JPS5924883B2 - 異速圧延装置 - Google Patents
異速圧延装置Info
- Publication number
- JPS5924883B2 JPS5924883B2 JP4105078A JP4105078A JPS5924883B2 JP S5924883 B2 JPS5924883 B2 JP S5924883B2 JP 4105078 A JP4105078 A JP 4105078A JP 4105078 A JP4105078 A JP 4105078A JP S5924883 B2 JPS5924883 B2 JP S5924883B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rolling
- roll
- pass line
- metal strip
- circumferential speed
- Prior art date
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- Expired
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- Metal Rolling (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は板そりのない板を圧延し得るようにした真速圧
延装置fこ関する。
延装置fこ関する。
近年上下作業ロールの周速を変えて圧延を行う真速圧延
法が考えられており、該圧延方法によれば次のような利
点がある。
法が考えられており、該圧延方法によれば次のような利
点がある。
([)圧延力が大幅に減少する。
([1)大径ロールによって薄板の圧延ができろ。
(lii) エツジドロップが減少するのでエツジ割
れを防止することができろ。
れを防止することができろ。
4v) 圧延限界が下り、より薄板の圧延が可能とな
る。
る。
M FE延パス回数が減少する。
6ti) 圧延機の剛性が低くてよ1.ハ。
(vif)中間焼鈍の回数を減らせろ。
(viii)真速による形状制御ができる。
4父 ロールクラウンを減少できる。
ところで真速圧延では、上下作業のロールの周速の相違
により金属帯板の厚み方向の伸びが上下で異なり、第1
図イ2ロlこ示すごとく金属帯板S1こは板ぞりが生じ
ろ。
により金属帯板の厚み方向の伸びが上下で異なり、第1
図イ2ロlこ示すごとく金属帯板S1こは板ぞりが生じ
ろ。
しかるに真速圧延Eこよって金属帯板Sの長手方向に生
じる板そりは、後工程において通板性を悪化させ、ヌ矯
正機を通して矯正し平坦船こしようとしても金属帯板S
の幅方向Eこ曲りが発生し、成品として平坦な板を得ろ
ことが困難である。
じる板そりは、後工程において通板性を悪化させ、ヌ矯
正機を通して矯正し平坦船こしようとしても金属帯板S
の幅方向Eこ曲りが発生し、成品として平坦な板を得ろ
ことが困難である。
なお板そりは第1図イに示すごとく上方に凸形状lこな
ろのをマイナスとし、第1図口(こ示すごとく下方に凸
形状になるのをプラスとする。
ろのをマイナスとし、第1図口(こ示すごとく下方に凸
形状になるのをプラスとする。
□ところで今第2図1こ示すごとく、上作業ロ
ール2の周速をvl、下作業ロール3の周速をV。
ール2の周速をvl、下作業ロール3の周速をV。
、圧延機入側の金属帯板Sの板厚をり。
、圧延機出側の金たとぎの金属帯板の板そりが第3図に
示しであるが、このグラフから真速圧延を行う場合Eこ
は周速圧下率)の変化に伴い板ζりの状態も変化するこ
とが判明した。
示しであるが、このグラフから真速圧延を行う場合Eこ
は周速圧下率)の変化に伴い板ζりの状態も変化するこ
とが判明した。
なお第3図中曲線イのマイナスの部分は第1図イのごと
き板そりの状態を示し、第3図中曲線口の部分は第1図
口のごとき板そりの状態を示す。
き板そりの状態を示し、第3図中曲線口の部分は第1図
口のごとき板そりの状態を示す。
一方文献によれば圧延機出側の圧延バスラ・「ンを圧延
機Eこ対し傾斜させ;bと板そりの変化が出ることが発
表されており、その関係が第4図のグラフEこ示しであ
る。
機Eこ対し傾斜させ;bと板そりの変化が出ることが発
表されており、その関係が第4図のグラフEこ示しであ
る。
すなわち第2図に示すごとく圧延機のパスラインの傾斜
角度ψをパラメータとじてそりの変化が示されている。
角度ψをパラメータとじてそりの変化が示されている。
このグラフから傾斜なり(すなわち曲率半径が小さくな
り)、板そりが大きくなることを理解できろ。
り)、板そりが大きくなることを理解できろ。
従って第3図及び第4図のグラフから、真速圧延Eこよ
って発生する板そりは、圧延パスラインを板そりの発生
する方向と逆の方向(fl長i−は第1図イ(こ示すご
とく金属帯板Sが下方lこそる場合には、圧延パスライ
ンを基準fこ下流側に行く(こつれ金属帯板Sが上昇す
る方向)tこ傾斜させろことlこより板そりを防止でき
ろことが理解できる。
って発生する板そりは、圧延パスラインを板そりの発生
