JPS5925828B2 - ポリラウリンラクタム粉末を基礎とする高温で金属を被覆するための粉末状被覆剤の製造方法 - Google Patents

ポリラウリンラクタム粉末を基礎とする高温で金属を被覆するための粉末状被覆剤の製造方法

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JPS5925828B2
JPS5925828B2 JP58086003A JP8600383A JPS5925828B2 JP S5925828 B2 JPS5925828 B2 JP S5925828B2 JP 58086003 A JP58086003 A JP 58086003A JP 8600383 A JP8600383 A JP 8600383A JP S5925828 B2 JPS5925828 B2 JP S5925828B2
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Chemische Werke Huels AG
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    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J3/00Processes of treating or compounding macromolecular substances
    • C08J3/12Powdering or granulating
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G69/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain of the macromolecule
    • C08G69/46Post-polymerisation treatment
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L77/00Compositions of polyamides obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L77/02Polyamides derived from omega-amino carboxylic acids or from lactams thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、低分子でまだ脆いポリラウリンラクタムを粉
砕し、次にこの粉末をその融点未満の温度に加熱するこ
とによつて得られるポリラウリンラクタムを基礎とする
、高温で金属を被覆するための被覆剤に関する。
金属のラツカー様被覆を形成するためにポリアミドをベ
ースとする粉末状被覆剤を使用することは公知である。
被覆操作は、流動床浸漬法、火炎溶射法又は静電塗装法
により行なわれる。ポリアミド粉末は、溶液からのポリ
アミドの沈澱によつて(1951年10月5日に公告さ
れた西独特許出願第S280539b22104号明細
書)又は好ましくは低温で不活性ガス雰囲気下でのポリ
アミド顆粒の粉砕によつて得られる。更に、低分子ポリ
アミドを粉砕し、続いてこれによつて得られた粉末を公
知法で融点未満の温度に加熱することによつて所望粘度
にもたらすことによリポリアミド粉末を製造することは
公知である(西独特許出願公開第1570392号、英
国特許第535138号)。
ポリラウリンラクタノ、粉末もまたこれらの公知法によ
り製造され、同様に公知の方法により被覆のために使用
される〔Chem.Ind.ll月号(1968年)、
783〜791頁;モダーン・プラスチツクス(MOd
emPlastic8)、2月号(1966年)、15
3〜156頁〕。
ポリラウリンラクタム粉末は、要求された条件、つまり
高い弾性、良好なエツジ被覆、平滑な表面、アルカリ性
水溶液に対する安定度を必ずしも満足させずかつ加工の
際にしばしば発煙する傾向があるので、種々の改良点が
知られるに至つた:例えば可塑剤を含むポリラウリンラ
クタム粉末(西独特許出願公告第1669821号)、
ホモポリラウリンラクタムとラウリンラクタムを含むコ
ポリアミドとより成る混合物より得られる粉末(西独特
許出願公告第2144606号)、N−アルコキシメチ
ル基を含むポリアミドならびに酸性反応性触媒を含む粉
末(西独特許出願公開第2222122号明細書)、又
はカルボンアミド基1個につき8〜11個の脂肪族的に
結合された炭素原子を有するポリアミド、アルコキシア
ルキル基を有するアミノプラスト及び酸性反応性触媒よ
り成る混合物(西独特許出願公開第2222123号)
が知られている。
これらの粉末は個々の点では良好な性質を示すが、要求
されたすべての条件をまだ十分には満足させない。とこ
ろで、顔料着色ポリラウリンラクタム粉末を製造するた
めには、水2〜10重量%、リン酸0.3〜0.7重量
%の存在で温度265〜300℃で全く連鎖安定剤なし
に自己圧下にラウリンラクタムを重合し、続いて顆粒化
しかつ25〜70℃でメタノール又はエタノールで抽出
して得られた粘度1,25〜1.65を有する顆粒を、
炭素原子1〜3個を有する第1級脂肪アルコール、シク
ロヘキサノール又はエチルブタノール中で顔料添加下に
温度110〜140℃、圧力5〜8バールで処理し、可
及的に小さい機械的運動下に徐々に室温に冷却して粉末
を製造し、この粉末を乾燥し、分級しかつηRel値≦
1.55を有する前記抽出顆粒又は乾燥粉末は140℃
とポリアミドの融点未満の温度との間の温度で後縮合す
ることによつてηRel−1.55〜1.65にもたら
す場合には、皮膜形成温度を越える温度で不利な発煙を
惹起することなく、平滑な表面、良好なエツジ被覆、優
れた弾性及びアルカリ性水溶液に対する優秀な安定度を
有する被覆を与える、粉末状で施すことのできる改良被
覆剤の得られることが判明した。ポリアミドをリン酸の
存在で製造することは公知であるが、この場合ラウリン
ラクタム0.01〜10重量%(アメリカ特許第255
7808号)、く3モル%〜1.5重量%(フランス特
許第951924号)、ラクタム1m01当りリン0.
