JPH11103219A - 受光増幅装置 - Google Patents

受光増幅装置

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JPH11103219A
JPH11103219A JP9261520A JP26152097A JPH11103219A JP H11103219 A JPH11103219 A JP H11103219A JP 9261520 A JP9261520 A JP 9261520A JP 26152097 A JP26152097 A JP 26152097A JP H11103219 A JPH11103219 A JP H11103219A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 赤外線通信用受信機において、直流光電流に
対する動作レンジを維持しつつ、受光増幅装置部の低ノ
イズ化を比較的簡単な回路と構成で実現すること。 【解決手段】 本発明の受光増幅装置は、受光素子とそ
の光信号電流を増幅処理する回路を有する受光増幅装置
であり、光信号電流を増幅する回路は低周波電流バイパ
ス回路と反転増幅回路とを含み、受光素子は負荷抵抗と
直列接続され、負荷抵抗によって電圧に変換された光信
号電流は低周波電流バイパス回路に入力され、その出力
電圧はコンデンサを介して反転増幅回路に接続されて成
ることを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、赤外線信号受信機
等に使用される受光増幅装置に関し、特に光空間伝送素
子IrDA1.0やIrDA1.01.1に使用される
受光増幅装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在の赤外線を用いたデータ通信は、家
電製品に使用されている最も一般的なリモコンと、パソ
コン機器周辺に使用され統一規格である光空間伝送素子
IrDA1.0やIrDA1.1等とがある。リモコン
については、伝送レートが約1kbpsの単方向通信で
あり、伝送距離が長い(10m以上)という特徴があ
る。一方、光空間伝送素子IrDA1.0、1.1は、
伝送距離は約1mと短いが、伝送レートが9.6k〜4
Mbpsと多量のデータ伝送が双方向通信で行える特徴
がある。今後は、伝送レート向上のための素子の高速化
及び回路の高精度化、伝送距離を伸ばすための素子の高
感度化や、特性向上及び、動作電源電圧範囲の拡大や製
品パッケージの小型化等の実現が必要となる。このよう
な素子の高速高感度化、高精度化に伴う問題点の解決の
ために新しい技術手法が必要となり、ここでは、赤外線
受信機の受光増幅装置部の直流電流除去方法とS/N比
の向上について述べる。
【0003】赤外線データ通信が普及し、高速で、長距
離伝送のための高感度化が課題となっている。図7に、
従来例の赤外線データ通信用受信機の受光増幅部の回路
例を示す。これは、米国特許第5,600,128号公
報(登録日:1997年2月04日)に記載の「光学通
信シスムに対する可変入力抵抗を持つ赤外線受信機」の
主要回路図である。
【0004】図7において、受光素子100のカソード
側は電源VCCに接続され、アノードとGNDの間に負荷
抵抗RAが接続され、その負荷抵抗RA(102)と並列
に低周波電流バイパス回路103が接続されている。低
周波電流バイパス回路はダイオードDAと抵抗RBを直列
に接続した回路と、ダイオードDBとDCとを直列に接続
した回路とから成り、低周波電流バイパス回路の出力は
コンデンサ104を介して、増幅器105へ接続されて
いる。
【0005】以下、この回路の動作について、説明す
る。定性的に説明すれば、まず、直流光が存在せず交流
信号のみが存在する場合、入射光信号P(101)は受
光素子100によって光信号電流に変換され、変換され
た光信号電流Iは負荷抵抗RAによって電圧に変換さ
れ、A−B間に検出電圧VBが発生する。検出電圧VB
コンデンサ104を介して、増幅器105に入力され、
増幅処理される。この先行例で、増幅器の入力インピー
ダンスが充分高いと仮定すれば、増幅器の入力信号Vi
nはそのまま、検出電圧VBの交流成分となる。
【0006】次に、光電流の直流成分が増加して、検出
電圧VBの直流電圧が上昇し、ある電圧値V1に達する
と、ダイオードDAが動作し始め、RBにも電流が流れ始
める。これにより、この部分の抵抗成分が減少して、検
出電圧VBの増加率が小さくなり、信号に対する振幅も
小さくなる。更に、光電流の直流成分が増加し、ある電
圧値V2に達すると、ダイオードDBとDCとが動作し始
め、ほとんどダイオードのオン抵抗のみで決まる抵抗成
分となる。これにより、検出電圧VBの増加率はさらに
減少し、ほぼ電圧値V2で一定となり、信号に対する振
幅も小さくなる。
【0007】以上の様子をグラフに示したものが図8で
ある。図8に示すように、この従来例では、結果的には
負荷となる抵抗を段階的に下げて、直流電流に対する動
作レンジを確保している。また、VTは動作するための
最小電圧である。
【0008】次に、このそれぞれの状態の変化点の電
流、電圧について、数式で説明する。図8の電圧値V1
の点は、ダイオードDAが動作し始める点であり、1個
のダイオードの立ち上がり電圧VBEの値であり、約0.
