JPS5925964Y2 - コンクリ−トパイル破壊用破砕刃 - Google Patents
コンクリ−トパイル破壊用破砕刃Info
- Publication number
- JPS5925964Y2 JPS5925964Y2 JP1724778U JP1724778U JPS5925964Y2 JP S5925964 Y2 JPS5925964 Y2 JP S5925964Y2 JP 1724778 U JP1724778 U JP 1724778U JP 1724778 U JP1724778 U JP 1724778U JP S5925964 Y2 JPS5925964 Y2 JP S5925964Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- plate
- horizontal
- vertical
- crushing blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
- Crushing And Grinding (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、打設されたコンクリートパイルの地上露出
部分を一定高さに切り揃えるために上部余剰部分を破壊
除去するための破壊機の破砕刃に関する。
部分を一定高さに切り揃えるために上部余剰部分を破壊
除去するための破壊機の破砕刃に関する。
従来この種の破砕刃として、水平板状のものが一般に知
られているが、これを油圧シリンダによりコンクリート
パイルに食いこませても水平一方向のみのクラックしか
与えないため、破壊範囲が狭く、作業能率が極めて悪い
欠点がある。
られているが、これを油圧シリンダによりコンクリート
パイルに食いこませても水平一方向のみのクラックしか
与えないため、破壊範囲が狭く、作業能率が極めて悪い
欠点がある。
そこで水平板状の横刃の上に垂直板状の縦刃を正面から
みて丁字形に固着した破砕刃が提案されたが、破砕刃先
端の食いこみ面圧が不十分となり、かえって破壊能率が
低下し、さらにコンクリートパイルの切断予定位置に破
砕刃を食いこませた場合、縦刃によって上記切断予定位
置よりも下方にまでクラックを生じさせ、それによりコ
ンクリートパイルの強度を低下させる等の難点があった
。
みて丁字形に固着した破砕刃が提案されたが、破砕刃先
端の食いこみ面圧が不十分となり、かえって破壊能率が
低下し、さらにコンクリートパイルの切断予定位置に破
砕刃を食いこませた場合、縦刃によって上記切断予定位
置よりも下方にまでクラックを生じさせ、それによりコ
ンクリートパイルの強度を低下させる等の難点があった
。
本案の破砕刃は従来の欠点を除いたもので、以下図面を
参照してその実施例を説明する。
参照してその実施例を説明する。
第1図において、1は適宜厚さを有する環状支持枠で、
その外周部に曲設した4個のシリンダハウジング2・・
・・・・内に油圧シリンダ4・・・・・・を装着すると
共に、支持枠の内周部に凹設した破砕刃収納スペース3
・・・・・・内に本考案破砕刃6・・・・・・をそれぞ
れ位置させ、各シリンダ4・・・・・・のラム5・・・
・・・先端に破砕刃6・・・・・・をそれぞれ固着して
、シリンダの駆動により破砕刃6がスペース3内から環
状支持枠1の中心に向けて進退できるようにしである。
その外周部に曲設した4個のシリンダハウジング2・・
・・・・内に油圧シリンダ4・・・・・・を装着すると
共に、支持枠の内周部に凹設した破砕刃収納スペース3
・・・・・・内に本考案破砕刃6・・・・・・をそれぞ
れ位置させ、各シリンダ4・・・・・・のラム5・・・
・・・先端に破砕刃6・・・・・・をそれぞれ固着して
、シリンダの駆動により破砕刃6がスペース3内から環
状支持枠1の中心に向けて進退できるようにしである。
上記破砕刃6は、第2.2a、2b図示のように、環状
支持枠1の中心に刃先辺7′を向けて水平に位置するほ
ぼ矩形平板状の横刃7の上面中央に、平板状の縦刃8を
同方向へ向けてほは゛垂直に固定すると共に、該縦刃8
の刃先辺8′の下部に後方へ適宜凹む切欠部9を設けた
ものである。
支持枠1の中心に刃先辺7′を向けて水平に位置するほ
ぼ矩形平板状の横刃7の上面中央に、平板状の縦刃8を
同方向へ向けてほは゛垂直に固定すると共に、該縦刃8
の刃先辺8′の下部に後方へ適宜凹む切欠部9を設けた
ものである。
上記横刃7の刃先辺7′は直線状でもよいが、本例では
