JPS5924389B2 - 流体成分定量分析方法 - Google Patents

流体成分定量分析方法

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JPS5924389B2
JPS5924389B2 JP49123048A JP12304874A JPS5924389B2 JP S5924389 B2 JPS5924389 B2 JP S5924389B2 JP 49123048 A JP49123048 A JP 49123048A JP 12304874 A JP12304874 A JP 12304874A JP S5924389 B2 JPS5924389 B2 JP S5924389B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は所定量の流体を指数状の整定特性を有する測定
セルに通し、その測定素子に測定すべき成分の量の測定
信号を発生させるようにした流体の1種以上の成分を連
続的に且つ量的に決定する方法に関するものである。
米国特許第3611790号明細書には流体の成分を精
密に測定し得る方法及び装置が記載されている。
この方法及び装置では所定の物質又は粒子の存在に感応
する測定セルを用いる。流体の連続分析を得るために測
定すべき流体を測定セルに流す。この測定セルは単位時
間当りに供給される測定すべき成分の量を表わす電気信
号を発生するように設計することができる。前記明細書
には、測定セルにおける変換及び測定処理においては最
終的にセルの電気出力信号に影響を与え測定精度を決定
する種々のパラメータがあることが記載されている。規
則正しい時間隔で零ドリフトを測定しセルを校正するこ
とによつて前記影響を十分に除去することができる。こ
の既知の測定装置においては、零点決定、校正及び測定
の期間中、種々のパラメータを一定にする必要がある(
前記米国特許明細書、第2欄、第58〜65行参照)。
これらパラメータが時間的に急速に変化する場合には、
測定期間を零点決定及び校正のために短時間隔で中断す
ることができること明らかである。種々の測定の中には
前記中断が不所望なものもある。
その理由は、セルの校正には著しく長い時間を要し測定
時間を犠牲にする必要があるためである。前記長い校正
時間の原因は、一般に、測定セルの新しい値への整定が
遅いためである。
測定すべき成分の濃度の突然の変化に対し多くの測定セ
ルは最初指数状に変化し最后に新しい測定値に漸近する
曲線で応答する。本発明は、測定セルの前記指数状整定
曲線の1部のみを用いて所望の測定を行ない得る事実を
確かめ、この認識に基づいて為したものである。
これは、前記特性は短時間の測定に対しては再現性に富
み一定であり、且ついかなる長時間変化も校正により簡
単に決定し補正し得る事実が確かめられたためである。
本発明方法は、測定セルの指数状整定特性の1部のみが
用いられる時間T中既知の量の測定すべき成分を含む基
準流体及び測定すべき流体を交互に測定セルに通し、測
定すべき成分の量を得られる鋸歯波測定信号により決定
することを特徴とする。
この方法の利点は相似整定時間の整数分の1の短時間に
おいて測定すべき成分の量についての情報が得られるこ
と、測定すべき成分がない場合にセルにより発生される
時間と共に変化し得る零信号を簡単に除去できること、
測定領域を校正又は基準流体によつて測定曲線の直線部
分に移すことによつて直線性を改善できること、時間T
を電子フイルタと関連して選択することによつて測定信
号中のノイズを一層簡単に除去できること、である。
測定セルの測定信号からの鋸歯波成分を測定し沢波する
ことによつて所望測定値の目安である量を得ることがで
きる。
この量は更に処理又は記録することができるが、調整回
路の入力信号とし用いてその出力で可変校正源を制御し
て基準流体の基準レベルを決定することもできる。この
場合校正源の調整値は決定すべき成分の量を表わす。本
