JPS5925110A - 架橋ポリオレフイン電線の製造方法 - Google Patents

架橋ポリオレフイン電線の製造方法

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JPS5925110A
JPS5925110A JP57133798A JP13379882A JPS5925110A JP S5925110 A JPS5925110 A JP S5925110A JP 57133798 A JP57133798 A JP 57133798A JP 13379882 A JP13379882 A JP 13379882A JP S5925110 A JPS5925110 A JP S5925110A
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JP
Japan
Prior art keywords
polyolefin
group
silane
hydrocarbon group
conductor
Prior art date
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Pending
Application number
JP57133798A
Other languages
English (en)
Inventor
砂塚 英夫
関口 安貞
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
  • Manufacturing Of Electric Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ポリオレフィン、特にシラングラフトポリオ
レフィンを水架橋させて被覆するようにした架橋ポリオ
レフィン′?h、線の製造方法に関するものである。
従来、ξの種、シラングラ7トボリオレフインの水架橋
による電線の製造方法の場合、押出した後、冷却し、水
と反応させて架橋させるわけであるが、この冷却、架橋
工程を常圧下で行なっていた。
ところが、常圧下での冷却、架橋工程の場合だと、ポリ
オレフィンの被覆厚さが厚くなると(約2mm以上以上
)、押出し被覆後の冷却時、熱収縮によりポリオレフィ
ン中にボイドが発生し易かった。
すなわち、押出し被覆J7さが約2mm以上と厚くなる
と、押出し後、常圧下で水に浸漬して冷却した場合、外
層側から冷却固化していくため、表面が/ 固くなった後、:A9↓後に内層部が冷却され、熱収縮
する。このため、収縮時の影響が導体側伺近で大きく表
われ、導体近くのポリオレフィン171(分に残存空気
−や剥離などによるボイドが出来易くなるがらである。
このようにしてボイドが発生ずると、例えぼ、6.6K
V以上のような高電圧クープルにおいて+1、ケーブル
使用時にボイド中にコロナ放電が発生し、劣化して絶縁
破壊の原因となる恐れがあった。
また、被覆厚さが厚い場合には、水の被覆層内部までの
浸透が遅く、内部まで架橋するのに時間を要するため、
迅速かつスムーズな架橋が困難などの問題があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、ボイドの発生が殆んどなく、
シかも迅速かつスムーズに架橋ができる架橋ポリオレフ
ィン電線の製造方法を提供することにある。
かかる本発明の特徴は、ポリオレフィンに、一般式uI
(’s、ty2 (Rは一価のオレフィン性不飽和災化
水屋基iたはヒドロカルボキシル基、Yは加水分解し得
る有機基、Kは脂肪族不飽和炭化水素基以外の一価の炭
化水素基あるいはYと同じもの)で表わされる有機シラ
ンと遊RILラジカル生成化合物とを反応させてシラン
クラフトポリオレフィンとし、次いで、これをシジノー
ル縮合触媒と混合溶融させて導体上または導体上の半導
電層上に押出し被覆し、その後、加圧下で冷却し、水と
反応させて架橋させるようにした点にある。
乙のよりに押出し後、加圧下で冷却し、水に浸漬すると
、ポリオレフィン中には勿論のこと、水中からも残留空
気や気泡が効果的に除去−)rれる一方、この圧力のか
かったま\の状態では、残留空気や気泡があったとして
も、膨張できずに冷却固化されるため、ボイドの発生は
効果的に抑えられる。また、冷却時の熱収縮による影’
AIが表面の外層側が早期に冷却固化されるために導体
