JPS592327B2 - 正帰還方式広帯域光検波回路 - Google Patents
正帰還方式広帯域光検波回路Info
- Publication number
- JPS592327B2 JPS592327B2 JP4540077A JP4540077A JPS592327B2 JP S592327 B2 JPS592327 B2 JP S592327B2 JP 4540077 A JP4540077 A JP 4540077A JP 4540077 A JP4540077 A JP 4540077A JP S592327 B2 JPS592327 B2 JP S592327B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical detection
- detection circuit
- positive feedback
- photodiode
- value
- Prior art date
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- Expired
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/04—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements with semiconductor devices only
- H03F3/08—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements with semiconductor devices only controlled by light
- H03F3/087—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements with semiconductor devices only controlled by light with IC amplifier blocks
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、正帰還を施すことによつて広帯域化を図つた
、フォトダイオードを用いた光検波回路に関するもので
ある。
、フォトダイオードを用いた光検波回路に関するもので
ある。
フォトダイオードを用いた光検波回路としては、一般に
第1図に示す回路力囲いられる。
第1図に示す回路力囲いられる。
同図においてDはフォトダイオード、R1は負荷抵抗で
あつて、フォトダイオードDへの逆バイアス電圧の存在
下に、フォトダイオードDへの光入力によつて出力端子
Pに電気出力が生じる。一方、第2図aに示すフォトダ
イオードDは同図をに示す等価回路であられすことがで
きる。
あつて、フォトダイオードDへの逆バイアス電圧の存在
下に、フォトダイオードDへの光入力によつて出力端子
Pに電気出力が生じる。一方、第2図aに示すフォトダ
イオードDは同図をに示す等価回路であられすことがで
きる。
同図においてCdは接合容量、isは光入力に比例して
流れる光電流をあられす等価電流源、rdはリード線の
抵抗を示し、リード線抵抗rdは一般に極めて小さいの
で無視してさしつかえない。従つてリード線抵抗rdを
無視した場合の第1図の光検波回路は、これを第3図の
等価回路であられすことができる。同図においてR1は
負荷抵抗、Cdは接合容量、i。は等価電流源である。
第3図の等価回路において高域カットオフ周波数fc(
−3dB)は周知のようにf0= 2πR7・Cd であられされる。
流れる光電流をあられす等価電流源、rdはリード線の
抵抗を示し、リード線抵抗rdは一般に極めて小さいの
で無視してさしつかえない。従つてリード線抵抗rdを
無視した場合の第1図の光検波回路は、これを第3図の
等価回路であられすことができる。同図においてR1は
負荷抵抗、Cdは接合容量、i。は等価電流源である。
第3図の等価回路において高域カットオフ周波数fc(
−3dB)は周知のようにf0= 2πR7・Cd であられされる。
従つて帯域を広く、すなわちfcを大きくしたい場合は
、接合容量Cdの小さいフォトダイオードを使用するか
、または負荷抵抗R1を小さくすればよい。しかしなが
ら接合容量Cdの値には限度があつて、あまわ小さくす
ることができないので、一般には負荷抵抗R1の値を小
さくするたとによつて、広帯域化を図つている。一方、
第3図の等価回路から明らかなごとく、出力電圧は負荷
抵抗R1の値に比例するので、良好なVN比を得るため
には、負荷抵抗R1は大きい方がよく、従つて広帯域化
と高出力化とは矛盾を生じることになる。本発明はこの
ような矛盾を解消し、負荷抵抗値を低減しないで広帯域
化を図ることができるものである。
、接合容量Cdの小さいフォトダイオードを使用するか
、または負荷抵抗R1を小さくすればよい。しかしなが
ら接合容量Cdの値には限度があつて、あまわ小さくす
ることができないので、一般には負荷抵抗R1の値を小
さくするたとによつて、広帯域化を図つている。一方、
第3図の等価回路から明らかなごとく、出力電圧は負荷
抵抗R1の値に比例するので、良好なVN比を得るため
には、負荷抵抗R1は大きい方がよく、従つて広帯域化
と高出力化とは矛盾を生じることになる。本発明はこの
ような矛盾を解消し、負荷抵抗値を低減しないで広帯域
化を図ることができるものである。
以下図面に基いて本発明を詳細に説明する。第4図は本
発明の一実施例を示すブロック図であり、第5図は第4
図の実施例の等価回路を示したブロック図である。
発明の一実施例を示すブロック図であり、第5図は第4
図の実施例の等価回路を示したブロック図である。
第4図において、1はフォトダイオード、2は複素イン
ピーダンス関数としてF(jω)を有する2端子回路網
、3は負荷抵抗、4は浮遊容量や増巾器5の入力容量等
の和をあられす静電容量、5は増巾器であつて希望帯域
内で増巾度Aの理想増巾器として動作するものである。
ピーダンス関数としてF(jω)を有する2端子回路網
、3は負荷抵抗、4は浮遊容量や増巾器5の入力容量等
の和をあられす静電容量、5は増巾器であつて希望帯域
内で増巾度Aの理想増巾器として動作するものである。
なお第4図のブロック図ではバイアス回路、カップリン
グコンデンサ等は省略してあられされている。第5図の
等価回路においては、第4図のフォトダイオード1は等
価電流源isと接合容量Cdであられされている。
グコンデンサ等は省略してあられされている。第5図の
等価回路においては、第4図のフォトダイオード1は等
価電流源isと接合容量Cdであられされている。
