JPS5923535Y2 - 時計バンド - Google Patents

時計バンド

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JPS5923535Y2
JPS5923535Y2 JP18216979U JP18216979U JPS5923535Y2 JP S5923535 Y2 JPS5923535 Y2 JP S5923535Y2 JP 18216979 U JP18216979 U JP 18216979U JP 18216979 U JP18216979 U JP 18216979U JP S5923535 Y2 JPS5923535 Y2 JP S5923535Y2
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JP
Japan
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band
band piece
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piece
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JP18216979U
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JPS56101012U (ja
Inventor
忠男 宮崎
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安井 一正
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は時計バンドに関する。
従来、時計バンドはその目的に応じて多種多様のものが
考案され実用に供されているが、それらの時計バンドは
、周知のように金属や皮革などから形成されたものがほ
とんどである。
そのため、例えば金属で形成された時計バンドはその形
成に当り部品の加工や組立が難かしく、特に意匠性を高
めるために構造を複雑化したものにあっては上記した部
品の加工や組立が一段と困難であったばかりでなく、必
然的にコストアップの要因ともなっていた。
一方、皮革等で形成された時計バンドは、これを腕に装
着した際に皮革特有のフィツト感があり、快適な使用感
を約束することができる反面、水分に弱く耐久性に乏し
い欠点がある。
また、従来のこの種の時計バンドは、その使用されてい
る素材の関係上、両方のバンド片を結合固定する手段と
して尾錠等の止め金具類によらなければならず、したが
ってその分、部品点数も増えてコスト高となり、またそ
の尾錠の操作も煩雑で不便なものが多かった。
この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、部品の加工や組立が容易で無理なくコ
ストダウンを図ることができ、また腕に装着する際の操
作が極めて簡単で、しかも適度の柔軟性を有して使用感
に優れた時計バンドを提供することにある。
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
第1図〜第3図はこの考案による時計バンドの全体構成
を示すもので、この時計バンドは図示のように2個のバ
ンド片1および2を1組として構成されている。
上記2個のバンド片1および2のうち、一方のバンド片
1は、次の第4図〜第7図にも示すように、バンド片本
体11と、このバンド片本体11の表面に被せられる外
装体12,13.14と、バンド片本体11の先端に被
せられる剣先カバー15とからなっており、他方のバン
ド片2は、バンド片本体21と、このバンド片本体21
の表面に被せられる外装体22.23.24と、バンド
片本体21の先端に被せられる剣先カバー25とからな
っている。
上記バンド片本体11および21は、共に適度の柔軟性
をもつ合成樹脂等から形成されたもので、それらバンド
片本体11.21の表面側にはバンドの幅方向に溝16
.26がそれぞれ複数形成されている。
そして、一方のバンド片本体11には嵌合孔17が一定
間隔で複数段けられ、他方のバンド片本体21にはその
裏面側に上記嵌合孔17に嵌合係止される突起27、お
よび先端部周縁が縁取りされた振れ止め用の突起28が
バンド片本体21とそれぞれ一体的に形成されている。
ここで、上記嵌合孔17の開口には、外装体14の表面
および裏面にそれぞれ連続して舌片17bおよび突条1
7Cが嵌合孔17の半径方向内方へ突出して形成されて
おり、上記舌片17bと突条17 Cの間は保合溝17
aとなっている。
また、上記突起27には嵌合孔17の係合溝17aとほ
ぼ同径の膨出部27aが形成されている。
上記外装体12,13.14は、例えばステンレスなど
の金属板からそれぞれ形成されたもので、それら外装体
12,13.14は上記バンド片本体11の外形とその