発明方法においては更に種々のセルパラメータが測定結
果に及ぼす影響を軽減又は除去する手段を講じる。これ
がため、本発明では基準流体を、測定すべき流体をクリ
ーニングフィルタに通して測定すべき成分を除去するこ
とにより測定すべき流体から得、次いでこれを測定セル
に供給する。
また、既知の量の測定すべき成分をクリーニングフイル
タと測定セルとの間において清浄とした流体に加えるこ
ともできる。これにより不特定成分の影響、即ち測定セ
ルが測定すべき成分以外の成分に感応する影響が減少し
、従つて選択度が増大する利点が得られる。
本発明方法の更に他の例では、持続時間Tの順次の2周
期においてその第2周期の第1半周期中の鋸歯波測定信
号の積分値と第1周期の第2半周期中の測定信号の積分
値のA倍との和を決定すると共に第2周期の第2半周期
中の測定信号の積分値と第1周期の第1半周期中の測定
信号の積分値のA倍との和を決定し(ここでAは1より
小又は1に等しい正の重み係数)、前記和の差を決定し
、この差を測定すべき成分の決定すべき量の目安とする
。この方法によれば選択度及び信号対雑音比が増大する
利点が得られる。
更に持続時間Tの2周期後に決定すべき量が前記差によ
り充分な精度で与えられることを確かめた。セルの整定
特性曲線の略々直線部分を用いる場合には重み係数Aを
1にすることができ、零信号及び不特定信号のような直
線状の妨害電圧が完全に除去される利点が得られる。
これら妨害電圧が雑音信号に対しそれ程大きな影響を与
えないことが確かめられている場合には係数Aを他の値
として妥協点を見出す必要がある。多くの測定セルの整
定特性はeのべき数の和で表わすことができ、その特性
の大部分は最小時定数T1及び最大振幅のeのべき数で
与えられることを確かめた。
重み係数AをExp(−T/T1)にすると、前記の場
合にも濃度の急変を2周期後に充分な精度で決定するこ
とができる。
好適な信号対雑音比を達成するのに必要とされる時間T
は指数状整定特性の大きな部分をカバーするようにする
こと明らかである。本発明方法では更に2種の流体を単
一の測定セルに互に無関係に通すことができる。
この目的のために、本発明方法では2種の流体流を測定
するために2つの測定系を並列に配置すると共に1個の
測定セルを用い、時間Tの周期を両測定系に対して等し
くするが、第1測定系を第2測定系に対し周期Tの半分
だけ時間的に推移させる。
一方の流体流を校正用流体流として校正信号を連続的に
得て測定セルの感度ドリフトを決定して測定値を補正す
ることもできる。土述した積分、加算及び減算法を用い
るために、校正信号を測定セルから他の有利な方法で取
り出すことができ、適当なフイルタ作用により測定信号
と校正信号とを正確に分離する。
この目的のために、本発明方法では校正量の測T定すべ
き成分を測定セルに一の繰返し時間(N2n2n は整数)で導入し、鋸歯波測定信号を一の周波T数にお
いて電気的に沢波し、得られた沢波信号の平均振幅を測
定し、割算回路によつて前記差を前記平均振幅で割算し
て、測定セルの感度変化と無関係に、測定すべき成分の
決定すべき量に比例する量を決定する。
図面につき本発明を説明する。
第1図は流体の成分を測定し得る測定セルの端子から得
られた測定信号Smcを垂直軸に沿つてプロツトしたも
のである。
時間tは水平軸にプロツトされている。測定すべき成分
をセルに通す瞬時TO前においてはセルは線1で示すよ
うに時間と共に変化する値S。の零信号を発生する。こ
の信号はセルの測定すべき成分以外の成分に対する応答
を含み得る。瞬時T。において測定すべき成分の濃度が
突然変化する。測定セルを無限大の速度で応答し得るも
のとすれば、前記突然の変化は信号S1又は信号S2で
与えられる。
しかし、これら測定値への整定は曲線2又は3に従つて
行なわれる。一般に、前記曲線の最終値の例えば90%
までの最初の部分は指数t/T1を有するeのべき数で
表わすことができ、例えばO、9S1〔1−Exp(−
