JPS5924652A - 皮革状上張り材付き段ボ−ルの製造方法 - Google Patents

皮革状上張り材付き段ボ−ルの製造方法

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JPS5924652A
JPS5924652A JP13500282A JP13500282A JPS5924652A JP S5924652 A JPS5924652 A JP S5924652A JP 13500282 A JP13500282 A JP 13500282A JP 13500282 A JP13500282 A JP 13500282A JP S5924652 A JPS5924652 A JP S5924652A
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JP
Japan
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corrugated
corrugated board
leather
driven belt
core
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JP13500282A
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石崎 由夫
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ISHIZAKI SANGYO KK
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ISHIZAKI SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
この発明は、塩化ビニールレザー、ナイロンレザー、ウ
レタンレザー等の合成皮革をはじめとする合成樹脂の皮
革状上張シ材を接着した特殊段ボールの製造方法に関す
る。 この種の段ボールは、乗用車や建物の内装材あるいd筒
部の材料として用いられているが、その従来の製造方法
は極めて非能率的であった。それは例えば第1図に示す
ような装置を用い、その上盤21と下盤22を水蒸気゛
で加熱しておき、下盤22上に段ボー/L’23.熱溶
着フィルム24.上張シ材25を1■ね、その上から上
盤22を加圧し、熱溶着フィルム24を躊融させて段ボ
ー/L’ 23に上張り材25を接着させるものであっ
たので fiQ着に至るまでの一工程に時間がか−るば
かυか、かなりの設備費を要し、どうしても製品がコス
ト高となる欠点があった。 この発明は、上記の如く単片的な普通の段ポールに一枚
毎に上張シ材を接着していたのでは、j11゛産土何か
と不得策であることに鑑み、一般的なコルゲートマシン
にわずかの改良を加えるだけで、所期の段ボールを一貫
工程でJA゛産し得る有利な製造方法を提供することを
目的としている。 すなわちこの発明は、コルゲート加工された中芯の一面
に裏フィナーを接着した片面段ボールを形成し、その片
面段ボールに表ライナーを接着する段ボールの製造工程
において、表フイナーの接着前にその表ライナーに合成
も“ト1脂の皮革状主張り材を予め接着しておき、片面
段ボールに上張υ拐イ
【1き表フイナーを合流させて段
ボール構造体に組み合わせると共に、その段ポー)v1
′11′1造体を駆動ベルトと従動ベルトの間にくぐり
入れ、段ポーμ構造体の流れに随伴する従動ベルトを熱
媒体として」二張シ材を加熱しながら段ボール構造体に
表ライナーが中芯に接着するのに必要なf4+t%量を
与えるものである。 なお本明細書において、ライナーについて表。 裏の区別をしているが、それは説明の都合上であって、
段ボーμの使用上においてはその区別は特にない・もの
とする。 中芯と表ライナーとの接着剤についてはその両方がクラ
フト紙等の紙である場合は、一般的な段ボールの製造に
おいて用いられている澱粉糊が最も適切である。すなわ
ち一般的な段ボールの製造においては、糊化した澱粉溶
?11:中に生澱粉を懸濁分散させた粘度の低い糊を使
用し、それを中芯の段頂に塗布し、接着時に加熱するこ
とにより生澱粉を糊化させると共に、溶液中の水分を吸
収させて粘度を急激に上げ瞬間接着を行うものである。 しかし本発明方法の場合は、表ライナーには比較的断熱
性を有する合成樹脂の皮革状上張り材を予め接着してお
くものであυ、しかもその上張り利は耐熱性が大きいと
はいえないから、それに瞬間的に高温を与えて生澱粉を
瞬間的に糊化させることはできない。本発明の場合は上
張り材に随伴する従動べ〜トによって徐々に熱を与え時
