JPS5924689B2 - 押えロ−ル制御装置 - Google Patents
押えロ−ル制御装置Info
- Publication number
- JPS5924689B2 JPS5924689B2 JP8439278A JP8439278A JPS5924689B2 JP S5924689 B2 JPS5924689 B2 JP S5924689B2 JP 8439278 A JP8439278 A JP 8439278A JP 8439278 A JP8439278 A JP 8439278A JP S5924689 B2 JPS5924689 B2 JP S5924689B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tail end
- roll
- detector
- presser roll
- strip material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、鋼板、紙、ゴム、プラスチック等の帯状材
料を巻取る巻取料のロールを押える押えロール制御装置
に関するものである。
料を巻取る巻取料のロールを押える押えロール制御装置
に関するものである。
一般に帯状材料を巻取機へ巻取る場合、帯状材料の尾端
が巻取機のロールの定位置例えば上方に来るようにする
ため、押えロールを巻取機のロールに巻かれた帯状材料
に押しつけることが行われる。
が巻取機のロールの定位置例えば上方に来るようにする
ため、押えロールを巻取機のロールに巻かれた帯状材料
に押しつけることが行われる。
このことを第1図を用いて説明すると、1は、巻取機に
巻取られる鋼板、2は、鋼板の尾端、3は、鋼板の尾端
の通過を検出する尾端検出器、4は、鋼板の巻取機、5
は、巻取機に巻取られている鋼板、6は、押えロール、
Aは、この位置を鋼板の尾端が通過した時に押えロール
の作動を完了させる位置である。
巻取られる鋼板、2は、鋼板の尾端、3は、鋼板の尾端
の通過を検出する尾端検出器、4は、鋼板の巻取機、5
は、巻取機に巻取られている鋼板、6は、押えロール、
Aは、この位置を鋼板の尾端が通過した時に押えロール
の作動を完了させる位置である。
第1図において、鋼板の巻取機4によつて巻取られる鋼
板1の尾端2が鋼板の尾端の通過検出器3からLAの距
離の地点Tを通過した時点で押えロール6の動作を完了
させ、鋼板の尾端を定位置で押えロールにより押える事
により、鋼板の尾端、を、所定の位置で停止させる必要
性がある。
板1の尾端2が鋼板の尾端の通過検出器3からLAの距
離の地点Tを通過した時点で押えロール6の動作を完了
させ、鋼板の尾端を定位置で押えロールにより押える事
により、鋼板の尾端、を、所定の位置で停止させる必要
性がある。
−c(7)、ため鋼板の速度や巻取る長さにかかわらず
、押えロール6により尾端から所定長さの位置で鋼板を
押えなければならない。この目的を達成するため、従来
は第2図に示すフ ような押えロール制御装置があつた
。
、押えロール6により尾端から所定長さの位置で鋼板を
押えなければならない。この目的を達成するため、従来
は第2図に示すフ ような押えロール制御装置があつた
。
Tはゲート回路で、尾端検出器3により鋼板1の尾端2
を検出すると、ゲートを開き、予め設定された時間信号
TAを導出する。
を検出すると、ゲートを開き、予め設定された時間信号
TAを導出する。
8は比較回路、9はクロックパルス発生器で、比較回路
8にクロ5 ツクを導出する。
8にクロ5 ツクを導出する。
第1図第2図を参照して動作を説明すると、鋼板1の尾
端2が尾端検出器3を通過するとゲート回路7のゲート
を開き、時間信号TAを比較回路8に導き、クロツクパ
ルス発生器9からのクロツクと比較し、一致した時点で
出力し押えロール6に動作指令を出し、鋼板5の周面に
押えロール6を押付けるようにする。
端2が尾端検出器3を通過するとゲート回路7のゲート
を開き、時間信号TAを比較回路8に導き、クロツクパ
ルス発生器9からのクロツクと比較し、一致した時点で
出力し押えロール6に動作指令を出し、鋼板5の周面に