7Vである。電圧値V2の点は、ダイオードDBとDC
両方が動作し始める電圧であり、2個のダイオードの立
ち上がり電圧の和、即ち、(VBE+VBE)の値であり、
約1.4Vとなる。そして、そのときの電流I1は、 I1≒ 0.7V / RA [10] また、I1からI2までの間は、RAとRBの両方に電流
が流れるので、I2は以下の式で表される。 I2≒I1+0.7V/(RA×RB/(RA+RB)) [11]
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
の受信機の回路においては、負荷抵抗としてあまり大き
な抵抗値を設定すると、受光素子の内部容量Cpdとの
積の時定数によって、応答性が悪くなり、信号速度に追
い付かなくなる現象が生ずる。従って、負荷抵抗RA
有る程度小さな抵抗にする必要がある。しかし、負荷抵
抗の値を小さくし過ぎると、負荷抵抗による熱雑音電流
を小さくできないという問題が生じ、負荷抵抗は適切な
値に設定しなければならない。例えば、現在赤外線通信
規格のIrDA1.1の例で言えば、光感度と応答速度
を満たすため、およそ、以下の条件が必要となる。 Cpd≒25 [pF] fc ≒ 6 [MHz] fcの条件: 3dB帯域幅 この応答速度を満たすために必要な負荷抵抗RAの条件
は、 RA<1/(2πfcCpd)≒1.06 [KΩ] [12] 従って、この場合は、負荷抵抗RAの値として、1KΩ
以上の抵抗値を設定することはできない。一方、長距離
化のための高感度化においては、受光増幅装置の低ノイ
ズ化が必要であり、低ノイズ化のためには、この抵抗R
Aの値を可能な限り大きく設定する必要がある。その理
由は、受光増幅装置の入力換算雑音のうちの負荷抵抗R
による熱雑音電流Inrが以下の式で表されるからであ
る。 Inr = √(4KT/R) [A/√Hz] [13] ここに、K:ボルツマン定数1.38E−23、 T:絶対温度[K] R:負荷抵抗値 従って、負荷抵抗値が1KΩの場合のInrは、 Inr = √(4×(1.38E−23)×300/1000) ≒ 4.07 [pA/√Hz] となり、上述の例では、これ以下の値にノイズに抑える
ことはできない。[式13]で表現される熱雑音電流I
nrと負荷抵抗値Rとの関係を図9に示す。
【0010】しかし現在では、1〜2pA/√Hzの雑
音レベルが要求されており、回路の改善が必要となって
いる。この問題を解決するために、一般的に、アンプ側
の入力インピーダンスを下げてトランスインピーダンス
アンプとし、受光素子の負荷抵抗RAを大きな値に設定
する手法がある。しかしながら、負荷抵抗を大きくする
と直流光電流に対する動作レンジが小さくなってしまう
という問題があり、この直流光電流の動作レンジを確保
することが赤外線受信機の最も大きな課題となってい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
受光増幅装置は、受光素子とその光信号電流を増幅処理
する回路を有する受光増幅装置であり、光信号電流を増
幅する回路は低周波電流バイパス回路と反転増幅回路と
を含み、受光素子は負荷抵抗と直列接続され、負荷抵抗
によって電圧に変換された光信号電流は低周波電流バイ
パス回路に入力され、その出力電圧はコンデンサを介し
て反転増幅回路に接続されて成ることを特徴とするもの
である。
【0012】また、本発明の請求項2記載の受光増幅装
置は、前記低周波電流バイパス回路はローパスフィルタ
回路とトランスコンダクタンスアンプとを含み、前記低
周波電流バイパス回路は該ローパスフィルタ回路の出力
を該トランスコンダクタンスアンプの反転入力と接続
し、該トランスコンダクタンスアンプの出力と該ローパ
スフィルタの入力とを接続して成り、該ローパスフィル
タの入力インピーダンスが低周波帯域で低インピーダン
スとなるようにした構成したことを特徴とするものであ
る。
【0013】また、本発明の請求項3記載の受光増幅装
置は、前記ローパスフィルタ回路は抵抗とコンデンサで
構成されたRCローパスフィルタ回路から成り、前記ト