1〜1%(ルクセンブルグ特許第7283号)、0.2
〜4重量%(スイス特許第582517号)、10−3
〜10−6m01(0.4×10−4〜0.04重量%
に相当)(西独特許出願公告第1210183号)が使
用される。
またラウリンラクタムはリン酸の存在で重合され、30
0〜330℃の温度で、好ましくは0.1〜0.3重量
%のリン酸量を用いても操作される(西独特許出願公告
第1267428号)。
フランス特許第1384988号、西独特許出願公開第
1520551、1495147号及びオランダ特許出
願公告第10033号(70)明細書によれば特に付加
的に常用の粘度安定剤、例えばモノ一又はジカルボン酸
を用いて操作される。ルクセンブルグ特許第23607
、24307及び25173号より、リン酸で操作する
場合少量の水ならびに少量のリン酸の存在で操作するこ
とは公知である。一般に重合に関連する多数のこれら公
知技術から、すべての前記要求を満足させる有用なポリ
ラウリンラクタム粉末を得るための特に有利な重合方法
に関する記載を見出すことはできない、それというのも
その重合条件は、上述の付加的条件の他に維持すべき条
件のうちの一つにすぎないからである。また、所謂プレ
ポリマ一から抽出し、続いて縮合させることも公知であ
る(英国特許第830757号)。
この中間抽出は、前記被覆目的に使用することが要求さ
れるポリラウリンラクタム粉末の製造の場合には狭い温
度範囲内でかつ選択範囲の狭い抽出剤でしか行なうこと
ができない。また、該粉末は異なる方法により製造しな
ければならないことが伴つた。所謂天然色粉末(安定剤
を含有することはできるが、顔料の含有は許されない)
は、粉砕法により製造されるが、この場合にも同様に選
択範囲の狭い温度を保たなければならない。後縮合は1
40℃を越え、ポリラウリンラクタムの融点(179℃
)未満の温度で行なわれるが、粘度値(ηRel)は狭
い範囲に存在しなければならない。粉末の粒度分布は6
0μmより大きく350μmよりも小さい範囲に在り、
前記範囲よりも小さいか又は大きい粉末粒子はできるだ
け存在してはならR・。粒度分布は、83±5%が63
〜200μmの粒度を有するように存在する。これに対
して顔料を含有する粉末は、所謂沈殿法により製造しな
ければならない。
この操作法の場合、出発顆粒はすでに所望の粘度をもつ
ていてよいが、しかし製造当初から低粘度顆粒を使用す
るのが有利である、それというのもこの方が製造当初か
ら経済的であるからである。この場合後縮合は顆粒から
の抽出後にすでに行なうか又は沈殿乾燥粉末についても
行なうことができる。沈殿法の場合選定溶剤を使用しか
つ狭い温度範囲を保たなければならない。顔料はこの沈
殿段階の間に用いる。従つて本発明による方法は次の条
件によつて記載することができる:重合段階 ラウリンラクタムを水2〜10重量%、リン酸063〜
0.7重量%、特に0.4〜0.5重量%の存在で不活
性ガス雰囲気下265〜300℃に加熱する。
一般に14〜25バール、好ましくは16〜20バール
にある自己圧の調節下に操作する。ηRelの値(25
℃で濃度0,57/100Tf11f)mクレゾール中
で測定)は.1.25〜1.65、好ましくは1.33
〜1.65、特に有利には1.40〜1.60でなけれ
ばならない。重合は一般に3〜8時間持続する。得られ
た重合体を、温度200〜260℃、圧力9〜15バー
ル、つまりこの高さの水蒸気圧でオートクレーブから有
利に水浴中に移す。重合体ストランドを粉砕しかつ得ら
れる顆粒から25〜70℃でメタノール又はエタノール
