JPS5926438A - 飲料包装容器の底 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、容器胴部を紙を基材とする利料によって構
成したコーヒー、ジュース等の飲料包装容器の底に関す
る。

ジュース等の飲料の容器としては、従前ガラス壜あるい
は金属缶が使用されている。これら飲料は、通常ざθＬ
′Ｃ〜１０θ°Ｃの高温で殺菌され、この高温状態で容
器中に充１ｆｉ密封され、その後常温−まで冷却される
。この高温状態での充填密封並びにその後冷却されるも
のにあっては、冷却後の容器内外圧差が大きく、紙を基
材にする月利によって容器を構成したのでは、列順容器
の形状を保ち得ない。従って従前では容器内外の圧力差
に強いガラス壜あるいは°金属缶が用いられていた。

然しこれらガラス壜あるいは金属缶はコスト高ていだ。

上記の通りのホット充Ｊｌｒ￥密封後冷却する飲料容器
を低コストに提供する為、材料費の安い紙を基材とする
材料、例えば紙ンートにアルミニウムフィルム、合成樹
脂フィルム等をラミネートシた月利によって容器内外の
圧力差に耐え得る新規な容器の開発が望まれていた。然
し乍ら従前公知の容器用紙拐料の厚みを増して、容器の
胴部利料そのものの強度を高めだのでは高コストになっ
てしまう。

そこで発明者は、アルミニウムフィルムに合成樹脂フィ
ルムをラミネートして構成したシール蓋に工夫をし、即
ちシール前のシール蓋の形状を容器の外側に膨らませる
形状とし、シールした後の容器内外圧差に」：つてシー
ル蓋が容器内方に窪み変形するシール蓋を用いて、該シ
ール蓋の変形によって圧力差を吸収し、容器胴部の厚さ
を大幅に増大しなくても容器胴部の変形を防止すること
を可能とした新規なシール蓋並びに飲ＩＩ包装容器を開
発し、即に提案しである。

発明者は、上記性しいシール蓋による容器内外の圧力差
を吸収する手段と同様の手段を容器の底部にも応用し、
容器の底板によっても容器内外圧差を吸収することがで
きることに着目した。

即ち本発明ｔよ、ジュース等をホット光値し−Ｃ密封し
た後冷却することによって生ずる容器内外の圧力差を吸
収して、容器胴部の変形を防止することを可能とした新
規な容器の底を提供′することを目１自とするものであ
る。

この為に本発明では、紙を基月とする底板の周縁部を下
向きに屈曲形成し、この下向き周縁部を容器胴部の下端
内側に挾み込んで底板を組込んだ容器の底であって、容
器中に飲料全光４！Ｉ（Ｌ、且つ密封する前の上記底板
が容器の外側に膨らませた膨出部を有し、容器中への飲
料の充」填密封後の該底板が容器内外の圧力差によシ容
器の内向きに窪んだ形状となっていること’ｔ：　’ｔ
！ｊσ（とするものである。

以下図面に示した実施例により本発明飲料包装容器の底
の詳細を説明する。

第１図乃至第７図に本発明の底を施こした好ましい実施
例の円筒状容器を示してあり、図中１が容器胴部で、こ
れは公知の紙容器同様、板紙を基拐とし、ｒルミニウム
フィルム、合成樹脂フィルムをラミネートした素材によ
って構成し−Ｃある。

この８器用部１には、その上Ｆ端の強度を高める為と内
容液の漏れを防ぐ為、合成樹脂製のリング２．３を嵌着
してあり、上端のリング２により容器の頂部４を形成し
である。

図中５が本発明の特徴となる底板で、上記胴部１と同様
板紙を基羽とし、アルミニウムフィルム、合成樹脂フィ
ルムをラミネートシた累月にょクーＣ構成しである。こ
の底板５は、図示する通シその周Ｒを下向きに屈曲して
下向き周縁部６を形成し、この−Ｆ向き周縁部６を容器
胴部１の下端内側に重合し７、これらを重ねたま＼下端
リング３にょっで挾巧・込み熱溶着させである。そしで
容器中に飲料を充Ｊ信し後述するシール蓋にょっ゛（密
封−Ｊ′る前の形４１社、第３図及び第７図に示す通り
、容器の外側に膨らませた膨出部Ｔを有する。

１”？＋中８がシール蓋で、公知のシール蓋同様ｒルミ
ニウムフィルムをベースとし、その内面即ちシール面に
上記容器胴部１の頂面４を形成するリング２と同Ｉｆｆ
の熱可塑性合成樹脂フィルムをラミネート［、である。