間をかけて生澱粉を糊化させる。 また中芯や表フィナーが紙以外の例えば鉄合金。 アルミ合金等の金属、あるいは合成樹脂である場合は、
それに適した熱硬化性の接着剤を選択する。 しかし表ライナーが熱溶着フィルムのようにそれ自身が
接着能力を有する場合は特に接着剤は要しない。 また中芯や表フイナーがアルミ等の金属または合成樹脂
である場合にも、その表面に紙を貼着しておけば澱粉糊
を使用できる。 この発明は、上記の如く合成樹脂の皮革状上張シ材をそ
れが溶融しない低い温度で加1′1シても、その加熱時
間が従動ぺpトのM1伴中継続するので、中芯と表ライ
ナーとの接着剤にそのl1LQ化現象を生じさせる程度
の熱ふ1°を与えることができ、しかも上張り材が従動
ベルトを随伴する関係でそれと擦り合うことがないので
、上張り表面の美粧性を確保することができる。 また片面段ボーμの流れの中に上炉υ材刊き表フイナー
をKlfり込ませることによって中芯に表ライナーを接
着し、所期の段ボールが得られるため、資材から製品に
至るまでの製造工程に−i+を性があり、単片としての
普通の段ボーpに一枚毎に上張υ材を接着する従来の方
法と比べて、工程の流れに全く無駄がなく生産性を格段
に向上させることができる。 しかも普通の段ボールの製造機械としてのコルゲートマ
シンをわずかに改良することによシ実施できるので、生
産のための設備費をそれ稈要せず、工程の一貝性とも相
俟って安価に生産し得る等の効果がちる。 次にこの発明の実施例を第2図ないし第4図について説
明する。 段ボー/I/ Fは、第2図に示すようにクラフト紙を
コルゲート加工した中芯】に同じくクラフト紙からなる
表裏ライナー2.3を抜角し、表う・fチー2の外面に
塩化ビニールの皮革状上張り材4が接着されている。 第3図は上記段ボールFの!Il!!造装置の概略を示
したもので、従来のコルゲー トマシンに改良を加えた
ものである。 図において、5,6.7はそれぞれミルローμスタンド
である。ミルロー/l/スタンド5には中芯原紙laの
ロー/L/1bが、6にン」二裏ライナー原紙3aのロ
ーIV3bが供給されている。またミルロールヌタンド
7にもロー/L/8が供給されているが、それは”(s
 ’を図にも示すように、表ライナー原紙2aに則;に
上張りvJ4が接着されたものを巻き取ったものである
。 寸た9、10は、段ロール、11 、12は1胡ロール
、13゜14 ハプレヌ(T−ル、15はプレヒーター
であって、ウェイトロー/L/141駆効べ/l/ )
 1(5、発熱部17.冷却部18および自由ベルト1
9からダブルフェーザ一部Sが構成されている。この従
動ベルト19をダブルフェーザ一部Sに備えていること
が従来のコルゲートマシンと異なる点である。また2[
はカッターである。 従動べμト19は、ガラス繊維で強化した耐熱性プフス
チツクを主材としてその表面にテフロン加工を施したも
のを使用し、駆動ベルト16に対向して設けである。ま
た多数の空回ジロー/L’20によって発熱部17のま
わシに自由に回転するように取付けられている。外お従
動ベルト19の材5J(としては硬バC的に軟かく、ま
た熱伝導性が比較的小さいものかあるいは熱伝導性は適
当にあるが付着しにくいものが望壕しく、上記したもの
の他に[i1+!!’ l/IE ′デワスチックの主
材表面に!リコン加工を′施したもの、バμプ質のもの
を挙げることができる。 また従動べμト19の材質そ0他の条件によっては、空
回]ロー/l/20では従動ベルトを円滑に回転するよ
うに支持できない場合も生じるが、その場合は鈑回υロ
ーμに代って駆動ロールを使用し、上張り材の動きに強
制的に従順させるように構成する。 上記装置において、ミルロールスタンド5がら繰シ出さ
れた中芯原紙1aは、段ロー/l/、9 、10間を通
る間にコルゲート加工され、糊口−)vllで一面の段
TRに糊付される。−万能のミルロールスタンド6から
紅シ出された裏ライナー原紙3aはプレスロー/l/1
3によって中芯1の段頂に加熱接着される。 このようにして作られた片面段ボーzI/l+’1はダ
ブルフェーザ一部Sの手前で中芯1の段頂がプレヒータ
ー15で加熱され、糊口−/l/12によってその段頂
に糊付けされる。そしてダブルフェーサ一部Sにおいて
、駆動ベルト16と従動べpト19との間に繰り込まれ
る。 またミルロールスタンド7からは表ライナー原紙2aが
ダブルフェーサ一部Sに繰り出され、片面段ボールF1
の下に接合して段ボール構造体F2が構成される。その
段ボール構造体F2は駆動ベルト16によって従動ベル
ト19に押し付けられ、そのべμト19を随伴して搬送
されながら発熱部17上を通過する。 したがって従動ベルト19は発熱部【7から直接に熱を
受け、その上面と擦り合うけれども、段ボー/I/1i
ji造体F2は従動ベルト19から間9Fに熱を受け、