を用いて抽出を行なう。抽出は抽出剤の2〜3倍重量で
2〜3回煮沸することによつて行なわれる。次に乾燥顆
粒を粉末に加工する。沈殿法 上記のように製造した、溶液粘度1.25〜1.65、
好ましくは1.33〜L65、特に有利には1.40〜
1,60を有するポリラウリンラクタム顆粒を使用する
ことができる。
沈殿剤としては、メタノール、エタノール、プロパノー
ル、2−エチルフッノール及びシクロヘキサノールのみ
が適当である。エタノールが好ましいが、この場合には
約135℃、約7バールでポリラウリンラクタム50〜
60%が沈殿することができる。沈殿法の場合例えばT
iO2のような添加物は一緒に加え、このようにして粉
末に混入される。沈殿の仕方は得られた粉末の粒子分布
にとつて決定的である。強すぎる攪拌及び速すぎる冷却
の場合には、40μより小さい微粒分40〜90%を含
む粉末が得られるが、これら粉末は流動床浸漬粉末とし
ては適当ではない。これに対して冷却を、攪拌せずに又
は極めて緩慢な攪拌をもつて約1℃/Mmの速度で実施
する場合には、40μ未満の微粒分は極めて小量しか得
られない。粉末は40〜100℃で油ポンプ真空で乾燥
し、上記のように篩分けるか又は分級する。前記沈殿法
の場合に用いる適当な顔料は、二酸化チタン、カーボン
ブラツク、硫化バリウム、酸化鉄である。
これら顔料は、一般にポリアミドに対して1〜20重量
%、好ましくは2〜10重量%の量で使用する。また本
発明による顔料はフタロシアニン及びアゾ色素のような
色素であつてもよい。このようにして得られた粉末は、
特に流動床浸漬法により使用するが、しかしまた火炎溶
射被覆法又は静電塗装法により使用することもできる。
被覆剤の皮膜の厚さは流動床浸漬法の場合200〜50
0μm1火炎溶射法の場合200〜800μmである。
付着助剤を使用してもよい。次に、実施例により本発明
を説明する。
溶液粘度ηRelは、濃度0.57/100m1f)m
−クレゾール中で25℃で測定した。例1 オートクレーブ沖でラウリンラクタム10kgを、水8
00yと85%リン酸607(0.51%リン酸に相当
)と一緒に7時間280℃に加熱し、圧力を約19バー
ルに調整する。
然る後に240〜230゜Cに冷却し(圧力約13〜1
4バール)かつ底弁を開く。ポリマーを、約901の角
度でポリマーストランドに当たる水噴射を通して水浴中
に導きかつ冷却後にインペラーブレーカ一で粉砕する。
このポリラウリンラクタムを圧力約3ミリバール、温度
60〜80℃で乾燥する。溶液粘度はηRel−1.3
9である。抽出物は、2倍量のメタノールで2時間試料
を煮沸しかつ抽出物を蒸発乾個することによつて測定す
ると1.5重量%である。ポリマー粒子を、2倍重量の
メタノールと共に2時間還流下に煮沸する。このメタノ
ールを排出して、同一量の新しいメタノールと換える。
更に2時間還流下に煮沸し、該メタノールを排出し、3
0ミリバール、80℃で乾燥する。このように粉砕抽出
したポリラウリンラクタムを150℃で4時間回転蒸発
器で窒素を通して後縮合する。これにより該ポリマーは
溶液粘度1.60を有する。ガラス製オートクレーブに
ポリラウリンラクタム1007、エタノール200m1
及びTiO2顔料7yを充てんする。2時間140℃に
加熱し、圧力を約7バールに調節する。
次に攪拌速度約5r.p,mJ℃/Mmで冷却する。粉
末を乾燥箱で0,7ミリバール、80℃で乾燥する。白
色に着色されたポリラウリンラクタム粉末を流動床浸漬
法により金属部分に被覆すると次の評価が与えられる.
