JPS592317Y2 - 伸縮式門扉の車輪装置 - Google Patents
伸縮式門扉の車輪装置Info
- Publication number
- JPS592317Y2 JPS592317Y2 JP8607280U JP8607280U JPS592317Y2 JP S592317 Y2 JPS592317 Y2 JP S592317Y2 JP 8607280 U JP8607280 U JP 8607280U JP 8607280 U JP8607280 U JP 8607280U JP S592317 Y2 JPS592317 Y2 JP S592317Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door body
- pantograph
- groove
- fixed shaft
- intersection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
- Gates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は伸縮式門扉の車輪装置に関するものであり、特に
扉体の移動側下端部に車輪を施し、扉体を折り畳んだ際
に扉体を前後方向に回動させる回転収納方式の伸縮式門
扉の車輪装置であり、その目的とする処は扉体の開閉を
円滑に行なうと共に扉体を開いた際に扉体の横振れを防
いで安定に自立させることにある。
扉体の移動側下端部に車輪を施し、扉体を折り畳んだ際
に扉体を前後方向に回動させる回転収納方式の伸縮式門
扉の車輪装置であり、その目的とする処は扉体の開閉を
円滑に行なうと共に扉体を開いた際に扉体の横振れを防
いで安定に自立させることにある。
従来この種の門扉にあっては、車輪を首振り自在として
取り付けたに留まるから、扉体の開閉あるいは回転収納
に際して車輪の向きはまちまちであり、必ずしも進行方
向と一致しないため、車輪部分に過度の負荷が掛って円
滑に作動し難いものであり、また扉体を開く際に敷設面
に施されている船底状落し金具に車輪を嵌み合わせる操
作が甚だ煩雑なものであった。
取り付けたに留まるから、扉体の開閉あるいは回転収納
に際して車輪の向きはまちまちであり、必ずしも進行方
向と一致しないため、車輪部分に過度の負荷が掛って円
滑に作動し難いものであり、また扉体を開く際に敷設面
に施されている船底状落し金具に車輪を嵌み合わせる操
作が甚だ煩雑なものであった。
本案は、このような事情に鑑みて為されたものであり、
扉体の上下部にパンタグラフ部材１，１・・・を水平位
置でＸ字状に交差して配設した伸縮式門扉において、扉
体の移動側下端におけるパンタグラフ部材１，１の中央
交差部と菱形状となる位置に二股状補助リンク４，４を
配設し、パンタグラフ部材１と補助リンク４及び両補助
リンクの交点を夫々枢軸支し、二股状補助リンク４，４
の支軸に対し内方を底溝状部５とし且つ外方を狭溝状部
６としたガイド溝７を設けたガイド鈑８を軸着し、パン
タグラフ部材１，１の中央交差部に断面を非円形状とし
た固定軸９を有する車輪２を該固定軸をガイド鈑８のガ
イド溝７に遊嵌して首振り自在に定着することによって
、所期の目的を達成したものである。
扉体の上下部にパンタグラフ部材１，１・・・を水平位
置でＸ字状に交差して配設した伸縮式門扉において、扉
体の移動側下端におけるパンタグラフ部材１，１の中央
交差部と菱形状となる位置に二股状補助リンク４，４を
配設し、パンタグラフ部材１と補助リンク４及び両補助
リンクの交点を夫々枢軸支し、二股状補助リンク４，４
の支軸に対し内方を底溝状部５とし且つ外方を狭溝状部
６としたガイド溝７を設けたガイド鈑８を軸着し、パン
タグラフ部材１，１の中央交差部に断面を非円形状とし
た固定軸９を有する車輪２を該固定軸をガイド鈑８のガ
イド溝７に遊嵌して首振り自在に定着することによって
、所期の目的を達成したものである。
図面に示した門扉は、コの字状枠によってパンタグラフ
部材１，１・・・を形威し、車輪２の取付位置に該パン
