JPS59232945A - ガラス板の密封固定方法及びガラス板の密封固定構造 - Google Patents

ガラス板の密封固定方法及びガラス板の密封固定構造

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JPS59232945A
JPS59232945A JP58104644A JP10464483A JPS59232945A JP S59232945 A JPS59232945 A JP S59232945A JP 58104644 A JP58104644 A JP 58104644A JP 10464483 A JP10464483 A JP 10464483A JP S59232945 A JPS59232945 A JP S59232945A
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JP
Japan
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glass plate
lead
layer
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glass
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JP58104644A
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Shuzo Tada
多田 修三
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、2枚のガラス板の相向い合う面の周囲を間
隙を設けて密封固定するガラス板の密封固定方法及びガ
ラス板の密封固定構造に関する。
2枚のガラス板の相向い合う面の周囲を間隙を設けて密
封固定した2重ガラス板の用途としては、船舶の窓ガラ
ス、電子計算機の制御室等、圧力や震動に耐え、しかも
温度変化にも十分に耐え得る必要のある場所に使用され
ている。
しかしながら、従来の2重ガラス板構造は、第16図及
び第17図に示すように2枚のガラス板la、lbの相
向い合う2つの面2a、2bの間に、閉じた形状の金属
板からなる仕切部材Aを介在させ、この仕切部材への外
周面と2つのガラス板1a、lbの相向い合う而2a、
  2bの間に合成樹脂を流し込んで形成した固着部材
Bによって、仕切部材Aと2枚のガラス板1a、lbを
固着した構造である。この仕切部材Aは、第18図に示
すように、断面コの字型の長部材を、開放側が外周を向
くようにして円形や四角形等の閉じた形状(3) に形成したものである。しかし、これら閉じた形状に形
成する際において、仕切部材Aの両側板Cの外周側と内
周側の距離に差異が生じるので、両側板Cに切り溝りを
形成してこれを緩和するようにしているが、仕切部材A
を閉じた形状に形成する場合には、この切り溝りを多数
形成する必要があり、その手数を多く有すると共に、2
枚のガラス板1a、lbに互いに相向い合う側への力が
生じてこの仕切部材Aの両側から圧力がかかった場合に
は、仕切部材Aが固着部材Bと共に折れ曲がって所定間
隔を維持できなくなる欠点がある。更に、合成樹脂を流
し込んで仕切部材Aと2枚のガラス板の相向い合う面2
a、2bを固着した場合には、その作業工程からピンホ
ールが生じ易く、その結果内部に封入した乾燥気体等が
漏れ出て、ガラス板1a、lbの内面が曇る欠点がある
。更に又、固着部材Bとして合成樹脂を使用しているた
め、熱の変化に対応して体積を増減させることから、ガ
ラス板1a、lbとの固着部分や仕切部材Aとの間に隙
間が生じることによっても、ガラ(4) ス板1a、lbの内面2a、2bが曇る欠点がある。又
、この固着部材Bとガラス板1a、lb及び仕切部材A
との固着が強固でないために、ガラス板1a、lbが震
動した際にも、この固着が維持されない欠点がある。
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、熱
の変化や震動及び圧力に対して十分に耐える強固な密封
構造とするガラス板の密封固定方法及びガラス板の密封
固定構造を提供することを目的とする。
この発明の実施例について以下図面に基づいて説明する
まず、この発明のガラス板の密封固定構造について、第
1図及び第2図に基づいて説明する。
この発明のガラス板の密封固定構造は、2枚のガラス板
1a、lbの相向い合う面2a、2bにそれぞれ焼付固
定した鉛合金からなる閉じた形状の下地層3a、3bと
、該下地層3a、3bの上面に融着した鉛合金からなる
上地層4a、4bと、これら下地層3a、3bと上地層
4a、4bから(5) それぞれ形成される閉じた形状の内側にその両端を密着
して配置され、且つ、所定高さを有する鉛の支持部材5
と、該支持部材5の一端の外周面と一方のガラス板1a
の上地N4aを溶接して形成した第1熔接部6aと、前
記支持部材5の他端の外周面ともう一方のガラス板1b
の上地1i4bを溶接して形成した第2熔接部6bを要
旨とするものである。
下地層3a、3bと上地層4a、4bの厚さの合計は0
.5mm位が適当で、横幅は8開位である。
又、支持部材5の厚さは通常0.8〜1.01位で、そ