ランスコンダクタンスアンプは1個以上のバイポーラト
ランジスタと抵抗とから成ることを特徴とするものであ
る。
【0014】また、本発明の請求項4記載の受光増幅装
置は、前記ローパスフィルタ回路は抵抗とコンデンサで
構成されたRCローパスフィルタ回路から成り、前記ト
ランスコンダクタンスアンプはMOSトランジスタから
成ることを特徴とするものである。
【0015】さらに、本発明の請求項5記載の受光増幅
装置は、前記トランスコンダクタンスアンプはダイオー
ドもしくはトランジスタを複数個組合せて成ることを特
徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】図1〜図7は本発明の一実施の形
態に関する図であり、図面に従って説明する。図1は、
本発明の一実施の形態よりなる受光増幅装置の等価回路
であり、本発明の請求項1、2、3及び4に係わる図面
である。
【0017】図1において、受光素子10のカソード側
は電源VCCに接続され、アノードとGNDの間に負荷抵
抗RL(11)が接続され、抵抗RLと並列に低周波電流
バイパス回路12が接続され、さらに、その接続点か
ら、反転増幅回路(トランスインピーダンス増幅回路)
13へコンデンサC2(14)を介して接続されてい
る。
【0018】以下、この回路動作について説明する。定
性的に説明すれば、まず、直流光が存在せず光交流信号
のみが存在する場合、入射光信号P(15)を受光素子
10によって変換された光信号電流IPDは、負荷抵抗R
Lによって検出電圧VAに変換される。検出電圧VAはコ
ンデンサC2(14)へ伝えられ、反転増幅回路13の
光電流IC2として入力される。反転増幅回路13は、入
力インピーダンスが、負荷抵抗RLやコンデンサC2によ
るインピーダンスに比べて充分低い値を持つ。従って、
光電流IC2の交流信号成分は、反転増幅回路13へ流れ
込み、等価トランスインピーダンスRf(18)によっ
て、出力に電圧を発生させる。ここで、C2によるイン
ピーダンス値は、簡単のために、扱う周波数成分におい
て負荷抵抗RLによるインピーダンスと比べて充分低い
ものとする。
【0019】本発明は原理的には、検出電圧VAにコン
デンサC2を介して、反転増幅回路を接続することによ
り、負荷抵抗RLの値を大きくすることが可能となり、
負荷抵抗RLの大きさによる熱雑音電流を低減すること
ができる。しかしながら、単に負荷抵抗RLを大きくし
ただけでは、光信号電流IPDの直流成分に対する動作レ
ンジが減少してしまう問題が生じるが、本発明では、低
周波電流バイパス回路を入力段に設けることにより、こ
の問題を解決した。低周波電流バイパス回路12はロー
パスフィルタ回路17とトランスコンダクタンスアンプ
17とから成る。光信号電流IPDの直流成分に対する低
周波電流バイパス回路12の動作原理を図2を用いて説
明する。
【0020】反転増幅回路13の出力電圧をVBとする
と、 VB=−Rf×IC2 となる。従って、VA点からコンデンサC2(14)を介
して流れ込む電流IC2に比例し、−Rf倍された電圧が
Bに現れる。それと同時に、VA点に発生する雑音電流
も同様に−Rf倍されて出力される。それ故、VA点の
雑音電流の大きさによって、系全体の雑音が決まる。負
荷抵抗RL(11)の値とその抵抗値による熱雑音電流
Inrとの関係は[式13]によって決まるので、結
局、図9に示されるように、熱雑音電流Inrは負荷抵
抗RLの平方根に反比例し、負荷抵抗RLの値が大きい
程、熱雑音電流Inrを小さくすることができる。具体
的には、従来例では負荷抵抗RAの値が1KΩの場合、
熱雑音電流Inrは約4pA/√Hzであり、一方本発
明の場合、負荷抵抗RLの値を100KΩとすることが
できるので、熱雑音電流Inrは約0.4pA/√Hz
となり、熱雑音電流を従来例の十分の一以下とすること
ができる。
【0021】図1で説明した低周波電流バイパス回路1
2の原理を図2に示すブロック図と、数式とを用いて説
明する。図2において、ローパスフィルタ回路16の出