t/T1)〕と表わすことができる。終りの部分4及び
5は小振幅及び漸次増大する時定数のeのべき数で表わ
すことができる。
第2図は流体供給用入力端子7及び流体排出用出力端子
8を有する測定セル6を含む本発明方法を実施する装置
の一例のプロツク図を示す。切換弁9により入口10か
ら供給される測定すべき流体を流すか、流体源11から
供給される基準流体を流すかを決定する。基準流体は既
知の量の測定すべき成分を含み、この量は零にすること
ができる。流体の流れを出口13を有するポンプ12に
より維持する。
第3図に示す測定信号Smcがセル6から測定端子14
及び15において取り出される。装置16において測定
信号をリード線17を経てクロツク20で供給される信
号の制御の下で測定する。斯くして装置16の出力端子
18に装置19(ペンレコーダとすることができる)に
より可視表示し得ると共に記録し得る信号を発生させる
。クロツク20によりリード線21を経て弁9も制御し
て、弁9を時間Tの間隔で切換える。
第3図は、零基準流体を用い、瞬時T。において測定流
体の濃度が零から値S1に急変したときのセル6の端子
14及び15における測定信号の変化を示す。このグラ
フは、相似整定時間が選択した時間Tの6倍であること
を明瞭に示す。このグラフは、更に、測定信号は指数状
エンベロープに沿つた鋸歯波形態の平均値に整定される
ことを示す。しかし、本発明で提案するように信号を演
算処理することにより測定値S1を表わす量を2サイク
ル後、即ち瞬時t1に出力端子18に得ることができる
。この信号処理方法を第3図のサイクルTn−1及びT
nに示す。
このように鋸歯波測定信号を積分すると、この信号に含
まれる一以上の周波数のT雑音が除去され、各半周期の
積分値を一符号及び+符号で示すように加減算すること
により直流電圧信号が除去されて鋸歯波測定信号の振幅
を表わす測定値が充分な精度で得られる。
第4図は本発明方法を実施する装置の他の例を示し、そ
の大部分は第2図の装置と一致するので対応する素子に
は同一符号を用いる。
前述した米国特許明細書に記載されているように、基準
又は校正流体は測定すべき流体の流れ中にクリーニング
フイルタを挿入して測定すべき成分を吸収又は中和させ
ることによつて測定すべき流体から取り出すのが好適で
ある。
その理由は、このようにすると、測定セルが測定すべき
成分以外の成分にも応答する場合、測定セルが基準流体
及び測定流体に含まれる測定すべき成分以外の不特定の
成分に応答して連続的な迫加の信号を発生し、この信号
が一定又は時間と共に直線的に変化するときは、その最
終測定値への影響は順次の一Tの積分値を第3図に極性
符号で示すように加算及び減算処理することにより零に
なるからであり、この点については第6図につき後に詳
述する。第4図ではこの目的のために、入力管を測定流
体から測定すべき成分を除去するフイルタ22を具える
分岐管26と分岐管23とに分岐する。フイルタ22の
下流を切換弁9の一方の入口に連結し、管23を弁9の
他方の入口に直接連結する。既知の量の測定すべき成分
を有する校正源11をセル6の上流の分岐点24に連結
してセルの測定範囲を測定すべき成分の濃度と出力信号
との関係を示すセル特性の直線部分に移すことができる
。多くの測定セルにおいてこの特性は非直線で、セルは
高濃度において感度がよくなる。或は又、校正源11を
フイルタ22と弁9との間のタツプ25に接続して零基
準流体の代りに校正基準流体を用いるようにすることも
できる。
第5図は第4図と大部分一致する装置を示す。しかし、
装置16の出力端子18から又は端子14及び15から
得られる処理された又は処理されていない測定信号を装
置19における記録のために用いないで、この信号によ
り出力端子28を校正源11に接続したサーボ装置27
を制御する。本例では校正源11により可調整の既知量
の測定すべき成分を管26内の分岐点25に供給する。
この目的のために校正源11には供給容器兼調整装置2
9を設け、これを接続線30を経て出力端子28からの
