JPS5925320Y2 - 液体保温容器 - Google Patents
液体保温容器Info
- Publication number
- JPS5925320Y2 JPS5925320Y2 JP14137380U JP14137380U JPS5925320Y2 JP S5925320 Y2 JPS5925320 Y2 JP S5925320Y2 JP 14137380 U JP14137380 U JP 14137380U JP 14137380 U JP14137380 U JP 14137380U JP S5925320 Y2 JPS5925320 Y2 JP S5925320Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- container
- attached
- cylindrical body
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は広口の容器本体と該容器本体に係着される蓋体
との間にシール材を介して内蓋を装着しかつ該内蓋に中
栓と筒状体とを取付けることにより、安全かつ軽快に操
作でき又取扱いを容易とした液体保温容器に関する。
との間にシール材を介して内蓋を装着しかつ該内蓋に中
栓と筒状体とを取付けることにより、安全かつ軽快に操
作でき又取扱いを容易とした液体保温容器に関する。
従来、液体を保温収容し手押式又は電動式等のエヤポン
プの空気圧によって液体を外部に吐出させる液体保温容
器にあっては、そのエヤポンプ、液体取出しのための中
栓等を取付けるため、容器本体の口部即ち開口部は比較
的狭く形成する必要があり、その結果氷塊等塊状の収納
物の出し入れ又内部の洗浄等その取扱いが手間であった
。
プの空気圧によって液体を外部に吐出させる液体保温容
器にあっては、そのエヤポンプ、液体取出しのための中
栓等を取付けるため、容器本体の口部即ち開口部は比較
的狭く形成する必要があり、その結果氷塊等塊状の収納
物の出し入れ又内部の洗浄等その取扱いが手間であった
。
なおエヤポンプ式等の液体取出し用の容器ではなくて、
携帯用のいわゆるクーラーボックス等において、全面に
亘り開口可能とした保温容器も知られているが、かかる
広口の容器では蓋体との当接面での気密に劣り又容器本
体の全液面に内圧を付加し液体を取出すには空気の押込
量等が増大しポンプ容量を大にし操作性ならびに外観を
悪くする結果となる。
携帯用のいわゆるクーラーボックス等において、全面に
亘り開口可能とした保温容器も知られているが、かかる
広口の容器では蓋体との当接面での気密に劣り又容器本
体の全液面に内圧を付加し液体を取出すには空気の押込
量等が増大しポンプ容量を大にし操作性ならびに外観を
悪くする結果となる。
本考案はかかる問題点を解決しうる液体保温容器の提供
を目的とし、以下その一実施例を図面により説明する。
を目的とし、以下その一実施例を図面により説明する。
第1〜2図において本考案の液体収容容器1は、容器本
体2と、該容器本体2に係着される蓋体3と、その間に
配置される内蓋4とを有し、かつ蓋体4にはエヤポンプ
5を設けるとともに、前記内蓋4に筒状体6と中栓7と
を取付けている。
体2と、該容器本体2に係着される蓋体3と、その間に
配置される内蓋4とを有し、かつ蓋体4にはエヤポンプ
5を設けるとともに、前記内蓋4に筒状体6と中栓7と
を取付けている。
容器本体2は、本実施例では外装ケース11と内タンク
10との間に断熱材9を充填するとともに、肩部材12
によって両者を一体に結合し上部を全面に亘り開口した
円形の広口の容器として形成され、又肩部材12はその
内周面に段差部13を周設するとともに、その一端に蓋
体3取付用の突起15が側出され、又その対向端には肩
部材12の周壁を切欠いて下面に吐出孔16を穿設した
下口片17が設けられる。
10との間に断熱材9を充填するとともに、肩部材12
によって両者を一体に結合し上部を全面に亘り開口した
円形の広口の容器として形成され、又肩部材12はその
内周面に段差部13を周設するとともに、その一端に蓋
体3取付用の突起15が側出され、又その対向端には肩
部材12の周壁を切欠いて下面に吐出孔16を穿設した
下口片17が設けられる。
蓋体3は中央の突出部にエヤポンプ5が収納され又エヤ
ポンプ5の周囲に断熱材14を装填する。
ポンプ5の周囲に断熱材14を装填する。
エヤポンプ5は、蓋体3の下板21に、下端周囲を密着
するベローズ22を有し、該ベローズ22上方の保持板
23に摺動可能に係着されがつテーパバネ25により上
方に付勢された押板26を押下げることにより、その下
端の封止部27が保持板23を封栓しつつベローズ22
を下降させ、前記下板21の空気孔29から下方に空気
を送出しうる。
するベローズ22を有し、該ベローズ22上方の保持板
23に摺動可能に係着されがつテーパバネ25により上
方に付勢された押板26を押下げることにより、その下
端の封止部27が保持板23を封栓しつつベローズ22
を下降させ、前記下板21の空気孔29から下方に空気
を送出しうる。
