駆動型キャプスタンとして使用される。
この回転軸13には、永久磁石型の回転子が固定されて
いて、この回転子はM材料でもって形成された上下一対
の円板状のディスクヨーク14,15>j%構構成れて
いる。
これらのディスクヨーク14.15は、円筒状支持部材
16の上端に夫々固定されている。
この場合、下側のディスクヨーク15と支持部材16と
は圧入かしめによって結合されている。
また上側ディスクヨーク14と支持部材16とは、モー
タ組立て時に、固定子板8かディスクヨーク14と15
との間に位置する状態でビス留めされる。
下側ディスクヨーク15上には、回転軸13と同心状に
配置された環状の永久磁石若しくは全体として回転軸と
同心状に配置された複数個の扇状永久磁石17が接着等
の手段で固定されている。
そしてモータが組み立てられた状態では、上記永久磁石
17及び上側ディスクヨーク14は固定子板8に対して
軸方向に最小許容空隙を残して夫々対向している。
なあ・永久磁石1γは、第3図に示すように、その円周
に沿ってモータの極数に対応したNS交互の着磁がなさ
れている。
寸た固定子板8の上記永久磁石17と対向した部分には
、モータの相数に対応したリボン状の電機子コイル(図
示せず)が埋設されている。
従ってこれらのコイルを軸方向に貫通する磁路が、磁石
17及び上側及び下側ディスクヨーク14,15によっ
て形成されている。
なお上記2つのディスクヨーク14.15を支持するた
めの上記支持部材16は黄銅等の非磁性体で形成されて
いて、モータの回転トルクには実質的に関与しないもれ
磁束がこの支持部材16を通過するのを極力少なくして
いる。
固定子板8には、ホール発電機(図示せず)等の回転子
の回転位相を検出する手段が設けられている。
この検出手段から得られるモータの相数に応じた検出信
号によって、各電機子コイルに流す励磁電流が順次切り
換えられ、このために回転トルクが生じて回転子が回転
する。
第2図及び第3図に示すように、下側ディスクヨーク1
5の外周縁のフランジ部には、回転速度検出用の歯形1
5aが環状に形成されている。
捷たこのディスクヨーク15と半径方向に対向して第1
及び第2の環状固定電極18,19が、絶縁物のスペー
サ20を挾んだ状態で、下側ケース10に固定されてい
る。
これらの第1及び第2の固定電極18.19のディスク
ヨーク15の歯形15aと対向した内周縁には、この歯
形15aと実質的に同形の歯形18a、19aが夫々環
状に形成されている。
従ってディスクヨーク15と第1及び第2の固定電極1
8.19とで第1A図に示すような回転速度検出装置が
形成され、検出信号をこれらの電極18.19から得る
ことができるようになっている。
な卦回転子を回転軸13に嵌め込み固定する際に、上記
ディスクヨーク14,15を支持する支持部材16と回
転軸13との間には、例えば合成樹脂等で成形された管
状絶縁部材21が挿入される。
このため歯形15aを有するディスクヨーク15と回転
軸13とは、この絶縁部材21によって電気的に絶縁さ
れる。
次に第4図は本考案の別の実施例を示すためのものであ
って、第2図と同一の部分には同一の符号を付して説明
を省略する。
第4図においては、第1及び第2の環状固定電極18.
19の間にディスクヨーク15の歯形15aが挾1れた
状態になっている。
そして第1及び第2の固定電極18.19の夫々の歯形
18a19aとディスクヨーク15の歯形15aとは軸
方向に対向している。
この場合、夫々の歯の対向状態に応じて、第1電極18
と第2電極19との間の静電容量値が変化する。
即ち、歯形18a。19aの山部と歯形15aの山部と
が対向したとき、第1及び第2電極18.19のギャッ
プがヨク15の歯形15aの厚みの分だけ近接したのと
同等な効果を得ることができ、従ってディスクヨーク1
5の回転状態に応じた容量変化検出信号を上記第1及び
第2電極18.19から得ることができる。
以上本考案を上述の第1及び第2の実施例に基いて説明
したが、本考案の技術思想に基いて種々の変更が可能で
ある。
例えは、上述の第1及び第2の固定電極18゜19につ
いては、第1電極18のみ第2図に示すようにディスク
ヨーク15とは半径方向に対向していて、また第2電極
19とディスクヨーク15とは第4図に示すように軸方
向に対向するようにしてよい。
この場合、第2電極19には必ずしも歯形が形成されて
いなくてもよ四そして面対向している第2電極19とデ
ィスクヨーク15との静電容量C2をC1より相当に大
きい一定の値にすれば、第2式でAC−=C1となるか
ら、容量変化、(Cを実質的に大きくすることができる
オた本考案は、回転位相検出装置及び回転速度・位相検
出装置を具備するモータについても適用可能である。