信号で設定する。校正源11によりこの設定に応じて変
化し得る既知の量の測定すべき成分を供給する。その最
も簡単な例では調整装置をサーボ装置27のサーボモー
タによつて制御される回転弁とすることができる。また
校正源は英国特許出願第23771/74に記載されて
いるユニバーサル校正装置の形態とすることもできる。
上記調整回路は次のように作動する。管23内の濃度と
分岐点25の後の濃度が等しくない場合端子14及び1
5又は端子18から交流電圧信号が発生する。この信号
はサーボ装置27を駆動して調整装置29を前記濃度が
等しくなる方向に調整する。サーボ装置27により制御
された調整装置29の最終設定値は決定すべき成分の量
に比例するため、例えば出力端子31に記録装置19に
有用な信号が得られる。第6図は鋸歯波測定信号を第3
図に示すように演算処理する本発明信号処理方法の利点
を示すグラフである。
第1に、第3図に示すような信号処理方法においては、
測定すべき鋸歯波信号33に加えて第6図に32で示す
ような校正信号を存在させても、T斯る校正信号の発生
回数が各半周期(−)において等しければ、斯る校正信
号が測定信号33の測定結果に与える影響は零になる。
これは、第6図Tに示すように鋸歯波測定信号33の半
周期(−)に例えば各1回発生する校正信号32は測定
信号33と同様に各2周期(2T)において一++で示
すように加減算されると、信号32の2つの半周期部分
が加算、2つの半周期部分が減算されてその結果が零に
なるためである。
斯る校正信号32は例えば第4図に示す装置において校
正源2n211を一の周波数(例えば一の周波数)で周
期TT 的に駆動して所定量の校正流体をパルス状に供給するこ
とによつて得ることができる。
この校正信号の値は校正流体が供給される周波数に等し
い制御周波数を有する同期装置を用いるフイルタ技術に
よつて決定することができ、この値を用いて測定信号3
3の測定値を補正することができる。
信号33,34及び36は校正周波数より低い周波数特
性を有するためフイルタで除去する。
校正信号に対してはフイルタ装置の総時定数を周期Tの
多数倍とすることができる。その理由は、校正信号は測
定セルの感度のドリフトを補正するために用いるためで
ある。このドリフトは極めてゆつくりであるため常時校
正信号が得られることを確かめた。第2に、斯る信号処
理方法においては、第6図に直線34で示すような直線
的に増大する妨害(ドリフト)信号が存在してもこの信
号が測定信号33の測定結果に与える影響は零になる。
これは、この妨害信号34が測定信号33と同様に各2
周期(2T)において一++−で示されるように加減算
されると、その結果が零になるためであり、このことは
第6図に破線で示すように信号34の+で示す2つの半
周期部分と一で示す2つの半周期部分の平均値が互に等
しく、互に打ち消し合うことから明らかである。第3に
、斯る信号処理方法においては、測定信号33と同一の
周期(T)を有するが、90信移相した第6図に38で
示すような第2の鋸歯波測定信号を存在させてもこの信
号が測定信号33に与える影響は零になる。
これは、この第2測定信号38が測定信号38と同様に
各2周期(2T)において一++−で示されるように加
減算されると、その結果が零になるためである。尚、第
2測定信号38の測定結果はこの第2測定信号36を第
1測定信号33を演算処理する2周期に対し半周期ずれ
た2周期において第1測定信号と同一に演算処理するこ
とにより得ることができる。即ち、第6図において第2
測定信号36の38で示す半周期部分を一、次の2つの
半周期部分を+、37で示す部分の前の半周期部分を一
にして演算することにより第2測定信号36の測定結果
を得ることができ、このとき第1測定信号の演算結果は
零になり、第2測定信号の測定結果に影響を与えないo 従つて測定信号36の測定信号33に与える影響及びそ
の逆の影響は零である。
従つて、2つの測定系統を1個の測定セルに並列に配置