力をトランスコンダクタンスアンプ17の反転入力と接
続し、さらにトランスコンダクタンスアンプ17の出力
とローパスフィルタ回路16の入力とを接続して、ロー
パスフィルタ回路の入力から見たインピーダンスZin
が低周波帯域で低インピーダンスとなるようにに構成す
る。以下、この入力インピーダンスZinの周波数特性
を数式で表すと、図2より、次の2つの式を得る。 Vx =Vin×G/(1+sτ) [1] Iin=Vin×gm [2] ここに、G :ローパスフィルタ回路の増幅度 s :ラプラス演算子(s=jω、ω:周波数) τ :一次ローパスフィルタ回路の時定数 V1:トランスコンダクタンスアンプ回路の入力電圧 gm:トランスコンダクタンスアンプ回路のコンダクタ
ンス [式1]、[式2]より、入力インピーダンスZin
は、 Zin=Vin/Iin=(1+sτ)/(G×gm) [3] G=1とすると、 Zin=(1+sτ)/gm [4] [式4]より、この低周波電流バイパス回路12は、低
周波帯域領域で、コンダクタンスgmの逆数の入力イン
ピーダンスに近づき、直流に対して、gmの逆数の入力
インピーダンスを持つ。また逆に、周波数ωが高くなる
につれて、ほぼ周波数に比例して、入力インピーダンス
Zinが大きくなり、高入力インピーダンスになる。
【0022】図3は、本発明の一実施の形態よりなる受
光増幅装置の低周波電流バイパス回路の具体的な回路例
であり、図3(a)は図1で説明したものであり、図3
(b)はトランジスタQN1の替わりに、MOSトランジ
スタMN1を用いたものである。
【0023】図3(a)において、図2で説明したロー
パスフィルタ回路16は、分割抵抗R1(20)とコン
デンサC1(21)の直列回路であるため、[式4]で
説明した一次ローパスフィルタ回路16の時定数τはR
1×C1となる。また、トランスコンダクタンスアンプ1
7はNPNトランジスタQN1(22)と分割抵抗R
2(23)とで構成されており、コンダクタンスgm≒
1/R2となる。従って、[式4]の入力インピーダン
スZinは、 Zin=(1+sR11)× R2 [5] となる。直流で、R2の入力インピーダンスZinを持
ち、周波数が高くなるにつれて、R11の係数でインピ
ーダンスが上昇し、電流がほとんど流れ込まなくなる。
【0024】次に、光信号電流IPDの直流成分が増加し
て検出電圧VAの直流電圧が上昇し、ある電圧値V1に
達すると、トランジスタQN1(22)が動作し始め、分
割抵抗R1(20)、R2(23)にも電流が流れ始め
る。これにより、この部分の抵抗成分が減少して、検出
電圧VAの変化が小さくなる。本発明の低周波電流バイ
パス回路では、従来例と異なり、分割抵抗R1とコンデ
ンサC1とによって、ローパスフィルタ回路が形成され
ていることである。低周波帯域の電流においては、トラ
ンジスタQN1が動作する。
【0025】次に、高い周波数、すなわち受信すべき高
周波(例えば、数百kHz以上の周波数)の光信号電流
PDにおいては、R1とC1によって形成されたローパス
フィルタ回路16の作用により、トランジスタQN1のベ
ース端子への入力信号の振幅が減衰し、トランジスタQ
N1が動作しなくなる。従って、高周波信号に対しては、
この回路が無い場合と等価な動作となる。
【0026】図3(b)において、トランスコンダクタ
ンスアンプ17はMOSトランジスタ24で構成されて
おり、コンダクタンスgmはMOSトランジスタMN1
コンダクタンスgmmn1となる。従って、[式4]の
入力インピーダンスZinは、 Zin=(1+sR11)/gmmn1 [6] となる。回路動作は図3(a)の場合と同様である。
【0027】図4は、本発明の一実施の形態よりなる受
光増幅装置の低周波電流バイパス回路の他の具体的な回
路例であり、図3(a)で説明したトランスコンダクタ
ンスアンプ17の分割抵抗R2(23)にクランプ用ダ
イオードと抵抗R3との直列回路を並列接続したもので
ある。この結果、低周波電流バイパス回路12のトラン
スコンダクタンスアンプのコンダクタンスを直流電圧に
