JPS5926347Y2 - シヤツタレリ−ズ動作の阻止装置 - Google Patents

シヤツタレリ−ズ動作の阻止装置

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Publication number
JPS5926347Y2
JPS5926347Y2 JP5334677U JP5334677U JPS5926347Y2 JP S5926347 Y2 JPS5926347 Y2 JP S5926347Y2 JP 5334677 U JP5334677 U JP 5334677U JP 5334677 U JP5334677 U JP 5334677U JP S5926347 Y2 JPS5926347 Y2 JP S5926347Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blocking
strobe
arm
release
shirt
Prior art date
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Expired
Application number
JP5334677U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53148636U (ja
Inventor
正志 山田
弥一 飯島
Original Assignee
コニカ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by コニカ株式会社 filed Critical コニカ株式会社
Priority to JP5334677U priority Critical patent/JPS5926347Y2/ja
Publication of JPS53148636U publication Critical patent/JPS53148636U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、シャツタレリーズ動作の阻止装置、さらに詳
細にいうと、閃光撮影を行なう際に、閃光撮影に関連す
る少なくとも二種類の操作を必要とするカメラまたはカ
メラと閃光装置とを組合わせた装置におけるシャツタレ
リーズ動作の阻止装置に関するものである。
ストロボ撮影をする場合にはシャツタ秒時を必ずストロ
ボ同調秒時に設定する必要があるが、従来のカメラにお
いてはこの点に関する警告手段が設けられていないため
に、この設定操作を往々にして忘れ勝ちとなる。
本考案は、前記した欠点を除去できるシャツタレリーズ
動作の阻止装置の提供を目的とするものであって、前記
カメラ内にそのシャツタレリーズ動作を阻止できる阻止
部材を設け、該阻止部材のレリーズ動作阻止状態の完成
動作と閃光撮影準備操作に伴うストロボの移動動作とを
連動させるとともに、そのレリーズ動作阻止状態の強制
的解除動作とストロボ同調設定操作とを連動させるよう
にしたものである。
以下、本考案を図示の実施例によって詳細に説明する。
第1図ないし第3図において、1はカメラ本体、2は該
本体1上に設けられたホットシューで、その中央部にそ
れ自体公知であるストロボ接続端子2aを備えている。
3はストロボ同調設定用部材、例えばストロボ同調秒時
であるX秒時を有するシャッタダイヤル、4は適宜の歯
車機構27.28を介して前記ダイヤル3と連動する作
動円盤で、その周側には凹部4aが形成されている。
5はシャツタレリーズボタン、6は逆T字型レバーであ
って、枢軸7を介してカメラ本体1に枢着されている。
逆T字型レバー6の左側腕6aの先端部にはホットシュ
ー2内のストロボ足装着通路に突出する受動子8が設け
てあり、左側腕6aとカメラ本体1との間にばね9が張
設しである。
逆T字型レバー6の中間腕6bの上端部には長孔10が
形成してあり、右側腕6Cの先端部には作動片11が形
成しである。
したがって、ホットシュー2にストロボを差し込むと、
受動子8がストロボの足に押され、逆T字型レバー6が
ばね9に抗して枢軸7の周りを時計方向に回動する。
12は逆T字型レバー6と後述の解除用連動部材、例え
ばベルクランク22との間に張設された捩りばねである
13は連動レバーであって、カメラ本体に突設した案内
ピン14に係合する長孔15と、逆T字型レバー6の中
間腕6bの長孔10に係合する案内ピン16とを備えて
いる。
17はシャツタレリーズボタン5のレリーズ動作を阻止
できるベルクランク状の阻止部材であって、枢軸18を
介して連動レバー13の右側端部に枢着されている。
19は枢軸18に取付けた戻りばねである。
20は連動レバー13の右端部に形成された阻止部材用
ストッパーである。