適宜弧状に同曲している。
適宜弧状に同曲している。
10は横刃7及び縦刃8の後端に固定した基板で、これ
に油圧シリンダ4のラム5を固定しである。
に油圧シリンダ4のラム5を固定しである。
本案破砕刃の作用を第1図の破壊機の操作と共に説明す
る。
る。
第3図示のように、支持枠1をワイヤWで吊ってコンク
リートパイルPの切断予定線Aから上の余剰部分P′の
外側に嵌合し、各油圧シリンダ4・・・・・・の進出駆
動により各破砕刃6をコンクリートパイルの外周面に食
いこませる。
リートパイルPの切断予定線Aから上の余剰部分P′の
外側に嵌合し、各油圧シリンダ4・・・・・・の進出駆
動により各破砕刃6をコンクリートパイルの外周面に食
いこませる。
この場合、破砕刃6は、横刃7の刃先辺7′と縦刃8の
刃先辺8′でコンクリートパイルに圧接するが、この際
縦刃8は切欠部9により短かくなっているので、それだ
け押圧力を集中でき、強力な食いこみ面圧を得ることが
でき、それにより強力な破砕を行いうると共に横刃7と
縦刃8の両刃による広範囲の破壊を同時に行うこととな
る。
刃先辺8′でコンクリートパイルに圧接するが、この際
縦刃8は切欠部9により短かくなっているので、それだ
け押圧力を集中でき、強力な食いこみ面圧を得ることが
でき、それにより強力な破砕を行いうると共に横刃7と
縦刃8の両刃による広範囲の破壊を同時に行うこととな
る。
又縦刃8により生じるコンクリートパイルの母線方向の
クラックが下方へ延びてきた場合、切欠部9により縦刃
8と横刃7との間に適宜間隔が存するので、これが横刃
7により生じる水平方向のクラック並びに食いこみ溝に
より遮られ、横刃7の下方へ延びることがない。
クラックが下方へ延びてきた場合、切欠部9により縦刃
8と横刃7との間に適宜間隔が存するので、これが横刃
7により生じる水平方向のクラック並びに食いこみ溝に
より遮られ、横刃7の下方へ延びることがない。
従って切断予定線Aに横刃7をあてて破壊を行った場合
、コンクリートパイルPにクラックを生じさせることが
ない。
、コンクリートパイルPにクラックを生じさせることが
ない。
第4図の破砕刃6aは、刃先辺8′から基板10まで凹
む切欠部9aを有する例、又第5図の破砕刃6bは、縦
刃8に切欠部9又は9aを設ける外、横刃7にもその刃
先辺7′中央部から後方へ凹む切欠部11を設けた例で
ある。
む切欠部9aを有する例、又第5図の破砕刃6bは、縦
刃8に切欠部9又は9aを設ける外、横刃7にもその刃
先辺7′中央部から後方へ凹む切欠部11を設けた例で
ある。
第6,6a図に示す他の実施例は、切欠部9を有する2
枚の縦刃8,8を互に平行に横刃7上面に垂直に固定し
た例6Cである。
枚の縦刃8,8を互に平行に横刃7上面に垂直に固定し
た例6Cである。
本例によれば、さらに破壊範囲が広がり、破壊能率が向
上される。
上される。
第7.7a図に示す他の実施例は、切欠部9を有する2
枚の縦刃8,8を上方へ適宜角度間いたほぼV字状態で
横刃7上面に固定した例6dである。
枚の縦刃8,8を上方へ適宜角度間いたほぼV字状態で
横刃7上面に固定した例6dである。
本例によれば、コンクリートパイルに多方向のクラック
を生じさせることができると共に、破砕刃6dの上方に
末広がりのクラックを生じさせ、破壊能率の向上を計る
ことができる。
を生じさせることができると共に、破砕刃6dの上方に
末広がりのクラックを生じさせ、破壊能率の向上を計る
ことができる。
この考案のコンクリートパイル破壊用破砕刃にすれば、
これをコンクリートパイルの外周面に刃先辺を向けて食
いこませると、切欠部による短かくなった縦刃と横刃に
それだけ押圧力を集中でき、それらの刃先辺に十分な食
いこみ面圧を得ることができ、それにより強力な破砕を
行いうると共に横刃と縦刃の両刃による広範囲にわたる
強力な破壊を同時に行うことができるようになる。
これをコンクリートパイルの外周面に刃先辺を向けて食
いこませると、切欠部による短かくなった縦刃と横刃に
それだけ押圧力を集中でき、それらの刃先辺に十分な食
いこみ面圧を得ることができ、それにより強力な破砕を
行いうると共に横刃と縦刃の両刃による広範囲にわたる
強力な破壊を同時に行うことができるようになる。
又本案によれば、縦刃から下に生じるコンクリートパイ
ルの母線方向のクラックが、縦刃と横刃との間に適宜間
隔が存するので、横刃より生じる水平方向のクラック並
びに食いこみ溝によりそれ以上下方へ延びることを防止