応じて、段階的に変化させるようにしたものであり、ダ
イオードD1(24)は必要に応じて1個〜複数個組合
されて用いられる。ダイオードD1の直列接続の個数に
応じて、クランプ電圧は決定される。さらに、必要に応
じて1個〜複数個のダイオードを直列並列接続してもよ
いことは当然である。
【0028】図4において、抵抗R3(25)に直流電
流が流れると、検出電圧VAが上昇し、ダイオードD1
オンすると、抵抗R3に電流が流れはじめ、低周波電流
バイパス回路12のトランスコンダクタンスアンプの交
流的なコンダクタンスgmは、R2とR3との並列抵抗で
決まる値のため、コンダクタンスgmは、 gm=R2×R3/(R2+R3) [7] となる。
【0029】図5は、本発明の一実施の形態よりなる受
光増幅装置の低周波電流バイパス回路の他の具体的な回
路例であり、図4で説明したクランプ用ダイオード24
と抵抗R3(25)との直列回路を、NPNトランジス
タQN2(26)と抵抗R3(25)との直列回路、にし
たものである。NPNトランジスタQN2(26)は、そ
のコレクタをトランジスタQN1(22)のコレクタと接
続している。この構成により、トランジスタQN1のベー
ス電流誤差を低減することができる。
【0030】図6は、図4の低周波電流バイパス回路の
直流動作を説明するグラフである。従来例の図8では、
I2以上の高電流域において、飽和していた検出電圧V
0の変化を、直流光電流の増加に応じてゆるやかに増加
する動作となっている。
【0031】次に、このそれぞれの状態の変化点の電
流、電圧について、数式で説明する。図6の電圧値V1
の点は、図4のNPNトランジスタQN1(22)が動作
し始める電圧VBEの値であり、約0.7Vである。この
時、直流光電流はI1である。
【0032】次に、電圧値V2の点は、ダイオードD1
(24)が動作し始める電圧であり、NPNトランジス
タQN1の立ち上がり電圧とダイオードD1(24)の立
ち上がり電圧との和となる。数式で説明すると、電流I
1は、 I1≒ 0.7V / RL [8] また、I1からI2までの間は、RLとR1の両方に電流
が流れるので、I2は、 I2≒I1+0.7V/(RL×R1/(RL+R1)) [9] このように、本発明の低周波電流バイパス回路12のト
ランスコンダクタンスアンプの部分を本発明の実施例の
ように構成することで、従来例と同様な直流光電流に対
する動作レンジを確保し得ると共に、I2以上の高電流
域においても、検出電圧VAの変化は飽和することな
く、直流光電流の増加に応じてゆるやかに増加する動作
となっている。
【0033】例えは、図3(a)または図3(b)に示
した本発明の一実施の形態よりなる受光増幅装置の回路
構成をとることにより、受光素子の負荷抵抗RLを従来
例の回路よりもかなり大きく設定することができる。例
えば、100KΩ程度の値に設定したとしても、回路は
応答速度を維持しつつ動作することができる。抵抗値1
00KΩの場合の負荷抵抗による熱雑音Inrを[式1
3]により計算すると、 Inr=√(4×(1.38E−23)×300/100000) ≒0.407[pA/√Hz] となり、従来例と比較して、低ノイズ化が可能となる。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1記載の
受光増幅装置は、受光増幅装置は、受光素子とその光信
号電流を増幅処理する回路を有する受光増幅装置であ
り、光信号電流を増幅する回路は低周波電流バイパス回
路と反転増幅回路とを含み、受光素子は負荷抵抗と直列
接続され、負荷抵抗によって電圧に変換された光信号電
流は低周波電流バイパス回路に入力され、その出力電圧
はコンデンサを介して反転増幅回路に接続されて成るこ
とを特徴とするものである。従って、請求項1記載の受
光増幅装置によれば、大きな負荷抵抗RLを用いること
ができ、その結果熱雑音電流を低減でき、受光増幅装置
部の低ノイズ化を実現できると共に、光信号電流IPD
直流成分に対する動作レンジを拡大することができる。
