JPS5923857B2 - 触媒の製造法 - Google Patents

触媒の製造法

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JPS5923857B2
JPS5923857B2 JP55044427A JP4442780A JPS5923857B2 JP S5923857 B2 JPS5923857 B2 JP S5923857B2 JP 55044427 A JP55044427 A JP 55044427A JP 4442780 A JP4442780 A JP 4442780A JP S5923857 B2 JPS5923857 B2 JP S5923857B2
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isophthalonitrile
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hydrogen
temperature
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雅夫 斉藤
裕司 恩田
優子 村山
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    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
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    • B01J31/02Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds containing organic compounds or metal hydrides
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
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    • B01J31/16Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds containing coordination complexes
    • B01J31/20Carbonyls
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C209/00Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
    • C07C209/44Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton by reduction of carboxylic acids or esters thereof in presence of ammonia or amines, or by reduction of nitriles, carboxylic acid amides, imines or imino-ethers
    • C07C209/48Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton by reduction of carboxylic acids or esters thereof in presence of ammonia or amines, or by reduction of nitriles, carboxylic acid amides, imines or imino-ethers by reduction of nitriles
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なコバルト系ニトリル水素添加用触媒の製
造法に関する。
従来けいそう土などの無機質の多孔住担体上に コ担持
させたコバルト触媒はよく知られており、脂肪族および
芳香族ニトリルの水素添加反応用触媒として広く用いら
れている。
かゝる従来のコバルト触媒、即ち還元コバルト触媒は一
般に次のようにしてつくられる。
フ即ち硝酸コバルト、硫酸コバルトなどの如き水溶性
のコバルト塩の水溶液に、必要なら担体を浸漬し、これ
にコバルト塩の沈殿剤、例えば炭酸ナトリウム、重炭酸
ナトリウム、水酸化ナトリウム、炭酸アンモニウムなど