し、第1の測定系から第1の測定すべき流体を測定セル
に基準流体と交互に周期Tで供給すると共に第2の測定
系から第2の測定すべき流体を同一の測定セルに基準流
体と交互に、第1の測定系に対し半周T期(一)ずらせ
て周期Tで供給することにより互に半周期ずれた第6図
に33及び38で示すような第1及び第2鋸歯波測定信
号の重畳信号を得ることができ、この重畳信号を第1測
定系の周期Tに同期して第3図に示すように演算処理す
ることにより第1測定流体の測定値を得ることができる
と共にこの重畳信号を第1測定系に対し半周期ずれた第
2測定系の周期と同期して第3図に示すように演算処理
することにより第2測定流体の測定値を得ることができ
る。
第7図は空気のような気体中に含まれるNO及びNO2
の量を測定する本発明の更に他の実施例を示す。
測定セル6はNO2のみに感応する。回路図は第4図と
略々同一であるが、気体処理が相違する。リード線21
aを経るクロツク20Tの制御の下で弁9aは時間一の
1部分中位置aを占め、弁9bも位置aを占める。
NO及びNO2を含む空気は弁9bを通り管26を経て
NO2をNOに還元するフイルタ22に供給される。こ
の還元は軽石粒に被覆したFESO4によつて行なうこ
とができる。得られた気体を乾燥柱43に通して水蒸気
を除去する。分岐点25で校正源11から既知の濃度の
NO2を清浄とした気体流中に加え、次いで弁9aを経
て測定セルに通す。その結果、第6図に線32で示す校
正信号が得られる。休止時間中弁9aは位置bを占め、
管39を流れる空気流を受け入れる。NO及びNO2の
測定においては弁9bが位置bを占め入口10からの空
気は位置aの弁9cを経て管23に通る。時間T中空気
中の気体NO2はセル6の端子14及び15の信号に寄
与する。次の期間T中クロツク20の制御の下で弁9c
は位置bを占めて、NO及びNO2を含む空気はMnO
2+KHSO4を被覆した軽石を含む酸化装置40に通
る。その結果NOはNO2に変換されて管41はNO2
のみを含み、その量もセル6で測定される。その測定信
号への影響ぱ前の期間に与えられた影響に等しいかそれ
より大きい。その理由は、このときNO2の初期濃度と
NOから新たに形成されたNO2の濃度との和が測定さ
れるためである。次の期間Tにおいては弁9bは位置a
に切り換えられ、零流体流がセルに供給される。従つて
、本例装置においては最初のT期間中弁9bが位置b、
弁9cが位置aを占め、管23を経て測定すべき空気流
が測定セル6に供給され、次のT期間中弁9bが位置b
、弁9cが位置bを占め、管41を経て空気中のNOが
NO2に変換された空気流が測定セル6に供給され、次
のT期間中弁9bが位置aを占め、基準(零)流体が測
定セル6に供給され、測定セル6から空気中のNO2に
比例して土昇する部分と、空気中のNO+NO2に比例
して上昇する部分と、基準流体に応じて下降する部分の
3部分から成る鋸歯波測定信号が発生し、この信号は3
周期(3T)毎に繰返えす。従つて、この鋸歯波測定信
号の第]周期における第1部分の振幅を測定することに
よりNO2を、第2周期における第2部分の振幅を測定
することによりNO+NO2を測定することができ、第
2の測定値から第1の測定値を引算することによりNO
の測定値を得ることができる。記録装置19にはNOの
濃度に対する出力チヤンネル19a..N02の濃度に
対する出力チヤンネル19b及び校正信号に対する出力
チヤンネル19cを設けることができる。破線42は校
正信号を用いて測定値を補正し得ることを示す。本発明
方法によれば2成分以上の測定を第7図の装置について
説明したように順次に行なうことができる。
この場合複数個、例えばm個の測定流体を1固定サイク
ル中に期間T毎に順次に供給する。クロストークを防止
するため、TはT1よりも小さくし、妨害信号が大きく
なりすぎないようにするのが好適である。(m+1)期