また2端子回路網2と増巾器5は第4図に示されたもの
と変らない。6は第4図の負荷抵抗3と静電容量4の並
列合成検素インピーダンス関数をZ(JO)として2端
子回路網で表現したものである。
と変らない。6は第4図の負荷抵抗3と静電容量4の並
列合成検素インピーダンス関数をZ(JO)として2端
子回路網で表現したものである。
第5図においてEiは増巾盛5の入力端子電圧、EOぱ
増巾器5の出力端子電圧、自ぱ接合容量Cdを流れる電
流とすると、同図についてキルヒホツフの法則を適用し
て、次の連立方程式を得る。これを解いて を得る。
増巾器5の出力端子電圧、自ぱ接合容量Cdを流れる電
流とすると、同図についてキルヒホツフの法則を適用し
て、次の連立方程式を得る。これを解いて を得る。
(d式において右辺をA −R1 −1sとおけば下記
の(e成を得る。これは増巾器の入力側に(R1 −
1sという周波数特性の平坦な電圧が発生する条件を意
味する。ここでCinぱ第4図に於ける静電容量4の値
である。
の(e成を得る。これは増巾器の入力側に(R1 −
1sという周波数特性の平坦な電圧が発生する条件を意
味する。ここでCinぱ第4図に於ける静電容量4の値
である。
従つてF( JcL))を(e)式を満足するように選
べば、大きな値の負荷抵抗R1を使用しても、広帯域化
が図れることが理解されるであろう。また(e成から増
巾器の利得Aぱ、+1より大きく、かつ有限の一定値を
有しなければならないことがわかる。今、(0式でCi
n二C,,A二3とすればF( j(!))−Z( J
O)となり、2端子回路F(JO)は負荷抵抗R1と等
しい値を有する抵抗と、静電容量Cinと等しい値を有
するコンデンサの、並列回路で構成すればよいことにな
る。本発明の実際の効果としては、接合容量Cdとして
3pFの容量値を有するフオトダイオードと、負荷抵抗
R1として50K0の抵抗を用いて力験した結果、高域
カツトオフ周波数FC(−3dB)として6MHゥが得
られた。
べば、大きな値の負荷抵抗R1を使用しても、広帯域化
が図れることが理解されるであろう。また(e成から増
巾器の利得Aぱ、+1より大きく、かつ有限の一定値を
有しなければならないことがわかる。今、(0式でCi
n二C,,A二3とすればF( j(!))−Z( J
O)となり、2端子回路F(JO)は負荷抵抗R1と等
しい値を有する抵抗と、静電容量Cinと等しい値を有
するコンデンサの、並列回路で構成すればよいことにな
る。本発明の実際の効果としては、接合容量Cdとして
3pFの容量値を有するフオトダイオードと、負荷抵抗
R1として50K0の抵抗を用いて力験した結果、高域
カツトオフ周波数FC(−3dB)として6MHゥが得
られた。
これは従来の光検波回路でぱ実現できない値であつて、
本発明の光検波回路の有効なことが理解されるであろう
。本発明の光検波回路の利点としてぱ、広帯域であるこ
とのほか、大きな負荷抵抗値を使用して出力電圧を大き
ぐ増り出せるためシ〜比が良いこと、広帯域であるので
後段の周波数特性の補正が不必要となることが挙げられ
る。
本発明の光検波回路の有効なことが理解されるであろう
。本発明の光検波回路の利点としてぱ、広帯域であるこ
とのほか、大きな負荷抵抗値を使用して出力電圧を大き
ぐ増り出せるためシ〜比が良いこと、広帯域であるので
後段の周波数特性の補正が不必要となることが挙げられ
る。
なお、本発明の光検波回路は正帰還ループを構成してい
るので、増巾度Aの値を理論値より大きぐ選ぶと発振す
る怖れがあり、従つて増巾度の安定性が良好な増巾器を
採用する必要があることに注意すべきである。
るので、増巾度Aの値を理論値より大きぐ選ぶと発振す
る怖れがあり、従つて増巾度の安定性が良好な増巾器を
採用する必要があることに注意すべきである。
本発明の光検波器ぱ光通信システムに訃ける光受信機の
検波部分(受光器)として有用なものであるだけでな〈
、光検波器一般に使用して広帯域化高出力化に有効なも
のである。
検波部分(受光器)として有用なものであるだけでな〈
、光検波器一般に使用して広帯域化高出力化に有効なも
のである。
第1図は従来の光検波回路を示す回路図、第2図ぱフオ
トダイオードの等価回路を示す説明図、第3図ぱ第1図
の従来の光検波回路の等価回路を示す図、第4図は本発
明の一実施例を示すブロツク図、第5図は第4図の実施
例の等価回路を示すプロツク図である。
トダイオードの等価回路を示す説明図、第3図ぱ第1図
の従来の光検波回路の等価回路を示す図、第4図は本発
明の一実施例を示すブロツク図、第5図は第4図の実施
例の等価回路を示すプロツク図である。
Claims (1)
- 1 フォトダイオードと、該フォトダイオードに直列に
接続された2端子回路網と、電圧利得が+1より大きく
かつ有限の一定値である増巾器とを全体として正帰還ル
ープを形成するように結合したことを特徴とする正帰還
方式広帯域光検波回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4540077A JPS592327B2 (ja) | 1977-04-20 | 1977-04-20 | 正帰還方式広帯域光検波回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4540077A JPS592327B2 (ja) | 1977-04-20 | 1977-04-20 | 正帰還方式広帯域光検波回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53130082A JPS53130082A (en) | 1978-11-13 |
JPS592327B2 true JPS592327B2 (ja) | 1984-01-18 |
Family
ID=12718195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4540077A Expired JPS592327B2 (ja) | 1977-04-20 | 1977-04-20 | 正帰還方式広帯域光検波回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS592327B2 (ja) |
-
1977
- 1977-04-20 JP JP4540077A patent/JPS592327B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53130082A (en) | 1978-11-13 |
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