押えロール6を押付けるようにする。
このときの時間TAは、押えロール6が鋼板5の周面に
接触したときにはちようど尾端2が地点Aに到来してい
るように予め設定される。尾端2が地点Aに到来すると
、巻取機4はオフされ、慣性により回動し、押えロール
6により鋼板5の周面を押圧されて減速し、尾端2が巻
取機4の周囲の所定の位置に停止するようにし、後作業
がやり易いようにする。このように従来の押えロール制
御装置は、鋼板の尾端が尾端通過検出器を通過してから
一定時間後に押えロールを動作させるように構成されて
いるので帯状材料の尾端の速度が変化した場合に、押え
ロールが押える帯状材料の位置が変化することにより、
帯状材料の尾端停止位置が変化する欠点があつた。
接触したときにはちようど尾端2が地点Aに到来してい
るように予め設定される。尾端2が地点Aに到来すると
、巻取機4はオフされ、慣性により回動し、押えロール
6により鋼板5の周面を押圧されて減速し、尾端2が巻
取機4の周囲の所定の位置に停止するようにし、後作業
がやり易いようにする。このように従来の押えロール制
御装置は、鋼板の尾端が尾端通過検出器を通過してから
一定時間後に押えロールを動作させるように構成されて
いるので帯状材料の尾端の速度が変化した場合に、押え
ロールが押える帯状材料の位置が変化することにより、
帯状材料の尾端停止位置が変化する欠点があつた。
この発明は、上記のような従来のものの欠点を除去する
ためになされたもので、押えロールの動作指令のタイミ
ングを帯状材料の速度と、巻取機に巻取られている鋼板
のコイル径と、押えロールの速度とを用いて演算するこ
とにより変化させ、常に押えロールが帯状材料を押えた
ときに押える帯状材料の尾端位置が定位置となるように
し、帯状材料の尾端停止位置が巻取られたコイル状の鋼
板の周面において一定することのできる押えロール制御
装置を提供することを目的としている。
ためになされたもので、押えロールの動作指令のタイミ
ングを帯状材料の速度と、巻取機に巻取られている鋼板
のコイル径と、押えロールの速度とを用いて演算するこ
とにより変化させ、常に押えロールが帯状材料を押えた
ときに押える帯状材料の尾端位置が定位置となるように
し、帯状材料の尾端停止位置が巻取られたコイル状の鋼
板の周面において一定することのできる押えロール制御
装置を提供することを目的としている。
第3図はこの発明の押えロール制御装置の一実施例を示
すプロツク図である。第3図において14は鋼板の速度
を検出する速度検出器、15は巻取機に巻取られる鋼板
のコイル径を検出するコイル径検出器、16は押えロー
ルの移動速度を設定する速度設定器、17は押えロール
の動作開始時間演算回路、7はゲート回路、8は比較回
路、9はクロツクパルス発生器である。
すプロツク図である。第3図において14は鋼板の速度
を検出する速度検出器、15は巻取機に巻取られる鋼板
のコイル径を検出するコイル径検出器、16は押えロー
ルの移動速度を設定する速度設定器、17は押えロール
の動作開始時間演算回路、7はゲート回路、8は比較回
路、9はクロツクパルス発生器である。
第3図において、速度検出器14によつて検出された鋼
板の移動速度VIと、コイル径検出器15によつて計測
された巻取機に巻取られた鋼板のコイル径DOと、速度
設定器16によつて設定された押えロールの移動速度B
とを押えロール動作開始時間の演算回路17に転送し、
後述の式の演算を行なう事によりT2が算出される。演
算器17により算出されたT2をゲート回路7に送り、
鋼板の尾端が尾端検出器3を通過した信号により、T2
はゲート回路7より比較回路8に送られる。比較回路8
では、時刻発生器9からのクロツクとT2とを比較し、
一致した時点で押えロール動作指令を出力する。演算回
路17の演算内容を第4図を参照して説明する。
板の移動速度VIと、コイル径検出器15によつて計測
された巻取機に巻取られた鋼板のコイル径DOと、速度
設定器16によつて設定された押えロールの移動速度B
とを押えロール動作開始時間の演算回路17に転送し、
後述の式の演算を行なう事によりT2が算出される。演
算器17により算出されたT2をゲート回路7に送り、