側伺近で大きく宍われ、導体近くのポリオレフィン部分
で導体より剥離しようとする歪みが起ろうとするが、と
れも圧力によって押えられるため、この点からもボイド
の発生が効果的に防止される。
さらにまた、加圧下での水中浸漬の場合、ポリオレフィ
ン中への水の浸透が速くなり、内層までの架橋速度も速
くなって、迅速がっスl、−ズな架橋が達成できる。
そして、この1県の圧力υ、好ましくu、3〜20K。
/c m 2とするとよい。すオニゎち、rJEカが3
Kt+/am2未満ではポリオレフィンの溶融粘度によ
ってはボイドが発生することがあって、好貫しくないか
らであ)、また2 0 K g、/ c m 2以上で
は加圧装置Rとして強度の大きなものが必要とされ、設
備コスト上、好ましくないからである。
上記本発明において用いるポリオレンインとしては、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、エチレンプロピレン共重
a(L エチレンプロピレンジエン三元重合体、埴素化
ポリエチレン、工f−レン酢酸ビニル共重合体などが埜
げられ、cJtらのうち高電圧ケーブルの場合には、ポ
リエチレン、エチレンプロピレン共重合体、エチレンプ
ロピレンジエン三元重合体が望城しい。
また、本発明では使用される一般弐RR’5iY2で表
わされる有機シランにおいて、Rは炭イ二、水素および
酸素よシ外る一価のオレフィン性不飽和基、たとえばビ
ニル、アリル、プデニル、シクロヘキセニル、シクロペ
ンタジェニル、シクロへキサジェニル、012 = c
 (OH2)coo(on2)2−1CH2:C!(O
H2)C!0OH20H20(OH2)2  $−よび
C!J=O(OH2)OOOC!H20J(200Ii
20H(OR)OH20(OH2)2−1.Qlkどで
;l’>D、これらのうちビニル基が好ましい。ylよ
任意の加水分解可能な有機基で、例えばメトキシ、エト
キシおよびブトキシ基のようなアルコキシ基、ホルミル
オキシ基、アセトオキシ基のようなアシルオキシ基また
はプロピオンオキシ基、QドO(cJt3 )2゜ON
 二Oστ′H3) 02 H5および一〇N二〇 (
C! 61r5)2のようなオキシモ基または−N H
O2H、および−NH((!(、H5)であるアルキル
アミノおよびアリールアミノ基のような族アミノ基など
であり、同一または異なる基でもよい。
R′は脂肪族不飽和炭化水素基以外の一価の炭化水素1
基で、例えばメチル、エチル、プロピル、テトラデシル
、オクタデシル、フェニル、ベンジル、トリル基などで
あシ、またはYと同じ基であってもよい。
上記のようなシランとしては、R0jY2を有するもの
が好ましく、このうちJαも好ましbもの(・」−、ビ
ニルトリエトキシシラン、ビニA−トリメトキンシラン
およびそれらの組合せである。
遊離ラジカル生成化合物としてt」:、反応争件下でポ
リエチレン中に遊離ラジカルを生成させることができ、
かつその反応温度における半減期が6分以下、好ましく
 l−J: 1分以下の化合物であれば何れも使用する
ととができる。このような化合物としCは、有機過酸化
物およびパーエステル例えば過酸化ベンゾイル、過酸化
ジクロルベンゾイル、ジクミルパーオキザイド、ジーt
−プチルバーオギサイド、2・5−ジ(パーオキシベン
ゾエート)ヘキシン−3、ll3−ビス(1−プチルパ
ーオキシイソグロビル)ベンゼン、ラウロイルパーオキ
サイド、t−ブチルパーアセテ−1・、2Φ5ジメチル
−2・5−シ(t−フチルバーオキシ)ヘキシン−3,
2嗜5ジメブール−2・5−ジ(t−)°チルパーオキ
シ)ヘキサンおよびt−ブチルバーベンジェ−1・なら
びにアゾ化合物、例えばアゾビス−イソブチロニトリル
およびジメチル゛アゾジイソブチレートなどがある。こ
れらのうちでもジクミルバーオキザイドが最も好ましい
シラノール縮合触媒としては、ジブブールすずジラウレ
ート、ジブチルすずジアセテート、ジブチルずずオクト
ニールなどのような有機すず化合物がある。これらのう
ちでもジブチルすずジラウレートが最も好ましい。
次に、本発明を図示の実施例により、さらに詳説する。
図示の製造設備は、本発明を実施するにおいて好適な押
出し装置で、1は送出し装置、2は半導電層の押出(幾
、3はポリオレフィンの押出機、4は押出機3のヘッド