なお回転位相検出装置を具備するモータに適用する場合
には、第2図及び第4図のディスクヨーク15は、その
周縁に速度検出用の歯形が形成されたものでなく、例え
ば18θ間隔の所定巾の凹部、切欠き凸部等の変形部分
が形成されたものであってよい。
捷た第1捷たは第2の固定電極1B、19の何れか一方
は、例えば6e間隔に配置された3個の電極であってよ
い。
本考案は上述の如く、モータの回転子を構成する回転板
を絶縁部材を介して回転軸に取付け、この回転板の縁部
に、回転子の回転状態検出用の容量可変部を構成する変
形部分を設け、この容量可変部の回転軌跡に近接対向さ
せて配設した少くとも2つの第1及び第2の固定電極の
間から、回転子の回転に応じた静電容量変化を得るよう
にした。
故にモータの回転状態の検出信号を取り出すための特別
なブラシ機構等を必要とせずかつ各部品の形状も特に複
雑にする必要がないので、構造が簡単であり、また検出
信号の周波数を必要に応じて極めて大きくすることがで
きる。
捷た回転板を回転軸から電気的に絶縁しているので、ノ
イズ及びレベル変動のない検出信号を得ることができる
更に回転子を構成する回転板に容量可変部としての変形
部分を形成したので、余分な構成部品が不要となり、か
つモータの偏平形状を実質的に変更することなく、回転
状態検出装置をモータ内に組込むことができ、より偏平
でコンパクトなモータにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1A図は静電容量変化型の回転速度検出装置の原理を
示す軸方向の断面図、第1B図は第1A図の等他回路図
、第2図は本考案をアキシャル・エアギャップ型のブラ
シレスモータに適用した一実施例を示す軸方向の縦断面
図、第3図は第2図のI−1線断面図、第4図は本考案
の別の実施例を示す第2図と同様な縦断面図である。 なお図面に用いられている符号において、1は回転軸、
2は回転円板、13は回転軸、14はディスクヨーク、
15はディスクヨーク、15aはディスクヨークの歯形
、17は永久磁石、18゜19は固定電極、21は絶縁
部材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転軸に取付けられかつ磁性材料から戒る回転板と、こ
    の回転板に取付けられた永久磁石とから構成された回転
    子を具備するモータにおいて、上記回転板を上記回転軸
    から絶縁するためにこの回転板を絶縁部材を介して上記
    回転軸に取付け、上記回転子の回転状態を検出するのに
    用いる容量可変部を形成するために上記回転板の縁部に
    回転状態検出用の所定ピッチの変形部分を設け、上記容
    量可変部の回転軌跡に近接対向させて、回転軸方向のス
    ペーサで互に絶縁された少くとも2つの第1及び第2の
    固定電極を配設し、上記回転板を介して形成される上記
    第1と第2の固定電極の間の静電容量が上記回転子の回
    転に応じて変化するように構成したモータ。
JP1977025375U 1977-02-28 1977-02-28 モ−タ Expired JPS5926786Y2 (ja)

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JP1977025375U JPS5926786Y2 (ja) 1977-02-28 1977-02-28 モ−タ

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JP1977025375U JPS5926786Y2 (ja) 1977-02-28 1977-02-28 モ−タ

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JPS53119513U JPS53119513U (ja) 1978-09-22
JPS5926786Y2 true JPS5926786Y2 (ja) 1984-08-03

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5126307B2 (ja) * 1973-06-04 1976-08-05

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JPS5126307U (ja) * 1974-08-14 1976-02-26

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5126307B2 (ja) * 1973-06-04 1976-08-05

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