JPS5924007Y2 - 眼鏡枠 - Google Patents

眼鏡枠

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Publication number
JPS5924007Y2
JPS5924007Y2 JP10245779U JP10245779U JPS5924007Y2 JP S5924007 Y2 JPS5924007 Y2 JP S5924007Y2 JP 10245779 U JP10245779 U JP 10245779U JP 10245779 U JP10245779 U JP 10245779U JP S5924007 Y2 JPS5924007 Y2 JP S5924007Y2
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JP
Japan
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pattern
surface area
eyeglass frame
pearl
bright
Prior art date
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Expired
Application number
JP10245779U
Other languages
English (en)
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JPS5622511U (ja
Inventor
八郎 結城
Original Assignee
タキロン・ロ−ランド株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by タキロン・ロ−ランド株式会社 filed Critical タキロン・ロ−ランド株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はパール顔料を含有した合成樹脂袋の眼鏡枠に関
し、更に詳しくは、単一色ながらパール光沢に富む光輝
面域と之に隣接するパール光沢の乏しい非光輝面域とか
らなる再現性のよい独特な模様表面を備えた眼鏡枠に関
する。
従来より、パール光沢のある図柄模様或は流れ模様を有
する繊維素系合成樹脂製の眼鏡枠が市場に多数出回り、
好評を得ている。
ところで、これまでの此種眼鏡枠は、一般に、パール顔
料を含有した前記繊維素系樹脂の薄片を、箱形のプレス
型内で模様状に組立てて積層・圧搾し加熱融着して得ら
れるパール光沢模様入り材料板、或は複数の押出機によ
ってパール顔料含有樹脂を包むように透明乃至半透明の
樹脂を該パール顔料含有樹脂と同時に押出して得られる
パール光沢の流れ模様入り材料板を使用して、これら材
料板を常法に従って加熱曲げ加工、切抜き又は打抜き、
研摩加工することによって製造されている。
従って、前者の材料板にて製造された眼鏡枠では、パー
ル光沢の流れ模様或は細がい図柄模様を有するものが得
られ難く、しがち材料板自体の製造に手数を要するため
コスト高となる等の問題があり、一方後者の材料板にて
製造された眼鏡枠では、内部にパール光沢の流れ模様を
有する透明乃至半透明材質のものしが得られない問題が
あった。
亦、これらの眼鏡枠は、前述の如き材料板から製造する
以上、たとえ材料板の模様形状を種々変えてみたところ
で、全体のパール光沢模様感がどれもよく似たものとな
ると云う問題を有しており、このため、眼鏡にファツシ
ョン性、装飾性を強く求める昨今に於ては、もっとファ
ツション性、装飾性に富んだ漸新なパール光沢模様感の
ある眼鏡枠を希求する声が、消費者及び関係業者の間で
あがっている。
本考案は叙上の事情に鑑みてなされたものであって、眼
鏡枠の内部に含有されているパール顔料の配列を部域に
よって異ならしめ、この配列の差異によって従来品のパ
ール光沢模様とは趣きを大巾に異にする独特のパール光
沢模様を付与せしめた新規な眼鏡枠を提供せんとするも
のである。
以下、図面を参照しながら、本考案眼鏡枠をその製造方
法と共に詳細に説明する。
第1図は本考案眼鏡枠の一実施例の斜視図、第2図イは
第1図の鎖線で囲まれた部分の模様表面を示す模式拡大
図、第2図口は第2図イのI −I線におけるパール顔
料の配列状態を示す模式部分断面図、第3図は本考案眼
鏡枠の製造法を説明するフローチャートである。
第1図の例示の眼鏡枠は、左右一対のレンズ嵌着用開口
部a1. alを設けたパール顔料含有樹脂製の枠本体
aと、この枠本体aの左右両端の上部裏面に金属製のジ
ョイン)b、bを介して折たたみ自在に取付けた左右一
対の同樹脂製の耳掛アームc、 cとからなり、漸新
な模様表面2を具備せしめた以外は、従来品と何ら変わ
るところのないものである。
この例からも解るように、本考案眼鏡枠は、外的構造・
形状等に特徴を有するものではなく、パール顔料の配列
に関する新規な内部構造によって漸新な感覚の模様表面
2を具備せしめた点に大きい特徴を有するものである。
即ち、この模様表面2は、第2図イに示す如く、パール
光沢に富む光輝面域21と、之に隣接するパール光沢の
乏しい非光輝面域22とからなるもので、これら光輝面
域21と非光輝面域22との区別は、眼鏡枠内部のパー
ル顔料の配列状態の差異によって生じている。
即ち、本考案眼鏡枠の模様表面2は、パール顔料が一般
にミクロンオーダーの微細な薄い箔状物で同一方向に幾
重にも配列されてはじめて美麗な深みのあるパール光沢
を放出し、配列が乱れている(無配向)とパール光沢を
殆んど出さないと云う特性を利用して形成されたもので
あって、第2図口に示す如く、光輝面域21に於てはパ
ール顔料1が模様表面2とほぼ平行して幾重にも配列さ
れており、一方非光輝面域22に於てはその表層部分の
パール顔料1が模様表面2に対し斜めに起立して配列の
乱れを生じている。
このようなパール顔料1の配列状態の差異によって形成
された模様表面2は、光輝面域21と非光輝面域22と
のコントラストが大であるにも拘らず両面域21.22
が良く調和し、落ちついた深い味わいのあるものであり
、しかもパール顔料1が斜めに起立した非光輝面域22