の高さは5.5mm位がそれぞれ標準であるが、これに
限定されるものではない。下地層3a、3b及び上地層
4a、4bが閉じた形状であるとは、例えば円形、四角
形、三角形のような形状をいい、コの字形状、C字形状
のような開いた形状でないものである。しかし、支持部
材5の元の形状は、棒形状であって、これを前記閉じた
形状に折り曲げて形成するので、その両端の継目におい
て多少の空間が生じることもあるが、これはここでいう
(6) 閉じた形状に含まれるものである。尚、この折り曲げの
際には、材質が鉛であるために容易に望む形状に折り曲
げることができる。 第1溶接部6a及び第2熔接部6
bは、それぞれ支持部材5と上地層4a及び4bt−溶
接固着すると共に、支持部材5の強度を補強するための
ものである。この支持部材5によって、2枚のガラス板
1aと1bは所定間隔を開けて保持される。又、前記第
1熔接部6aと第2熔接部6bによって、2枚のガラス
板1a、lb及び支持部材5に囲まれた空間が密封され
る。この密封された空間内部へ、乾燥空気や窒素ガスを
封入しておくことによって、ガラスの互いに向い合う面
2a、2bが外気の温度変化によっても水蒸気が発生し
て曇ることを防止できる。
以上のような構成からなる、この発明のガラス板の密封
固定構造によると、ガラス板1a、lbの面2a、2b
には鉛合金を焼付けて固定した下地1if3a、3bを
形成したので、容易にはがれることがなく、又、この下
地層3a、3bの上面に(7) 上地層4.a、4bを形成し、この上地N4a、4bと
支持部材5を第1熔接部6a及び第2溶接部6bで融着
したので、堅固にそれぞれが固着される。
このため、震動や温度変化によってもこの固着がはがれ
たりすることは全くなく、密封状態が堅持される。更に
支持部材5は鉛欅からなるため、2枚のガラス板1a、
lbの両方から圧力がかかった場合でも、その圧力に十
分に耐え得ることができる。更に又、温度変化に対する
鉛の膨張率は、従来の仕切部材Aを覆う合成樹脂からな
る固着部材Bよりも極めて小さいので、温度変化の差が
大きい場所でも十分に使用に耐え得る。
次にこの発明方法のガラス板の密封固定方法にについて
説明する。
まず、第3図及び第4図に示すように、一方のガラス板
1aの面2aを上向きに置き、この面2a上に閉じた形
状の下地層3aを形成してゆく。この下地層3aの材質
は、鉛50%、錫35乃至40%、亜鉛10乃至15%
の鉛合金からなるものであって、半田ごて等により20
0’C以上の温度(8) で焼付固着してゆく。この作業が終了すると、次には、
第5図及び第6図に示すように、前記下地Jti3aの
上面に上地層4aを形成してゆく。この上地WI4. 
aの材質は、鉛55乃至60%、錫25乃至30%、カ
ドミウム10乃至20%の鉛合金からなるものであって
、前記と同様に半田ごて等により約180°Cの温度で
融着してゆく。この下地層と上地層の厚さは合計で0.
5開位が適当であって、横幅は8mm位である。
次には、第7図及び第8図に示すように、上記のように
形成した下地13a及び上地層4aの内側に接するよう
にして鉛からなる支持部材5の一端側を置く。この鉛か
らなる支持部材5は、棒状のものを下地ff3a、上地
[4aによって形成された閉じた形状に合わせて折り曲
げるようにする。
そして更に、第9図及び第10図に示すように、上地層
4aと支持部材5の一端の外周面が形成する角部に鉛か
らなる第1熔接部6aを設ける。これは鉛をおいて半田
ごて等で熔かして融着することにより行われる。この時
、熔けた鉛が下地層3a(9) 及び上地if 4 aの内側と支持部材5の一端の外周
面が形成する僅かな空間内部へも入ってゆく為に、支持
部材5の一端側の外周面と下地N3a及び上地層4aの
内側とが完全に密着固定される。このような作用が完了
すると、もう一方のガラス板1bを前記第3図から第6
図に示す同じ工程によって、その面2b上に下地Jif
3b及び上地N4bを形成する。その後、第9図及び第
10図において形成した支持部材5を有するガラス板1
aを上下方向に反対に向けて、第11図及び第12図に
示すように、その支持部材5の他端の外周面を下地N3
b及び上地N4bの内側へ嵌め込むようにしておく。
この下地N3b及び上地層4bの厚さ等は前記一方のガ
ラス板1aの場合と同じである。このように、一方のガ
ラス板1aを逆向けにして、もう一方のガラス板1bに
上に置いた後、第13図及び第14図に示すように、上
地14bと支持部材5の他端の外周面とによって形成さ
れる角部に鉛を融着してこれら上地層4b及び支持部材
5を固定する。この時、融着した鉛は第2熔接部6bと
しく10) て形成されるが、この場合においても前記と同様に、第
2熔接部6bを形成する鉛が支持部材5の他端外周面と
下地層3b及び上地層4bの内側の僅かな空間に入り込
んで完全に密着される。
以上のようにしてこの2枚のガラス板1aと1bが支持
部材5を介して完全密封固定されるのであるが、この密
封された空間内部に湿った空気が入ヮている場合におい
ては、外気の温度変化によってそれぞれのガラス板1a
、Ibの互いに向い合う面’la、  2bが水蒸気に
よって曇る恐れがあるので、これら一連の作業を乾燥し
た部屋で行うか、もしくは第15図に示すように支持部
材5に2つの穴E及びFをあけ、一方の穴Eから注入器