間後にm個の濃度が決定されることは算術的に証明する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は測定セルの指数状整定特性を示すグラフ、第2
図は本発明方法を実施する装置の一例のブロツク図、第
3図は本発明方法で測定セルに得られる鋸歯波測定信号
の波形図、第4図は本発明方法を実施する装置の他の例
のプロツク図、第5図は本発明方法による装置の更に他
の例のプロツク図、第6図は測定セルの2つの測定信号
、校正信号及び妨害信号を示す波形図、第7図は本発明
方法によるNO及びNO2の量を同時に測定する装置の
プロツク図である。 6・・・・・・測定セル、9・・・・・・切換弁、10
・・・・・・入口、11・・・・・・基準流体源(校正
源)、12・・・・・・ポンプ、13・・・・・・出口
、16・・・・・・演算装置、19・・・・・・記録装
置、20・・・・・・クロツク、22・・・・・・フイ
ルタ、27・・・・・・サーボ装置、29・・・・・・
調整装置、40・・・゛゜゜酸化装置、43・・・・・
・乾燥柱。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 測定期間中所定量の流体を指数状の整定特性を有す
    る測定セルに通し、その測定素子に測定すべき成分の量
    の測定信号を発生させ、更に校正期間中既知量の測定す
    べき成分を含む基準流体を測定セルに通してその測定素
    子に校正信号を発生させ、前記測定信号と校正信号を比
    較することにより流体の1種以上の成分を連続的に且つ
    量的に決定するに当り、前記測定期間と校正期間を測定
    セルの指数状整定特性の1部に対応する時間Tの間隔で
    交互にくり返えし測定セルに通し、得られる鋸歯波測定
    信号の振幅を測定することにより測定すべき成分の量を
    決定することを特徴とする流体成分定量分析方法。 2 特許請求の範囲1記載の方法において、持続時間T
    の順次の周期の各対においてその第2周期の第1半周期
    中の前記鋸歯波測定信号の積分値と第1周期の第2半周
    期中の前記測定信号の積分値のA倍との和を決定すると
    共に第2周期の第2半周期中の前記測定信号の積分値と
    第1周期の第1半周期中の前記測定信号の積分値のA倍
    との和を決定し(ここでAは1より小さい又は1に等し
    い正の重み係数)且つ前記両和間の差を決定してこの差
    を測定すべき成分の決定すべき量の測定値としたことを
    特徴とする流体成分定量分析方法。 3 特許請求の範囲2記載の方法において、測定セルの
    整定特性の大部分が時定数T_1を有するeのべき数で
    与えられる場合には前記重み係数Aをexp(−T/T
    _1)に等しくしたことを特徴とする流体成分定量分析
    方法。 4 特許請求の範囲2記載の方法において、2つの流体
    流を測定するように2個の測定系を並列に配置すると共
    に1個の測定セルを用い、両測定系に対して持続時間T
    の周期を等しくするが、第1測定系を第2測定系に対し
    て半周期だけ時間的にずらせたことを特徴とする流体成
    分定量分析方法。 5 特許請求の範囲2記載の方法において、校正量の測
    定すべき成分を測定セルに(T)/(2n)の繰返し時
    間(nは整数)で導入し、鋸歯波測定信号を(2n)/
    (T)の周波数で電気的に濾波し、得られた濾波信号の
    平均振幅を測定し、割算回路によつて前記差を前記平均
    振幅で割算して、測定セルの感度変化と無関係に、測定
    すべき成分の決定すべき量に比例する量を決定すること
    を特徴とする流体成分定量分析方法。
JP49123048A 1973-10-27 1974-10-26 流体成分定量分析方法 Expired JPS5924389B2 (ja)

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