する方向と逆の方向(fl長i−は第1図イ(こ示すご
とく金属帯板Sが下方lこそる場合には、圧延パスライ
ンを基準fこ下流側に行く(こつれ金属帯板Sが上昇す
る方向)tこ傾斜させろことlこより板そりを防止でき
ろことが理解できる。
本免明は上記の理論をもと(こ、金属帯板の板そりを防
止すべくなしたもので、一対の作業ロールを適宜の周速
比で枢動する。
止すべくなしたもので、一対の作業ロールを適宜の周速
比で枢動する。
駆動装置と、周速比を設定する設定器と、圧延機出側に
設けられた昇降可能なパスライン変更ロールと、設定器
よりの信号をもとにパスライン変更ロールの昇降装置(
こパスライン変更ロールの位置を決める指令を与える制
(財)装置とを設けたことを特徴とするものである。
設けられた昇降可能なパスライン変更ロールと、設定器
よりの信号をもとにパスライン変更ロールの昇降装置(
こパスライン変更ロールの位置を決める指令を与える制
(財)装置とを設けたことを特徴とするものである。
以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第5図中1は圧延機であり、該圧延機1は周速v1で回
転する上作業ロール2、周速V。
転する上作業ロール2、周速V。
で回転する下作業ロール3、上控ロール4、下控ロール
5等で構成されている。
5等で構成されている。
ヌ6はデフレクタ口・−ル、7は金属帯板Sをコイル8
Eこ巻取る巻取機である。
Eこ巻取る巻取機である。
上下作業ロール2,3は軸を介して駆動装置9に連結さ
れており、駆動装置9(こは、該駆動装置91こ回転力
を与えろモーター10,11が連結されている。
れており、駆動装置9(こは、該駆動装置91こ回転力
を与えろモーター10,11が連結されている。
定器12を具備した演算装置13は、モーター10.1
1に信号を発信し得ろよう形成されており、該演算装置
13ぽ制御装置14)こ接続されている。
1に信号を発信し得ろよう形成されており、該演算装置
13ぽ制御装置14)こ接続されている。
圧延機1とデフレフクロール6との間には、パスライン
変更用の下ロール15が油圧シリンダー16で昇降し得
るように配設されており、該油圧シリンダー16には制
御弁17が取付けられている。
変更用の下ロール15が油圧シリンダー16で昇降し得
るように配設されており、該油圧シリンダー16には制
御弁17が取付けられている。
この制(財)弁17は前記した制御装置I4iこ接続さ
れており、制御装置14からの信号Eこ基いて制御弁1
7の切換えを行い得るよう形成されている。
れており、制御装置14からの信号Eこ基いて制御弁1
7の切換えを行い得るよう形成されている。
ヌ制御弁17にはパワーユニット18や油タンク19が
接続されている。
接続されている。
前記油圧シリンダー16のロンド20にはアーム21を
介してブラケット22が接続されており、該ブラケツl
−22#こは前記パワーユニット18とは別個の図示し
てないパワーユニットから送られてくる油で昇降し得ろ
ようにした油圧シリンダー23が取付けられている。
介してブラケット22が接続されており、該ブラケツl
−22#こは前記パワーユニット18とは別個の図示し
てないパワーユニットから送られてくる油で昇降し得ろ
ようにした油圧シリンダー23が取付けられている。
ヌこの油圧シリンダー23のロンド下端には、パスライ
ン変更用の上ロール24が取付けられている。
ン変更用の上ロール24が取付けられている。
次(こ本発明の作用について説明する。
先ず板厚を初め与えられた圧延条件lこ基いて、により
演算装置13に入力し、モニター10゜11を1駆動し
て圧延を開始する。
演算装置13に入力し、モニター10゜11を1駆動し
て圧延を開始する。
そうすると演算装置13はモーター10,11gこ指令
を送り、この指令tこ基いて上下作業ロール2,3は所
翌の周速比で回転させられろ。
を送り、この指令tこ基いて上下作業ロール2,3は所
翌の周速比で回転させられろ。
板Sの板厚り。
、圧延機出側の金属帯板Sの板厚h1も分っているから
、板そり量が第3図のグラフから分り、その場合)こ金
属帯板Sを平坦にするf二めに必袈な傾斜角度ψは、第
4図から求まる。
、板そり量が第3図のグラフから分り、その場合)こ金
属帯板Sを平坦にするf二めに必袈な傾斜角度ψは、第
4図から求まる。
従ってこのデータを予め演算装置13に入力して゛おき
、設定した周速比をもとに、傾斜角度ψを得ろに必贋な
上下ロール24,15の昇降量を演算装置13で求め、
その信号を制御装置14Iこ送る。
、設定した周速比をもとに、傾斜角度ψを得ろに必贋な
上下ロール24,15の昇降量を演算装置13で求め、
その信号を制御装置14Iこ送る。
制御装置14+こ送られた信号は制御弁17に送らね、
この信号をもとに制御弁17のスプールが切換り、パワ
ーユニット18から油が油圧シリンダ・−16に送られ
下ロール15が所定量昇降する。
この信号をもとに制御弁17のスプールが切換り、パワ
ーユニット18から油が油圧シリンダ・−16に送られ
下ロール15が所定量昇降する。
この場合上ロール24も下ロール15と一緒に昇降する
。