を加えて水溶性コバルト塩を塩基性炭酸コバルトあるい
は水酸化コバルトの形で沈殿させる。次いで熟成、水洗
、乾燥を経た後、これを300〜5000Cに加熱する
ことにより該塩基性コバルト塩を熱分解して酸化コバル
トとし、然る後300〜500℃で水素還元して還元コ
バルト触媒を得る。この触媒の形態は粉末状、又は成型
体形状であり得る。またこの触媒を製造するに際し助触
媒としてクロム、銅、マンガン、モリブデン、マグネシ
ウムなどの金属成分を共存させることができ、そのため
には上記の如く水溶性コバルト塩の水溶性に助’触媒金
属成分の水溶性塩、例えば硝酸塩、硫酸塩を同時に存在
させておく方法がとられている。
このように還元コバルト触媒は酸化コバルトを高温で水
素還元してつくらねばならず、また一旦水素還元された
還元コバルト触媒は、空気、特に酸素に触れると活性が
著しく低下するとか、あるいは発熱、着火することがあ
りその取扱いには細心の注意が必要で煩雑である。また
一旦高温で水素還元された還元コバルトを二酸化炭素あ
るいは空気などで表面のみを酸化安定化し取扱いを容易
にした所謂安定化コバルト触媒は空気中で取扱つても発
火することなく取扱うことが出来るが、水素化反応に先
立ち、先の酸化コバルトの還元の場合に比べ比較的低温
ではあるが再度水素還元する必要があり、使用方法、あ
るいは製造方法が複雑である。
本発明はかかる従来の還元コバルト触媒に付随する製造
法の欠点あるいは使用方法の煩雑さを解消し、全く新規
な製造法により高活住で且つ取扱い使用方法が簡便なコ
バルト系触媒の製造法を見出した。
即ち触媒原料としてジコバルトオクタカルボニルを使用
し、これを芳香族ニトリルと共に酸素の存在しない系中
で100〜200℃で加熱処理することによつて生ずる
沈殿物がニトリルの水素添加反応に極めて高活住である
ことを見出し本発明に到達した。
本触媒の製造は酸素の存在しない系でジコバルトオクタ
カルボニル及び芳香族ニトリルの溶媒溶液を100〜2
00及Cに加熱することによつて達成される。
芳香族ニトリルとしてはベンゾニトリル、フタロニトリ
ル、イソフタロニトリル、テレフタロニトリルなどを使
用することができる。
溶媒としてはジコバルトオクタカルボニル及び芳香族ニ
トリルが可溶で且つ沸点100℃以上のものが適当であ
り、トルエン、キシレン、メシチレンなどの炭化水素類
、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドなどの
アミド系溶媒、ベンジルアルコール、メチルベンジルア
ルコールなどのアルコール類、ジプロピルケトン、ジブ
チルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン類、安息香
酸メチル、安息香酸プロピル、イソブチルブチレートな
どのエステル類が使用できる。
加熱温度は100〜200℃が適当である。
100℃以下では活性な触媒が得られず、又、200℃
以上では活性の低い触媒が得られる。
加熱時間は30分以上、好ましくはl〜3時間である。
これより短い時間では活性の高い触媒が得られない。又
これ以上長くしても害はないが活性等は変わらない。加
熱処理をする際、酸素ガスが共存すると活性のある触媒
が得られず、空気を他のガスで置換する必要があり、こ
れに使用するガスとしてはヘリウム、水素、一酸化炭素
、窒素、アルゴン、メタンなどが適当である。
前記の如く触媒の調製はジコバルトオクタカルボニル及
び芳香族ニトリルを一旦溶媒に溶かしてから熱処理する
方法によるが、溶媒の種類によつてジコバルトオクタカ
ルボニルあるいは芳香族ニトリルの溶解度が異bるため
ジコバルトオクタカルボニルに対する芳香族ニトリルの
割合を溶媒によつて適宜選択する必要があるが通常ジコ
バルトオクタカルボニルIモルに対し芳香族ニトリル0
.5〜50モルが使用される。
これ以上過剰の芳香族ニトリルを用いることも差し支え
ないが溶媒の使用量が多くなり得策でない。ジコバルト
オクタカルボニルを芳香族ニトリルと共に洛媒中で熱処
理して生成した沈殿はこのままニトリルの水素添加触媒
として使用することができることは無論のこと、また必
要なら溶媒と分離し、乾燥することもでき、このように
してできた触媒は空気中で安定に取り扱うことができそ
のまま水素添加反応に使用することができる。
一旦乾燥した触媒は常温では空気中で安定に取り扱うこ
とができるが、加熱乾燥する場合は酸素のない系内で乾