表面側に複数形成された溝16間の距離に対応されてそ
れぞれ形成されたものであり、この実施例では図示のよ
うに平面形状の異なる3種類のものがある。
それらのうち、まず外装体12は上記バンド片本体11
に被せられてその表面部を形成する表板12 aと、バ
ンドの長さ方向の両側面部を形成する側板12b、12
bと、バンド片本体11の溝16に嵌合する嵌合片12
C,12Cとからなっており、かつ上記側板12b、
12bはバンド片本体11の厚みよりも若干幅を有し、
外装体12をバンド片本体11に被せてその側板12b
、12bの先端部分をバンド片本体11の裏面側にそれ
ぞれ折り曲げることにより、外装体12をバンド片本体
11に固定するようになっている(第3図参照)。
次に、外装体13は上記外装体12の隣りからバンド片
本体11に順次波せられるもので、この外装体13は上
記した外装体12と平面形状が異なるだけで基本的構造
はその外装体13と同一であり、表板13a、側板13
b 、13 b、および嵌合片13C113Cより構
成されている。
なお、外装体14も表板14a、側板14b、14b、
および嵌合片14 C,14Cより構成されているが、
この外装体14の表板14aには、バンド片本体11の
嵌合孔17の口径よりも若干大きめの挿通孔14dが形
成されており、がっ外装体14をバンド片本体11に固
定した際に挿通孔14dと嵌合孔17とが同心的に一致
するようになっている。
更に、上記外装体12,13.14は、互いに隣接する
2個の外装体12,13.14の嵌合片12 C,13
C,14Cを相互に接触させた状態で上記バンド片本体
11の溝16内に嵌合されている。
また、上記剣先カバー15はステンレス等の金属材より
なり、バンド片本体11の先端部に無理嵌めあるいは接
着材等を用いて固定される。
なお、他方のバンド片本体21に被せられる外装体22
,23、および剣先カバー25は、先に述べた外装体1
2,13、および剣先カバー15と同一のものが用いら
れ、また外装体24も外装体14の円孔14dを除けば
その外装体14と基本的には同一構成であるから、ここ
では特にその説明はしない。
なお、符号19および29で示すものは時計本体(図示
せず)に取り付けられる連結部である。
このように構成された時計バンドは、バンド片本体11
および21が適度の柔軟性をもつ合成樹脂で形成され、
さらにバンド片本体11および210表面側には溝16
.26が形成されているがら、その分析り曲げ易くなっ
ており、これにより皮革とほぼ近似した使用感が得られ
る。
更に、外装体12゜13.14および22,23.24
(7)嵌合片12 C,13C,14Cおよび22 C
,23C,24Cが上記溝16.26内に互いに隣接す
る嵌合片12 C,13c 、14 c、および22C
,23C,24Cを相互に接触させて嵌合されているの
で、バンド片1および2を折り曲げた状態においてもバ
ンド片本体11および21が外側に露出することがなく
、外観上は常に金属バンドの持つ意匠的効果を失うこと
がない。
また、このノシド片本体11および21は加工(成形)
が極めて簡単な合成樹脂等を素材として用いているがら
、図示のような全体形状や表面側の溝16.26あるい
は時計本体(図示せず)に連結する連結部19.29な
どを形成する際手間がかからず大量生産に適するもので
ある。
さらに、これらのバンド片本体11および21に被せら
れる外装体12,13.14および22 、23.24
は、単にステンレスなどの金属板を打ち抜き形成してこ
れを折曲加工したものであり、しかもこれらの外装体を
バンド片本体11および21に被せて固定する作業は前
述したようにその外装体の側板の先端部をバンド片本体
の裏面側へ折り曲げるだけの簡単な作業でよい。
また、この考案では一方のバンド片1に嵌合孔17を形
成し、他方のバンド片2には突起27を形成し、この突
起27を上記嵌合孔17に対し嵌合させることにより両
者を固定するようにしているから、その操作がワンタッ
チで行なえ、またこの際、上記嵌合孔17に形成された
舌片17bに上記突起27の膨出部27 aが弾性的に
係止されるので両者は確実に固定される。
また、このような固定手段を採用したことにより、従来
の時計バンドに用いられている尾錠等を必要としないか
らその分部品点数も減り、しかも外観がシンプルになっ
て意匠的効果が高められている。
第8図はこの考案の時計バンドに用いられる固定手段の
他の実施例を示すもので、この実施例では、一方のバン
ド片本体11に形成した嵌合孔20は、バンド片本体1
1の表面に連続して嵌合孔20の半径方向内方へ突出し
た舌片20 aが形成され、嵌合孔20の内周面は上記
舌片20 aから裏面側にテーパ状に広がっている。
また、他方のバンド片本体12に形成された突起30は
、上記嵌合孔20に対応させて先端部にテーパ状に膨ん
だ膨出部30 aが形成されている。
嵌合孔20および突起30をこのように構成した場合、
