JPS6019148Y2 - コンクリ−トパイル破壊装置 - Google Patents

コンクリ−トパイル破壊装置

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Publication number
JPS6019148Y2
JPS6019148Y2 JP5693878U JP5693878U JPS6019148Y2 JP S6019148 Y2 JPS6019148 Y2 JP S6019148Y2 JP 5693878 U JP5693878 U JP 5693878U JP 5693878 U JP5693878 U JP 5693878U JP S6019148 Y2 JPS6019148 Y2 JP S6019148Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting edge
concrete pile
support frame
crushing
crushing blade
Prior art date
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Expired
Application number
JP5693878U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54159705U (ja
Inventor
良祐 荒井
Original Assignee
三和機材株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三和機材株式会社 filed Critical 三和機材株式会社
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  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、打設されたコンクリートパイルの地上露出
部分を一定高さに切り揃えるためその上部余剰部分を破
壊除去するための破壊装置に関する。
従来、この種の破壊装置として、3個の油圧シリンダを
3本のリンクを介して数珠つなぎにピン結合し、各シリ
ンダのプランジャの先端にそれぞれほぼ矩形板状でクサ
ビ状の水平刃を取付けたもの、あるいは刃先辺をコンク
リートパイル外周に対応して弧状に形成したもの等が存
在するが、水平刃がほぼ矩形板状又は弧状板状でしかも
クサビ状であるため、これをコンクリートパイルに食い
こませても、矩形板状の刃先辺はコンクリートパイルに
点接触から線接触へと食いこんで行き、弧状板状の刃先
辺はその全長が破壊当初よりコンクリートパイル外側面
に当っているので、水平刃の刃先辺に十分な破壊面圧が
得にくく、また下方向へのクラークが生じ、そのためコ
ンクリートパイルに水平方向のクラックを効果的に生じ
させることが難かしく、また各油圧シリンダがリンクに
ピン結合されているから、各シリンダが横振れし易く、
各水平刃を正確にコンクリートパイルの中心方向に向け
てセットすることが容易でなく、3個の水平刃が互に等
間隔のクラックをつくるということがほとんどなく、シ
かもコンクリートパイル全周に均等にクラックを与える
ことが容易でなく、それらが相俟って破壊効率を低下さ
せているのが現状であった。
本案の破砕装置は従来の欠点を除いたもので、以下図面
を参照してその実施例を説明する。
第1図において、1は適宜長さを有する環状支持枠で、
その外周部に曲設した4個のシリンダハウジング2・・
・・・・内に油圧シリンダ4・・・・・・を内装すると
共に、支持枠1の内周部に凹設した破砕刃収納スペース
3・・・・・・内に本案破砕刃6・・・・・・をそれぞ
れ位置させて油圧シリンダ4・・・・・・のラム5・・
・・・・先端にそれぞれ固着し、そして油圧シリンダ4
・・・・・・の駆動により破砕刃6・・・・・・が水平
状態を保ってスペース3・・・・・・内から支持枠1の
中心に向って進退できるようにしである。
上記破砕刃6は第2,2a図示のように水平板状体で、
その刃先辺は、適宜間隔をあけた2つの頂点7,7から
それぞれ後方へ傾斜する内側傾斜刃先週6a及び外側傾
斜刃先週6bを延長し、両内側傾斜刃先辺6a、6a間
で谷形の凹陥部8を形成した、はぼ逆W状をなし、破砕
刃6の底辺は第2a図示のように刃先まで水平に、刃先
辺の上面は傾斜せしめて形成している。
9は基部、10は受板で、該受板10をシリンダ4のラ
ム5先端に固定しである。
本案破砕装置の作用を次に説明する。
第3図示のように支持枠1をワイヤWで吊ってコンクリ
ートパイルPの切断予定線Aから上の余剰部分P0の外
側に被嵌し、各油圧シリンダ4・・・・・・の進出駆動
により各破砕刃6・・・・・・をコンクリートパイルの
外側面に食いこませる。
この場合、まず刃先辺の頂点7,7が第4図示のように
コンクリートパイル外側面に当り、ついで内側傾斜刃先
週6a、6a及び外側傾斜刃先週6b、6bが徐々にコ
ンクリートパイルに食いこんでいくので、刃先辺には常
に十分な破壊面圧が得られる。
しかも外側刃先辺6b、6bは食いこむにつれてコンク