鋼板の尾端が尾端検出器3を通過した信号により、T2
はゲート回路7より比較回路8に送られる。比較回路8
では、時刻発生器9からのクロツクとT2とを比較し、
一致した時点で押えロール動作指令を出力する。演算回
路17の演算内容を第4図を参照して説明する。
図において、IBは押えロールの移動量、1maxは押
えロールの最大ストローク量、DOは巻取機のロール径
、DOは巻取機に巻取られる鋼板のコイル径、DBは押
えロールのロール径である。IBは次式で与えられる。
えロールの最大ストローク量、DOは巻取機のロール径
、DOは巻取機に巻取られる鋼板のコイル径、DBは押
えロールのロール径である。IBは次式で与えられる。
IB=1max+DO/2−DO/2 ・・・・・・(
1)また第5図において、縦軸は押えロール6の速度、
横軸は時間、t=0は押えロール6への指令時刻、TO
は動作指令後に実際に押えロールが動きはじめる時刻、
TOは実際に動きはじめた後移動速度VBに達する時刻
、T1動作開始指令の位置から任意の位置まで動くのに
要する時間である。
1)また第5図において、縦軸は押えロール6の速度、
横軸は時間、t=0は押えロール6への指令時刻、TO
は動作指令後に実際に押えロールが動きはじめる時刻、
TOは実際に動きはじめた後移動速度VBに達する時刻
、T1動作開始指令の位置から任意の位置まで動くのに
要する時間である。
T1は次式のように示される。T1=TD+TO+t1
・・・・・・(2)この時間T1内に押
えロールが動く距離2Bは次のように示される。
・・・・・・(2)この時間T1内に押
えロールが動く距離2Bは次のように示される。
IB−VB(t1+1/2t0) ・・・・・・(
3)したがつて、第4図において位置10から位置10
aへ動くのに要する時間は、式(1),(2),(3)
から次のように示される。
3)したがつて、第4図において位置10から位置10
aへ動くのに要する時間は、式(1),(2),(3)
から次のように示される。
動作開始指令は、鋼板の尾端2が検出器3を通過した後
時間T2の時点で行われ、その尾端2が位置Aに来たと
き、押えロール6はコイル状の鋼板5の周面に接触し押
圧することになる。
時間T2の時点で行われ、その尾端2が位置Aに来たと
き、押えロール6はコイル状の鋼板5の周面に接触し押
圧することになる。
このT2は、位置3と位置7との間の距離をLA、鋼板
の移動速度をIとすると、式(5)のように示される。
の移動速度をIとすると、式(5)のように示される。
つまり、演算回路17は式(5)に基づいて計算され時
間T2をゲート回路7に送る。
間T2をゲート回路7に送る。
以上のようにこの発明によれば、押えロールの鋼板の尾
端が尾端検出器を通過してからの動作時期を鋼板の移動
速度と巻取機に巻取られる鋼板のコイル径と押えロール
の設定移動速度とから演算したので尾端が尾端検出器か
ら一定距離離れた位置に来たとき、押えロールを巻取機
に巻取られる鋼板のコイルに押圧させることができる。
端が尾端検出器を通過してからの動作時期を鋼板の移動
速度と巻取機に巻取られる鋼板のコイル径と押えロール
の設定移動速度とから演算したので尾端が尾端検出器か
ら一定距離離れた位置に来たとき、押えロールを巻取機
に巻取られる鋼板のコイルに押圧させることができる。
第1図は周辺機器を含めた巻取機の概略を示す構成図、
第2図は従来の押えロール匍脚装置を示すプロツク図、
第3図はこの発明の押えロール制御装置の一実施例を示
すプロツク図、第4,5図はこの発明の動作を説明する
ための説明図である。 1,5は鋼板、2は尾端、3は尾端検出器、4は巻取機
、6は押えロール、7はゲート回路、8は比較回路、9
はクロツクパルス発生器、14は速度検出器、15はコ
イル径検出器、16は速度設定器、17は動作開始時間
演算回路である。
第2図は従来の押えロール匍脚装置を示すプロツク図、
第3図はこの発明の押えロール制御装置の一実施例を示
すプロツク図、第4,5図はこの発明の動作を説明する
ための説明図である。 1,5は鋼板、2は尾端、3は尾端検出器、4は巻取機
、6は押えロール、7はゲート回路、8は比較回路、9