阻止部材17の一方の腕17 Hの先端部には受動子2
1が設けである。
前記逆T字型レバー6と連動レバー13は阻止用連動部
材を形成している。
22は解除用連動部材、例えばベルクランクであって、
とくに、第2図に明示したように、枢軸23を介してカ
メラ本体1に枢着されている。
ベルクランク22の一方の腕22 aには作動円盤4に
形成した凹部4aに係合する突起24が形成してあり、
腕22 aの先端部には逆T字型レバー6の右側腕6C
の作動片11に係合する受動片25と、枢軸7に取付け
た捩りばね12を受は止めるピン26とを備えている。
27.28は第3図に示すようにシャッタダイヤル3の
回動を作動円盤4に連動する歯車であり、29はシャッ
タ速度切換え指標である。
なお、前記ベルクランク22の突起24と作動円盤4の
凹部4aとは、シャッタダイヤル3のストロボ同調秒時
Xがシャッタ速度切換え指標29を指した位置にて係合
し得るように予め構成しておく。
以上のように構成されているシャツタレリーズ動作の阻
止装置の作用を説明する。
第1図の状態において、ホットシュー2に(図示してな
い)ストロボを差し込むと、逆T字型レバー6の左側腕
6aに設けである受動子8がストロボの足に押されるか
ら、逆T字型レバー6はばね9に抗して枢軸7の周りを
時計方向に回動して、第2図に示す状態となる。
逆T字型レバー6の回動の際に、中間腕6bの上端部に
形成しである長孔10と案内ピン16とを介して運動レ
バー13は右方へ移動し、連動レバー13の右側端部に
枢軸18を介して枢着されている阻止部材17も連動レ
バー13とともに右方へ移動する。
そのため枢軸18に取付けた捩りばね19と連動レバー
13の右端部に形成されたストッパー20とによって保
持されている阻止部材17の腕17 bはレリーズボタ
ン5の下に移動し、同時に受動子21はベルクランク2
2の腕22 bの連動範囲内に移動する。
この時、枢軸23を介してカメラ本体1に枢着されてい
るベルクランク22は、枢軸7に取付けた捩りばね12
とピン26とを介して枢軸23の周りに反時計方向の力
を受けるけれども、腕22 aに形成しである突起24
が作動円盤4の外周に接触しているので、ベルクランク
22は反時計方向に回動できず、停止させられている。
すなわち、ストロボのカメラへの装着操作によってシャ
ツタレリーズボタンはその作動を阻止されることになる
次に、シャッタダイヤル3を第3図に示すように、切換
えて、そのX表示部(ストロボ同調秒時)をシャッタ速
度切換え指標29の位置に合致させると、シャッタダイ
ヤル3の歯車27と作動円盤4の歯車28との連動によ
って、作動円盤4に形成した凹部4aが腕22 aの突
起24に面するように移動する。
そのため、ばね12の付勢力により突起24が凹部4a
に嵌入し、ベルクランク22が枢軸23の周りを反時計
方向に回動する。
この回動によって、ベルクランク22の他方の腕22
bが阻止部材17の腕17 aの先端部に設けである受
動子21を押圧するから、阻止部材17は枢軸18に取
付けである捩りばね19に抗して枢軸18の周りを時計
方向に回動し、阻止部材17の腕17 bがレリーズボ
タン5の下から退避する。
すなわち、ストロボ同調秒時の設定操作によって、シャ
ツタレリーズボタンはその作動阻止を解除されることに
なる。
以上のように、第1操作である閃光撮影準備操作に伴う
ストロボ移動動作によって、レリーズ動作阻止状態を完
成し、次いで第2操作であるストロボ同調設定操作によ
って、レリーズ動作阻止状態を強制的に解除できるので
ある。
そして前記第1と第2の操作を行う以前の第1図の状態
においては、阻止部材17の受動子21がベルクランク
22の腕22 bから左方へ離れているので、前記した
第1操作と第2操作との順序を間違えて第2操作である
ストロボ同調設定操作を先に行うことはできるけれども
、次に第1操作である閃光撮影準備操作に伴うストロボ
移動動作、例えばストロボのホットシュー2への差し込
みを行うと、前述のように阻止部材17の腕17 bが
レリーズボタン5の下に移動して、レリーズができなく
なる。
復元するには、第3図の状態において、ホットシュー2
からストロボを抜き取ると、逆T字型レバー6はばね9
の復元力によって第1図の状態に復元し、中間腕6bを
介して連動レバー13が復元し、阻止部材17の受動子
21がベルクランク22の腕22 bから左方へ離れる
同時に、右側腕6Cの先端部に形成しである作動片11
がベルクランク22の腕22 aの先端部に形成しであ
る受動片25を蹴り上げることによってベルクランク2
2は第1図の状態に復元して阻止部材17が自由になる
ので、枢軸18に取付けである捩りばね19の復元力に
よって阻止部材17は第1図の状態に復元する。
そのため、シャッタダイヤル3も自由にその秒時設定を
