JPS6321680Y2 - - Google Patents

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JPS6321680Y2
JPS6321680Y2 JP377782U JP377782U JPS6321680Y2 JP S6321680 Y2 JPS6321680 Y2 JP S6321680Y2 JP 377782 U JP377782 U JP 377782U JP 377782 U JP377782 U JP 377782U JP S6321680 Y2 JPS6321680 Y2 JP S6321680Y2
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JP
Japan
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door body
connecting rod
spindle
hinge piece
door
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JP377782U
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English (en)
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JPS58105998U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は折り畳み門扉の車輪装置に関するもので
あり、特に複数個の扉体を左右方向に蝶番を介し
て接続し、扉体の下方部にパンタグラフ状に交差
する連結桿を配置した折り畳み門扉における車輪
装置に係るものである。
従来パンタグラフ伸縮機構を備えた門扉の車輪
装置は、実公昭51−51740号公報、同51−51741号
公報、同54−29162号公報、実開昭54−104141号
公報等に記載されて広く知られているが、隣り合
う扉体の側部を蝶番によつて連結した折り畳み門
扉にあつては、扉体を一直線状に伸長した場合
に、扉体の移動端側から扉体の固定端側に向かつ
て力を加えても、扉体に対して前後方向の力を加
えない限り扉体を折り畳むことができないので、
扉体の下方部に連結桿をパンタグラフ状に施し、
これに車輪装置を取り付けて扉体を安定に自立さ
せることは不可能であると考えられていた。
本考案者等はこのような折り畳み門扉におい
て、既に隣り合う扉体の側部を蝶着するに当り、
蝶番片の上下位置で相反する方向に大きく突出さ
せた支軸部と小さく突出させた支軸部を形成した
ものと蝶番片の上下位置で相反する方向に小さく
突出させた支軸部と大きく突出させた支軸部を有
するものを対状に組み合わせ一方蝶番片の大きく
突出させた支軸部と他方蝶番片の小さく突出させ
た支軸部の間に羽根板をV字状として配設し回動
自在に軸着した蝶番を用いることによつて、一直
線状に伸長した扉体を移動端側から扉体の固定端
側に向かつて力を加えて円滑に開閉し得ることを
見い出した。〔特願昭56−181655号(特公昭62−
32313号公報)〕 この種門扉をレール上に安定して走行させるに
は車輪受台を常にレールに対して直交させる必要
がある。しかしながら本案門扉は特殊な蝶番を用
いているため、実開昭54−104141号公報に示すよ
うなピン軸を直線状のガイド溝に嵌合した車輪装
置を適応することができない。そこで本考案者等
は車輪受台に彎曲状のガイド溝を設け、これに扉
体のピン軸を嵌合し、車輪受台と扉体とを相対的
に移動させることによつて、本案を完遂するに至
つた。
すなわち、本案は扉体1,1…を左右方向に複
数個配設し、隣接する扉体1,1の側部を蝶番す
るに当たり、蝶番片の上下位置で相反する方向に
大きく突出させた支軸部9と小さく突出させた支
軸部10を形成したものと蝶番片の上下位置で相
反する方向に小さく突出させた支軸部10と大き
く突出させた支軸部9を有するものを対状に組み
合わせ、一方蝶番片の大きく突出させた支軸部9
と他方蝶番片の小さく突出させた支軸部10の間
に羽根板11,11をV字状として配設し回動自
在に軸着した蝶番2を用い、各扉体1,1…の下
方部に前記扉体とX字状に交差する連結桿3,3
…を配設し、扉体1,1…と連結桿3,3…の交
差位置及び隣り合う連結桿3,3の端部を夫々回
動自在に軸着し、適宜な位置の扉体下方部に両端
部に車輪4,4を取付けた車輪受台5を、扉体1
と連結桿3の夫々に端部を回動自在に軸着し且つ
ハの字状に配置したリンク6,6に枢軸支して設
け、前記車輪受台5の中央部に形成した彎曲状ガ
イド溝7に、扉体1と連結桿3を枢支するピン軸
8を下方に突出して嵌合させることにより、各扉
体1,1…が伸長状態から互いに重なり合う状態
に変化する折り畳み門扉の開閉において、車輪
4,4を有する車輪受台5を扉体の開閉方向に対
して直交する方向に位置させて、扉体を常に安定
に自立させ且つ円滑に作動させたものである。
本案折り畳み門扉の開閉時における扉体1と連
結桿3及び車輪受台5との動きを具体的に説明す
ると、第8図に示したように一直線状に伸長した
状態から少し折り畳まれた状態までの間は、蝶番
2の支軸部9と扉体1と連結桿3を枢支するピン
軸8を結ぶ点線及び連結桿3,3の端部を枢支連
結する枢支軸Aとピン軸8を結ぶ一点鎖線がなす
X字状リンク機構によつて扉体が作動し、蝶番2
の上下羽根板11,11が重なる状態まで扉体が
折り畳まれたのちは、支軸部10とピン軸8を結
ぶ二点鎖線及び枢支軸Aとピン軸8を結ぶ一点鎖
線がなすX字状リンク機構によつて扉体が作動す
る。
従つて、扉体を折り畳む際に伸縮機構を形成す
る一方のリンク機成部は直線8,9から直線8,
10に替わつてその長さが短くなり、他方のリン
ク構成部(直線8,)との長さに変化を生じる
ため、中央線0,0′と各々のリンク構成部材の