タグラフ部材１とＸ字状に交差する補助パンタグラフ部
材３を配設し、パンタグラフ部材１と補助パンタグラフ
部材３の中央交差部と菱形状となる位置に二股状補助リ
ンク４，４を配設し、交差する各端部を枢軸支し且つ補
助リンク４゜４の交差部に底溝状部５と狭溝状部６から
なるガイド溝７を有するガイド鈑８の一端を固着し、車
輪２を一体的に作動する固定軸９をガイド鈑８のガイド
溝７に挿嵌してパンタグラフ部材１，１の中央交差部に
首振り自在として装着するに当り、ガイド溝７に嵌み合
う固定軸９の断面を非円形状とし、扉体が開かれた状態
において、固定軸９の小径部をガイド溝７の狭溝状部６
に嵌合し、扉体が閉じられた状態において固定軸９をガ
イド溝７の底溝状部５に係合させたものである。
部材１，１・・・を形威し、車輪２の取付位置に該パン
タグラフ部材１とＸ字状に交差する補助パンタグラフ部
材３を配設し、パンタグラフ部材１と補助パンタグラフ
部材３の中央交差部と菱形状となる位置に二股状補助リ
ンク４，４を配設し、交差する各端部を枢軸支し且つ補
助リンク４゜４の交差部に底溝状部５と狭溝状部６から
なるガイド溝７を有するガイド鈑８の一端を固着し、車
輪２を一体的に作動する固定軸９をガイド鈑８のガイド
溝７に挿嵌してパンタグラフ部材１，１の中央交差部に
首振り自在として装着するに当り、ガイド溝７に嵌み合
う固定軸９の断面を非円形状とし、扉体が開かれた状態
において、固定軸９の小径部をガイド溝７の狭溝状部６
に嵌合し、扉体が閉じられた状態において固定軸９をガ
イド溝７の底溝状部５に係合させたものである。
図中１０は門柱、１１は蝶番、１２は船底状落し受金具
を表わす。
を表わす。
本案は上記の如き構成であり、扉体の移動側下端におけ
るパンタグラフ部材１，１の中央交差部と菱形状となる
位置に二股状補助リンク４，４を配設して各交点を枢軸
支し、二股状補助リンク４゜４の支軸に対し内方を底溝
状部５とし且つ外方を狭溝状部６としたガイド溝７を設
けたガイド鈑８を軸着し、パンタグラフ部材１，１の中
央交差部に断面を非円形状とし、扉体が開かれた状態に
おいて固定軸９の小径部をガイド溝７の狭溝状部６に嵌
合し、扉体が閉じられた状態において固定軸９をガイド
溝７の底溝状部５に係合させたものであるため、扉体を
開く際には、固定軸９の小径部がガイド溝７の狭溝状部
６に嵌合して、車輪２を扉体の進行方向と平行状態に存
らしめて、車輪２を極めて容易に船底状落し受金具１２
に誘導することができ、車輪２を落し受金具１２にセッ
トすれば、固定軸９がガイド鈑８のガイド溝１に嵌合し
て車輪と扉体が一体的に連繋されるため、扉体の横振れ
を抑制して扉体を安定に自立させることができる。
るパンタグラフ部材１，１の中央交差部と菱形状となる
位置に二股状補助リンク４，４を配設して各交点を枢軸
支し、二股状補助リンク４゜４の支軸に対し内方を底溝
状部５とし且つ外方を狭溝状部６としたガイド溝７を設
けたガイド鈑８を軸着し、パンタグラフ部材１，１の中
央交差部に断面を非円形状とし、扉体が開かれた状態に
おいて固定軸９の小径部をガイド溝７の狭溝状部６に嵌
合し、扉体が閉じられた状態において固定軸９をガイド
溝７の底溝状部５に係合させたものであるため、扉体を
開く際には、固定軸９の小径部がガイド溝７の狭溝状部
６に嵌合して、車輪２を扉体の進行方向と平行状態に存
らしめて、車輪２を極めて容易に船底状落し受金具１２
に誘導することができ、車輪２を落し受金具１２にセッ
トすれば、固定軸９がガイド鈑８のガイド溝１に嵌合し
て車輪と扉体が一体的に連繋されるため、扉体の横振れ
を抑制して扉体を安定に自立させることができる。
また扉体を閉じる際には、固定軸９がガイド溝７の底溝
状部５に係合し固定軸９はガイド溝内で自由に回転する
ことができるため、扉体を門柱１１の前後方向に回動す
れば固定軸９は直ちに車輪２が回動方向に沿う位置に転
動するので、扉体を抵抗なく回転収納させることができ
る。
状部５に係合し固定軸９はガイド溝内で自由に回転する
ことができるため、扉体を門柱１１の前後方向に回動す
れば固定軸９は直ちに車輪２が回動方向に沿う位置に転