そし′Ｃ第１図乃至第７図に示したシール蓋は、そのシ
ール前の形状として上記底板と同様外方に膨らんだ膨出
部９を有するようにしである。

次に第Ｓ図及び第６図には他の実施例が７１（シである
。即ち容器胴部１１を公知のコツプ形状を・した容器と
同様に形成し、その下端縁１３を内側に４Ｊｔ返して底
板１５の下向き周縁部１６を挾み込み熱溶着Ｉ−て容器
の底を構成したもので、この容器においても容器中に飲
料を充ｊｆｉ　Ｌ　’／−ル蓋１８によって密封する前
の形状は、第Ｓ図に示す通、り容器の外側に膨’：’）
’ｔせン′、ｃ、に出品１γを有ノーろうこの実施し１
においてｔ」上記ノールＮ”＋ｉ　１８は公知の１０ル
蓋回様偏平なま＼のものを使用１−でぃろっ上記の通シ
の形状からなる底を有する容器中に飲料２０を充ＪＭＥ
　ｊａｒ　Ｊ７ｆニー　８’　０　”０〜／　００　”
Ｏ？’充、ｙ【シ、シール蓋８，１８を施こして密封し
た後、この容器全体を徐々に常温まで冷却すると、容器
内の飲料容積が僅かに減少すると共に容器内圧が低下し
、容器内外の圧力差が生ずる。従って底板５，１５の膨
出部Ｉ、１７が外圧に押されで変形し、第ａ図、第乙図
に示す通り容器内方に窪んだ状態となり、容器内外の圧
力差を小さくシ、容器胴部１゜１１の変形を防止する。

而して第１図乃至第９図に示した実施例では、シール蓋
８も変形しより一層容器内外の圧力差を小さくする上で
効果的である。

斜上の如く本発明容器の底では、容器中に飲料を充填し
且つ密封する前の底板が容器の外側に膨らませ／こ膨出
部を有し、飲料のホット充填密封後の冷却過程で生ずる
容器内外の圧力差により該底板が内向きに翔んだ形状と
なるもので、ら乙から、含へ 該底板が容器内外の圧力差を吸収し、イ炭翫基月Ｊニー
ノーる容器であっても容器胴部を変形することのない効
果を有し、ジュース等の飲料容器を安価に促供すること
ができる効果を有する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る底を有する容器の好ましい実施列を
示すもので、第１図はその斜面図、第２図は密封冷却後
の状態を示す断面Ｍ、第３図は密封前の状態を示す底部
の分解斜面図で一部をリノ欠してあり、第を図は密封直
後の状態を示−ｊ−ｔｌｉ面図である。第Ｓ図及び第６
図は他の実施列を示すもので第３図は密封前の状態を、
第６図ｔ」、密−Ｉ！Ｉ冷却後の状態を示す断面図であ
る。 １．１１・・・・・・・・・・・容器胴部、５．１５・
・・・・・・・底板、６．１６・・・・・・・・・・・
・下向き周縁部、７．１７・・・・・・・膨出部、２０
・・・・・・・・・・・・飲料。 手続補正書（自発） １．事件の表示 昭和５７年特許願第１２４０１１号 ２、発明の名称 飲料包装容器の底 ３、補止をする考 事件との関係　　　特許出願人 代表者　稲　葉　幸　− ４、代理人 東京都１代田区飯田橋三］目Ｉｔ番５号明の詳細な説明
の旧 補正の内容 （■）、明細書の特許請求の範囲の記載を別紙の通り補
正する。 （２）、明細書の第３Ｆ、第ｔ８ｑｉ目の（紙」と１を
基材」との間に、 ［あるいはアルミニラＪ＼」 を加入する。 （３）、同しく第４貝第２０ｈ目の１構成し−である。 この底板５は」を、 １構成しであるが、この底板５は、公知のシール蓋と同
様アルミニウムフィルノ、あるいはアルミニウム扱に合
成樹脂フィルムをラミネートしただけのものであっζも
よい。またこの底板５は１ と補正する。 １；７１− ２、特許請求の範囲 紙−あ−る寺１Ｕアール−（り一人を基材とする底板の
周縁部をＦ向きに屈曲形成し、この下向き周縁部を容器
胴部のＦ端内側に挟み込んで底板を組込んた容器の底で
あって、容器中に飲料を充填し且つ密封する前の上記底
板が容器の外側に膨らませた膨出部を有し、容器中への
飲料の充填密封後の該底板が容器内外の圧力差により容
器の内向きに窪んだ形状となっていることを特徴とする
飲料包装容器の底。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 紙を基材とする底板の周縁部を下向きに屈曲形成し、こ
   の下向き周縁部を容器胴部の下端内側に挾み込んで底板
   全組込んだ容器の底であって、容器中に飲料を充填し且
   つ密封する前の上記底板が容器の外側に膨らませた膨出
   部を有し、容器中への飲料の充填密封後の該底板が容器
   内外の圧力差により容器の内向きに窪んだ形状となって
   いることを特徴とする飲料包装容器の底。