【0035】また、本発明の請求項2記載の受光増幅装
置は、前記低周波電流バイパス回路はローパスフィルタ
回路とトランスコンダクタンスアンプとを含み、前記低
周波電流バイパス回路は該ローパスフィルタ回路の出力
を該トランスコンダクタンスアンプの反転入力と接続
し、該トランスコンダクタンスアンプの出力と該ローパ
スフィルタの入力とを接続して成り、該ローパスフィル
タの入力インピーダンスが低周波帯域で低インピーダン
スとなるようにした構成したことを特徴とするものであ
る。従って、請求項2記載の受光増幅装置によれば、低
周波電流バイパス回路を簡単な回路構成としながら、十
分な光信号電流IPDの直流成分に対する十分なる動作レ
ンジを得ることができる。
【0036】また、本発明の請求項3記載の受光増幅装
置は、前記ローパスフィルタ回路は抵抗とコンデンサで
構成されたRCローパスフィルタ回路から成り、前記ト
ランスコンダクタンスアンプは1個以上のバイポーラト
ランジスタと抵抗とから成ることを特徴とするものであ
る。従って、請求項3記載の受光増幅装置によれば、低
周波電流バイパス回路を簡単な回路構成としながら、十
分な光信号電流IPDの直流成分に対する十分なる動作レ
ンジを得ることができる。
【0037】また、本発明の請求項4記載の受光増幅装
置によれば、前記ローパスフィルタ回路は抵抗とコンデ
ンサで構成されたRCローパスフィルタ回路から成り、
前記トランスコンダクタンスアンプはMOSトランジス
タから成ることを特徴とするものである。従って、請求
項4記載の受光増幅装置によれば、低周波電流バイパス
回路をMOSトランジスタの簡単な回路構成としなが
ら、十分な光信号電流IPDの直流成分に対する十分な動
作レンジを得ることができる。
【0038】さらに、本発明の請求項5記載の受光増幅
装置によれば、前記トランスコンダクタンスアンプはダ
イオードもしくはトランジスタを複数個組合せて成るこ
とを特徴とするものである。従って、請求項5記載の受
光増幅装置によれば、低周波電流バイパス回路を簡単な
回路構成としながら、トランスコンダクタンスアンプ自
身の動作レンジを拡大することができ、低周波電流バイ
パス回路の動作レンジを拡大することができる。
【0039】また、本発明によれば、受光増幅装置を比
較的簡単な回路と構成で実現でき、回路構成の簡単さゆ
えに、ほとんどコストアップも素子サイズのアップも伴
わずに実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態よりなる受光増幅装置の
等価回路である。
【図2】本発明の一実施の形態よりなる受光増幅装置の
低周波電流バイパス回路の原理を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の一実施の形態よりなる受光増幅装置の
低周波電流バイパス回路の具体的な回路例であり、
(a)はローパスフィルタ回路を分割抵抗R1とコンデ
ンサC1の直列回路で構成し、トランスコンダクタンス
アンプをNPNトランジスタQN1と分割抵抗R2とで構
成した例であり、(b)は(a)のトランジスタQN1
替わりに、MOSトランジスタMN1を用て構成した例で
ある。
【図4】本発明の一実施の形態よりなる受光増幅装置の
低周波電流バイパス回路の具体的な回路例であり、ロー
パスフィルタ回路を分割抵抗R1とコンデンサC1の直列
回路で構成し、トランスコンダクタンスアンプをNPN
トランジスタQN1と分割抵抗R2と、ダイオードと抵抗
とで構成した例である。
【図5】本発明の一実施の形態よりなる受光増幅装置の
低周波電流バイパス回路の具体的な回路例であり、ロー
パスフィルタ回路を分割抵抗R1とコンデンサC1の直列
回路で構成し、トランスコンダクタンスアンプをNPN
トランジスタQN1と分割抵抗R2と、NPNトランジス
タQN2と抵抗とで構成した例である。
【図6】本発明の一実施の形態よりなる受光増幅装置の
図4の低周波電流バイパス回路の直流動作を説明するグ
ラフである。
【図7】従来例の赤外線データ通信用受信機の受光増幅
部の回路例である。