発熱部17」二では従動ベルト19と行動を共にしその
ベルト上面に皮革状上張シ材4が密着した状態を保持す
る。 皮革状上張り月4の拐質から、この従動ベルト19が無
ければ、発熱部17の上面に刻する皮革状上張り材4の
摩擦で段ポール構造体1i′2の移動は行われないし、
仮に少しでも移動が行われると、上張υ拐4が発熱部1
7の上面と擦夛合って4ハ傷を受ける。また従動べμト
19は発熱部17からの熱を緩和して段ポール構造体F
2に伝えるので、上張り材4の溶融を防止できる。そし
て発熱部17上を通過する間に澱粉糊にその生澱粉を糊
化させる温度と時間を与える。この時間が長ければ温度
は低くてもよい。なお生澱粉は苛性ソーダの添加によっ
て糊化湿度を低めることができる。 発熱部17を通過して中芯1と表ライナ−2との接着が
完了した段ボール構41体F2は、次の冷却部18を通
シ、最後にカッター21で所定寸法に切断され、製品と
しての段ボー/L/ Fが得られる。 このようにして生産されp一段ボー/l/ Fは、中芯
1、表裏フィナー2,3、上張り材4の資材相互の接着
強度は非常に安定してトリ、上張り材4には変質、変形
1表面の擦傷等の損傷は全く見られず、本来の色彩、光
沢、滑らかさ、柔軟性等を保持していた。 またコルゲートマシンの段ボー/L/Fの生産能力につ
いては普通の段ボールの生産速度を特に変える必要はな
かった。 しかもコルゲートマシンの主な改良は、発熱部17の回
υに従動ベルト19を設けたことの程度で、全体から見
てわずかの改良となっている。 なお第5図に示すように皮、1“1゛1状上張シ材4の
バ(触を良くするために、表ライナ−2にスポンジ状ク
ッション4aを介して皮革状上張り材4を接着した段ボ
ー/I/Fも、上記と同様の方法、1.−よび装置を用
いて製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は皮革状上張り材付き段ボールの従来の製造装置
を示す正面図、第2図は本発明方法によシ製造した段ボ
ールを破断して示す斜視図、第5図は本発明方法の実施
に使用したコルゲートマシンの概略を示す正面図、第4
図は同方法の実施に使用した皮革状上張シ材付き表ライ
ナーの断面図、第5図は本発明方法によシ製造し得る他
の段ボール構造を示す断面図である。 F・・・段ボー、v  Fl・・・片面段ボー/L/F
2・・・段ポー/’ tM造体 S・・・ダブルフェー
サ一部1・・・中芯 2・・・表ライナ−3・・・裏ラ
イナ−4・・・皮革状上張り材 11 、12・・・糊
口−)v16・・・駆動ベルト17・・・発熱部 19
・・・従動ベルト20・・・空回りロール 特許出願人 石崎産業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)コルゲート加工された中芯の一面に裏フィナーを接
    着した片面段ボールを形成し、その片面段ボールに表ラ
    イナーを接着する段ボールの製造工程において、表ライ
    ナーの接着前にその表ライナーに合成樹脂の皮革状上張
    り材を予め接着しておき、片面段ボールに上張シ材付き
    表ライナーを合流させて段ボール構造体に組み合わせる
    と共に、その段7jZ−ル構造体を駆動べ/L/ I−
    と従動ベルトの間にくぐシ入れ、段ボール構造体の流れ
    に随伴する従動ベルトを熱媒体として上す!4り本1を
    加熱しながら段ボール構造体に表フィナーが中芯に接r
    llするのに必要な熱量を与えることを特徴とする皮革
    状上張り材(−Jき段ボールの製造方法。
JP13500282A 1982-08-02 1982-08-02 皮革状上張り材付き段ボ−ルの製造方法 Granted JPS5924652A (ja)

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JPH042427B2 JPH042427B2 (ja) 1992-01-17

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06296695A (ja) * 1993-10-08 1994-10-25 Terumo Corp カテーテルチューブおよび内視鏡

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JPS52128791A (en) * 1976-04-16 1977-10-28 Sekisui Chem Co Ltd Method of fabricating adiabatic buffer material
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