燥する必要がある。また触媒は単独でも使用できるが、
けいそう土などと混ぜて成型して使用することもできる
このように調製した触媒は空気中で取り扱つても安定で
あり、且つ予め水素還元などする必要なくそのままニト
リルの水素添加反応に使用することができる。本発明の
触媒は、ニトリルを水素添加してアミンを生成する反応
に高活性を示すものであり、1つ以上のシアン基を有す
る脂肪族および芳香族ニトリルに適用可能である。
むろん水素添加反応に不活性な他の置換基を有していて
も差支えない。か\るニトリルとしては、例えばアセト
ニトリル、プロビオニトリル、アジポニトリル、ベンゾ
ニトリル、メタトルニトリル、イソフタロニトリル、テ
レフタロニトリル、アセトン、シアンヒドリンである。
水素添加反応の条件は、原料によつて異なり、一概に定
められないがアンモニアの存在下50〜200℃の温度
、50kg/CTllG以上の圧力が適当である。本発
明の触媒はニトリルの水素添加反応に高い活性を示すの
みならず、調製したま\の形で空気中で取り扱つても安
定であり、しかも予め水素還元などせずにそのま\使用
することができる。
実施例1〜3還流冷却器およびガス導入管を付けた10
0mjのナス型フラスコにジコバルトオクタカルボニル
0.769、各種の芳香族ニトリル0.39、浩媒のメ
タキシレン20m1を仕込み、ガス導入管を通じ窒素を
流しながら空気を十分に置換する。
その後油浴中で加熱し油浴温度を160℃にする。窒素
を流しながら還流条件下で90分加熱したら、加熱を止
め室温まで冷却する。生成した沈殿をそのまま溶媒メタ
キシレンと共に内容積100m1の振とう式オートクレ
ーブに移し、イソフタロニトリル10′およびメタキシ
レン10m1を追加後オートクレーブを水素で置換する
。液体アンモニア10m1を追加後、水素を260k9
/DGまで充填し、反応温度100℃で水素の吸収がな
くなるまでイソフタロニトリルの水素添加反応を行なつ
た。得られたメタキシリレンジアミンをガスクロマトグ
ラフィーで分析し第1表の結果を得た。実施例4 実施例1において加熱処理して生成した沈殿を戸別し、
戸液にイソフタロニトリルが検出されなくなるまでメタ
キシレンで洗浄後、この沈殿を100m1オー・トクレ
ーブに移しイソフタロニトリル10f11メタキシレン
30m11液体アンモニア10m1を加え、水素初充填
圧力260kg/CTiLGllOO℃でイソフタロニ
トリルの水素添加反応を行なつた。
反応は85分で終了しメタキシリレンジアミン収率96
.5%が得られた。実施例5 実施例4において淵別洗浄した沈殿をさらにエチルエー
テルを洗浄しその後真空乾燥することによつて0.22
9の黒色粉末を得た。
約2週間空気中に放置してあつたこの粉末を触媒に用い
てイソフタロニトリル10f1の水素添加反応を実施例
4と同じ条件で行なつた。反応は120分で終了しメタ
キシレンジアミン収率95.6%が得られた。実施例6
〜13実施例1と同様に触媒調製時のジコバルトオクタ
カルボニルに対するイソフタロニトリルの重量比、溶媒
メタキシレン中のジコバルトオクタカルボニルの濃度、
加熱処理温度および加熱時間を種種変えて触媒を調製し
この触媒を用いてイソフタロニトリルの水素添加反応を
100℃、水素初充填圧力260kg/(7i!LGで
行なつた。
触媒調製の条件およびイソフタロニトリルの水素添加条
件と共に得られた結果をまとめ第2表に示した。なお表
中1PNはイソフタロニトリルを示す。実施例14 還流冷却器、ガス導入管を付けた100m1のナス型フ
ラスコにジコバルトオクタカルボニル0.769、イソ
フタロニトリル1g、メタキシレン20m1を仕込み、
ガス導入管を通じ一酸化炭素を流しながら空気を十分に
置換する。
その後油浴中で160℃、90分間一酸化炭素を流しな
がら還流条件下加熱処理する。処理後室温まで冷却し生
成した沈殿をそのまま溶媒メタキシレンと共に100m
1の振とう式オートクレーブに移し、イソフタロニトリ
ル9gおよびメタキシレンIOdを追加後オートクレー
ブを水素で置換する。液体アンモニア10m1をさらに
加え、水素初充填圧力2605k9/CTilGl反応
温度100℃でイソフタロニトリルの水素添加反応を行
なつた。反応は120分で終ゎりメタキシ1ノレンジア
ミン収率96.4%が得られた。実施例151・ 実施例14において一酸化炭素の代わりに水素を用いて
触媒を調製し、この触媒をU別しイソフタロニトリル9
9、メタキシレン30m11液体アスモニア10m1を