リートパイルに生じる水平方向のクラックを第4a図矢
印方向へさらに広げていくこととなり、それによりさら
に効率的な破壊を行なうこととなる。
本案の破砕刃は、必要によっては頂点をさらに増して刃
先辺を鋸歯状に形成°してもよく、又水平板状体に該板
状体と適宜角度をなす1枚又は複数枚の縦刃を付加して
使用することもできる。
この場合、破砕刃の底辺は刃先まで水平に、刃先辺の上
面は傾斜せしめて形成されることは勿論である。
この考案のコンクリートパイル破壊装置は、環状支持枠
に複数の油圧シリンダと破砕刃が等間隔に固定され、該
破砕刃が支持枠の中心に向って進退できるよう取付けら
れ、しかも破砕刃がその刃先辺を適宜間隔をあけた複数
の頂点からそれぞれ後方へ傾斜する内側傾斜刃先週と外
側傾斜刃先週に、しかも破砕刃の底辺は刃先まで水平に
、刃先辺の上面は傾斜せしめて形成しているため、これ
をコンクリートパイル破壊に使用した場合、まず刃先辺
の頂点がコンクリートパイルに食いこみ、ついで内側及
び外側傾斜刃先週が徐々に食いこんでいくので、刃先辺
に十分な破壊面圧が得られ、しかも各破砕刃は互に等間
隔を保って常時コンクリートパイルの中心方向に食いこ
むことができるから、各破砕刃の食いこみによって生じ
るクラックを左右隣りの破砕刃の方向へそれぞれ等範囲
に延長せしめ、それによりコンクリートパイル全周に均
等にクラックを生じさせることができ、特に破砕刃の食
いこんだ場所から横方向及び上方向へのクラックを生ぜ
しめるが下方向へのクラックは生ぜず、また外側傾斜刃
先週がコンクリートパイルに生じる水平方向のクラック
をさらに拡大して各クラックをコンクリートパイルの全
周にわたって互いに連継させ、若しくは互いに接近させ
ることが可能となり、それによりコンクリートパイルの
破壊を安定的に容易にすると共に強力且効率的に行うこ
とができ、さらに下方向へのクラックの発生を防止でき
るのである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は破壊機の平面
図、第2図は破砕刃の拡大平面図、第2a図は同上側面
図、第3図は使用状態の路線図、第4,4a図は破壊作
用の説明図である。 1・・・・・・環状支持枠、4・・・・・・油圧シリン
ダ、5・・・・・・ラム、6・・・・・・破砕刃、6a
・・・内側傾斜刃先週、6b・・・・・・外側傾斜刃先
週、7・・・・・・頂点。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 環状支持枠に複数の油圧シリンダをほぼ等間隔に固定す
    ると共に、上記油圧シリンダの各々のラムに破砕刃を該
    各破砕刃が上記支持枠面と平行を保って上記支持枠の中
    心に向って進退できるようにそれぞれ取付け、 上記破砕刃は、上記支持枠面と平行する板状体であって
    、その刃先辺が、適宜間隔をあけた複数の頂点からそれ
    ぞれ後方へ傾斜する内側傾斜刃先述及び外側傾斜刃先週
    を延長し、しかも破砕刃の底辺を刃先まで水平に、刃先
    辺の上面を傾斜せしめて形成したものである、 コンクリートパイル破壊装置。
JP5693878U 1978-04-27 1978-04-27 コンクリ−トパイル破壊装置 Expired JPS6019148Y2 (ja)

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JP5693878U JPS6019148Y2 (ja) 1978-04-27 1978-04-27 コンクリ−トパイル破壊装置

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JP5693878U JPS6019148Y2 (ja) 1978-04-27 1978-04-27 コンクリ−トパイル破壊装置

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Publication Number Publication Date
JPS54159705U JPS54159705U (ja) 1979-11-08
JPS6019148Y2 true JPS6019148Y2 (ja) 1985-06-10

Family

ID=28954341

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JP5693878U Expired JPS6019148Y2 (ja) 1978-04-27 1978-04-27 コンクリ−トパイル破壊装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6126735U (ja) * 1984-07-23 1986-02-18 三和機材株式会社 杭頭処理機の破砕刃

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JPS54159705U (ja) 1979-11-08

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