JPS5926753A - 静電複写印刷装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子写真複写の原理を応用した印刷装置に関す
る。

電子写真複写により、印刷を行うことは古くから知られ
ている。例えば、米国侍許第２５７６０４７号に於ける
ゼロプリンティング方式、あるいけ特公昭４３−１５５
４号の電子印刷装置である。又それらの改良として、特
願昭５５−１１６７６６号がある。特願昭５５−１１６
７６６号は、同一原稿から得る複写物の予め設定した枚
数に応じて感光シート上に毎回像Ｎ尤して静電ａ像を形
成して行う電子写真複写モードと、第１回の像籍光ｔこ
まって感光シート上に固着したトナー像を形成した印刷
マスターを用いて行う印刷モードとを選択操作すること
ケ開示している。

この方法’ｖｚｉ図によりさらに詳述する。印刷モート
＃け感光シート上にトナー像を固着して印刷マスターを
作成する製版工程と印刷マスターを用いて高速で多数枚
の静電印刷を実施する印刷工程とからなる。

印刷マスターの作成は以下のようにして行われる。感光
シー）１０’Ｙ）’ラム１に巻きつけて支持しｔ、＝　
ｔｌ、帯電コロトロン４により帯電させる。次に原稿照
明ランプ１４で照明された原稿台３土の原稿を投影レン
ズ２ケ介して前記の感光シート１０上に投影することに
より、静電潜像を形成する。次に潜像な現ｒ象機５で顕
像化し、赤外線定着機７によりトナー像を感光紙１０上
に溶融定着して印刷マスターが形成されろ。

この印刷マスターを用いた多数枚の静電印刷は次の任に
Ｉ７て行われろ。感光シート上の固着トナー像を有する
印刷マスターケ帯電コロトロン４で帯電させ、一様露光
ランプ１６で一様全面露光する。

一降に帯電きねた感光シー）１０上の電荷ｔま、不感性
でかつ非光導電性のトナー像部分のみ残して−＋ｒ＋　
露光によって流出する。従ってトナー像部分のみ電荷を
有した印刷マスターが形成され、これを現ｒ象機５によ
って顕像化する。次に転写紙１１が回転ビラム１の回転
と同期して、転写部へ送られ、転写コロトロン乙によっ
て印刷マスター上のドブ−像が転写紙に転写され、さら
に定着装置９によって定着画像となり排紙トレイに涛か
れて複写物が得られる。一方、転写後の印刷マスター上
の残留トナーはクリーニング装置８によってクリーニン
グされ、−回の印刷サイクルカ身冬了するＯ その後必要な複写物の枚数だけ印刷サイクルが反覆され
る。

一方、同−原稿から必要な複写印刷物の枚数が比較的少
ない場合には複写モードが使用されろ。

つまりこの様な場合に印刷モードを使用すると、印刷マ
スターを形成する為の時間が１枚の複写物’Ｙ（Ｉる為
の時間に太き（のしかかって（るため１枚当りの所要時
間が長く、従って通常の電子写真複写機により抜写物ケ
とる方が早（なるので次に説明する複写モードが使用さ
れろ。

複写モート９は第１図ｆ於て感光シート１０をト８ラム
に巻き付は支持［〜だ抜、帯電コロトロン４で帯電させ
、次に原４（４照明ランプ１４により照明した原稿台３
上の原稿を投影レンズ２を介して感光シート１０土に投
影させ＃′ｆＪ、壱障を形成する１次に潜像を現像機５
により顕像化し、ドラム１０回転に同期して送り出され
た転写紙１１に転写コロトロン６により転写して定着器
９で定着して複写物を得る。

一方、転写後の感光シート上の残留トナーはクリーニン
グ装置８によって清掃除去されて、１回のネＭ写ザイク
ルが終了する。その後必要な複写物てもよいが、士だ特
願昭５６−１４４７８５号に開示されているようにクリ
ーニング兼用現像機によって行ってもよい。

尚、前述の印刷モード及び複写モードに於ける走査速度
は０１能な限り速い方が複写物を得る為の時間が短くな
るので望ましい。印刷モート９に於ろ走査法度は、主に
定着器９の能力によって決ってくるものであり、はぼ６
００市／　５ｅｃ〜５００１ｍ／ＳｅＣにれを第１の走
査速度と呼ぶ。）程度となる。又複写モードに於ける走
査速度は、主に感光シートの感度によって決ってくるも
のであり、はぼ１００ｈＲ／、ＳｅＣ−２００ＩＩＩ／
５ｅｃ（これを第２の走査速度と呼ぶ。）程度となる。