なお蓋体3はその両側を横切る把手部28と、上口片3
4とを具え、又突出部の前方には把持部30を設けると
ともにその前面に、下ロ片17内面に構出されるピン3
1に係脱しうるロックレバ−32を設ける。
4とを具え、又突出部の前方には把持部30を設けると
ともにその前面に、下ロ片17内面に構出されるピン3
1に係脱しうるロックレバ−32を設ける。
内蓋4は前記段差部13に装着でき、かつその周囲のカ
ール部35には蓋体3の閉蓋によって挟圧されうるシー
ル材a 33を取付けるとともに、中央の取付孔37の
周囲に設けられた、内ネジ部を有するボス部39によっ
て、容器本体2底部中央の凹溝38に下端が近接する円
筒状の前記筒状体6を螺着し下数する。
ール部35には蓋体3の閉蓋によって挟圧されうるシー
ル材a 33を取付けるとともに、中央の取付孔37の
周囲に設けられた、内ネジ部を有するボス部39によっ
て、容器本体2底部中央の凹溝38に下端が近接する円
筒状の前記筒状体6を螺着し下数する。
中栓7は前記筒状体6に囲繞されるとともに、内蓋4の
取付孔37にシール材b 40を介して嵌着される基部
に、前起下口片17にのびる吐出管41と、転倒止水弁
42を介して吐出管41に通じかつ内タンク10下方に
開口する汲上げ管43とを設けるとともに、前記空気孔
29にシール材C45を介して連通しうる空気路46が
開穿され又該空気路46には逆止弁47が配設されてい
る。
取付孔37にシール材b 40を介して嵌着される基部
に、前起下口片17にのびる吐出管41と、転倒止水弁
42を介して吐出管41に通じかつ内タンク10下方に
開口する汲上げ管43とを設けるとともに、前記空気孔
29にシール材C45を介して連通しうる空気路46が
開穿され又該空気路46には逆止弁47が配設されてい
る。
なお蓋体3をそのロックレバ−32により容器本体、2
に係止されることにより、前記のごとく内蓋4の周囲が
シール材a 33を介し挟圧され容器本体2に圧接する
と同時に、中栓、7をシール材す、 C40,45によ
り内蓋4に密接させうる。
に係止されることにより、前記のごとく内蓋4の周囲が
シール材a 33を介し挟圧され容器本体2に圧接する
と同時に、中栓、7をシール材す、 C40,45によ
り内蓋4に密接させうる。
なお前記筒状体6の下端は凹溝38近傍で開放されると
ともに、汲上げ管43はその下端以下の高さに保持され
、又内蓋4下面には筒状体6の外方で板バネにより上方
に付勢されて透孔50を閉止でき、容器本体2内部への
空気の流れのみを自由とする弁体51が設けられる。
ともに、汲上げ管43はその下端以下の高さに保持され
、又内蓋4下面には筒状体6の外方で板バネにより上方
に付勢されて透孔50を閉止でき、容器本体2内部への
空気の流れのみを自由とする弁体51が設けられる。
然して本考案の容器において、内蓋4を装着しかつ中栓
7を取付けその吐出管41を該下口片17の吐出孔16
に一致させて挿入し、かつ蓋体3をロックレバ−32を
用いて閉じることにより、内蓋4中栓7は夫々密封され
かつエヤポンプ5の押板26を押下げることにより、ベ
ローズ22は空気孔29、中栓7のシール材C45、空
気路46を通り筒状体6内部の液体を付圧し汲上げ管4
3、転倒防止弁42をへて液体を吐出管41から外部へ
取出しうる。
7を取付けその吐出管41を該下口片17の吐出孔16
に一致させて挿入し、かつ蓋体3をロックレバ−32を
用いて閉じることにより、内蓋4中栓7は夫々密封され
かつエヤポンプ5の押板26を押下げることにより、ベ
ローズ22は空気孔29、中栓7のシール材C45、空
気路46を通り筒状体6内部の液体を付圧し汲上げ管4
3、転倒防止弁42をへて液体を吐出管41から外部へ
取出しうる。
又そのとき、中栓7は筒状体6内に挿入されているため
、エヤポンプ5は該筒状体6の内部を付圧することによ
り汲上げ管43から直ちに液体を取出すことができ従っ
てエヤポンプ5による打圧面積を減じる結果、押板26
の押下げ力を減じて操作を軽快にしさらにエヤポンプ5
の容量を減じうるとともに転倒時の漏出を防ぐ。
、エヤポンプ5は該筒状体6の内部を付圧することによ
り汲上げ管43から直ちに液体を取出すことができ従っ
てエヤポンプ5による打圧面積を減じる結果、押板26
の押下げ力を減じて操作を軽快にしさらにエヤポンプ5
の容量を減じうるとともに転倒時の漏出を防ぐ。
さらに容器本体2は広口に形成されかつ内蓋4を取はず
すことによりその全面が開放でき収納物の出し入れ内部
の洗浄が容易になしうろこととなる。
すことによりその全面が開放でき収納物の出し入れ内部
の洗浄が容易になしうろこととなる。
又液体の汲出しとともに弁体51が開き空気を導入する
ことにより筒状体6内の液面が上昇する。
ことにより筒状体6内の液面が上昇する。
なお筒状体6は第4図に示すごとく内蓋4に一体に形成
することもできる。
することもできる。
又第5〜6図に示すごとく、本考案の容器本体2を例え
ば長円状に形成しかつエヤポンプ5等をその前端部に偏
位させるとともに内タンク10のコーナ一部内面に筒状
体片6aの両側を固着することにより内容器10の内面