それらの加工、特に嵌合孔20の加工が容易であり、ま
たその保合状態もより確実になる。
以上説明したようにこの考案による時計バンドは、適宜
の柔軟性を持つ合成樹脂等で形成されかつ表面に幅方向
に沿って複数の溝が所定の間隔で刻設されたバンド片本
体に外装体が表板をバンド片本体の表面に接触させると
ともに、互いに隣接する2個の外装体の嵌合片を相互に
接触させた状態で上記溝に嵌合させ、かつ外装体の側板
をバンド片本体の側部から裏面に折り曲げて取り付けら
れた2個のバンド片から成り、一方のバンド片の外装体
とバンド片本体には、挿通孔と嵌合孔がバンド片本体の
表面部分に舌片を形成して設けられ、また他方のバンド
片のバンド片本体の裏面には上記一方のバンド片の外装
体に設けられた挿入孔に嵌挿されて舌片に係止される膨
出部を有する突起が設けられて成る構成であるから、時
計バンドを構成する各部品の加工や組立が容易で無理な
くコストダウンを図ることができ、また腕に装着する際
の操作が極めて簡単でしかも舌片がバンド片本体と同様
の合成樹脂等で形成されているので嵌め易く、外装体が
裏金として舌片の上方への撓みを抑止するので外れにく
い、さらに適度の柔軟性を有して使用感に優れ、またバ
ンド片本体を外装体がバンド片本体に形成された溝内に
嵌合片を嵌合させて被う構成としたので、外装体がバン
ド片本体の長さ方向に移動することがなく、バンド片本
体が経時的に伸びるようなことがあっても外観を崩すこ
となく通常の金属バンドの持つ意匠的効果を有する等種
々の優れた利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図a、l)はこの考案による時計バンドの一実施例
を示す平面図および側面図、第2図a、l)は同実施例
による時計バンドの平面図、および側面図、第3図は同
実施例による時計バンドの裏面図、第4図a、l)は同
実施例によるバンド片本体の平面図および側面図、第5
図は同実施例によるバンド片の一部省略斜視図、第6図
は第5図vI−vI線に沿う断面図、第7図は第1図の
VII−VII線に沿う拡大断面図、第8図はこの考案
の他の実施例を示す断面図である。 1・・・・・・バンド片、11・・・・・・バンド片本
体、14 d・・・・・・挿通孔、17・・・・・・嵌
合孔、20・・・・・・嵌合孔、2・・・・・・バンド
片、22,23.24・・・・・・外装体、27.28
.30・・・・・・突起、12゜13.14・・・・・
・外装体、21・・・・・・バンド片本体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 適宜の柔軟性を持つ合成樹脂等で形成され、かつ表面に
    幅方向に沿って複数の溝16.26が所定の間隔で刻設
    されたバンド片本体11.21に表板12a 、13
    a 、14 a 、22 a 、23 a 、24 a
    の前後に嵌合片12 C,13C,14C,22C,2
    3C,24Cが、また表板12 a 、13 a 、1
    4 a 、22 a 、23 a 、24 aの左右に
    側板12 b、13 b、14 b、22 b、23
    b、24 bがそれぞれ設けられた複数の外装体12,
    13,14,22,23.24が、表板12 a 、1
    3 a 、14 a 、22 a 、23 a 、24
    aをバンド片本体11.21の表面に接触させるとと
    もに、互いに隣接する2個の外装体12,13,14,
    22,23.24の嵌合片12 C,13C,14C,
    22C,23C,24Cを相互に接触させた状態で上記
    溝16.26に嵌合させ、かつ上記側板12 b 、1
    3 b 、14 b 、22 b 、23 b 、24
    bをバンド片本体11.12の側部から裏面に折り曲
    げて取り付けられた2個のバンド片1,2から成り、一
    方のバンド片1の外装体12,13.14とバンド片本
    体1には、挿通孔14dと嵌合孔17がバンド片本体1
    の表面部分に舌片17bを形成して設けられ、また他方
    のバンド片2のバンド片本体21の裏面には上記一方の
    バンド片2の外装体22,23.24に設けられた挿通
    孔14dからバンド片本体11に設けられた嵌合孔17
    に嵌挿されて舌片17 bに係止される膨出部27 a
    を有する突起27が設けられて成ることを特徴とする時
    計バンド。
JP18216979U 1979-12-29 1979-12-29 時計バンド Expired JPS5923535Y2 (ja)

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JPS56101012U JPS56101012U (ja) 1981-08-08
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