3aに直接接続された冷却、架橋のための加圧装置で、
本例の場合、筒体で措成し、5はその加圧筒空冷部、6
はその加圧筒水冷部であり、7は巻取シ装置である。
との製造膜(1tf7で架橋ポリオレフィン電線(ケー
ブル)を製造する釦は、先ず、送出し装置IKよシ導体
8を送り出し、押出機2の部分で導体8上に半導電層9
を押出し被覆する。次に、引き続き、押出機30部分で
は、ポリオレフィンのグラフト化したシランクラフトポ
リオレフィン1oとシラノール縮合触媒を混合溶融させ
て押出し被覆する。
この後、混合溶融層としてのシランクラフトポリオレフ
ィン10は加圧装置4の加圧前空冷部5および加圧水冷
部6を通って、加圧下で冷却され、水と反応して架橋さ
れる。この場合の圧力は6K g / (! m2で行
なった。
これにより、架橋は迅速かつスムーズに行なわれ、かつ
できた電線にもボイドの発生は殆んどなく、高い絶縁耐
電圧を得るととができた。
陶、この場合、押出機ヘッド3aを通って押出し被覆さ
れたシラングラフトポリオレフィン1゜は、加圧筒空冷
部5を省略した形とし、直ちに加圧筒水冷部6にて加圧
冷却するようにしてもよい。
ただし、そのときは、押出機ヘッド温度が低下しないよ
うに断熱して加圧筒水冷部6をヘッド3aに接続する必
要がある。
以上説明したように不発ツJの架橋ポリオレフィン電線
の製造方法によれば、ポリオレフィンヲ一般式nn’5
1y2で表わされる有機シランと遊離ラジカル生成化合
物ででグラフト化させ、このグラフト化されたシランク
ラフトポリオレフィンとシラノール縮合触媒を混合溶融
させて押出し禎覆し、との後の冷却、架橋工程を加圧下
で行なうものであるため、ボイドの発生が殆んどなく、
また迅速かつスムーズに架橋させることができるなどの
優れた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明を実施するにおいて好適外製造股(iiff
の概略を示す説明図である。 2.3・・・押出機、   4・・・加圧装置。 8・φ・導体、  9・・・半導電j1イ、10・@拳
シランクラフトポリオレフィン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ポリオレフィンに、一般式u*5ty2 (Rは一価の
    オレフィン性不飽和炭化水素基またはヒドロカルボキシ
    ル基、Yは加水分解し得る有機基、R′は脂肪族不飽和
    炭化水素基以外の一価の炭化水素基あるbはYと同じも
    の)で表わされる有機シランと遊離ラジカル生成化合物
    とを反応させてシラングラフトポリオレフィンとし、次
    いで、これをシシノール縮合触媒と混合溶融させて導体
    」二または導体上に設けた半導電層上に押出し被覆し、
    この後、加圧水中で冷却し反応させて架橋させるようは
    したことを特徴とする架橋ポリオレフィン電線の製造方
    法。
JP57133798A 1982-08-02 1982-08-02 架橋ポリオレフイン電線の製造方法 Pending JPS5925110A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59232125A (ja) * 1983-06-16 1984-12-26 Furukawa Electric Co Ltd:The シラン架橋ポリオレフイン成形体の製造方法
JP2013542869A (ja) * 2010-09-30 2013-11-28 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー 改良された層接着を有する可撓性多層電気物品を製造するための方法関連出願の相互参照本出願は、2010年9月30日に出願された米国仮特許出願シリアル番号61/388,467号の優先権を主張し、その全内容は、引用により本明細書中に組み込まれる。

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56103819A (en) * 1980-01-23 1981-08-19 Fujikura Ltd Method of manufacturing polyethylene cable

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