加えイソフタロニトリルの水素添加反応を水素初充填圧
力260kg/CTlG..温度1100℃で行なつた
反応は135分で終わりメタキシリレンジアミン収率9
5,4%が得られた。実施例16還流冷却器、滴下ロー
ド、ガス導入管の付いた300m13ロセパラブルフラ
スコにイソフタロニ2トリル1g、メタキシレン30m
1を仕込み、ガス導入管を通じ窒素を流しながら十分空
気を置換する。
その後油浴中磁気回転子で撹拌しながら母液温度を10
0℃にする。母液温度100℃においてジコバルトオク
タカルボニル0.769の30m1メタキシレン溶液を
滴下ロードを通じ約10分間かけて滴下する。滴下後油
浴温度を160℃に上げ還流条件下90分加熱処理する
。処理後室温まで冷却し、生成した沈殿を戸別しメタキ
シレンでF液にイソフタロニトリルが検出されなくなる
まで洗浄する。この様にして調製した沈殿を用いメタキ
シレン30m11液体アンモニア10m11イソフタロ
ニトリル99の条件で100℃、水素初充填圧力260
1<9/CILGでイソフタロニトリルの水素添加反応
を行なつた。反応は55分で終わり、メタキシリレンジ
アミン収率94.8%が得られた。実施例17〜19実
施例4と同様にして調製した沈殿を用い、各種のニトリ
ルの水素添加反応をメタキシレン30m11液体アンモ
ニア10m1s温度100℃、水素初充填圧力260k
g/CrllGで行なつた。
得られた結果をまとめ第3表に示した。実施例20 実施例17における触媒調製時のイソフタロニトリルの
代わりにテレフタロニトリルを用いて調製した沈殿を使
つて実施例17のテレフタロニトリルの水素添加反応を
行なつた。
反応は67分で終わり、バラキシリレンジアミン収率9
0.1%が得られた。実施例21 還流冷却器、滴下ロード、ガス導入管の付いた300m
13ロセパラブルフラスコにメタキシレン、30m11
イソフタロニトリル19、珪藻土59を仕込み、ガス導
入管を通じ窒素を流しながら十分空気を置換する。
その後磁気回転子で撹拌しながら滴下ロードを通じジコ
バルトオクタカルボニル2.289の30m1メタキシ
レン溶液を一気に加える。ジコバルトオクタカルボニル
溶液を加えおわつたらセパラブルフラスコを油浴につけ
油浴温度を160℃に上げる。還流下窒素を流しながら
90分間加熱したら、室温まで冷却し沈殿を戸別する。
沈殿をメタキシレンでF液にイソフタロニトリルが検出
されなくなるまで洗浄しさらにエチルエーテルで洗浄後
真空乾燥し5.52f1の珪藻土担持触媒を得た。この
珪藻土担持触媒1.679を用いイソフタロニトリル1
09、メタキシレン30m11液体アンモニア10m1
の条件で100℃、水素初充填圧力260k9/C77
LGでイソフタロニトリルの水素添加反応を行なつた。
反応は120分で終わりメタキシリレンジアミン収率9
4.9%が得られた。実施例22 メタキシレンの代わりにメシチレンを用い、油浴温度を
180℃にしたほかは実施例7と同様に沈殿を調製し、
生成した沈殿をそのまま溶媒メシチレンと共に100m
1オートクレーブに移し、イソフタロニトリル99、メ
シチレン10m1を追加後オートクレーブを水素で置換
する。
液体アンモニア10m1を追加後、水素を260kg/
C7lGまで充填し、反応温度100℃でイソフタロニ
トリルの水素添加反応を行なつた。反応は78分で終わ
りメタキシリレンジアミン収率94.1%が得られた。
実施例23イソフタロニトリルの水素添加反応を水素初
充填圧力150kg/〜Gにしたほかは実施例12と同
じ操作を行なつた。
反応は58分で終わりメタキシレンジアミン収率95.
4%が得られた。実施例24ジコバルトオクタカルボニ
ル0.789を用いたほかは実施例21と同様に珪藻土
担持触媒5.059を調製した。
この触媒2.09を用いイソフタロニトリル109、メ
タキシレン30m11液体アンモニア10m1の条件で
100℃、水素初充填圧力260kg/CTlGでイソ
フタロニトリルの水素添加反応を行なつた。反応は37
0分で終わり、メタキシリレンジアミン収率89.8%
が得られた。実施例25実施例6で得られた反応生成液
から遠心分離して触媒を回収した。
この回収触媒を使用してイソフタロニトリル59、メタ
キソレン30m11液体アンモニア10m1の条件で1
00℃、水素初充填圧力260k9/CTilGでイソ
フタロニトリルの水素添加反応を行なつた。反応は50
分で終わり、メタキシリレンジアミン収率96.4%が
得られた。比較例1内容積100m1の振とう式オート
