JPS5925685B2 - 自動車用扉開閉装置 - Google Patents

自動車用扉開閉装置

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JPS5925685B2
JPS5925685B2 JP53069230A JP6923078A JPS5925685B2 JP S5925685 B2 JPS5925685 B2 JP S5925685B2 JP 53069230 A JP53069230 A JP 53069230A JP 6923078 A JP6923078 A JP 6923078A JP S5925685 B2 JPS5925685 B2 JP S5925685B2
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JP
Japan
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door
closing
switch
solenoid valve
detection switch
Prior art date
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JP53069230A
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俊夫 岡
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Nabco Ltd
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Nabco Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、運転手が操作スイッチを開閉することによ
って扉を自動的に開閉するようにした自動車用扉開閉装
置に関する。
このような扉開閉装置においては、従来より、乗降中の
乗客の安全を図るため、扉が閉じる途中に乗客が扉の戸
先に接触したり乗降口に立ち止まったりしたとき、それ
を検知して作動する戸先スイッチ、光電管スイッチ、マ
ッドスイッチなどの検知スイッチを設置し、この検知ス
イッチが作動すると扉を自動的に反転させて開くように
したり(以下「反転式」という。
)或は、扉はそのまま閉じ切ってしまうが、このとき運
転手に警告するようにしたりしている。
(以下「閉切り式」という。
)しかし、反転式のものでは、満員の場合、扉が突然に
全開すると、車内の入圧で乗降口の乗客が車外に押し出
されるという危険がある。
また閉切り式のものでは、乗降中の乗客が扉にはさまれ
ると特に幼児らの場合危険であり、又乗客の持物が扉に
はさまれるとそれを抜き取ることが困難になる。
このため、閉扉作動中に、扉が乗客等に衝突し又は衝突
しうる状態を検出する検知スイッチ、及び閉扉中に前記
アクチュエータへの流体の給排を停止する第2の電磁弁
を設置し、前記検知スイッチが作動すると第2の電磁弁
を作動させ扉の閉扉作動を停止させるようにしたものが
ある。
ところが、こうしたものでは、検知スイッチと第2の電
磁弁とを直接接続しているため、瞬間的に検知スイッチ
の作動を終了させてもただちに扉が閉扉作動を再開し、
乗客等が扉と衝突して体のバランスをくづした後充分に
回復できていないときに再度衝突させてしまうという危
険がある。
特に、こうした危険は、老人などにとってより大きな危
険となる。
本発明は、以上の問題に鑑みて成され、より安全性を向
上できるようにした自動車用扉開閉装置を提供すること
を目的とし、この目的を達成するために、前記検知スイ
ッチと前記第2の電磁弁との間に当該検知スイッチの作
動に応じて作動し当該検知スイッチの作動終了後も所定
の時間作動を継続する時限装置を介設し、前記検知スイ
ッチの作動終了後所定の時間前記第2の電磁弁の作動を
持続するようにしたものである。
これにより、乗客等が扉に衝突し或は衝突しそうになっ
て体のバランスをくづし瞬時検知スイッチの作動を終了
させても、所定の時間扉の閉扉停止状態を持続でき、体
のバランスを充分に回復させることができかつそれによ
り乗降をスムーズに行えるようにでき、短時間で何度も
乗客等に扉が衝突したりすることを防止でき、安全性は
より向上するのである。
この発明の実施例について図面に従い詳しく説明する。
各図はすべて扉が全開し検知スイッチが作動していない
状態を示す。
まず第1の実施例について、第1図及び第3図によって
説明する。
1は圧縮空気圧源、2は扉開閉用電磁弁、3は扉停止用
電磁弁、4は逆止弁、5は扉閉じ速さを調節する可変絞
り、6は内部を作動室7及び背室8に区分する差動ピス
トン9及びピストンロッド10を有する扉開閉用差動シ
リンダである。
11は電源、12は運転手が操作する扉開閉用操作スイ
ッチ、13は扉開閉用電磁弁2の電磁コイル、14.1
5は扉開閉応動スイッチである。
応動スイッチ14は、扉が開き始めると閉じ、扉が閉じ
切ると開くもの、応動スイッチ15は扉が全開している
ときは閉じそうでないときは開くものである。