は見る角度によって光反射が異なるため、時にはパール
光沢を放ったり、逆に暗く沈んだ色調となったりして変
化し、単一色模様ながら変化に富んだファツショナブル
なものとなる。
尚、第1〜2図には流れ模様の模様表面とした場合を例
示したが、本考案に於ては模様形状それ自体は全く自由
であり、従って所望の図柄模様や流れ模様となし得る。
上述の如き模様表面2を備えた本考案眼鏡枠の製法例を
第3図によって説明すると、先ず第3図イに示すように
、パール顔料を所要量(通常0゜5〜2%程度)配合混
練した繊維素系その他の合成樹脂を押出ダイスより押出
し、パール顔料1が押出方向に幾重にも配列した所要厚
み(通常2〜10mm程度)のパール顔料含有樹脂板を
成型する。
この後は、模様表面2を形成する時期によって2通りの
方法に分かれる。
一つは、第3図の上段に示すように、パール顔料含有樹
脂板の表面(原表面)に深さ0.5〜2.0mm程度の
凹凸を所望の模様形状にエンボスして表層部分のパール
顔料1を凹凸形状に沿って変向配列し[第3図口]、次
いでこの凹凸を平滑に切削除去して凹部のあったところ
に光輝面域21を、凸部のあったところに非光輝面域2
2を夫々発現させて模様表面2を形成し[第3図へ]、
而して得られたパール光沢模様表面を有する樹脂板を常
法に従って、加熱曲げ加工[第3図二]、切抜き又は打
抜き[第3図ホ]、研摩加工[第3図へ]して、最後に
組立仕上[第3図トコする方法である。
もう一つの方法は、第3図下段に示すように、パール顔
料含有樹脂板を加熱曲げ加工する際に同時に凹凸を形成
し[第3図チ]、次いで眼鏡枠の型通りに切抜き又は打
抜きを行ない[第3図り]、その表面の凹凸を切削して
模様表面2を発現させると共に研摩加工し[第3図ヌ]
、最後に組立仕上[第3図トコする方法である。
尚、後者の方法に於て、凹凸の切削除去を切抜き又は打
抜き[第3図リニ1の際に行なうようにしてもよい。
上記の製法中に採用されている模様形成手段、即ちパー
ル顔料含有樹脂板の表面に凹凸を形成して表層部分のパ
ール顔料1の配列を変え、該凹凸を切削除去して光輝面
域と非光輝面域とからなる模様を形成する手段は、全く
新規なものであって、このようにして形成される模様(
表面)は前述の如く漸新でファツショナブルな感覚を有
し、しかもエンボスロール等で形成された凹凸の形状通
りのパール光沢模様となるので、細かい図柄模様や流れ
模様の場合でも高能率且つ再現性よく形成することが出
来る。
以上述べた如く、本考案眼鏡枠は、内部のパール顔料の
特異な配列状態によって、互いにコントラストが大であ
るにも拘らず調和のとれた光輝面域と非光輝面域とより
なる、漸新でファツショナブルなパール光沢模様表面を
備えたものであり、しかも模様形成手段が凹凸形成と凹
凸切削除去の如き簡単なものであって、いかなる形状の
模様でも再現性よく且つ高能率で形成することが出来、
既述の従来技術の問題点を一掃すると共に、昨今の消費
者及び関係業者の要望に充分応えられる有用なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案眼鏡枠の一実施例の斜視図、第2図イは
第1図の鎖線で囲まれた部分の模様表面を示す模式拡大
図、第2図口は第2図イの■−■線におけるパール顔料
の配列状態を示す模式部分断面図、第3図は本考案眼鏡
枠の製造法を説明するフローチャートである。 (図面の簡単な説明)、1・・・・・・パール顔料、2
・・・・・・模様表面、21・・・・・・光輝面域、2
2・・・・・・非光輝面域、a・・・・・・枠本体、a
l・・・・・・レンズ嵌着用開口部、b・・・・・・ジ
ヨイント、C・・・・・・耳掛アーム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 パール顔料1を含有した合成樹脂型の眼鏡枠であっ
    て、パール光沢に富む光輝面域21と之に隣接するパー
    ル光沢の乏しい非光輝面域22とから戊る模様表面2を
    有し、該光輝面域21内ではパール顔料1が模様表面2
    とほぼ平行に配列しており、該非光輝面域22内ではそ
    の表層部分のパール顔料1が模様表面2に対して斜めに
    起立していることを特徴とする眼鏡枠。 2 模様表面2が、之を形成する前の原表面に凹凸をつ
    け、この凹凸を切削除去して該凹部のあったところに光
    輝面域21を発現させると共に、該凸部のあったところ
    に非光輝面域22を発現させて形成したものである実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の眼鏡枠。
JP10245779U 1979-07-24 1979-07-24 眼鏡枠 Expired JPS5924007Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10245779U JPS5924007Y2 (ja) 1979-07-24 1979-07-24 眼鏡枠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10245779U JPS5924007Y2 (ja) 1979-07-24 1979-07-24 眼鏡枠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5622511U JPS5622511U (ja) 1981-02-28
JPS5924007Y2 true JPS5924007Y2 (ja) 1984-07-17

Family

ID=29335176

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10245779U Expired JPS5924007Y2 (ja) 1979-07-24 1979-07-24 眼鏡枠

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JPS5622511U (ja) 1981-02-28

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