クレーブにイソフタロニトリル109、ジコバルトオク
タカルボニル0.769、メタキシレン30m1を仕込
み、オートクレーブを水素で置換してから液体アンモニ
ア10m1を追加後、水素を260kg/へGまで充填
し、反応温度200′Cl6時間反応を行なつた。
メタキシリレンジアミン収率はわずか16.2?であつ
た。また同様の反応を反応温度100℃で行なつたが、
水素の吸収は全くなく反応は起こらなかつた。
比較例2硝酸コバルト58.2yを水200m1に溶か
す。
これを珪藻土の粉末11.89を加え70℃に保つ。こ
の混合物に良く撹拌しながら別に用意した炭酸アンモニ
ウム44.29を水200m1に溶かした溶液をl時間
半かけて徐々に滴下する。次いで3時間同温度で撹拌し
たのちl時間静置し熟成を行なう。ここで得られた沈殿
をろ過し約200m1の水で2回洗浄する。洗浄後、沈
殿を110℃の空気浴中で一晩乾燥する。次いでこれを
空気を通しながら50′C/Hrの昇温速度で加熱し3
80℃で3時間分解焼成する。焼成後のこれを49還元
用ガラス容器に移し、容器を200℃のナイター浴に浸
漬し、窒素ガスを流しながら徐々に水素を加えて50′
C/Hrの昇温速度で420℃まで昇温し、全量水素ガ
スに切りかえて同温度で3時間水素還元する。(還元後
の触媒コバルト含量は約50wt%である。)。還元終
了後ナイター浴から引出し、水素を流しながら室温まで
冷やす。水素を窒素で十分置換したあとメタキシレン3
0m1を用いてこの触媒を100m1の振とう式オート
クレーブに移す。オートクレーブにイソフタロニトリル
109を追加後、オートクレーブを水素で置換しさらに
液体アンモニア10m1を加える。水素を260k9/
〜Gまで充填し、反応温度120゜Cで反応を行なつた
。反応は180分で終了しメタキシリレンジアミン収率
75%が得られた。また反応温度100℃で行なうと反
応は全く起こらなかつた。実施例26〜28 イソフタロニトリル5.929をメタキシレン70m1
に溶かした溶液及びコバルトオクタカルボニル159を
メタキシレン70aに溶かした溶液を用いた外は実施例
21と同様に調製し、珪藻土担持の触媒12.29f1
を得た。
この触媒0.62f!を用いイソフタロニトリル109
の水素添加をメタキシレン30m11液体アンモニア1
0m1を使用して反応温度100℃、定圧反応を行ない
以下の結果を得た。またこの触媒0.629を用いイソ
フタロニトリル10f1の水素添加をメタキシレン30
m11液体アンモニア10m1を使用して反応温度15
0℃、水素初充填圧力2601<9/C7lGで定容反
応を行なつた。
反応は数分で終わりメタキシリレンジアミン収率97.
5%が得られた。(実施例28)実施例29メタキシレ
ンの代わりに安息香酸エチルを用い、加熱温度を190
℃にしたほかは実施例4と同様に触媒を調製し、イソフ
タロニトリルの水素添加を行なつた。
反応は150分で終わり、メタキシリレンジアミン収率
92.7%が得られた。比較例3実施例7においてイソ
フタロニトリルを加えないで触媒を調製し、イソフタロ
ニトリルの水素添加を同様の条件で行なつた場合、水素
の吸収が全くなく反応は起こらなかつた。
実施例30 13000C15時間焼成したMgO粉末109、イソ
フタロニトリル1.979をメタキシレン30m1に溶
かした溶液及びコバルトオクタカルボニル59をメタキ
シレン30m1に溶かした溶液を使用して実施例21と
同様にMgO担持の触媒11.859を得た。
この触媒1.849を使用してイソフタロニトリル10
9の水素添加をメタキシレン30m11液体アンモニア
10m1を用いて、反応温度100℃、水素初充填圧力
260kg/〜Gで行なつた。反応は120分で終了し
、メタキシリレンジアミン収率98.5%が得られた。
実施例31 α−Al2O3の粉末59を用いたほかは実施例30と
同様にα−A6O3担持の触媒6,479を得た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ジコバルトオクタカルボニルを酸素ガスの非存在下
    100〜200℃で芳香族ニトリルと共に加熱処理する
    ことを特徴とするニトリル水素添加用触媒の製造法。
JP55044427A 1980-04-03 1980-04-03 触媒の製造法 Expired JPS5923857B2 (ja)

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