はクロツクパルス発生器、14は速度検出器、15はコ
イル径検出器、16は速度設定器、17は動作開始時間
演算回路である。
Claims (1)
- 1 鋼板・紙・プラスチック・ゴム等の帯状材料をロー
ルに巻取る巻取機、この巻取機から一定距離離れた位置
に設置され、上記帯状材料の尾端を検出する尾端検出器
、上記尾端が上記尾端検出器から一定距離離れた第1の
位置にきたとき上記巻取料のロールに巻かれた帯状材料
を押圧する押えロール、上記帯状材料の移動速度を検出
する速度検出器、上記巻取機のロールに巻かれたコイル
状の上記帯状材料の直径を検出するコイル径検出器、上
記押えロールの動作速度設定器、上記速度検出器による
移動速度とコイル径検出器によるコイル直径と動作速度
設定器による設定速度に基づき上記尾端が上記第1の位
置に達したとき上記押えロールが上記巻取機のロールに
巻かれた帯状材料を押圧する上記押えロールの動作開始
時期を上記尾端が上記尾端検出器を通過した時点からの
時間で演算する動作開始演算回路、上記尾端が上記尾端
検出器を通過すると、ゲートを開き上記動作開始演算回
路からの時間信号を通過させるゲート回路、基準時刻信
号を発生する時刻発生器、上記ゲート回路と時刻発生器
とからの出力が一致した一致信号を導出する比較回路を
備え、上記比較回路からの一致信号により上記押えロー
ルを駆動するようにした押えロール制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8439278A JPS5924689B2 (ja) | 1978-07-10 | 1978-07-10 | 押えロ−ル制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8439278A JPS5924689B2 (ja) | 1978-07-10 | 1978-07-10 | 押えロ−ル制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5511475A JPS5511475A (en) | 1980-01-26 |
JPS5924689B2 true JPS5924689B2 (ja) | 1984-06-11 |
Family
ID=13829282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8439278A Expired JPS5924689B2 (ja) | 1978-07-10 | 1978-07-10 | 押えロ−ル制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5924689B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6288574A (ja) * | 1985-10-14 | 1987-04-23 | Mitsubishi Metal Corp | 研削砥石 |
JPS62213965A (ja) * | 1986-03-17 | 1987-09-19 | Mitsubishi Metal Corp | 電鋳薄刃砥石およびその製造方法 |
JPS62218067A (ja) * | 1986-03-17 | 1987-09-25 | Mitsubishi Metal Corp | 電鋳薄刃砥石およびその製造方法 |
JPH0710499B2 (ja) * | 1986-06-19 | 1995-02-08 | 三菱マテリアル株式会社 | 電鋳薄刃砥石の製造方法 |
JPH0710498B2 (ja) * | 1986-06-19 | 1995-02-08 | 三菱マテリアル株式会社 | 電鋳薄刃砥石の製造装置 |
-
1978
- 1978-07-10 JP JP8439278A patent/JPS5924689B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5511475A (en) | 1980-01-26 |
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