ところがこの様にして複写モードと印刷モードとを使い
分けるには次の様な問題があった。それは転写紙上のト
ナー画像を定着装置９で定着するさいの加熱条件が複写
モードと印刷モードとの間で大きな差（走査速度の差）
があり従って印刷モード時にあっては、転写紙上のトナ
ーが充分に溶融されない様な定着不良が生じ易く、又複
写モード時にあっては、転写紙上のトナーが過度に溶融
され、そのため定着装置９の熱ロールにトナーが付着し
１次の複写印刷画像に汚染を生じ易かった。

本発明は、以上の様な欠点のない静電印部す４４−置を
提供したものである。すなわち本発明は前述の様な電子
写真複写モー１と静電印刷モードとを兼用し選択操作す
る静電複写印刷装置に於いて印刷モードに合った第１の
走査速度で回動する熱ロール定着器を具備し、感光シー
ト士のトナー画像を転写紙に転写する転写部と熱ロール
定着器の定着部の間の転写紙搬送経路を、使用する転写
紙σ〕最大の長さより大きくとり、複写モート９時には
転写紙の後端が転写部を離れる迄は複写モードに合せた
第２の走査速度で回動し、その後、第１の走査速度で回
動する転写紙搬送装置を具備することを特徴とする。

本発明を添付の第２図及び第６図に基づいて詳細に説明
するう 第２図に於て２１は回転″するドラムであり、感光シー
ト３０はドラムの周面に巻きつき支持されかつ両端がロ
ール状となってドラムの内部に収納されている、ドラム
２１の周囲には、除電コロトロン２８　、帯Ｔｔ’＋コ
ロトロン２４、一様露光ランプろろ、現像機２５、転写
コロトロン２６及び感光シート６０土のトナー像を定着
する製版定着器２７等の設備が配置されている。

まず複写モードについて説明をする、回転ドラム２１の
周面に支持された感光シート３０は帯電コロトロン２４
によって全面帯電され、原稿台２６土の原稿像が投影レ
ンズ２２を介して感光シート６０上に１ラム２１の回転
に同期して投影され、静電潜像が形成される。次Ｋｍ像
は現像機２５によって顕像化され、感光シート６０土の
トナ・−画像は転写コロトロン２６によって転写紙３１
に転写される。次いで転写紙３　ｉ　Ｉｄ　防ｏ　−ル
定着器２９に送り込まれろ。

本発明では転写部から熱ロール定着器２９へ転写用紙６
１を搬送する転写紙搬送装置６４を大きくし、前記転写
部から熱ロール定着器２９迄の転写紙の搬送経路長を、
使用する転写紙の最大サイズ例えばＡ３版の４２Ｏｎよ
り長（設けてあり、従って転写紙６０が感光シートの搬
送経路の転写部と熱ロール定着器２９の両部で同時に回
転ドラム２１に支持されることはない。転写部で転写さ
れた転写紙３１Ｆｉ４ＭＥモードのドラム２１の周速と
ほぼ等速に回動する転写紙搬送装置ろ４によって、転写
紙の後端が転写部から離れる迄、第２の走査速度で搬送
され、紙の後端が転写部から離れた後は印刷モードの走
査ｔ・ト度に合った第１の走査速度に増速されて搬送さ
れる。

熱ロール定着器２９は第１の走査速度で回動しており、
従って転写紙搬送装置６４土で搬送速度の調整を受ける
ので、転写紙上の未定着のトナー画像は乱れろことな（
定着処理をうける。

この搬送装置３４の走査法Ｒの調整は第３図に示すよ５
にして実施される。転写紙搬送装置６４ハト゛ラム２１
０回転系から伝達駆動を受けるスプロケット６７、それ
を一方向のみに回転伝達する一方向りジツチ６８、搬送
ベルト４１を駆動する第１の回転軸６５及び熱ロール定
着器２９０回転系から伝達駆動ケ受けろスプロケット６
９、その回転の切換え動作を行う電（みクラッチ４０．
搬送はルト４１を増速駆動する為の第２の回転軸５６か
らなっており、前述の走査速度の調整は電磁クラッチ４
０の０Ｎ−ＯＦＦにより制御される。又転写されずに残
った感光シート６０上の残留トナー像は除電コロトロン
２８によって再帯電処理さね、一様露光ランプ６６で除
電処理された存・クリーニング兼用現像機２５によって
クリーニングされ、除去、清掃されて一回の複写サイク
ルが終了する。