することが可能となる。
したがって、シャッタダイヤル3を第1路の状態に復元
すると、歯車27.28を介して作動円盤4が第1図の
状態に復元し、シャツタレリーズ動作の阻止装置は第1
図の状態に復元するのである。
ストロボ使用時には必ずストロボ秒時に合わせなければ
ならなく、かつ、ストロボ秒時に合わすと突起24が捩
りばね12による圧下作用を受けて凹部4aに係合する
ので、ストロボ撮影に必要な諸操作を忘れることもなく
、また不用意にシャツタ秒時の変更が行なわれないとい
う効果を奏することができるのである。
しかして、閃光撮影の場合には、ストロボを使用する場
合でもフラッシュバルブを利用する場合にも種々の準備
操作を必要とするものである。
例えば、閃光器をその使用可能状態になす準備操作(動
作)としては、前述したような閃光器のカメラへの装着
操作・ストロボの場合におけるシャツタ秒時の設定操作
の外に、フラッシュコードのカメラまたは閃光器への接
続操作・内蔵閃光器のカメラからの突出(変位)操作・
ストロボの場合における電源スィッチのON操作・フラ
ッシュマチック(距離−絞り連動)の完成操作・シンク
ロ同調接点の切換ないし選択操作、閃光発光部の覆い蓋
開閉操作・反射傘の開き操作等があるから、これら各種
操作の中から少なくとも2操作を選択して本考案を実施
してもよいのであり、またその組合せ方もそれぞれの操
作に合った手段を適宜に選んでこれを構成すればよいも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の実施例の作動説明図で゛
ある。 1;カメラ本体、2;ホットシュー、2a;ストロボ接
続端子、3;シャッタダイヤル、4;作動円盤、4a;
凹部、5;シャツタレリーズボタン、6;逆り字型レバ
ー 6a;左側腕、6b;中間腕、6C;右側腕、7;
枢軸、8;受動子、9;ばね、10;長孔、11;作動
片、12;捩りばね、13;連動レバー、14;案内ピ
ン、15;長孔、16;案内ピン、17;阻止部材、1
7a;腕、17b;腕、18;枢軸、19;捩りばね、
20;ス)・ツバ−121;受動子、22;ベルクラン
ク、22a;腕、22b;腕、23;枢軸、24;突起
、25;受動片、26;ピン、27゜28;歯車、29
;シャッタ速度切換え指標。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 通常はシャツタレリーズボタン5のレリーズ動作を許容
    しうる位置を保つように、付勢部材にてシャツタレリー
    ズボタンの方向に付勢されている阻止用連動部材6,1
    3を閃光撮影準備操作に伴うストロボの移動動作を利用
    して変位させて、前記阻止用連動部材に回動可能に設け
    てあって付勢部材19にて退避方向に付勢されている阻
    止部材17の一部を前記レリーズボタンのレリーズ動作
    阻止位置に持ち来たした後に、ストロボ同調設定用部材
    3の切換えに従動して回動する解除用連動部材22によ
    って前記阻止部材17を付勢部材19に抗して前記阻止
    位置から退避させるように構成したことを特徴とするシ
    ャツタレリーズ動作の阻止装置。
JP5334677U 1977-04-28 1977-04-28 シヤツタレリ−ズ動作の阻止装置 Expired JPS5926347Y2 (ja)

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JP5334677U JPS5926347Y2 (ja) 1977-04-28 1977-04-28 シヤツタレリ−ズ動作の阻止装置

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JP5334677U JPS5926347Y2 (ja) 1977-04-28 1977-04-28 シヤツタレリ−ズ動作の阻止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53148636U JPS53148636U (ja) 1978-11-22
JPS5926347Y2 true JPS5926347Y2 (ja) 1984-07-31

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ID=28946148

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JP5334677U Expired JPS5926347Y2 (ja) 1977-04-28 1977-04-28 シヤツタレリ−ズ動作の阻止装置

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