動するので、扉体を抵抗なく回転収納させることができ
る。
更に本案装置によれば、パンタグラフ部材１゜１の中央
交差部と菱形状をなす位置に枢軸支した一二股状補助リ
ンク４，４の支軸にガイド鈑８を固着し、扉体の伸び縮
みに応じてパンタグラフ部材１．１・・・の交差角度が
変化すると直ちにガイド鈑８が作動し、車輪２の非円形
状固定軸９に同期的に力が伝達されて開閉時の操作を極
めて円滑に為し得るものである。
交差部と菱形状をなす位置に枢軸支した一二股状補助リ
ンク４，４の支軸にガイド鈑８を固着し、扉体の伸び縮
みに応じてパンタグラフ部材１．１・・・の交差角度が
変化すると直ちにガイド鈑８が作動し、車輪２の非円形
状固定軸９に同期的に力が伝達されて開閉時の操作を極
めて円滑に為し得るものである。
第１図は本案装置の一例を示す斜視図、第２図は同じく
扉体の開いた状態における要部縦断拡大図、第３図は第
２図におけるＡ−Ａ線断面図、第４図は同しく扉体の閉
じた状態における要部縦断拡大図、第５図は第４図にお
けるＢ−Ｂ線断面図であり、図中１はパンタグラフ部材
、２は車輪、４は補助リンク、５は底溝状部、６は狭溝
状部、７はガイド溝、８はガイド鈑、９は固定軸を表わ
す。
扉体の開いた状態における要部縦断拡大図、第３図は第
２図におけるＡ−Ａ線断面図、第４図は同しく扉体の閉
じた状態における要部縦断拡大図、第５図は第４図にお
けるＢ−Ｂ線断面図であり、図中１はパンタグラフ部材
、２は車輪、４は補助リンク、５は底溝状部、６は狭溝
状部、７はガイド溝、８はガイド鈑、９は固定軸を表わ
す。
Claims (1)
- 扉体の上下部にパンタグラフ部材を水平位置でＸ字状に
交差して配設した伸縮式門扉において、扉体の移動側下
端におけるパンタグラフ部材の中央交差部と菱形状とな
る位置に二股状補助リンクを配設し、パンタグラフ部材
と補助リンク及び両補助リンクの交点を夫々枢軸支し、
二股状補助リンクの支軸に対し内方を底溝状部とし且つ
外方を狭溝状部としたガイド溝を設けたガイド鈑を軸着
し、パンタグラフ部材の中央交差部に断面を非円形状と
した固定軸を有する車輪を該固定軸をガイド鈑のガイド
溝に遊嵌して首振り自在に定着したことを特徴とする伸
縮式門扉の車輪装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8607280U JPS592317Y2 (ja) | 1980-06-18 | 1980-06-18 | 伸縮式門扉の車輪装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8607280U JPS592317Y2 (ja) | 1980-06-18 | 1980-06-18 | 伸縮式門扉の車輪装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5716498U JPS5716498U (ja) | 1982-01-27 |
| JPS592317Y2 true JPS592317Y2 (ja) | 1984-01-21 |
Family
ID=29448282
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8607280U Expired JPS592317Y2 (ja) | 1980-06-18 | 1980-06-18 | 伸縮式門扉の車輪装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS592317Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-06-18 JP JP8607280U patent/JPS592317Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5716498U (ja) | 1982-01-27 |
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