16は励磁するとリレースイッチ17゜18を閉じ、消
磁するとリレースイッチ17゜18を開くリレーコイル
である。
19は乗降中の乗客が扉の戸先に接触しているときそれ
を検知して閉じ、そうでないときは開く検知スイッチで
ある。
20は励磁するとリレースイッチ21を閉じ、消磁する
とリレースイッチ21を所定の限時間抜に開くリレーコ
イルである。
22は扉停止用電磁弁3の電磁コイルである。
23,24,25は管路の接続点、26,27,2B、
29は配線の接続点である。
リレーコイル20とリレースイッチ21とは、検知スイ
ッチ19と扉停止用電磁弁3との間に介設するオフ遅延
リレーを構成する。
この第1の実施例の作用について説明する。
扉が全開し検知スイッチ19が開いている図の状態では
、扉開閉用電磁弁2は作動状態に、扉閉止用電磁弁3は
非作動状態にある。
差動シリンダ6の作動室7内の圧力空気は電磁弁2から
大気に流出し、ピストン9は右端へストロークしている
また、スイッチ12,14,15,17,18は閉じ、
スイッチ21は開いている。
運転手が扉を閉じようとして操作スイッチ12を開くと
、扉開閉用電磁弁2はその電磁コイル13が消磁して非
作動状態に変わり、空気圧源1の圧力空気は電磁弁2、
絞り5及び電磁弁3を通って差動シリンダ6の作動室7
に流入し始め、そのピストンロッド10は第1図の左方
に移動し始めて扉を閉じ始める。
すると全開応動スイッチ15は開くが、並列のリレース
イッチ17は閉じているので接続点28より下流側の電
気機器はその影響を受けない。
扉が閉じる途中に乗降中の乗客が扉にはさまれると、検
知スイッチ19はそれを検知して閉じリレーコイル20
を励磁する。
するとリレースイッチ21は閉じて電磁コイル22を励
磁し、扉停止用電磁弁3は作動状態に変わり、これを通
って差動シリンダ6の作動室7に流入する圧力空気の流
れを停止し、よって差動シリンダ6のピストンロッド1
0は移動を停止して扉の閉じ作動を停止する。
この後、この乗客が扉にはさまれた身体を外すと、検知
スイッチ19は開いてリレーコイル20を消磁する。
するとリレースイッチ21は所定の限時間抜に開いて電
磁コイル22を消磁する。
よって扉停止用電磁弁3は非作動状態に変わり、空気圧
源1の圧力空気は再び扉停止用電磁弁3を通って差動シ
リンダ6の作動室γに流入し始め、前記と同様に扉は再
び閉じ始める。
この後、扉が閉じ終ると、応動スイッチ14は開き、リ
レーコイル16は消磁してリレースイッチ17,18を
開く。
この後、運転手が扉を開こうとして操作スイッチ12を
閉じると、扉開閉用電磁弁2はその電磁コイル13が励
磁して作動状態に変わり、差動シリンダ6の作動室7内
の圧力空気は、電磁弁3、逆止弁4及び絞り5を通って
電磁弁3から大気に流出し始め、そのピストンロッド1
0は第1図の右方に移動し始めて扉を開き始める。
すると応動スイッチ14は閉じるが、直列の全開応動ス
イッチ15及びリレースイッチ17は開いているので接
続点28より下流側の電気機器はその影響を受けない。
扉が開く途中に乗客が仮に扉に接触しても、全開応動ス
イッチ15及びリレースイッチ17が開いているので、
扉停止用電磁弁3がmして扉の開き作動を停止すること
はない。
扉が全開すると、全開応動スイッチ15が閉じ、リレー
コイル16は励磁して、図の状態に戻る。
次に第2の実施例について第2図及び第3図によって説
明する。
第2の実施例は、第1図及び第3図に示す第1の実施例
とほとんど同じであり、異なるところは、扉停止用電磁
弁3の配置を接続点23と扉開閉用電磁弁2との間に変
えただけである。
ほかは、第1の実施例と同じ空圧機器及び電気機器を用
い、その配置も同じである。
作用も第1の実施例とほとんど同じである。
ただ圧力空気の流通径路が異なるにすぎない。
第3の実施例について説明する。
第3の実施例は、第1図及び第3図に示す第1の実施例
とほとんど同じであり、異なるところは、第3図の一点
鎖線で囲んだ部分を第4図のものに変えただけである。
ほかは、第1の実施例と同じ空圧機器及び電気機器を用
い、その配置も同じである。
第4図において、30は、接続点31から電流が流入し
たときはその時から所定の短い時間だけ接続点32へ電
流を流す時限器である。
33はダイオードである。
34は励磁するとリレースイッチ35を開き、消磁する
とリレースイッチ35を閉じるリレーコイルである。
36は配線の接続点である。
扉が全開し検知スイッチ19が開いている第1図の状態
では、リレーコイル34は消磁し、リレースイッチ35
は閉じている。
扉が閉じる途中に乗降中の乗客が扉にはさまれると、第
1の実施例と同様に、検知スイッチ19が閉じてコイル
20を励磁し、リレースイッチ21が閉じる。
よって、電流はリレースイッチ35を介して電磁コイル
22に流れると同時に、時限器30、ダイオード33を
介して電磁コイル13に電流が流れる。
しかし、リレースイッチ35は、時限器30を介して流
れる電流によってリレーコイル34が励磁されただちに
開となるため、電磁コイル22を励磁するに十分な電流
は流れず、扉停止用電磁弁3は非作動の状態に保持され
、扉開閉用電磁弁2のみが作動する。