Gによって窒素ガスを注入し、他方の六Eから内部の空
気を放出するようにして空間内部を窒素ガスで充満させ
た後、双方の穴E、  Fを閉じるようにして窒素ガス
を封入すると、前記したようなガラス面2a、2bの曇
りを完全に除去することができる。下地Jii3a、a
bの上方に上地層4a、4bを設けるのは、下地N3a
、3bの鉛合金の融点(11) と支持部材5の鉛の融点が異なる為、その中間の融点を
有する上地層4a、4bを設けて、この上地層4a、4
bと支持部材5とを融着する為である。
以上の説明からも明らかなように、この発明方法による
と、従来の製造方法のように仕切部材Aの側板Cを閉じ
た形状に折り曲げる際に必要な切り溝りを設けなくても
、支持部材5を形成する鉛の柔軟性によって、下地層3
a、3b及び上地層4a、4bが形成する閉じた形状の
内側にあわせて自由に曲げることができるので、作業が
簡単に且つ能率よ(行える利点がある。又、このような
方法により形成したガラス板の密封構造は前記した通り
、顕著な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの発明のガラス板の密封固定構造
の説明図を示し、第1図は第2図のX−X線一部省略断
面図、第2図は平面図、第3図乃至第14図はこの発明
方法のガラス板の密封固定方法の手順を示す説明図、第
16図乃至第18図(12) は従来のガラス板の密封固定構造の説明図を示し、第1
6図は第17図のY−Y線一部省略断面図、第17図は
平面図、第18図は仕切部材の拡大説明図をそれぞれ示
す。 l a、  l b−−ガラス板、2 a 、  2 
b−相向い合う面、3a、3b−−−一下地層、4 a
 、  4 b・−=上地層、5−・−支持部材、5a
−・−第1熔接部、6b・−第2溶接部。 特許出願人    多 1) 修 三 代 理 人   弁理士  渡辺 三彦〈13) 第1目 第2図 8 j ・ 手続補正書(方式) 昭和58年10月7日 特許庁長官 若杉和夫殿 2、発明の名称 ガラス板の密封固定方法及びガラス板の密封固定構造 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 摂津車乗別府5丁目1の18の1氏名  多1)
修三 4、代理人 〒530電話大阪06 (361) 38
31住所 大阪市北区太融寺町2番21号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2枚のガラス板のそれぞれの一面に鉛50%、錫
    35乃至40%、亜鉛10乃至15%の鉛合金からなる
    閉じた形状の下地層を200°C以上の温度で焼付は固
    着し、この下地層の上面に更に鉛55乃至60%、錫2
    5乃至30%、カドミウム10乃至20%の鉛合金から
    なる上地層を約180°Cの温度で融着し、 一方のガラス板の下地層と上地層から形成される閉じた
    形状の内側に密着するようにして所定高さを有する閉じ
    た形状の鉛の支柱部材の一端を置いて配置し、該支柱部
    材の一端の外周面と前記一方のガラス板の上地層を鉛に
    よって融着して第1熔接部を形成し、 次いで、前記一方のガラス板を裏返しにして前記支柱部
    材の他端をもう一方のガラス板の下地層(1) と上地層が形成する閉じた形状の内側に密着するように
    置いて配置した後、前記支柱部材の他端の外周面ともう
    一方のガラス板の上地層を鉛によって融着して第2熔接
    部を形成することによって、2枚のガラス板の相向う面
    と支持部材によって形成される空間を密封するガラス板
    の密封固定方法。
  2. (2)2枚のガラス板の相向い合う面にそれぞれ焼付は
    固定した鉛合金からなる閉じた形状の下地層と、 該下地層の上面に融着した鉛合金からなる上地層と、 これら下地層と上地層から形成される閉じた形状の内側
    にその両端を密着して配置され、且つ、所定高さを有す
    る鉛の支持部材と、 該支持部材の一端の外周面と一方のガラス板の上地層を
    溶接して形成した第1溶接部と、前記支持部材の他端の
    外周面ともう一方のガラス板の上地層を溶接して形成し
    た第2熔接部と、から構成されるガラス板の密封固定構
    造。 (2)
JP58104644A 1983-06-10 1983-06-10 ガラス板の密封固定方法及びガラス板の密封固定構造 Pending JPS59232945A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014508087A (ja) * 2011-01-31 2014-04-03 ルオヤン ランドグラス テクノロジー カンパニー リミテッド 真空ガラス部材の製造において真空を得る方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014508087A (ja) * 2011-01-31 2014-04-03 ルオヤン ランドグラス テクノロジー カンパニー リミテッド 真空ガラス部材の製造において真空を得る方法

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