【図8】従来例の赤外線データ通信用受信機の受光増幅
部の直流電流に対する動作を説明する図である。
【図9】[式13]で表現される熱雑音電流Inrと負
荷抵抗値Rとの関係を示す図である。
【符号の説明】
10 受光素子 11 負荷抵抗RL 12 低周波電流バイパス回路 13 反転増幅回路(トランスインピーダンス増幅回
路) 14 コンデンサC2 15 入射光信号P 16 ローパスフィルタ回路 17 トランスコンダクタンスアンプ 18 等価トランスインピーダンス抵抗Rf 20 分割抵抗R1 21 コンデンサC1 22 NPNトランジスタQN1 23 分割抵抗R2 24 ダイオードD1 24 MOSトランジスタ 25 抵抗R3 26 NPNトランジスタQN21 ダイオード G ローパスフィルタ回路の増幅度 GND アース IC2 反転増幅回路13へ入力サレル光電流 Rf 等価トランスインピーダンス R3 抵抗 V1 トランスコンダクタンスアンプ回路の入力電圧
(ダイオードDAが動作し始める電圧) V2 トランスコンダクタンスアンプ回路の入力電圧
(ダイオード24が動作し始める電圧) VA 検出電圧VAの直流電圧が上昇し、 VCC 電源 Zin ローパスフィルタ回路の入力から見たインピー
ダンス gm トランスコンダクタンスアンプ回路のコンダク
タンス s ラプラス演算子 τ 一次ローパスフィルタ回路の時定数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 10/06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受光素子とその光信号電流を増幅処理す
    る回路を有する受光増幅装置において、光信号電流を増
    幅する回路は低周波電流バイパス回路と反転増幅回路
    (トランスインピーダンス増幅回路)とを含み、受光素
    子は負荷抵抗と直列接続され、負荷抵抗によって電圧に
    変換された光信号電流は低周波電流バイパス回路に入力
    され、その出力電圧はコンデンサを介して反転増幅回路
    に接続されて成ることを特徴とする受光増幅装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の受光増幅装置において、
    前記低周波電流バイパス回路はローパスフィルタ回路と
    トランスコンダクタンスアンプとを含み、前記低周波電
    流バイパス回路は該ローパスフィルタ回路の出力を該ト
    ランスコンダクタンスアンプの反転入力と接続し、該ト
    ランスコンダクタンスアンプの出力と該ローパスフィル
    タの入力とを接続して成り、該ローパスフィルタの入力
    インピーダンスが低周波帯域で低インピーダンスとなる
    ようにした構成したことを特徴とする受光増幅装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の受光増幅装置において、
    前記ローパスフィルタ回路は抵抗とコンデンサで構成さ
    れたRCローパスフィルタ回路から成り、前記トランス
    コンダクタンスアンプは1個以上のバイポーラトランジ
    スタと抵抗とから成ることを特徴とする受光増幅装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の受光増幅装置において、
    前記ローパスフィルタ回路は抵抗とコンデンサで構成さ
    れたRCローパスフィルタ回路から成り、前記トランス
    コンダクタンスアンプはMOSトランジスタから成るこ
    とを特徴とする受光増幅装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の受光増幅装置において、
    前記トランスコンダクタンスアンプはダイオードもしく
    はトランジスタを複数個組合せて成ることを特徴とする
    受光増幅装置。
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