JPS5924724Y2 - プレキャスト部材の接合構造 - Google Patents
プレキャスト部材の接合構造Info
- Publication number
- JPS5924724Y2 JPS5924724Y2 JP6030077U JP6030077U JPS5924724Y2 JP S5924724 Y2 JPS5924724 Y2 JP S5924724Y2 JP 6030077 U JP6030077 U JP 6030077U JP 6030077 U JP6030077 U JP 6030077U JP S5924724 Y2 JPS5924724 Y2 JP S5924724Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- precast concrete
- joint
- members
- precast
- metal fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、少なくとも一つの金属ファイバーシートよ
りなる筒にモルタルを含浸した高強度の目地体を介在し
て固定することを目的としたプレキャスト部材の接合装
置に関するものである。
りなる筒にモルタルを含浸した高強度の目地体を介在し
て固定することを目的としたプレキャスト部材の接合装
置に関するものである。
従来、例えばコンクリートブロックの横目地施工は敷モ
ルタル上に他のコンクリートブロックを載せて形成し、
縦目地施工は両コンクリートブロックでモルタルを挾み
込むようにして形成している。
ルタル上に他のコンクリートブロックを載せて形成し、
縦目地施工は両コンクリートブロックでモルタルを挾み
込むようにして形成している。
然し乍らプレストレス力を導入するプレキャストコンク
リート部材の接合部は、特に安定した高強度の目地体が
要求され、特に縦目地に、ばらつきの無い、安定した高
強度の目地体を前記従来方法で得ることは難しかった。
リート部材の接合部は、特に安定した高強度の目地体が
要求され、特に縦目地に、ばらつきの無い、安定した高
強度の目地体を前記従来方法で得ることは難しかった。
又、一般に高強度の目地を形成するには、セメントを主
成分とするもの又は合成樹脂剤を含有させたものなどの
高強度の目地材を使用するが、縦目地を施工する場合に
、施工中、目地材が流れてしまう施工上の問題点もあっ
た。
成分とするもの又は合成樹脂剤を含有させたものなどの
高強度の目地材を使用するが、縦目地を施工する場合に
、施工中、目地材が流れてしまう施工上の問題点もあっ
た。
然るにこの考案は、編成状態の金属ファイバーシート材
を目地部内に介在させて、目地部の補強をすると共に、
施工中、目地材が流れないようにしたので、前記従来の
問題点を解決したプレキャストコンクリート部材の接合
目地材を得たのである。
を目地部内に介在させて、目地部の補強をすると共に、
施工中、目地材が流れないようにしたので、前記従来の
問題点を解決したプレキャストコンクリート部材の接合
目地材を得たのである。
即ちこの考案の実施例について説明すれば、プレキャス
トコンクリート柱1とプレキャストコンクリート梁2の
接合目地部に前記プレキャストコンクリート柱1とプレ
キャストコンクリート梁2の目地部に金属ファイバーシ
ートによる袋3を配置し、該袋3の内部にモルタルを主
成分とするエマルジョン4を圧入充填すると共に、プレ
キャストコンクリート柱1を貫通した連結ボルト5の一
端をプレキャストコンクリート梁2の鉄筋6端に設けた
カプラー7と螺合し、前記連結ボルト5の他端部にナツ
ト8を螺合して前記柱と梁を固着したものである。
トコンクリート柱1とプレキャストコンクリート梁2の
接合目地部に前記プレキャストコンクリート柱1とプレ
キャストコンクリート梁2の目地部に金属ファイバーシ
ートによる袋3を配置し、該袋3の内部にモルタルを主
成分とするエマルジョン4を圧入充填すると共に、プレ
キャストコンクリート柱1を貫通した連結ボルト5の一
端をプレキャストコンクリート梁2の鉄筋6端に設けた
カプラー7と螺合し、前記連結ボルト5の他端部にナツ
ト8を螺合して前記柱と梁を固着したものである。
前記実施例においても、モルタルを主成分とするエマル
ジョン4即ち目地材は袋3より浸出し、プレキャストコ
ンクリート柱1およびプレキャストコンクリート梁2と
密着した目地体が形成され、その目地体は金属ファイバ
ーシートで補強され高強度のものとなる。
ジョン4即ち目地材は袋3より浸出し、プレキャストコ
ンクリート柱1およびプレキャストコンクリート梁2と
密着した目地体が形成され、その目地体は金属ファイバ
ーシートで補強され高強度のものとなる。
又、上記施工中に目地材は金属ファイバーシートに保持
されて流れる恐れもない。
されて流れる恐れもない。
前記目地体の袋は何れも一重について説明したが、二重
以上にすることを妨げない。
以上にすることを妨げない。
即ちこの考案によれば、プレキャストコンクリート部材
をモルタルを主成分としたエマルジョンで接合するに当
り、その目地部内に金属ファイバーシートよりなる筒を
介在させたので、目地の施工に際し、目地材は金属ファ
イバーシートに保持されて流れる恐れを無くすると共に
、金属ファイバーシートで補強された高強度の目地体を
得るなどの諸効果がある。
をモルタルを主成分としたエマルジョンで接合するに当
り、その目地部内に金属ファイバーシートよりなる筒を
介在させたので、目地の施工に際し、目地材は金属ファ
イバーシートに保持されて流れる恐れを無くすると共に
、金属ファイバーシートで補強された高強度の目地体を
得るなどの諸効果がある。
また両プレキャストコンクリート部材は、連結金物で連
結したので、接合部が金属連結されることになり、強度
の連続性を保つ効果がある。
結したので、接合部が金属連結されることになり、強度
の連続性を保つ効果がある。
図はこの考案の実施例の一部断面図である。
1・・・・・・プレキャストコンクリート柱、2・・・
・・・プレキャストコンクリート梁、3・・・・・・袋
、4・・・・・・エマルジョン、5・・・・・・連結ボ
ルト、6・・・・・・ピーシ−鋼棒、7・・・・・・カ
プラー、8・・・・・・ナツト。
・・・プレキャストコンクリート梁、3・・・・・・袋
、4・・・・・・エマルジョン、5・・・・・・連結ボ
ルト、6・・・・・・ピーシ−鋼棒、7・・・・・・カ
プラー、8・・・・・・ナツト。
Claims (1)
- 一方のプレキャスタコンクリート部材の一側に目地体を
介して他方のプレキャストコンクリート部材を連結した
接合構造において、前記目地体は金属ファイバーシート
よりなる筒内にモルタルを主成分とすよエマルジョンを
充填して含浸させ、前記両方のプレキャストコンクリー
ト部材相互を連結金物で連結してなるプレキャスト部材
の接合構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6030077U JPS5924724Y2 (ja) | 1977-05-12 | 1977-05-12 | プレキャスト部材の接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6030077U JPS5924724Y2 (ja) | 1977-05-12 | 1977-05-12 | プレキャスト部材の接合構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52160207U JPS52160207U (ja) | 1977-12-05 |
JPS5924724Y2 true JPS5924724Y2 (ja) | 1984-07-21 |
Family
ID=28520659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6030077U Expired JPS5924724Y2 (ja) | 1977-05-12 | 1977-05-12 | プレキャスト部材の接合構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5924724Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6116997B2 (ja) * | 2013-05-16 | 2017-04-19 | 鹿島建設株式会社 | 袋体およびプレキャスト部材の接合方法 |
-
1977
- 1977-05-12 JP JP6030077U patent/JPS5924724Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52160207U (ja) | 1977-12-05 |
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