一部を利用して筒状体6を形成することも可能であり又
そのとき筒状体片6a上端には内蓋4に密着せしめると
ともに下端には内部への流入を自由とする逆止弁(図示
せず)を設けるのもよい。
ば長円状に形成しかつエヤポンプ5等をその前端部に偏
位させるとともに内タンク10のコーナ一部内面に筒状
体片6aの両側を固着することにより内容器10の内面
一部を利用して筒状体6を形成することも可能であり又
そのとき筒状体片6a上端には内蓋4に密着せしめると
ともに下端には内部への流入を自由とする逆止弁(図示
せず)を設けるのもよい。
叙上のごとく本考案の液体保温容器は内蓋に筒状体と中
栓とを有ししかも容器本体は広口に形成されているため
、収納物の出し入れ、内部の洗浄等取扱いが容易であり
、気密性に優れるとともにエヤポンプによる加圧面積を
減じてその小型化をはかりかつ操作を軽快にし、しかも
転倒時の漏水をも防ぎうる優れた液体保温容器を提供で
きる。
栓とを有ししかも容器本体は広口に形成されているため
、収納物の出し入れ、内部の洗浄等取扱いが容易であり
、気密性に優れるとともにエヤポンプによる加圧面積を
減じてその小型化をはかりかつ操作を軽快にし、しかも
転倒時の漏水をも防ぎうる優れた液体保温容器を提供で
きる。
第1図は本考案の容器の一実施例を示す斜視図、第2図
はその部分欠切分解斜視図、第3図はその断面図、第4
図は筒状体の他の例を示す部分図、第5図は本考案の他
の実施例を示す斜視図、第6図はその筒状体を示す線図
である。 2・・・・・・容器本体、3・・・・・・蓋体、4・・
・・・・内蓋、5・・・・・・エヤポンプ、6・・・・
・・筒状体、7・・・・・・中栓、9・・・・・・断熱
材、10・・・・・・内タンク、11・・・・・・外装
ケース、12・・・・・・層部材、14・・・・・・断
熱材、33・・・・・・シール材a、40・・・・・・
シール材b、43・・・・・・汲上げ管、46・・・・
・・空気路、51・・・・・・弁体。
はその部分欠切分解斜視図、第3図はその断面図、第4
図は筒状体の他の例を示す部分図、第5図は本考案の他
の実施例を示す斜視図、第6図はその筒状体を示す線図
である。 2・・・・・・容器本体、3・・・・・・蓋体、4・・
・・・・内蓋、5・・・・・・エヤポンプ、6・・・・
・・筒状体、7・・・・・・中栓、9・・・・・・断熱
材、10・・・・・・内タンク、11・・・・・・外装
ケース、12・・・・・・層部材、14・・・・・・断
熱材、33・・・・・・シール材a、40・・・・・・
シール材b、43・・・・・・汲上げ管、46・・・・
・・空気路、51・・・・・・弁体。
Claims (1)
- 外装ケースと内タンクとを肩部材により連結しかつ断熱
材を充填するとともに上部を略全面に亘り開口せしめた
容器本体に、該開口部を閉蓋できかつ断熱材を内装した
蓋体を係着する一方、容器本体と蓋体との間に、シール
材を介して肩部材の上面に押圧されかつ容器本体底部近
傍にのびる筒状体を有する内蓋を設けるとともに、該内
蓋にエアポンプからの送気を内部に送り込む空気路と汲
上げ管とを具える中栓を前記筒状体により囲繞せしめて
取付けかつ中栓を外部にのびる吐出管に連結し、さらに
蓋体にエヤポンプを取着するとともに、前記内蓋に内部
への通気のみを自由とする弁体を筒状体外方で取着して
なる液体保温容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14137380U JPS5925320Y2 (ja) | 1980-10-02 | 1980-10-02 | 液体保温容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14137380U JPS5925320Y2 (ja) | 1980-10-02 | 1980-10-02 | 液体保温容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5764237U JPS5764237U (ja) | 1982-04-16 |
JPS5925320Y2 true JPS5925320Y2 (ja) | 1984-07-25 |
Family
ID=29501205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14137380U Expired JPS5925320Y2 (ja) | 1980-10-02 | 1980-10-02 | 液体保温容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5925320Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-10-02 JP JP14137380U patent/JPS5925320Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5764237U (ja) | 1982-04-16 |
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