でき、従ってコンクリートパイルの切断予定線に横刃を
あてて破壊を行った場合切断予定線以下のコンクリート
パイルにクラックが及ぶことを防止することができ、破
壊後のコンクリートパイルの強度をそこなうことがない
ルの母線方向のクラックが、縦刃と横刃との間に適宜間
隔が存するので、横刃より生じる水平方向のクラック並
びに食いこみ溝によりそれ以上下方へ延びることを防止
でき、従ってコンクリートパイルの切断予定線に横刃を
あてて破壊を行った場合切断予定線以下のコンクリート
パイルにクラックが及ぶことを防止することができ、破
壊後のコンクリートパイルの強度をそこなうことがない
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は破壊機の平面
図、第2図は破砕刃の拡大側面図、第2a図は同上正面
図、第2b図は同上平面図、第3図は破壊機の使用状態
の路線正面図、第4図は他の実施例の側面図、第5図は
さらに他の実施例の平面図、第6.6a図は別の実施例
の側面図及び正面図、第7.7a図はさらに別の実施例
の側面図及び正面図で゛ある。 7・・・・・・横刃、7′・・・・・・横刃の刃先辺、
8・・・・・・縦刃、8′・・・・・・縦刃の刃先辺、
9,9a・・・・・・切欠部。
図、第2図は破砕刃の拡大側面図、第2a図は同上正面
図、第2b図は同上平面図、第3図は破壊機の使用状態
の路線正面図、第4図は他の実施例の側面図、第5図は
さらに他の実施例の平面図、第6.6a図は別の実施例
の側面図及び正面図、第7.7a図はさらに別の実施例
の側面図及び正面図で゛ある。 7・・・・・・横刃、7′・・・・・・横刃の刃先辺、
8・・・・・・縦刃、8′・・・・・・縦刃の刃先辺、
9,9a・・・・・・切欠部。
Claims (3)
- (1)刃先辺を前方へ向けたほぼ矩形板状の横刃と、刃
先辺を前方へ向けた板状体であって上記横刃上面に対し
板状体面を交錯させて位置する縦刃とを有し、 上記縦刃の刃先辺下部から後方へ適宜凹む切欠部を設け
た、 コンクリートパイル破壊用破砕刃。 - (2)上記縦刃が、刃先辺を前方へ向けて互に平行する
2枚の板状体であって、上記横刃上面に対し各板状体面
を直角に交錯させて位置する、実用新案登録請求の範囲
第1項に記載のコンクリートパイル破壊用破砕刃。 - (3)上記縦刃が、刃先辺を前方へ向けた2枚の板状体
であって、上記横刃上面に対し各板状体面を適宜傾斜さ
せて両板状体相互で略■字形をなす、実用新案登録請求
の範囲第1項に記載のコンクリートパイル破壊用破砕刃
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1724778U JPS5925964Y2 (ja) | 1978-02-13 | 1978-02-13 | コンクリ−トパイル破壊用破砕刃 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1724778U JPS5925964Y2 (ja) | 1978-02-13 | 1978-02-13 | コンクリ−トパイル破壊用破砕刃 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54120205U JPS54120205U (ja) | 1979-08-23 |
JPS5925964Y2 true JPS5925964Y2 (ja) | 1984-07-28 |
Family
ID=28842276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1724778U Expired JPS5925964Y2 (ja) | 1978-02-13 | 1978-02-13 | コンクリ−トパイル破壊用破砕刃 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5925964Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-02-13 JP JP1724778U patent/JPS5925964Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54120205U (ja) | 1979-08-23 |
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