よって差動シリンダ6の作動室7内の圧力空気は扉開閉
用電磁弁2から大気に流出し、閉じる途中の扉は閉じ作
動が一旦停止し、反転して開き始める。
この後、時限器30の所定の短い時間が経過すると、電
磁コイル13及びリレーコイル34は消磁し、リレース
イッチ35は閉じて電磁コイル22は励磁する。
よって扉開閉用電磁弁2は非作動状態に戻り、扉停止用
電磁弁3は作動状態に変わり、扉の開き作動は停止する
すなわち、扉が閉じる途中に乗客が扉にはさまれると、
扉は反転して多少間いた後停止する。
第4の実施例について説明する。
この実施例の空圧機器及びその配置については第2図に
示す第2の実施例のものをそのまま使用し、電気機器及
びその配置については第4図に示す第3の実施例とほと
んど同じである。
異なるところは、第4図のリレーコイル34及びリレー
スイッチ35を取り外し、接続点31を直接電磁コイル
22に接続しただけである。
ほかの電気機器及びその配置は第3の実施例と同じであ
る。
この第4の実施例の作用は第3の実施例とほとんど同じ
である。
ただ圧力空気及び電流の流通径路が異なるにすぎない。
すなわち第2図の扉開閉用電磁弁2を非作動状態にして
、閉扉中に検知スイッチ19が閉じてリレースイッチ2
1が閉じると、電磁コイル22が励磁し、扉停止用電磁
弁3を作動して扉は停止する。
同時に第5図の接続点31から時限器30、ダイオード
33、接続点36へ流れる電流は電磁コイル13を励磁
し、扉開閉用電磁弁2を第2図の如き作動状態にし、扉
を反転して開き始める。
しかし時限器30の作用で、暫く経つと再び電磁コイル
13は消磁し、扉開閉用電磁弁2は非作動状態となって
扉は停止する。
以上の実施例は次のような効果を奏する。
(1)扉が閉じる途中に乗降中の乗客が扉にはさまれた
とき扉が突然に開き、満員の場合に車内の入圧で乗降口
の乗客が車外に押し出されることを防ぐことができる。
(2)扉にはさまれた乗客は、検知スイッチの作用で閉
扉中の扉が一旦停止するので、はさまれた体、若しくは
荷物を適当に動かして簡単にそれを抜き取ることができ
る。
(3)第3及び第4の実施例の場合は、扉が一時的に反
転し僅かに開くので、はさまれたものを動かさなくても
簡単に抜き取ることもできる。
(4)扉が検知スイッチの作動により停止したとき、検
知スイッチの作動が終了してもオフ遅延リレーの作動に
よりただちに閉扉動作が再開されず、不要な危険を防止
できる。
以上の実施例においては作動流体を空気としているが液
体でもよい。
また、扉開閉用シリンダ6は差動シリンダとして背室8
に常に空気圧源1の圧力空気を導いているが、ばね付き
単動シリンダとしてもよい。
また、検知スイッチ19は戸先スイッチ、光電管スイッ
チ、マッドスイッチ等で乗客が扉の閉じ作動領域に進入
すると作動するものでもよい。
本発明は、直線開き扉、回転開き扉、折畳み扉などいず
れの扉に対しても適用することができる。
以上述べた如く、本発明によれば、安全性を向上した自
動車用扉開閉装置が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1及び第3の実施例の配管図、第
2図は第2及び第4の実施例の配管図、第3図は第1及
び第2の実施例の配線図、第4図は第3の実施例の一部
配線図、第5図は第4の実施例の一部配線図である。 1は空気圧源、2は扉開閉用電磁弁、3は扉開閉用電磁
弁、6は扉開閉用差動シリンダ、12は扉開閉用操作ス
イッチ、14は扉開閉応動スイッチ、15は扉全開応動
スイッチ、19は検知スイッチ、20はリレーコイル、
21はリレースイッチを各々示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 圧力流体によって扉を開閉するアクチュエータ、こ
    のアクチュエータへの流体の給排を制御する電磁弁、閉
    扉作動中に、扉が乗客等に衝突し又は衝突しうる状態を
    検出する検知スイッチ、及び閉扉中に前記アクチュエー
    タへの流体の給排を停止する第2の電磁弁を設置し、前
    記検知スイッチが作動すると第2の電磁弁を作動させ扉
    の閉扉作動を停止させるようにした自動車用扉開閉装置
    において、前記検知スイッチと前記第2の電磁弁との間
    に当該検知スイッチの作動に応じて作動し当該検知スイ
    ッチの作動終了後も所定の時間作動を継続する時限装置
    を介設し、前記検知スイッチの作動終了後所定の時間前
    記第2の電磁弁の作動を持続するようにした自動車用扉
    開閉装置。
JP53069230A 1978-06-07 1978-06-07 自動車用扉開閉装置 Expired JPS5925685B2 (ja)

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JPS54159923A JPS54159923A (en) 1979-12-18
JPS5925685B2 true JPS5925685B2 (ja) 1984-06-20

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