。
ヌ上ロール24は図示してないパワーユニットによって
圧延機出側の金属帯板Sの板厚tこ応じて昇降し、上下
ロール24,15間の間隙が新装状態になろ。
圧延機出側の金属帯板Sの板厚tこ応じて昇降し、上下
ロール24,15間の間隙が新装状態になろ。
このようにして圧延された金属帯板Sは、圧延機出側に
おいて板そりのない平坦な板Eこなろ。
おいて板そりのない平坦な板Eこなろ。
なお本発明の実施例1こおいては制飢弁として電磁切換
弁を用いているが、サーボ弁を用いても実施可能なこと
、上下ロールの昇降を電動スクリュー操作で行ってもよ
いこと、その他車発明の翌旨を逸脱しない範囲内で種々
変更を加え得ること、等は勿論である。
弁を用いているが、サーボ弁を用いても実施可能なこと
、上下ロールの昇降を電動スクリュー操作で行ってもよ
いこと、その他車発明の翌旨を逸脱しない範囲内で種々
変更を加え得ること、等は勿論である。
本発明の真速圧延装置は上述のごとき構成であるから、
金属帯板の板そりを防止することができ、その結果後工
程での金属帯板(ハ)通板性も良好Eこなるから、品質
の良い製品を得ろことができる。
金属帯板の板そりを防止することができ、その結果後工
程での金属帯板(ハ)通板性も良好Eこなるから、品質
の良い製品を得ろことができる。
第1図イ、用ま真速圧延[、た場合の板そりの説明図、
第2図は真速圧延の説明図、第3図は周速4図は傾斜角
度ψ″/々ラメ二クーとした場合の曲率ラフ、第5図は
本発明の詳細な説明図である。 図中1は圧延機、2は上作業ロール、3は下作業ロール
、9は駆動装置、10,11はモーター、12は設定器
、13は演算装置、14は制御装置、15は下ロール、
16,23は油圧シリンダー、17は制御弁、24は上
ロールを示す。
第2図は真速圧延の説明図、第3図は周速4図は傾斜角
度ψ″/々ラメ二クーとした場合の曲率ラフ、第5図は
本発明の詳細な説明図である。 図中1は圧延機、2は上作業ロール、3は下作業ロール
、9は駆動装置、10,11はモーター、12は設定器
、13は演算装置、14は制御装置、15は下ロール、
16,23は油圧シリンダー、17は制御弁、24は上
ロールを示す。
Claims (1)
- 1 一対の作業ロールを適宜の周速比で駆動する駆動装
置と、周速比を設定する設定器と、圧延機出側に設けら
れた昇降可能なパスライン変更口・−ルと、設定器より
の信号をもとにパスライン変更ロールの昇降装置Iこパ
スライン変更ロールの位置を決める指令を与えろ制御装
置とを設けたことを特徴とする真速圧延装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4105078A JPS5924883B2 (ja) | 1978-04-07 | 1978-04-07 | 異速圧延装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4105078A JPS5924883B2 (ja) | 1978-04-07 | 1978-04-07 | 異速圧延装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54133457A JPS54133457A (en) | 1979-10-17 |
JPS5924883B2 true JPS5924883B2 (ja) | 1984-06-13 |
Family
ID=12597569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4105078A Expired JPS5924883B2 (ja) | 1978-04-07 | 1978-04-07 | 異速圧延装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5924883B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6094318U (ja) * | 1983-12-05 | 1985-06-27 | 三菱重工業株式会社 | 帯板パスライン変更装置 |
JPS623802A (ja) * | 1985-06-28 | 1987-01-09 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 極薄材の圧延方法 |
JP4645296B2 (ja) * | 2005-05-13 | 2011-03-09 | 山田 勝彦 | 連続鋳造方法 |
JP7502604B2 (ja) * | 2020-03-19 | 2024-06-19 | 日本製鉄株式会社 | 連続鋳造方法及び連続鋳造機 |
-
1978
- 1978-04-07 JP JP4105078A patent/JPS5924883B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54133457A (en) | 1979-10-17 |
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