次に製版二「程と印刷モート’について説明する、まず
、感光シート十にトナー画像を形成するが、それ迄の工
程は前述の複写モードの場合とほぼ同様で、ｔ−Ｉろ。

帯電コロトロン２４で感光シート６０を全面帯電し５ｊ
自稿台２３土の原稿像ケ感光シート６０上に投影して静
電潜像を形成させ、次いで現像機によって顕像化する。

転写コロトロン２６による転写工程は省いて、＾Ｃ光シ
ート３０十のトナー画像ケ製版定着器（ここでけ特にフ
ラツシコ定着？、２７）ＶＣよって加熱溶融して感光シ
ート３０面上に同前する。以上のようにして１ｌｉｌ稿
台２３上の原稿に対応１−だ印刷マスターが作成される
。

次に印刷サイクルでは前述の印刷マスターを帯電コロト
ロン２４で帯電し−（１ト露光ランゾロ６で全面露光す
ることにより感光シート上の電荷はトナー画像のある部
分のみ残して流出する。次に現像機２５によって静電潜
ｆψを順縁化し、転写紙６１を回転ドラム２１の回転と
同期して転写部へ送り、転写コロトロン２６によって印
刷マスター十のトナー像を転写紙に転写しさらにドラム
２１の周速とほぼ等速の第１の走査速度で回動する熱ロ
ール定着器２９により定着して排紙トレイ６２に送り出
す。

又、印刷マスター上の転写されずに残った残留トナー像
は特願昭５６−１４４７８５号に開示されてい７：、）
ように現像機兼用クリーニング装置２５でクリーニング
しながら現像ケ実施することにより現像機２５内に回収
されろ。

以上のように本発明の静電複写印刷装置はドラム２１　
（１１１１と定着器２９側の両方から駆動を行う様にし
、ドラム側の回転軸に対しては一方向クラッチを設け、
定着器側の回転軸に対しては電磁クラッチを設けて、電
磁クラッチの０Ｎ−ＯＦＦにより搬送速度の調整を制御
でき、かつ転写部と熱ロール定着部との間の転写部））
搬送経路長を、使用する転写紙の長さより太き（とるこ
とで走査速度の差を吸収して調整することができ、常に
一定の条件、すなわち第１の走査速度のみで回動する熱
ロール定着器を具備したものであって、前述の両モード
を１重い分ける事を可能にしたものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の静電印刷装置の断面図、第２図は本発明
の静電複写印刷−１重４Ｍ例の断面図、第６図は第２図
の装置で使用する搬送装置の一部分解斜視図である。 図中符号： １．２１・・・回転ドラム：２，２２・・・投影レンズ
：６．２６・−・原稿台：４，２４・・・帯電コロトロ
ン；５．２５・・・現像機：６．２６・・・転写コロト
ロン；７・・・赤外線定着器；　８・・・クリーニング
装置；９・・・定着装置；　　１０．３０・・・感光シ
ート：１１．３１・・・転写紙：１２．３２・・・排紙
トレイ；１３．３３・・・一様露光ランプ： １４・・・ｐ稿照明ランプ：２７・・・フラッシュ定着
器；２８・・・除電コロトロン：２９・・・熱ロール定
着器：６４・・・転写紙搬送装置：６５・・・第１の回
転軸；３６・・・第２の回転軸；　６７・・・ドラム叫
スプロケット；６８・・・一方向クラッチ： ６９・・・定着器側スプロケット： ４Ｇ・・・も磁クラッチ：４１・・・搬送−ぽルト。 代理人弁理士（８ｔ０７）　　佐々木　清　隆（ほかろ
名） ｆｓ　　１　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 感光シートに毎回、帯電、像露光して静電潜像を形成し
   、現像、転写、定着を繰返す電子写真複写モードと感光
   シートにトナー像を固着して形成した印刷マスターに毎
   回、帯電、一様露光して静電潜像ｌ・形成し、現像、転
   写、定着を繰返す静電印刷モードとケ直択操作する１神
   電複写印刷装置ｄにおいて、印刷モートゝに合った走査
   速度で回動する熱ロール定着器を具備し、転写部と定頒
   部との間の転写紙搬送経路６・、使用する転写紙の雇人
   の長さより太き（とり、複写モード時には転写紙の後端
   が転写部後端を離れる迄は複写モードに合った走査速度
   で回動し、その後は印刷モードに合った走査速度で回動
   する転写紙搬送装置を具備してい−ることを特徴とする
   静電複写印刷装置。