開き角度∠α,∠βが等角度に作動せず、リンク
6,6に連繋された車輪受台5を中央線0,0′
に対して直交状態に存らしめることができない。
それ故本案車輪装置は、車輪受台5に彎曲状ガ
イド溝7として設け、ピン軸8を中央線0,0′
より外れて動くようにすることによつて、車輪受
台5を中央線0,0′に対して直交状態に維持さ
せたものである。
本案の実施に当つては、連結桿3,3…を扉体
1と車輪受台5の間に配設されたリンク6を支え
る固定軸12と接触しないように3の字状に屈曲
させて、扉体1,1…を縮めた際に隣接する扉体
を重なり合う状態に存らしめることができ、また
車輪受台5に形成するガイド溝7は、車輪受台5
が扉体1と扉体の横幅より長い連結桿3をX字状
に交差させた伸縮機構に、リンク6,6を介して
施されているため、車輪受台5を扉体の開閉方向
と直交した位置に存らしめるために彎曲状としな
ければならず、その形状については扉体1と連結
桿3の長さ及びその交差位置、扉体1,1を接続
する蝶番2の支点及び各連結桿3,3のピン結合
位置によつて理論的に求めることができ、また車
輪受台5にはリンク6,6の過度な動きを規制す
るためにストッパーを形成すべきである。
図中1′は扉体1の約半幅からなる補助扉体、
3′は補助連結桿、13は門柱、14はヒンジ金
具、15は接続補助金具、16は施錠金具を表わ
す。
本案は上記の如き構成であり、扉体1,1…の
下方部に車輪を設けるに当たり、扉体1と連結桿
3の夫々にその端部を枢軸支し且つハの字状に配
置したリンク6,6に車輪受台5を枢軸支して設
け、前記車輪受台5の中央部に彎曲状ガイド溝7
を形成し扉体1と連結桿3を枢支するピン軸8を
下方に突出させて前記ガイド溝7に嵌合させたも
のであるから、扉体を縮めた状態から伸長させる
場合あるいは開いた状態から閉じた状態に変化さ
せる場合において、車輪4,4を有する車輪受台
5は両端部がピン結合されてハの字状に配置され
たリンク6,6並びに扉体1と連結桿3を枢支す
るピン軸8と車輪受台5の彎曲状ガイド溝7の嵌
み合いによつて、常に扉体の開閉方向に対して直
交する向きに規制され、扉体を安定に自立して円
滑に開閉しうるものである。
本案によれば、車輪受台を扉体の開閉方向に対
して常に直交する向きに位置しうるので、折り畳
み門扉を平行ガイドレール上で走行させることが
でき、その開閉時に扉体が路上に出て通行の障害
となるなどのトラブルを完避することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案装置を備えた折り畳み門扉の一例
を示す開いた状態の正面図、第2図は同じく平面
図、第3図は同じく一部欠載要部拡大平面図、第
4図は同じく一部欠載一部断面要部拡大側面図、
第5図は同じく一部欠載要部拡大平面図、第6図
は本案蝶番の使用状態を示す拡大斜視図、第7図
は本案車輪受台の拡大平面図、第8図は本案装置
の作動状態を示す概要図であり、図中1は扉体、
2は蝶番、3は連結桿、4は車輪、5は車輪受
台、6はリンク、7はガイド溝、8はピン軸を表
わす。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扉体を左右方向に複数個配設し、隣接する扉体
    の側部を蝶着するに当り、蝶番片の上下位置で相
    反する方向に大きく突出させた支軸部と小さく突
    出させた支軸部を形成したものと蝶番片の上下位
    置で相反する方向に小さく突出させた支軸部と大
    きく突出させた支軸部を有するものを対状に組み
    合わせ、一方蝶番片の大きく突出させた支軸部と
    他方蝶番片の小さく突出させた支軸部の間に羽根
    板をV字状として配設し回動自在に軸着した蝶番
    を用いた門扉において、各扉体の下方部に前記扉
    体とX字状に交差する連結桿を配設し、扉体と該
    連結桿の交差位置及び隣り合う連結桿の端部を
    夫々回動自在に軸着し、適宜な位置の扉体下方部
    に両端部に車輪を取付けた車輪受台を、扉体と連
    結桿の夫々に端部を回動自在に軸着し且つハの字
    状に配置したリンクに枢軸支して設け、前記車輪
    受台の中央部に形成した彎曲状ガイド溝に扉体と
    連結桿を枢支するピン軸を下方に突出して嵌合さ
    せたことを特徴とする折り畳み門扉の車輪装置。
JP377782U 1982-01-13 1982-01-13 折り畳み門扉の車輪装置 Granted JPS58105998U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP377782U JPS58105998U (ja) 1982-01-13 1982-01-13 折り畳み門扉の車輪装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP377782U JPS58105998U (ja) 1982-01-13 1982-01-13 折り畳み門扉の車輪装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58105998U JPS58105998U (ja) 1983-07-19
JPS6321680Y2 true JPS6321680Y2 (ja) 1988-06-15

Family

ID=30016671

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP377782U Granted JPS58105998U (ja) 1982-01-13 1982-01-13 折り畳み門扉の車輪装置

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JPS58105998U (ja) 1983-07-19

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