被覆時の発煙なし、流動性良好、皮膜表面平滑、シヤー
プなエツジの被覆良好乃至極めて良好、エリクセン値〉
10mm、衝撃深さ〉1800mm/7.6k9、粗洗
浄剤の1%煮沸溶液に対する安定度〉2000時間。例
2 例1により粉砕され、抽出されかつ後縮合された、溶液
粘度ηRel−1.60を有するポリラウリンラクタム
1007を、TiO2顔料7y及び2エチルブタノール
300m1と一緒に2時間還流下に加熱しかつ徐々に攪
拌しながら冷却するこの粉末を0.7ミリバール、80
℃で乾燥する。
60μより小さい微粒分を篩分ける。
このようにして製造された粉末は、前記例の粉末と同様
の被覆の性質を有している。比較例 1 溶液粘度ηRel−1,60を有する顆粒化ポリラウリ
ンラクタム(水3重量%とアジピン酸062重〉※量%
の存在でラウリンラクタムの加水分解的重合によつて得
られ、この際第1段階で16〜20バールの自己圧で2
80℃で重縮合されかつ水の除去及び減圧後に260℃
で後縮合される)4007を、西独特許出願公開第21
52194号によりTiO2顔料307と一緒にジメチ
ルホルムアミド900m1中で5時間加熱沸騰させる。
冷却後に粉末を0,7ミリバール、80℃で乾燥しかつ
60μより小さい微粒分を篩分ける。 粉末は被覆の際
に次の評価を示す:流動性良好、被覆時の著しい発煙、
シヤープエツジの被覆不十分。
エリクセン値6〜8mm、衝撃深さ〈100m711/
7.6kg、粗洗浄剤の1%煮沸溶液に対する安定度く
200時間。5比較例 2 例1で記載した沈殿に使用したポリラウリンラクタム(
相対溶液粘度ηRel−1.60)3007を、TiO
22l7と一緒にジメチルホルムアミド800m1中で
5時間加熱沸騰させる。
冷却後に粉末を0.7ミリバール、80℃で乾燥する。
60μより小さい微粒分を篩分ける。
被覆の性質:被覆時の発煙なし、シャープエツジの被覆
なし、エリクセン値5mm、衝撃深さ〈100mm/7
,6k9、粗洗浄剤の煮沸溶液に対する夕 安定度く2
00時間。
比較例 3 比較例3を繰返すが、ジメチルホルムアミドの代りに2
−エチルヘキサノールを沈殿のために使用する点が異な
る。
被覆の際には比較例と同様の評価が得られる。次表に、
実施例及び比較例よりの実験結果を総括した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 低分子の脆いポリラウリンラクタムを粉砕し、次に
    粉末をその融点未満の温度に加熱することによつて得ら
    れるポリラウリンラクタム粉末を基礎とする高温で金属
    を被覆するための粉末状被覆剤を製造するに当り、顔料
    着色ポリラウリンラクタム粉末を製造するためには、水
    2〜10重量%、リン酸0.3〜0.7重量%の存在で
    265〜300℃の温度で全く連鎖安定剤なしに自己圧
    下にラウリンラクタムを重合し、次に顆粒化しかつ25
    〜70℃でメタノール又はエタノールで抽出することに
    よつて得られた顆粒を、炭素原子1〜3個の第1脂肪ア
    ルコール、シクロヘキサノール又はエチルブタノール中
    で顔料添加下に110〜140℃の温度でかつ5〜8バ
    ールの圧力下に処理し、できるだけ小さい機械的運動下
    に室温に徐々に冷却して粉末を製造し、これを乾燥し、
    篩分けかつηrel値≦1.55を有する前記抽出顆粒
    又は乾燥粉末は140℃とポリアミドの融点未満の温度
    との間の温度で後縮合することによつてηrel値1.
    55〜1.65にもたらすことを特徴とするポリラウリ
    ンラクタム粉末を基礎とする高温で金属を被覆するため
    の粉末状被覆剤の製造方法。
JP58086003A 1975-10-09 1983-05-18 ポリラウリンラクタム粉末を基礎とする高温で金属を被覆するための粉末状被覆剤の製造方法 Expired JPS5925828B2 (ja)

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DE25452679 1975-10-09

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